映画 "王首先的夏天" (2001年・中)
王首先(ワン・ショーシェン)は、主人公の男の子の名前です。
中国の、とある小さな村の とある夏の出来事です。映画の上映ですら 何ヶ月かにいっぺんしか催されない片田舎の村に、映画の撮影隊がやってきます。なんと、村の子供たちの中から一人、子役を見付けようと言うのですから 大変です。首先も、なんとかして役にありつきたいと、唐辛子を目に入れて泣く演技をしたり……
撮影隊にとっても 子供たちにとっても 忘れることの出来ない 夏の日々が、通り過ぎて行きます。
中国は、まだまだ都会と地方の経済格差が大きい国です。日本では、絶対に田舎よりも都会がいい! という雰囲気では すでになくなっているような気がしますが、舞台となった貧しい農村では、みんなが都会に憧れています。しかし、子供たちの笑顔や 穏やかな風景の中を走り回る姿に、お金の数字を付けられない何かを感じてしまうのは何故でしょう。
僕等は確かに、彼等の持っていないものを持っている。けれども、彼等もまた、僕等の持っていない大きなものを、ちゃあんと持っているのです。
上映に使われたフィルムには だいぶ傷が目立っていましたが、中の映像は とても綺麗でした。とくに、緑の鮮やかだったこと。
邦題:「思い出の夏」
監督:李継賢
脚本:小江、李鴻禾
音楽:安魏
出演:魏志林、成太生、劉世凱 ほか
最後のビデオ映像のバックに流れていた曲は、Kevin Kern の “Pan's Return” です(そのことについて タイトル等に 一切 出て来ないのが、あの国らしいと言うか何と言うか……著作権関係の話とかクリアしてないんじゃないか、と勘ぐってみたりして)。
映画 “Büyük Adam Küçük Aşk” (2001年・トルコ)
村が襲われて孤児となったクルド人の少女 ヘジャルは、イスタンブールの親戚に預けられることになりますが、そこでもまた、家が警察の襲撃を受けます。独りになったヘジャルを見付けて家に迎え入れたのは、向かいの部屋に住んでいた元判事のルファトでした。かくして、老人と子供、言葉も通じない同士での生活が始まります。
作品は2時間ですが、その2時間で 話が ほとんど進展しません。二人は、仲良くなりそうで ならない、ギクシャクを抱えたままで います。なんとなし、それが じれったかった。ようやく打ち解けてきたかなと思ったときに、良く分からない別れが待っていました。
不勉強な僕は、トルコとクルドの間に横たわっているものについて、何一つ知っていることはありません(こういうことについて、本に書いてあることを読んだだけでは 知っていることにならない、というのが僕の立場・考え方です)。ただ思うのは、いつも思ってしまうのは、相手を罵り傷付けるだけでは、物事が片付かないということ。その場では片付いたように見えるのですが、それは一時的なもので、すぐまた、大抵は もっとひどく、罵りあいと傷付けあいが始まる。人は、見た目や考え方が違っても、その点だけは同じだなぁと、思ってしまうのです。
しかし、この無愛想な邦題は、何とかならないもんでしょうかね。
邦題:「少女ヘジャル」
制作:Yeni Yapım Film Ltd.
