徒歩・徒然

2003年9月下期


2003年9月16日(火)

阪神優勝記念しセール開始/県内のジャスコ店など (秋田魁新報)

秋田で、何か関係が?


Deadly blast ends Japan siege (BBC News)

名古屋の事件です。相変わらずBBCは扱いが早い。

それにしても、三箇月の給料が25万円って……この現実を世界に知らしめて欲しいもんです。家賃払えるかすら怪しいではないか。


2003年9月17日(水)

まー、なんですね。
夜の渋谷の街が あれほど息苦しく感じる物だとは 予期していませんでした。

もう、楽しそうに徘徊してる人たちが 別の世界に居るような感じです。早く家に帰りたくて仕方ない(で、電車に乗れば超満員)。酔っ払ってりゃ、それほどでもないのかも知れませんが、私には「酔っ払う」こと自体が無理なので どうしようも……


2003年9月18日(木)

あのですね。
三軒茶屋を「さんちゃ」と略したり、二子玉川を「にこたま」と縮めたりするのは、ま、良いとしましょう。僕は使わんけど。そのくらい短くなってりゃ、そうする意味も あるのかも知れない。

しかし(! どん)、本厚木を「ほんあつ」と呼ぶのは どう考えても納得いかん。行かんぞ! 「ぎ」しか略してないじゃないか、お前さん。「ぎ」を言うのが そんなに面倒なのか、お前さん。ひょっとして、おんなじような調子で「いけぶく」とか「おかちま」とか言って過ごすのか、お前さん。

なんか、頭が足りなく見えて カッコ悪いよ。せっかく、そんだけ見た目に気を使って渋谷くんだりまで遊びに来てんだからさ、喋り方にも もう少し気を使ったら良いのに。って、何言ってんだ僕ぁ。


2003年9月22日(月)

パソコンを置く机と、AV機器を設置するラックを購入しました。机は、工事現場の足場みたいな無愛想なヤツですが、僕らしくて良いでしょう。
しかし、いつの間にウチのパソコンとオーディオ機器は、こんなに繋ぐ物が増えたんだか。ケーブルが ごっちゃになってワケ分からなくなりました。


昨日の話。(どうも、最近これが増えて来ています。いかん)

前から やってみたい 行ってみたいと思っていたんですが、東京に住む事になったことだし、行ってきました。
「朝から晩まで国技館」

大相撲の本場所は、テレビやラジオでは午後の遅くなった時刻からしか中継されませんが、ご存知の通り、もっと前から取り組みが行われています。いっぺん午前中から国技館に行って、「その日の取り組み」を朝から見てみたいと思っていたのです。で、今回、桝席を奮発して(一人一万円!)両親を説き伏せて行ってきました。千秋楽、朝9時半に国技館入り。

ちらほらとお客さんは来ていましたが、やはり ガランとしています。取り組みは10時40分から始まるということで、若い呼出しさんたちが総出で土俵周りの準備をしていました。午後の遅くなった時間帯では土俵のすぐ近くまで行くことなど出来ないので、「おのぼりさん」丸出しで 下まで降りて行って写真撮ったりします。

なんか、何かに雰囲気が似ているなぁと思って考えてみたら、それは、高校の体育館で 学校行事の当日の朝に 早くから出てきて裏方陣が準備をしている あの雰囲気なのでした。

客席は、一階が「桝席」で 二階が「椅子席」になっています。目に付いたのは、二階の最上段に 結構人が早くから座っている事。外国の方の姿も多かったです。

10時40分になり、館内に柝の音が響きました。審判員の5人が花道を通って入ってきて、呼出しさんたちが「おはようございます」と挨拶しています。
「大変長らく、お待たせ致しました。これより、大相撲9月場所、15日目の取り組みを行います」という館内アナウンスがあり(「千秋楽」という言葉は、日程を表す場では使わないようです)、ひょろっとした お相撲さんが土俵に上がります。行司さんがいて、呼出しさんがいて、土俵の周りに5人の審判がいて、その辺の人員配置は良く知っている通りなのですが、なにぶん、お客さんが全然いません。呼出しさんの声も行司さんの声も、館内に良く響いて聞こえます。

取り組みは、たまに地元のご贔屓さんから土俵に向かって声が飛ぶ程度で、淡々と進みます。15〜20番程度取ったところで審判団が交代し、その間だけは しばらく間が開きますが、あとは、それこそ「粛々と」行われていきます。
売店なんかがある客席後ろの通路では、名も知らないお相撲さんたちが良く歩いています。客席に入る扉から土俵を見ていたり、自動販売機で飲み物を買っていたりします。名が知れるようになったら、もう、こんなことはしない(できない)んだろうなと思ったり。
制限時間になっても館内の雰囲気が全く変わらないので、気が付いたら相撲が終わっているという事態が何度も起きます。どこかの取り組みで「頭捻り(ずぶねり)」という珍しい決まり手が せっかく出たのに、弁当喰ってて見てませんでした。ダメじゃん。

