徒歩・徒然

2003年11月下期


2003年11月16日(日)

恵比寿のスポーツパブ FootNiK で、Rugby World Cup 2003 の準決勝、France v England の生中継を観戦しました。双方の国の皆さんが集結して、店内は盛り上がりました(なのに、フランス語が 全然 聞こえてこなかったのは、何故でしょう?)。

24対7でEnglandが勝ったんですが、なんと、Englandのトライ数はゼロ。Jonny Wilkinson の8つのゴールが全得点でした。ゴールに近い所に行ったら、ほんの少しの隙で Drop Goal を決めてしまいます。フランスは 攻め込まれながらも良く持ちこたえていたのですが、ペナルティが痛かった(何せ、少々距離があろうとゴールを狙ってくる。それがまた、良く入るんです)。

世界のトップレベルは、スピード感が凄いですね。あの巨漢の男たちが、どうして あんなに素早く動けるのでしょうか。パスの受け渡しの見事さには、惚れ惚れします。また、日本で良く見られる試合に比べて キックが多用されるので、ボールが あっちに行ったり こっちに行ったりと 展開も目まぐるしい。あっと言う間に80分が経ってしまいました。中々 トライでの得点が入れられない試合で、ひたすらにゴールを狙い続けたWilkinsonが光りました。

選手同士の ぶつかり合いがあったりして、一見 荒っぽそうなスポーツですが、サッカー(フットボール)の試合よりも はるかに選手たちは紳士的です。色々と細かいルールやプレー方法が定めてあって、審判の言うことに異議を差し挟む余地を無くしているのも効いているのでしょう(それを もっと突き詰めたのがアメフトになる?)。
僕は、観戦するなら サッカーよりも 断然ラグビー派です(高校の授業で、あまり厭な目に遭わなかった というのもある)。ルールが良く分からん という人にも、何とかして見てもらいたいと思っています。僕だって、詳しい所までは分かってません。とりあえず、「前(相手陣地の方)にボールを投げちゃイカン」「ボールより前に居ちゃイカン」これさえ分かっていれば どうにかなります。いちいちレフェリーが笛吹いてプレーの止まるのがウザい という方は、そうしないと危ないからだと諒解して下さい。


2003年11月17日(月)

ドライブでも行こうかと思ったんですが、浦和の……もとい、さいたまの 秋ヶ瀬公園まで辿り着いたところで気力が無くなってしまいました。東京都を抜けるのに2時間ですよ。やってられるか。
今週末、仙台まで行く予定があるので、その時に思い切り走ってきたいと思います。

秋ヶ瀬公園を ブラッと歩いていると、突然、無線機を持ったお兄さんに「すいません、今、コマーシャルの撮影をしてるんで……」と止められそうになりました。しかし、僕に そうやって話し掛けた瞬間に『撮影終了しました。オッケーです』と言う声が無線機から響きました。「あ、もう結構です。すみません」てなわけで 放免となりました。歩いて行くと、他にも そういう見張り番の係が大勢いました。

コマーシャルは、それが放映されるまでは とにかく秘密厳守で動いている物なので、屋外のロケなどでは こうして気を使うんですね。ご苦労様です。

ところで、何のコマーシャルだったんだろ?


前に車や自転車が居て進めないのに、
直前の横断歩道を渡っている歩行者が居るのに、
交差点や踏切の先が詰まってるのに、
早く行けと 後ろから警笛を鳴らして来られる 脳細胞の死滅が著しい皆様方は、私が どのようにして差し上げれば 満足なさるのでしょうか?

そのような、自動車の運転に関する生物学的な不適格が認められる皆様方に、何故、免許が与えられてしまうのでありましょうか? いやしくも「免許」の名を冠している以上は、資格試験の段階において不適格者を排除する体制が確立されていて然るべきなのではないでしょうか?

……つーか、あんたみたいな大馬鹿者以下のゴミは道路に出て来るな、って言いたいんだよ、俺は。
迷惑どころの騒ぎじゃない。酔っ払った爆弾がクルマ運転してるようなもんだ。運転したきゃ ソウルかどっかでやれ(←やばい)。


2003年11月18日(火)

職場まで、電車で行くより自転車で行く方が 10分ぐらい早い……
しかも、あんまり疲れない……

おかしい。
この巨大都市は おかしい。


2003年11月19日(水)

Inter BEE 2003 に行ってきました。

International Broadcast Equipment Exhibition(国際放送機器展)です。会場は、またしても幕張メッセ。遠いよ。

職場の人たちに様子を伝えようとカメラを携えて行ったら、「会場内撮影禁止」とか でっかく書いてある表示が そこかしこにあったので、とても写真なんか撮れませんでした(ま、皆さん撮ってましたけどね。小さいデジカメとかで)。

