徒歩・徒然

2004年10月上期


2004年10月2日(土)

今日は、野球というスポーツの特別な日となったのではないでしょうか。

WWW上には様々な記事が溢れており、主なページは紹介され尽くしていると思いますので、ここでは、今日の試合の相手チームであった Texas Rangers の地元紙が載せた記事にリンクを張ることにしましょう。

HITS-STORY: Single-minded Ichiro does it (Fort Worth Star-Telegram)

試合数が違う、用具が違う、時代が違う、そして何より、野球が違う。そんなことを色々言われる人も居ますが、これまで80年以上に亘って この記録に届いた人が タダの一人も居なかったということは、紛れも無い事実なのです。

僕は、観客席や選手たちの祝福に感動しました。その、素直で飾り気の無い笑顔と拍手に。野球を観るって、素晴らしい。


2004年10月3日(日)

西武ドーム球場へ行って、プレイオフ第1ステージの第3戦を観てきました。あの球場、15年ぶりぐらいです(屋根が掛かってからは初めて)。

9回の表、木元の まさかの同点2ランで北海道日本ハムが追い付くと、その裏、西武は和田のサヨナラホームラン。両チームの執念が最後まで絡み合い、久し振りに「壮絶な」と言える試合を観た気がします。ファイターズは、負けはしたけど よくやりました。

なんだかんだ言われていますが、プレイオフって面白いじゃねーか、というのが 今日 出た結論です。


なんか、寒くありません、今日?


2004年10月5日(火)

昨日は琵琶湖の北のほとり(?)にクルマを止めて寝ていたのですが、PHSが通じなくて報告できませんでした。

本日、一気に九州入りしました。いま、小倉を通り過ぎて ちょっと行ったところに居ます。

いやはや、九州は遠いです。東京から秋田に行くと 往復で1000kmから1200kmくらいになるのですが、今回、来ただけで距離計が1200kmになっています。えらいこった。

ともあれ、このクルマが九州を走るのは初めてなので、適当に あちこち周ってみたいと思います。これまでの道のりを考えれば、九州の中を走り回るのは 大した距離じゃありません。


ガソリン代が大変なことになっているのは皆さんご承知の通りですが、北九州の街の中で レギュラー 1リットル=104円 という店を2件見ました。

いったい、どういうカラクリになっているのでしょうか?


2004年10月6日(水)

晴れました。


九州の西の端へ行ってきました。

長崎県は佐世保市の西のところにある小佐々町(こさざまち)。そこの神崎鼻と呼ばれる岬(と呼べるかどうか?)が西の端になります。東経129度33分17秒 だそうです。

小さな公園が作ってあって、その入り口までクルマで行くことができます。海に突き出した岩場では、釣りをしている人たちが何人かいました。

九州の西の端ということは、北海道・本州・四国・九州の いわゆる「本土」と呼ばれる四島の西の端ということになって、「日本本土最西端の地」とか書いた碑があったりします。
― 最西端の碑 ―
― 「日本本土最西端の地」 ―

しかし、目の前の海の むこっかわに 平戸の島が でーんと見えてたりして、あまり 最果ての地のような感じはしません。

そのあとは、南に向かおうと思ったのですが、道の選び方がまずかったのでしょうか、あまり距離が稼げませんでした。いま、熊本のちょっと南の辺りにいます。明日こそ、鹿児島県を目指す予定。


2004年10月7日(木)

台風接近中。(とほほ……)


そんな中、一番南の鹿児島県にやってきました。
「最○端ツアー」を引き続いてやっています。今日は、最南端へ。大隈半島の一番南は佐多岬です。四国の佐田岬は最西端でしたが、こちらの佐多岬は最南端。

……が、それまでモタモタしていた所為で、妙なことになりました。
山の中の道をうねうね進み、やっとのことで先端の有料道路の料金所にくると、中にいた小母さんが「5時までに出てもらわないといけないんですけど」と言われます。時計を見ると4時40分。

「5時までに、ここに戻ってこなくちゃいけませんか?」「いえ、向こうが5時までなんですよ。ここからクルマで15分くらい行って、そこから また 展望台まで15分くらい歩かなくちゃいけないんです。まぁ、向こうを5時20分くらいまでに出てもらえればいいですけど、ぜんぜんノンビリできないですよ。それでも行かれますか?」
ここまで来て出直すわけにも行かないので、「行きます!」と宣言して、1000円払って有料道路に入りました。途中の検問所(?)で、切符の半券を千切ってもらいます。「時間が無いので、途中、寄り道しないで行って下さいね」「はい」
15分くらい と言われた道のりを かっ飛ばして、10分ほどで突端の駐車場に到着。