プロデューサー・監督・脚本:Handan İpekçi
音楽:Serdar Yalçin、Mazlum Çimen
出演:Dilan Erçetin、Şükran Güngör、Füsun Demirel ほか
(あらかじめ、ハングルの表示されない環境の方にあっては、ごめんなさい)
映画 "고양이를 부탁해" (2001年・韓)
雑誌やチラシを読んだだけの時は、別に観に行く気は していなかったのですが、予告編を目にした時、バックに流れていた音楽が気になってしまって、結局 観に行きました。
同じ高校に通っていた5人の女の子。卒業し、それぞれに道を歩き始め、20歳を迎えようというころ。現代の利器・携帯電話でもって、お互いに連絡は欠かさないようにしているものの、昔と同じようには 付き合えなくなっています。
こんな感じの友達関係って、多いんじゃないかなと思います。決して仲が冷え切っているわけではないんだけど、かつてのような楽しさが、なんか、生まれなくなっている。映画は、5人のことを、ただ追いかけて行きます。一見、無機質のような印象を受けますが、不安定ながらも しっかり立とうとしている彼女たちからは、確かな優しさも感じられるのです。
韓国映画を劇場で観たのは、これが初めてです。以前、「リベラ・メ」というのをテレビで観た時に、あの独特の重たさに耐えられなくなって、以来、韓国映画は敬遠していました。が、今回、「リベラ・メ」とも「冬のソナタ」とも違う韓国作品に出会えて、良かったと思っています。
最後、飛び立って行った二人の、これからを応援したくなりました。
邦題:「子猫をお願い」
製作:오기민
監督・脚本:정재은
音楽:M&F
出演:배두나、이요원、옥지영、이은실、이은주 ほか
携帯電話のメールや タイプライターで打った文章の、画面への出し方が カッコよかった。あと、ああいう感じで淡々と電子音が続く曲は、僕は好きになってしまいます。
映画 「ほたるの星」 (2003年・日)
実際にあった話をもとにしているようです。山口県の方の小学校で、川にホタルを呼び戻した先生と子供たちの物語。
始めに言っておきますが、話自体は素晴らしいものです。あそこまでのことを 現実に やり遂げた人たちが居るということには、驚きと感動を覚えます。
が、最後の場面の演出は どうかと思いました。あまりに唐突、かつ、次元が飛び過ぎて。あそこまで、ある意味「分かり易い」映像を作らなくても良かったのでは ありますまいか。
……いえ、そこまでは、我慢するとしましょう。しかし、その後に流れてきた松浦亜弥の曲で、我慢も滑り落ちてしまいました。あれで、完膚なきまでに映画が壊されてしまったと、僕は感じました。曲調も、歌詞の内容も、まったくもって 物語に そぐわない。これなら、プロジェクトXで やった方が、なんぼかマシなものになったのでは。
監督・脚本:菅原浩志
プロデューサー:作間清子
原作:宗田理
音楽:中西長谷雄
出演:小澤征悦、山本未來、菅谷梨沙子 ほか
映画 “School of Rock” (2003年・米)
説明不要。以上。
(笑い過ぎて腹がおかしいです)
邦題:「スクール・オブ・ロック」
監督:Richard Linklater
製作:Scott Rudin
脚本:Mike White
出演:Jack Black、Joan Cusack、Mike White ほか
こういう何の足しにもならない作品を大真面目に作れるところが、アメリカ映画界の大きさですね。映像・音響については、間違いなく一級品です。
上の5作品、実は、今日一日で 全部 見ました。
一日で5スクリーンは 紛う方なき自己最高記録なのですが、いくら映画の日だとは言え、アホの度合いが止め処なくなっている気がします。
しかし、日本映画の子役というのは、どうして ああも「わざとらしさ」が抜けないのでありましょうか。言葉が分かるから そう感じるだけなのか。
UNESCOから 寄付を募るダイレクトメールが来る。
なんか気味悪いので、そのままゴミ箱行き。どっから住所と電話番号を知ったのでしょうか(と言っても、秋田のときのヤツだけど)。
Marlon Brando dies at 80 (CNN.com)
夜勤中にこのニュースを知り、おもわず「エッ!?」と言いそうになりました。まだ生きてらしたのか というのと、また一人、知ってる人が居なくなってしまった というのが混ざっています。
……僕が Marlon Brando を初めて見たのは スーパーマンの父親の役をやってた時なので、それ以来、あの人と言うと、クリプトン星で緑の棒(?)を持ってるところが まず思い浮かんじゃうんですけども。
sugiurumn とか名乗る人のCDを買ってくる(“スギウラム”と読ませたいらしい)。たまには こんな騒がしいのもいいか。
彼? を紹介する文において、書いてある言葉。
そのアップリフティングでピュア・ポジティブなヴァイブがもたらすエクスペリメンタルな体験は、多くのクラブ・フリークの中毒者を大量生産している。
何が言いたいのか良く分かんない。
保険や年金は もうダメだ、ってんなら、
ようにするしかないよなぁ、とか思います。
何か手に職をつけとかなきゃいかんですな。
巨人とヤクルトを合併させて「東京ジャイアンツ」にして、10チームにして1リーグ制にしよう!
巨人をYankeesと合併させてアメリカにやって、10チームにして1リーグ制にしよう!
