徒歩・徒然

2001年6月上期


2001年6月1日(金)

今日、職場で ちょっとした宴会があります。明日は朝から勤務なのに。

こういう場合、必ず二次会・三次会っちゅうハナシになって、酒も飲まないのにくっついてくことになります。が、ご承知の通り こちらには終電などという概念は有りませんから、結構な夜中まで行ってしまいます。そうすると、翌日……

そして最近、職場の方達と夜 飲み喰いに行くと、なんか、家に帰った時に、変な気持ちになるんです。空しい、と言えばいいのか。寂しい、と言えばいいのか。店に居る間は、陽気に過ごせて楽しいんですけど、一人になってから「僕はいつまで経ってもこうやってのらくらしたまんまなんだろうな」とか余計な事を考えてしまって。
要するに、「酒」を体も心も嫌っているのが原因だと思うんですが。本当にそういう場を楽しんでいるとは言えないから。そして、そういう場では、(自分を含む)色んな人の色んな所が見えて来ちゃうもんだから。

だから本音を言えば、今日だって、家で勝手に寝てたい。
一度でいいから、酒飲んで酔っ払っていい気分になってみたいですよ。


2001年6月2日(土)

やっぱり、地元のラジオ局よりニッポン放送の方が良く聴こえる地域ってのは問題ですよ(夜に限った話ですけど)。
農道や林道走ってる時に「5号線上りは北池袋で3キロ」とか言われてもねえ。


2001年6月3日(日)

お手持ちの i-mode からもご応募できます

お手持ちじゃないです。
どのみち、あんまりソフト買ってないから応募も出来ませんが。


2001年6月6日(水)

職場のそばの交差点で、職場の人の車に逢いました。
こちらは横断歩道を渡って行こうとしていたので、道を譲ってくれました。
僕は、頭を下げながら道を横切りました。

その先のT字路で、車は信号に引っ掛かりました。僕は歩道をそのまま歩いて職場の方へ行きました。
ほどなく、信号は青に変わって、僕の背中から車が走って来ました。

職場の敷地に入る所で、また、車と鉢合わせしました。
また、止まってくれました。頭を下げて、前を通り過ぎました。


もう梅雨ですか。
東北北部(つまり この辺)以外は雨の季節に入ったみたい、とのことです。


2001年6月7日(木)

今日は日勤だから、夜の用事はお任せします。

と言っておきながら、その方々が出勤して来る時刻まで職場に居る不思議。


2001年6月8日(金)

女性の“お化粧”というのは義務付けられた身だしなみであって、それをしないと他人に対して非礼を働いたことになるんですか?

僕はずっと、
 少しでも綺麗な顔で人前に出たいとか、
 自分の顔を好きなようにいじくりたいとか、
そういう女性が自発的に行うもので、エチケットやマナーなんてのとは関係ないと思ってたんですが(「改まった場所に出る」ってのは別にして。普通に会社に行ったりする場合、ですよ)。

世間を知らなすぎですか?

僕は別に、化粧をしないで職場にやって来られても失礼な女性だなんて思いませんけど、世間ではそういうことになっとるんですか?

(SMGとかいう会社のことで盛り上がってる2ちゃんねるの記事を追って行くうち、疑問に思いまして)


卓球温泉」の音楽っていいですね。岩代太郎さんですか。


2001年6月9日(土)

この物語のオタクとしては どうしても無視できませんで、「魔女の宅急便」のDVDを買って来ました。

驚いたのが英語音声があること。なんだって? 吹き替えされてたんかいな。
(発音の仕方から察するに)おそらく、アメリカ向けの音声だと思うんですが、全体的に余計な音が入り過ぎ。セリフ・音楽・効果音。そんなに色々付け加えなくてもいいんじゃないかと思います。元々の澄んだ空気を消しちゃってるような気が。黙ってる所は、黙ってるべくして黙ってるんですから。
ただ、2つの挿入歌、どちらも全く別の英語の歌に差し替えられてるんですが、これが意外と良い雰囲気(反対意見が多くあるだろう事は承知で書きます)。うまく画面に馴染んでいます。歌手も題名も分かんないけど。


