具志堅京子



OKINAWA

南風の夕暮れ

PACIFIC MOON
CHCB-10024(PMR-0024) (日本盤)

# 1東門(津波恒徳)<5:33>
# 2影ゆ残ち(宮城亀郁、金城実)<4:10>
# 3懐かしき故郷(普久原朝喜)<4:56>
# 4南洋浜千鳥(琉球民謡)<4:55>
# 5多良間ションガネー(宮古民謡)<5:03>
# 6西武門節(川田松夫、琉球民謡)<5:31>
# 7柳情話(津波恒徳)<3:47>
# 8遊びションカネー(琉球民謡)<6:28>
# 9朝花(琉球民謡)<3:48>
#10意見あやぐ(嘉手苅ウシ、琉球民謡)<4:35>
#11国頭サバクイ(琉球民謡)<3:37>
#12梅の香り(琉球民謡)<3:59>

歌 : 具志堅京子

「懐かしき故郷」(歌):具志堅京子 / 安里勇
「西武門節」(歌):具志堅京子 / 名護良一
「国頭サバクイ」(歌):具志堅京子
(囃子):名護良一 / 照屋寛徳 / 安里勇
三線:具志堅京子 / 名護良一 / 安里勇 / 照屋寛徳
シンセサイザー・プログラミング:山下恭文(SYS) / 山下力哉

produced by KAZUMASA YOSHIOKA
recorded by TOHRU ABE, TOMOHIRO SATO
assisted by CHIFUMI KARASAWA
mixed by TOMOHIRO SATO
recorded at MIT STUDIO
recorded, mixed at FLAMINGO SOUND

©℗2000 CHAPTER ONE Co.,Ltd.

 近年作られた曲や古くからの曲など、沖縄の歌の「定番」を集めたアルバムです。“三線”の音色や、独特の音階については、改めて申し上げるまでもないでしょう。

 封入の解説に、芸暦30年にしてのアルバムデビューとあります。ずっと、録音という形を取らずに歌い続けて来られたわけです。その歌声は、穏やかな中に厳しさを湛え、ずしりと響くものがあります。

 アルバム全編に渡り、シンセサイザーがバックで鳴っているのは、好みの分かれるところ。“三線”と電子音の出会いなわけですが、現代ならではの味付けという捉え方も出来ます。個人的には、成功していると言えると思います(最初に聴いた時は、ちょっと驚きましたが)。


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written by tardy@k.email.ne.jp