……とか、下らない冗談を言う気力しか無いですよ、もう。
そんなに 1リーグが「望ましい」姿だってんなら、上に書いたみたいのでも良いワケでしょ? なに、10チームは多い? なら、関西では オリックス×近鉄に ついでに阪神をくっつけて、関東では 西武と千葉ロッテをくっつける。それで8チームだ。
予定していなかったんですが、急遽 思い付いて、千葉マリンスタジアムに行ってきました。いても立っても いられなくなった、と言ったところで。
合併の片方である オリックス戦です(既成事実として書いてるのは 勿論 皮肉ですよ)。例によって 埋まってるのはライト側外野席だけで、他はガラガラでした。僕は、オリックスの応援の現状を感じるべく、レフト側のスタンドに陣取りました。正直言って、寂しい応援でした。が、皆さんが 本当に野球が好きなのだ ということは伝わってきました。
清水直行が被安打7で完封勝利。2-0で千葉ロッテの勝ち……て言うかね、今日は、試合の経過なんぞ どうでもいいです。
(©フジテレビジョン)
6回裏のベニーのホームランが、真っ直ぐ僕に向かって飛んで来たんです。本当です。僕の座っていた椅子のところが 正に落下点。ああ、それなのに それなのに。悲しいかな、僕は運動音痴の球技音痴で。ボールは、僕の右の掌と 左膝の少し上の所にぶつかって、前の方に跳ねて行ってしまいました。当然、ボールは そこに居た人の手に……
なんか すっげぇ悔しい!
100m以上の距離を飛んできた硬球が 素手に ぶつかっても、大してダメージを受けないことが分かりました。だいぶ速度が落ちているためでしょう(千葉の向かい風の所為も あるか?)。確かに 少しは痛かったけど、怪我するほどじゃ ありません。今度 飛んで来たら、絶対 捕ってやる。
でも、この一件のおかげで、隣にいた会社員の皆さんと仲良くなってしまいました。
どうして 人が 半年振りぐらいにスーツ着て出勤していく日に限って「今日の東京は今年一番の暑さでした」なのでしょうか。当局の陰謀としか思えません。
今日だけで 一体 何リットルくらい汗かいたですかね。
七夕だ? それは分かってるから、涼しさをください。
世界初の金属クリップレスロケット包装体の完成 (呉羽化学)
ソーセージの包装を歯で開けようとして苦労した経験は多くの人がお持ちだと思いますが、とうとう それも 過去のものとなりつつあるようです。
しかし、捨てるときに「金属とプラスチックの分別」なんて やったことありませんね。
日本で その存在を知っていた人の数は そんなに多くないと思いますが、アメリカ西海岸に Western Baseball League という独立リーグがありました。California州を中心に、6つのチームがリーグ戦を展開していました。
一昨年、僕は、初めてアメリカの野球場で野球観戦をしました。10年ほど前からメジャーリーグの野球に興味を引かれ、いつか 野球が生まれた かの地で野球観戦をしてみたい、と思っていたのを実行に移したわけでした。
そのアメリカで、初めて試合を観た野球場が、前述の Western League に所属していた Chico Heat のホームグラウンドでした。California州の真ん中辺りにある Chicoという小さな町の小さな野球場でした。6月の夜の爽やかな空気、鮮やかな緑の芝生、満員の地元のファンの皆さん。そんな素晴らしい雰囲気に囲まれ、忘れられない時間を過ごすことが出来ました。選手の方々は、ハッキリ言って 下手くそでした。でも、そんなことは 二の次です。客席に居るのが 本当に 面白くて 楽しくて、僕は いっぺんに「アメリカの野球場」ファンになってしまいました。
今 考えてみれば、一番はじめに、メジャーの大きな球場でなく、そういう田舎町の球場に行って良かったと思います。あの国の人たちが、野球の試合を野球場で楽しんで観ているのが、肌で感じ取れたから。小さな子供から お年寄りまで。男の人も女の人も。みんなが ふらりと町の野球場にやってきて、思い思いに言葉を交わしながら、地元のチームに大きな声援を送る。スポーツ観戦の面白さを、改めて感じた夜でした。その日の試合は 一方的にホームチームが負けてしまったのですが、それでも、最後まで野球場に残っていた人たちは、良い顔をした人ばかりでした。
さて、その Western League は 6チームしかないため、日本の感覚から言うと 非常に奇異に思える やり方で 毎年の優勝チームを決めていました。
まず、6つのチームを 北と南の2地区(3チームずつ)に分けます。それから、シーズンを前期と後期の2つに分けます。レギュラーシーズンは、普通に総当りのリーグ戦となるわけですが、前期・後期で それぞれ北地区・南地区の優勝(勝率一位)を決めます。そして、それらの優勝チームで トーナメント方式のプレイオフを行って、最終的なシーズン総合優勝のチームを決定します(お分かりの通り、プレイオフへは 最大で 4チーム出てきます。つまり、あぶれるのが 2チームだけ。我々の感覚で言う 4位のチームが優勝することも有り得るわけです)。