ついでに “The Shawshank Redemption”(ショーシャンクの空に)も。
今月は、この後も “The Sound of Music”“ER (5th series)” など、買いたい作品が沢山発売されるので大変です。散財月になりそう。


2001年6月10日(日)

県道・河辺‐阿仁線を全線走破。ダートが30kmほど続きました。

いや、もう、スゴい道。
整備状態は、林道の一歩手前といったところです。しかも、今日は天気があまり良くなくて、霧はかかるわ雨は降るわ(天気が良ければ、さぞいい景色だったろうに)。エスクード君の本領発揮、面目躍如。帰って来たら、全体が薄汚れてました。

去年、南側の端に当たる岩見ダムまで自転車で乗り込んだことがあったんですが、その時は、砂利道に遭遇した途端に、なんかヤバそうだと思って引き返して来ました。引き返して正解。とても自転車で太刀打ちできる道じゃないです。


2001年6月12日(火)

映画 “La Jetée” (「ラ・ジュテ」 1962年・フランス)

Jetée”は、今なら「送迎デッキ」と書くと通りが良いと思います。飛行場の、たいてい建物の上にありますね。そこから、飛び立つ飛行機を見送ったり、下りて来るのを迎えたり出来る。

そこで少年時代に出会った光景。男は、ずっと忘れずにいます。とりわけ、一人の女性の顔を。
やがて、第三次世界大戦が勃発。世界は焼け野原となります。もちろん、パリも。
核兵器の遺産。地上に出ることさえ許されない世界。青年となった男は、捕虜として、ある計画の実験台にさせられます。

タイムトラベル。

人類が生き残るために。過去か、未来か。どこかにある、そのための手段を求めて……

分類するならば、SFになるのでしょう。1995年のアメリカ映画、“12 Monkeys” の原案となった作品である、とあります(僕は、まともに見てないんですが)。
28分の短編作品。「映画」が「モーションピクチャー」を訳したのであれば、この作品は範疇外に見えます。スチール、静止画の連続です。たまに下から上へパンするようなカットも有りますが、基本的には、ナレーションと共に、白黒の写真が流れて来るだけ。
いわゆる「キモ」が存在するのですが、敢えて書きません。まぁ、ここで伏せてみた所で、DVDのパッケージにはキッチリ書いてあるので意味ないのですが、出来る事なら、それは知らずに見て頂きたい。僕は、そこんところで、なんとも言い様のない艶やかさと優しさを、感じていました。ほんの、綺麗な、一瞬の間に。

どうしても、終末のような空気が支配しているので、作品全体は暗いです。あの男と同じ体験をしてみたいか、と言われれば、僕は嫌だと答えます。だって、悲しすぎるもの。
第三次世界大戦を設定した所に作品としての古さを感じますが、それを笑ってしまえる時代であって、良かった。

それにしても、「未来人」のおでこにくっ付いてる物が気になって。

監督:Chris Marker
編集:Jean Ravel
語り:Jean Negroni
出演:Hélène ChatelainDavos HanichJacques Ledoux ほか


2001年6月13日(水)

帰って来たら、郵便受けにこんなビラが。

ザ・ニューハーフ・スペシャル vol.2

なんだなんだ。何が起こったんだ!

6月28日(木)
受付 18:00〜
ディナータイム 18:30〜
ショータイム 20:00〜

会場は秋田ビューホテル。ちゃんとした所です。そう言えば、おかしな内容にしてはビラも不釣り合いに立派。
しかし、vol.2ってことは、前にもやってるんかいな。と思ったら、前回大好評のニューハーフスペシャルがパワーアップしてかえってきました! とか書いてあります。どうやら東京から有名どころ(?)のニューハーフのお姉さんを呼んで、ショーをやるようです。