時代はデジタル最盛期! てな雰囲気で、何処に行ってもデジタルデジタル。そんな中、「電波を出す」のと「電波を受ける」のだけは、昔ながらに「アンテナに電線を繋いで」という形しか取りようがなく、ちょっと安心します。

とりあえず、Power Mac G5 の筐体は かなり でかく見えました。


硬い表情崩れぬ須永 日ハムから指名に戸惑い (Sportsnavi.com / 共同通信)

東京で育ち、小さいころから巨人にあこがれていた。

日本ハムだって、ずっと東京の球団だったんですけどもね。かわいそうに。


2003年11月21日(金)

11月の陽射しが暑いねぇ。

おかしい。


「車庫に車入れ忘れ」男性に逆転無罪判決 最高裁 (朝日新聞)

なっ、なんということだ……世の中、神も仏も あるじゃないか。

(それにしても、最高裁まで行かないと こういう理に適った判決が出ないなんて。裁判所も おかしい。みんなで結託して庶民からカネを貪り取ろうとしてるんだ)


2003年11月24日(月)

昨日・一昨日は仙台に居ました。懐かしい方々と一緒に過ごしていました。

(なぜ今日になって書いているかと言うと、昨日 帰ってきてから今日の夕方まで、ひたすら寝倒したのであります。自覚している以上に体は疲れていたらしい)

久し振りに顔を見た皆様がたくさん。それだけで行って良かったと思いました。引っ込み思案と酒嫌いが災いし、ちゃんと お話をした とは言えないような気もしますが、何年経っても基本的に変わらない皆様を見られたこと、仕事場の仲間 以外の人たちと触れ合えたこと、それが良い気分転換となりました。はらこめし も食えたし。

行きがけと帰りがけに、久しく味わっていなかった「家庭」の雰囲気と味を 思いがけず堪能できたのも 感激でした。お世話になりっ放しで恐縮しております(と言って、我が家に来てもらっても何も出来ないからな。なんとするべ)。


メモ:
1000円借りね。


2003年11月26日(水)

渋谷にて。
「さ、キャバクラのご利用いかがでしょう?」と声を掛けられる。

キャバクラって やっぱ「利用する」モンだったのか。


2003年11月27日(木)

だいぶ冷え込んで参りまして、職場では、ダウンのベストを着てくる同僚が現れるくらいなのです。

ところが、そんな物を着るほど寒くなった気がしていない人間が ここに一人おりまして。今日の昼間も、街中の電光掲示に“8℃”と出ているのを見て、なんてことないや、と そのまま歩き続けていました。

夜、家で じっとしていると寒く感じますが、暖かい物でも食べれば解決です。

秋の
息吹


東急電鉄、「箱根ターンパイク」を豪投資銀に売却 (日本経済新聞)

東急の持ち物だったってこと自体、知りませんでしたよ。通った事なんかないけど。

「民間」が やってる道路ですから、さぞ、走りやすくて良い道なんでしょうな。


民営化して、見えない所だけ良くなるんなら、そんなの我々にとっては何の意味も無いんですよ。今より快適に走れる道路を整備してくれるというのであれば意味がありますがね。採算性とか、使う側にとっては どうでもいい話。

今の世の中、高速道路の恩恵に全く与らずに生活してる人が どれぐらいいるんでしょうかね? 使っていない人からカネ取るのは許されない、って……直接 使ってなくたって、この社会で暮らしてる以上、どっかで 高速道路の お世話になってるんじゃないのか。

それから、どうして高速道路と他の道路を区別する必要があるのか。建設費や維持費に差はあれど、結局、我々の生活に欠かせない 同じ道路なんじゃないのか。

高速道「建設費償還後も有料に」 近藤総裁が見解 (朝日新聞)

電気→自家発電という手もある。鉄道→移動の手段は他にもある。
しかし、道路に代替手段がありますか? 「道」という物がなかったら、我々は動けない。人間は空飛ぶわけに行かないんだから。高速道路を他の道路と区別しといて 電気や鉄道と同じにするなんて、ずいぶん乱暴な。

まあ いいや。タダの高速道路が走りたくなったら、イギリスやアメリカに行ってレンタカー借りればいいんだもんね。


2003年11月28日(金)

どうも、はっきりしない お天気です。日曜日まで、ずっと こんな調子なのかい? せっかく出掛ける予定を入れているというのに。


天気とは裏腹に、なんか、昨日の晩から ウキウキしています。

いや、他人事なんですけどね、ハッキリ言ってしまえば。他人事でも、嬉しいものは嬉しいのです。


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