Chico Heat は、毎年のようにレギュラーシーズンで良い成績を収めるものの、どうしてもプレイオフで勝てずに優勝を逃している、そんなチームでした。しかし、僕が観戦に行った2002年は、それまで どうしても勝てなかったプレイオフを制し、見事に優勝を収めました。僕は、6月の一試合を観ただけなのですが、その話を聞いたときは嬉しかった。やっと勝てたんだね、おめでとうと、言ってあげたくなりました。
……これまでの文章は、すべて「過去形」で書いてあります。そう。全ては、通り過ぎた 過去の話です。単に 時間が過去であるだけでは ありません。Western Baseball League が、もう 無くなってしまっているのです。奇しくも、僕が観戦した2002年のシーズンが、最後となってしまいました。僕が行ったChicoの野球場は ほとんど満員だったので 信じられないのですが、あれは、あの球場に限ったことだったそうです。その他の 5つの球場では 閑古鳥が鳴き続け、リーグの運営は、もはや続けて行けないところまで追い込まれていたのでした。最終的には 6チームになっていましたが、かつては もっとチームの数は多かったと聞いています。不採算のチームを削り、切り詰めに切り詰めて運営をした。しかし、独立リーグであるが故に、メジャーリーグやマイナーリーグとの結びつきなども無く、結局、支え切れなくなったわけでした。リーグの歴史は、たった10年ほどで終わってしまったのです。
ご承知の通り、今、日本のプロ野球は、「経営のスリム化」や「密度の濃い試合」を建前に、チームの数を削っていこうとしています。それを断行すれば問題が解決するのだと言わんばかりの態度の、個人的な意見を組織の総意にすり替えるのが得意な お爺さんが居ます。しかし、チームを減らして 1つのリーグで試合を行うことが、本当に、選手の能力や 経営状態や 観客の満足度まで含めた、プロ野球の質を高めるためになるのでしょうか。今のままでは、決して良くは無い。このまま続けていたら、遠からぬうちに沈没してしまうのは確かです。しかし、現状、一人か二人のお爺さんが勝手に進めている「改革」で 本当に良い方向に向かって行くのかも、頭から信じることは出来ない。変えるべき問題が他にも沢山あって、それらを変えなければ根本的な解決にならない気さえするのです。
勿論、組織の位置付けや 経営の方法や 選手のレベルや 観客動員の数など 大きな差がありますから、単純に比較するのは無謀であり 無意味です。しかし、僕の目には、今の日本プロ野球の姿が、Western Baseball League にダブって見えて仕方ありません。野球観戦が国民的娯楽として認知されているアメリカですら、プロ野球リーグは潰れることがある。まして、日本のリーグなど……
野球の試合を観るには、海の向こうに行くしかない。そんなことに ならなければ良いのですが。
と、長々と書いてみたものの……
球団再編: 強硬発言繰り返す巨人・渡辺オーナー (毎日新聞)
「選手会の古田会長(敦也・ヤクルト)がオーナーと会いたいと要望しているが」との質問に、「無礼なことを言うな。分をわきまえなきゃいかんよ、たかが選手が。立派な選手もいるけどね。オーナーと対等に話をする協約上の根拠は一つもない」
選手会側がストライキ権の行使に言及していることについては「どうぞどうぞ、やったらいい」と強硬発言を繰り返した。
ダメだこりゃ。何もしなくても自分のトコだけ自動的に儲かる仕組みが出来上がっちゃってるから、感覚が麻痺してら。
前々から分かってたことではありますが、人を人と思ってないですもんね。大事な財産である選手たちが この扱いなら、観客席に居る その他大勢なんて 単なるゴミですよ。
この国のプロ野球は、落ちる所まで落ちる予感がしてきました。ま、一旦ご破算にしてゼロからやり直す、ってのもいいか。
せっかくの休みに、外出する気にもならん。
球団存続へ、支援不可欠 どうなるカープ (中国新聞)
広島は一リーグ制への移行で十億円近い減収となる試算もあり、現状では赤字経営に陥る危険性が高い。
つまりは「現状」を変えないと意味ない、ってことですよね。皆が分かってることでしょうけれど。
このような試算が出てきているということは、「10球団にすればすべてうまくいく」 西武・堤義明オーナーの話(スポーツナビ) の記事にある 10球団にすれば、すべての球団が黒字になり、うまくいくと思う。
などという談話は、大した根拠も無く発せられているということ?