そんな雰囲気が午後も続き、2時過ぎに十両の土俵入り(入り口で貰った「本日の取組表」には「十枚目」とかいてある)。秋田出身で優勝しそうな豪風関に ちっとも声援が飛ばなくて淋しい限り。徐々に お客さんは増えてきています。

千秋楽恒例「協会御挨拶」直前の取組で、その豪風が勝って十両優勝を決めました。ばんざーい。と僕は盛り上がったのですが、周りは しーんとしています。コレで勝ったら十両優勝ってことすら、みんな知らなかったと見えます。

幕内の取組などは、テレビ等でご存知の通り。千秋楽ということで、三役揃い踏みなども行われました。ただし、僕らは向正面だったので、何かというと 土俵に上がった人たちの尻ばかり見せられてました。

既に幕内の優勝は前日に決まってしまっていたので、中入り後の取組は 今ひとつ盛り上がりに欠けました。理事長が変なこと言ったもんだから、高見盛のパフォーマンスも 空振りしてるようです。

最後は表彰式。まあ、色んな物が貰えること貰えること。「ワンカップ大関一年分」とか、どこに置いとくんでしょうね。

で、テレビ中継は6時で終わっちゃうので最後まで映さないわけですが、幕内優勝の表彰が終わった後は 三賞の表彰式も行われていました。
そして最後は、「出世力士手打式」。次の場所から番付に名前が載ることになった若いお相撲さんが3人でてきて、土俵上で偉い人たち(?)と一緒に お神酒を囲んで 例の「お手を拝借」ってヤツをやります。お客さんも一緒に手を叩き、それでおしまいとなります。時刻は6時10分過ぎでした。

桝席は、時間とお金に余裕のある人しか行けないような、そんな気がしました。ブラッと行くなら椅子席でしょう。


2003年9月24日(水)

会社で健康診断。
体重が2kg落ちてました。こっちに来て まだ二ヶ月ですよ。

「通勤ダイエット」の提唱者になろうかな。いや、この都市で暮らすこと自体が すでにダイエットなのかも知れんですね。


2003年9月25日(木)

葡萄の皮むくのが面倒くさい、なんてとこまで行ってしまっては、人間おしまいなのかも知れません。

でも、めんどう。
何とか上手いこと出来ないですか。皮ごと食っちゃ いけないですか。(やっぱり おしまいなのかも知れません)


東大の共用PC、マックに切り替え 来年3月から (朝日新聞)

不特定多数の人が不特定多数の使い方をする多数のコンピューターを Appleので固めるやり方は、たぶん正解です。
記事中では色々述べてありますが、何より、最近 大騒ぎになっている Blaster だとか Sobig だとか、そんなもん ぜーんぜん関係ないよ と放り出していられるのは大きすぎます。「ネットワーク管理者」と名前をつけられている人の負担が どれだけ軽くなることでしょう。ウチの会社なんぞ……

ただ、「東大卒の人はボタンが二つあるマウスを扱えない」とか言われちゃわないかと心配です。


2003年9月26日(金)

やっぱ、Amy Grant は良い。もう オバサンだけど。


昼頃に起きたら北海道で大変な事が起きていました。全く知らずに高鼾だったわけで。

Reuters
AFP
BBC
CNN

tidal wave とか言わないでも tsunami で通じちゃうんですね。


そんな中→空き瓶回収作業中、男性はねられ死亡 中標津(北海道新聞)

地震で道路に散乱した空き瓶を片付けている最中に車に撥ねられたそうです。
これも、間接的な「地震による死者」ですよね。悲しい話です。


2003年9月27日(土)

AIBO EXPO '03

ちょっと興味があったので、徹宵勤務明け早々に銀座に行って参りました。ソニービルなんて入ったの何年ぶりだ。

会場に辿り着く前にクエリアだかクオリアだかの製品が並べてある所があって、ちょっと寄り道してしまいました。あの130万円のテレビ、値段ほどの印象がなかったのは、夜勤明けで眼がイカレていた所為でしょうか(結局、映す物は MPEG2ですからね。自ずと限界が)。

さて、お目当ての会場に入ると、ゴツい一眼レフカメラを構えたマニアから、高価そうな指輪をはめた妙齢の(?)ご婦人まで、かなり盛況でした。
新製品のERS-7については、ウェブサイトで大体の予備知識は仕入れられるので、このイベントは「現物が目の前にある」のが一番の見所です。が、込んでるおかげで 人の後ろから苦労して覗き込むことになりました。