これが秋田の夜なのですか。


以下、掲示板の方に書こうと思ったんですが、長くなったのでこちらに。

ちょっと、自分なりに聞き取ってみました(もちろん、10回や20回聴いた程度じゃ、とうてい分かりません。昨日から今日にかけて、我が家ではこの二曲が超ヘビーローテーションでした。これがVHSテープだったら伸び切ってますね。ディスクメディアの勝利だ)。

まず、オープニング曲は こんな感じでしょうか。

My heart is ready to beat
I can feel the wind down beneath my feet
I'm gonna jump over the moon
Hands in the air wavy up like the balloon
I'm free as a bird
Lost in the stars and waving down to her
Don't know where I'm gonna land
But, you gotta above the floor you stand

I'm soaring
All alone and on my own
I'm soaring
And I know my heart will leave me home

Just look at my eyes
Can't you see I'm not the same today
I can see farther now
Step stop the egde I'm makin' my own way
Don't know where I'm gonna land
But, you gotta above the floor you stand

I'm soaring
All alone and on my own
I'm soaring
And I know my heart will leave me home

......

そしてエンディングは、こんな感じに聴こえます。

One day the whole world looks like an open page
And you've been dancing as faster as you can with the smile on your face
And then the earth and the sky, they all fit together
And carry me away, as light as a feather
I chased the clouds from the ground in the big blue sky
Don't want to watch it all go by

So I'm gonna fly higher than I ever could
Feel the wind blow through my hair
Feel the sun dance with the moon

And my feet can't stay on the ground any longer
With every leap of faith, I feel a little stronger
I'm gonna swing from a stars in the big blue sky
Don't want to watch it all go by

So I'm gonna fly
And see for myself what it looks like from up there
Taste the stardust in my mouth
Chase the clouds until they disappear

And if I can make just one life better
Bring a smile to you face when you're under the weather
Then the feeling like a fun of the fun my hold
I plant a seeds and watch them grow

And I'm gonna fly
Fly...
Fly...
Fly......
Higher than I ever, ever could...
I'm gonna fly...
I'm gonna fly...
Higher than I ever, ever could...

細かい所では いくつか間違いがあるでしょう。どうしても聞き取れなくて、当てずっぽうを書いた所もあります。ですが、大雑把な枠組みは掴めていると思います(日本語訳は勘弁して下さい。間違ってるかも知れない英文だし。何より、上手く訳す自信がないです)。

なんか、オリジナルって感じ、しませんか? この英語版のために作られたような。
オープニングの曲には「月を飛び越えて」とか「ごめんなさい、一人でやって行きます」みたいな文句がありますし、エンディング曲は空を飛ぶことについて唄ってるみたいです。既存の曲を使ったにしては、ちょいと出来過ぎでは。

正確な情報は仕入れてないので、想像の域は出ておりません。何か分かったら、また書きます。

追記(6月16日)
上の ちょっとした日本語訳は、書かなかった事に してくれません? いや恥ずかし。

2001年6月14日(木)

永らくこのサイトにおいて、僕の書き物をご覧の皆様には、今日、僕が何を書くか、すでに想像ついてる方もいらっしゃるかと思います。

はい。

「入梅」
でございます。

と言っても、今日は全然 雨 降ってないんですよね。季節はどれも、交じり合うように変わってるもので。
梅雨についてだけ、今日から! と「宣言」してしまう慣習って、どうして出来上がったのでしょうか? (最近は、「梅雨入りしたと見られる」という曖昧な表現に変わってますが)


昨日書いた歌詞ですが、その後、ちょっと違うかな、と思うところをチョコチョコ訂正しております。(著作権のこととか少し考えたんですが、どうなってるんでしょう?)
しかし、聞き取るだけで こんなに時間掛かってしまって、しかも まだ完璧じゃないんですから、「喋る」なんて想像を絶する世界です。
(聴いて すぐ分かった箇所は数えるほど。あとは、聴いた音から綴りを推し量って、辞書で それらしい単語はないか探すという、妙な作業でした。文法なんて分からんので、変な文は ぞろぞろ あるはずです)


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