ま、もう 何 言ったって仕方ないから、とりあえず やってみましょ。とりあえず やってみて、ダメなら また考えれば良いだけの話さ。
「思えば遠くへ来たもんだ」は、2番だけ違う人が書いてるみたいじゃないか。
いえね、今では女房子供持ち
なのに ここまで一人で来たけれど
は ねェでしょう、と思ってね。
ヨワイさんの所の掲示板から無断で引用します。
ヨワイさんと ふ。さんにあっては 申し訳ございませんが、この話を書くと 僕は感情を抑えられなくなりますので、おそらく掲示板が荒れます。ですから、勝手にこの場で書くことをお許し願いたいと思います。
この時期おすすめは、MALIBっていうココナッツのリキュールを
コーラでわってレモンを絞る。
味はコーラなんだけどココナッツとレモンの香りがしていい感じです。
リキュールの量を減らせば、お酒飲めない人にもOK。
お試しあれ。
ですからね、それが違うんですよ。それで飲めるようになる人は「お酒飲めない人」とは言わんのです。単に「お酒が嫌い」なだけ。
「お酒が嫌い」なのと「お酒が飲めない」のとは違うんです。お願いですから、それを混同しないで下さい。「お酒が嫌い」なのは、単に味や臭いを 鼻や口が受け付けないだけ。しかし、「お酒が飲めない」人は、お酒が体に入ると毒薬になるんです。そこのところを勘違いしないで下さい。
今まで何度、カクテルのグラスを差し出されて「これだったら君でも飲めるよ」と言われたことでしょう。そうじゃないんですって。いくらベースの量を減らそうが 甘い物を足そうが、アルコールが入ってればダメなんですよ。我々の体は、アルコールを分解できずに そのまま体中に回してしまうんです。そういう人に「飲んでみなよ」と勧めるのは、我々からしてみれば 傷害罪と何ら変わりが無いことです。だって、毒を飲んでみろと言われてるのと一緒ですもの。皆で飲むお酒というのは、(基本的に)楽しく飲むものでしょう。そんな場に 傷害事件などは似合いません。軽い気持ちなのでしょうが、酒が そのまま毒になってしまう人が現実に居るということは、心の隅に留めておいて頂ければと思います。
アルコールが分解されずに体を回るというのは、それはそれは不快な感じです。皆さんは 分解された後のアルコールが回るから分からない、分かってくれない。でも、本当に大変なんです。あれは毒物なんだというのが、如実に体験できます。
僕の場合は、まず頭痛。偏頭痛なんて生易しいモンじゃありません。それを超えると、目の前に霞が掛かります。白くボンヤリとなって 良く見えなくなる。机の上の食い物を胃に押し込んで 何とか和らげようとしても、たいてい無駄です。誰かが何か言うたびに 頭へ響きます。心臓の鼓動が 全身を揺らしている感じがします。そこを通り過ぎると、完全に意識を失います。冗談でなく、本当に倒れます。あんな思いをするぐらいなら、素面で付き合ってる方が 遥かにマシです。
「練習すれば飲めるようになる」「俺も昔は飲めなかったけど飲めるようになった」
これらも、いったい何度 聞かされたか分かりません。それはね、「飲めない」んじゃない、体が「慣れていなかった」だけの話です。その二つも、混同している人が多いので 本当に困ります。しかも、20歳そこそこの 酒を飲み始めたばかりの人に言うのなら まだ分かりますが、三十路に突入した男に そういうことを なぜ言いますか(すいません。話が だんだん 掲示板の書き込みを離れてきました)。さんざん試して、酒は飲めない体なんだと分かったんです。聞くところによると、遺伝的なものだそうで、後天的に克服は出来ないそうです。だから、練習なんてしてもダメなんです。
悪気が無いのは分かっています。親切心からの言葉なのも分かっています。だからこそ、言いにくいんですよね。曖昧なままにしちゃイカン とは いつも思うものの、説得は諦めてしまう。こうやって サイトで訴えるくらいしか出来ない。これを、酔っ払いを前にして 面白おかしく語れる人も居るのですが、僕には そこまでの技量がありませんので、許して下さい。
死に票 製造機。
ま、「ゆいつーしん」じゃないですから。(しかし……0.1%とは言え、8000も入ってるのが信じられん。さすが、無駄な一千万都市)
それにしても、蓮舫って、なんか歳取りましたよねぇ……えー、まだ36なの?