一見して(?)分かるのが、駆動音が静かなこと。ウイーン、ウイーン、みたいな、ふた昔ぐらい前のSF映画で出てるような音が、新機種では かなり小さくなっているようです。
本体が意外に大きいなと思いました。あと、正面や真後ろから見たときに、ずいぶん横幅が広く感じます。胴体の下でなく横に足を付けている所為でしょう。見た目の体型は、従来機種と比べると、自然に丸みを帯びていて ロボットロボットした感じが少ないです。手触りを確かめてみたかった(ま、プラスチックなんですけど)。

動きは、さすがに のんびりしていて、きちんと付き合うには まだまだ 根気が要りそうです。仕草なども ずいぶん洗練されてきたのだとは思いますが、歩く姿は千鳥足 と言った風情。センサーに触られた時の反応は さすがに素早いものの、視覚認識や音声認識になると、分かってるのか分かってないのか判明するのに少々時間を食います。あれで、ホントにボール蹴ったりして上手く遊べるのかな。

ただ感心したのは、口にくわえていた骨のおもちゃを放り投げられること。20cmぐらいしか飛んでいませんが、あれは明らかに、単純に下に落としてるのとは違います。あの動作を実現するだけでも、かなり苦労しているのではないでしょうか。もっと色々な動作をさせてみれば、進化している点が 沢山 見えるでしょう。

全体としては、ウェブサイトから得られる情報以上のことは見せてもらえなかった印象です。周囲の環境によって 違った成長をする、といった特徴も良く分かりませんでした。根気良く楽しむ おもちゃ、ですね。でも、実際に家で一緒に暮らしてみたら、案外 面白いかも知れません。目覚ましの代わりにも なるようですし。


とあるブースでの会話。白髪混じりのおじさんが、係の人と。

おじさん「これは、逆立ちとかは しないの?」
係の女性「え? サッカー……ですか?」
おじさん「逆立ち。前のヤツは やってたじゃない」
別の係の男性「これは、そのようなアクロバチックな動きは やらないですねぇ」
おじさん「なんだ、それじゃ面白くねぇな」

こういう小父様たちが日本を駄目になさっているのではないかと、私などは愚考するのです。


2003年9月29日(月)

まだ蝉が鳴いてますもんなぁ……


また僕の前に ワケの分からない おじさんが現れました。

久し振りに(多分)、何の気兼ねも無く他人に対して威張り散らす事が出来て、とても良い気分だった事と思います。僕が何も言えない立場なのを良いことに、次から次へと発せられる罵詈雑言の数々。僕を諌める目的からは明らかに逸脱した侮辱も ありましたね。制服の警察官と一通り話した後で豹変した態度も、見物料が取れるくらいの見事な物でした。

だいたい、あの周りの状況で、その場を うっちゃって 他所に行けるわけが ありません。それを、今時の幼稚園生でも知っているような事まで付け加えて、わざわざ講釈して下さって ありがとうございました。僕が、余程の間抜けに見えたものと想像します。人生の先輩として、若者に自分の知識を伝えたかったんでしょうね。僕は何も言えないから ただ頷いてましたが、そういう優越感を、「単なる自己満足」と呼ぶのだと思います。

僕のやってしまったことがやってしまったことなので、誰に何を言っても僕の言いたいことは聞いて貰えませんから、詳しい事は省略します。それに、あんまり喚き散らしてると、あの親爺と同類に落ちぶれちゃいますからね。
(「逆の立場になったときのことを考えろ」と説教くらいましたが、逆の立場になっても 僕は あんな汚らしい態度は取りません)

「警察」と「きまりごと」ってヤツが、「状況に応じて柔軟に」ってのを全く望めないものであることは、去年の一件で身に沁みたはずなんですがね……学習しねぇな、僕も。


で、ふと考えました。毎日毎日 数限りない事件が起こり、その中の 比較的 大きな物が 新聞などで報道されています。でも、それらの記事で、事の真相を きちんと書いてある物なんて、おそらく一つも無いんじゃないでしょうか。

つまり、事件の当事者たちの言う事を きちんと聞いてる人なんて、おそらく皆無だろうということです(被害者・加害者の区別は関係なく)。彼らが話すことに きちんと耳を傾け、それを冷静に分析して、その上で客観的な証拠と照らし合わせ、事実を推し量る。そんなこと、行われている筈が無いと思うのです。事件の当事者たちの言う事なんか、何一つ まともに聞いて貰えないのですから。ヤケクソで言っているのではありません。僕の経験(乏しい経験ですが)からは、そうとしか考え様がない。