展望台へ通じる道の入り口にトンネルがあって、そこにいた小母さんから、100円で切符を買います。「展望台に係の者が居ますから、見終わったら 一緒に帰ってきて下さい」と言われます。

展望台までの山道を 駆け抜けるようにして 歩いて行きます。空は、台風の影響でしょうか、雲と風が出てきています。

展望台に着くと、また一人 小母さんがいて、「風が強くて窓閉めてますから、開けたら閉めて下さいね」とお願いされます。当然、他には誰も居ません。上の階に上って、せっかくなので、何枚か写真を撮ってみました。
― 夕暮れの佐多 ―

1階に降りていくと、「もう、よろしいですか? じゃあ、戻りましょう」というわけで、小母さんは荷物を担ぎ、電気を消して戸締りをして、僕と一緒に山道を歩いて戻ることになりました。道々、いろいろ お話を聞かせてもらいました。元旦は、初日の出を見るお客さんのために 朝の2時ごろから準備をするんだ、とか……。

そんなわけで、最南端初訪問は、嵐のように過ぎていったのでした。

途中の道で、車道の真ん中に、サルやイノシシを見掛けました。


明日以降は、台風の動き次第です。


2004年10月8日(金)

ずっと雨です。

阿蘇に行ってみました。
― せっかくなのですが ―何も見えません。

都井岬に行って「馬だ馬だー」と はしゃいでいたら 風と雨で ぐしょ濡れになったり、日南海岸は 嵐の中で サーファーが たむろしていたり、結構な街の中なのにPHSが通じなかったり、阿蘇に抜ける国道が ことごとく通行止めで 県道に入ったら 細くて荒れてて大変な目に遭ったり、そんな山奥なのに ちゃんと住んでる人が居て ビックリしたり、間隔20cmくらいでタクシーとすれ違ったり、結局PHSの通じるところが無かったり、
色々ありましたが、おおむね順調です。

もうちょっと天気が良ければ。せめて雨が止んで欲しい。


2004年10月11日(月・祝)

帰ってきています。

結局、九州にいた間は2日しか晴れませんでした。最後の日、大分県の耶馬溪や 福岡県の平尾台に行ってみたのですが、相変わらずの風と雨で、写真を撮ることすら ままなりませんでした。残念ですが、仕方ありません。日頃の行いが悪かったと思って諦めましょう。(かと言って、行いを正そうと これっぽっちも思わないところが問題だ……)

帰り、国道2号線と1号線を使って東京まで帰ってやろう とか無謀なことを考えて実行に移しました。

しかし、F-1の開催日に鈴鹿市を通りかかって大渋滞につかまり、関東に入ったら箱根の山くだりで大渋滞につかまり、やっぱり後悔してしまいました。

総走行距離は3700kmほどになりました。この間の東北旅行と合わせて5000kmほどになりまして、早くもオイル交換の期限です。


2004年10月12日(火)

タイヤが3本パンクした夢を見ました。

だいぶ疲れが……


嶋、タイトル優先 首位打者固めへ欠場も (中国新聞)

こういった話が出てくるたびに、イチローや松井秀喜って すごいんだな と思うのです。

単に丈夫なことなら 僕も負ける気はしませんが、あれだけのことを やりながら 怪我や体調不良を抑えるのは 並大抵の努力では出来ないでしょう。

それにしても、ここに来て出場できなくなるとは、何と言う不運でしょうか。


2004年10月13日(水)

Microsoft tells users to patch 21 new flaws in Windows (USA TODAY)

だんだん ヤになってきましたね。(今日も職場で更新更新更新更新……)
でも、WINDOWS を使っている限りは 頻繁なアップデートは避けようが無いので、我慢しましょう。イヤなら他のOS使え て言われて終わりですから。

ところで、ウチのパソコンの2000の自動更新機能が上手く働かないのは何故なのじゃ。


列車内でスプレー噴射 JR中央線、6人救助 (共同通信)

「中央線って、なんか、ヘンな人が乗ってることが多いような気がするんですよね」
「えー? そうなんですかぁ?」
「なんか、ドアのところでブツブツ言ってたりとか」
などという会話を 以前 職場で交わしていたことがあるのですが、こういう事件のことを聞くと つい思い出してしまうのであります。

沿線の皆様、ごめんなさい。


2004年10月14日(木)

朝、ホームに下りて行ったら 急行列車のドアが目の前で閉まる。
夜、ホームに下りて行ったら 山手線のドアが目の前で閉まる。

都会のイジメだ。


社名の変更について (DDIポケット株式会社)

来年2月から、「株式会社ウィルコム」に変わるそうです。

最近、つなぎ放題のコースにしても良いかな、とか思い始め……

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written by tardy@k.email.ne.jp