今年は広島と千葉ロッテに優勝して欲しかったな……(ストが決行されても このままシーズンが続いても、どっちみち無理でしょ)
調べてみたら、広島が最後に優勝したのは 1991年。ロッテに至っては 1974年ですよ。現行の制度が無くなっちゃったら、「○○年ぶりの優勝!」とか言ってみても意味ないですからね。
スト? 僕は やったって良いと思いますよ。だって、どう考えても 選手会の言ってることは正当ですもの。
選手会は、この問題に関して、建設的な話し合いの機会が持てることを強く望んでいます。そして現状を十分に理解し、納得がいく議論ができれば、球界の責任者として、痛みを負うことも当然と考えています。
― 今までの野球界の問題点を洗い出すことなく、特定球団の利害のみで球団合併、1リーグなどといった結論を性急に出すべきではありません。
という主張の何が悪いのか、爺さんがたや 一部の2ちゃんねらーどもに 納得行く形で説明してもらいたい。
この、どう考えても正当な主張に対して、もう決まってるから、とか、現場が余計な口を出すな みたいなことばかり言われるのなら、取り得る最後の手段を取ったって 構わないですよ。良識ある判断をされると思う
(セ・リーグ会長)とか アホなこと言ってる爺さんも居ますしね。
僕以外が 皆 お酒を良く飲む人でも、楽しい時は楽しいんです。みんな いい人だ。
鯛飯、美味しかったー。高かったけど。
Internet Explorer Large Text File Denial of Service (Kurczaba Associates)
MSIEで巨大なテキストファイルにアクセスすると動作停止する。という脆弱性(と言うより不具合?)を 見付けたそうです。
リンク先にリンクがある(ややこしい) 0407111poc.txt* のファイルに ウチの MSIE 6.0; Windows NT 5.0; .NET CLR 1.1.4322 でアクセスしてみたら、本当に止まりました。CPU使用率が100%になったまま アプリケーションの応答がなくなりました。(*4MBほどの巨大なファイルなので注意)
Mozilla/5.0 (rv:1.7.1) Gecko/20040707 では、ファイル読み込みがなかなか終わりませんでしたが、動作そのものは大丈夫。
……しかし、次期OSの完成なんて待ってないで 早いところ バージョンアップを計るべきではないのでしょうか。せめて、ウチのこのページが ちゃんと表示されるように しておくれよ。
「どうして ここは数字が出てないんだ?」
「いや、そっちの方向には出してないですから」
「しかし、何らかの数字が無いと裏づけが出来ないでしょ」
「いえ、ですから、そっちには出してないんで、むしろ、数字がゼロの方が説得力あるんじゃ?」
「そういうわけには行かないよ」
「……」
という会話が 実際に あったらしい(直属の上司談)。
どうしろと言うんです。
UFJ、三菱東京と統合へ (日本経済新聞)
ついでだ。巨人と西武も合併させようぜ。
「緊張感持って勉強を」 東北大、親元に成績表送付 (朝日新聞)
やれやれ。こんな時代に学生やってなくて良かった。(大学4年の3月まで単位が揃わなかった男 談)
「出会い系」で客室乗務員装う=女性声色使い820万詐取=24歳男逮捕・警視庁 (時事通信)
820万円も あるのが スゴい。(新しいシャツ買うかどうかでさえ ここ2ヶ月ぐらい悩んでいる男 談)
年金改革法、また修正漏れ 法案作成者の処分も検討 (共同通信)
厚労省年金局によると、国民年金法などは古い条文を何度も上書きして改正しているので、今回の年金改革法による新たな条文の挿入・追加などで「意味が通じない個所が出てきた」としている。
ダメじゃん。(学生時代 なけなしのバイト代から真面目に年金を払っていた男 談)