「被害者の人権」が軽んじられているという話を良く聞きます。しかし、「『事件』と呼ばれる事象に関わった・関わってしまった全ての人の人権」が軽んじられているのが真相なのではないでしょうか。被害者、加害者(容疑者)だけでなく、捜査段階で浮かんで来た人なども含めて、全ての人の人権が、どうでも良いこととして扱われているのです。
「事件」というのは、平和な日常では起こり得ないことです。我々は、本能的に それを嫌って遠ざけてしまおうとするのでしょう(目に見える形であろうと そうでなかろうと)。出来ることなら、自分は関わり合いになりたくないと思ってしまう。そして、関わった全ての人のことが、何か気味悪い物のように思えてしまう。その結果、「事件」に関係した・関係してしまった人たちは、人々から疎ましがられ、見棄てられる(その「人々」には、本来そうであってはならない、捜査や裁判というものに関わる人たちも含まれるわけです)。話すら聞いて貰えないのです。たとえ聞いていても、それは振りだけです。心の奥底では、そんな人の言っている事を聞かされるのは早くやめてしまいたいと願っているのです。これは、聞くことを生業としている人たちだって、結局 同じなのです。

それが極端な形で出てきたのが、「冤罪」と呼ばれるものです。
あれも、なるべく事件に関わりたくないとする本能的なものから出ているに違いないのです。もっと客観的に きちんと調べれば、真相に辿り着けないまでも 少なくとも その人は違うということだけは分かるはずなのに、早く終わらせてしまいたい、事件に関わってしまった人(この場合は、疑われた人)を早くどうにかしてしまいたい、と本能が せっつくあまり、とんでもない所に行き着いてしまう。

結局これも、本能から出ているものだから、どうこう言って改善されるものじゃありません。仕方ないよと 諦めるしかないのです。

理不尽 理不尽 理不尽
そうつぶやきながら
僕の弱い心が 同じ色に染まる

理不尽 理不尽 理不尽
そうつぶやきながら
負けてたまるものかと 高い空を見てる

「理・不・尽」(さだまさし作詞)より


2003年9月30日(火)

山道を走りたい。都会の“コンクリートジャングル”を走るのは もう たくさんだ。車と運転手に優しくない東京を走ってるばかりじゃ、体が持たん。山を車で走りたい!

と思いつめてしまって、奥秩父の方へ行く事にしました。

しかし、東北の方で さんざっぱら走り回ってた身ですから、道の狭さと車の多さに、どうも しっくり来ません。まあいい、これも国道を走ってる間だけだ。ここからは、いよいよ待望の山道だぞー、と埼玉県道210号線から中津川方面に突っ込んで行こうとしたら……「三国峠 崩落により全面通行止め」の看板が。うがー。なぜ、こんな ささやかな望みすら邪魔されるんだー。

もう、半ばヤケクソで、国道299号線から群馬県多野郡方面へ抜けてやろうとしたら、こちらも志賀坂峠で通行止め。県道37号から71号へ迂回させられ、やっとこさ群馬県へ。こうなったら長野県に行ってやる! と、ぶどう峠経由で北相木村へ(「ぶどう」は、てっきり「葡萄」かと思ったら、「武道」と書いた看板がありました)。それから国道141号へ行って、野辺山高原なんかを通って、甲州街道経由で帰ってきました。

しかしながら、東北とは進む距離が段違いです。こちらでは、あちらと同じ時間走っても、半分くらいの距離しか進めません。逆に言うと、時間の余裕を倍近く取らないといけません。しばらくは、体を慣らすのと 抜け道を覚えるために、あちこち走り回るしかないでしょうか。

今日は結局、走りたかった「未舗装の山道」に行き着けませんでした。次を検討しよう(早くしないと冬が来ます)。


で、帰ってきてから、職場の人たちと神宮球場へ出かけました(あ、上に書いたのは、全部 独りでの行動です)。今日は、ひたすら外で過ごします。

阪神ファンの ものすごさ。数の多さと熱気に やられました。一塁側の内野席まで 阪神ファンだらけ。ここは甲子園なのか。

序盤の劣勢を終盤で跳ね返して 見事な逆転勝利。六甲おろしの大合唱が、神宮の杜に こだまする。阪神は強く逞しくなりました。広島は、9対0で中日に負けたと電光掲示板に出てきました。思い出話に花が咲きます。「あの頃は、2年連続日本一になったりして、本当に強かったですねー」もう、25年も前の事でありました。


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written by tardy@k.email.ne.jp