徒歩・徒然

2004年12月下期


2004年12月16日(木)

今日一日で、タクシー代 3万円也。

根本的な業務改善が必要です。


ちょっと前の話題ですが。

Commuters 'suffer extreme stress' (BBC News)

通勤ラッシュに巻き込まれている人は、機動警察官とか戦場のパイロットとかよりも多くのストレスを受けている という研究結果が発表されたそうです。

これはイギリスの話みたいですが、こういうのは、この日本でこそ 本格的な研究が為されて然るべきなのではないでしょうか。東京では、道路も鉄道も 朝夕 エラいことになっている。これを どうにかしようと思っている人が 居ないはずはないと思うのです。

……それにしても、International Stress Management Association なんて機関があるとは知りませんでした。すごい世の中。


2004年12月17日(金)

見本がショーケースに入れてあって、すごく美味しそうに見えたので それの食券を買ったのに、「すいません。品切れになってしまいまして……」と言われたときの 空しさ。

差額を返してもらっても、なんだかスッキリしません。


2004年12月20日(月)

映画 “Tombés du Ciel” (1993年・仏)

暮れも迫った12月30日。パリの Charles de Gaulle 空港に Montréal からの飛行機で着いた主人公の小父さん(お爺さん?)は、フランスとカナダの国籍を持ち、ローマに住んでいて、スペイン人の妻がいる、という ややこしい人。ところが、出発前に持ち物を丸ごと盗まれており、パスポートも無いため、入国審査を通れません。カナダ大使館から確認を取れる写真が届くまで待ちなさいと言われ、空港の中で過ごすことになります。

ウロウロしていると、同じように空港のトランジット・ゾーンから出られなくなっている人たちに出会います。中には子供もいれば ベテラン(?)もいて、外へ抜け出る通路なども しっかり分かっている。次第に打ち解けあった人々は、翌日の大晦日、新年を迎える真夜中に、「この子にパリを見せてやろう」とか言って、みんなでパリの街へ繰り出したりします。

主人公が巻き込まれた事態は とんでもないことだし、空港の関係者は頭の固い人ばっかだし、動きが取れない人たちの境遇は気の毒で仕方ないし。ところが、あっけないほど皆が開き直っているのです。もう、うち等の家は ここだ、と。どうやって食べているのかとか、詳しいことは よく見せてもらえませんが、人間って 強かだなぁと思います。

 邦題:「パリ空港の人々」
 監督:Philippe Lioret
 脚本:Philippe LioretMichel Ganz
 撮影:Thierry Arbogast
 編集:Laurent Quaglio
 出演:Jean RochefortMarisa ParedesTichy Holgado ほか


で、それを見た上で こちら。

“The Terminal” (2004年・米)

今度の主人公は、本人の写真が届くまで どころじゃありません。国が引っくり返りそうになって、パスポートも無効。言葉も通じない空港で いつ問題が解決するのか 全く分からない状況に陥ってしまいます。

こちらは、同じ境遇の仲間が居ない代わりに 空港の中で働く人たちと仲良くなっていきます。なぜか意地悪を仕掛ける偉い人が居て、変な目に遭わされそうにもなりますが、父親との「約束」を果たすべく、空港の中で待ち続けるのでありました。

あの客室乗務員の女性との一連の話は 省いても良かった気がしますが、とんでもない割には楽しい話でした。実際に こういうことに巻き込まれたら、僕は 立ち往生してしまいそうですけども。


2004年12月21日(火)

Japan's showbiz fans look to S Korea (BBC News)

10日ほど前の記事ですが、BBCも取り上げないわけには行かなくなったようです。ブームが行き過ぎる てのは、あまり見ていて心地よいものでもないので、適当なところまでで抑えましょう、皆さん。

それにしても、

So popular is Yon-sama that Japanese Prime Minister Junichiro Koizumi recently joked, "Yon-sama is more popular than me."

……笑えるやら悲しいやら。


2004年12月23日(木)

忘年会が二つ重なってしまうのは、あまり胃袋には よろしくないようだ、という体になりつつあるようです。

「鍋の最後に うどん」てのを 両方の会場でやられてしまいました。もう、お腹に小麦粉しか入ってないよ。(その後、自転車で帰宅するも、お腹の張りは全く消えず)


2004年12月24日(金)

暗くなってから出勤して行って、ぐるっと職場で過ごして今日になって、また暗くなりかけてから帰ってきました。

こうなると、頭も体も ワケ分かんなくなって どうでもよくなるみたいです。極端なこと言うと、睡眠時間なんか考えたって仕方ないや、という感じ。もう、どうなっても知るか。

悪いのは自分なんだけど。


2004年12月25日(土)

空撮の映像を見て、「仙台って大都会だな」と思う。


適当にレートを落とした画像で録画して、さっさとDVD-RWに移してしまう。これがHDD容量を節約する(今のところの)一番の方法であることを、最近 悟りました。

400GBあったって、録りまくって そのままにしてると いつの間にか足りなくなるんですよ。ウチのSHARPの機械は、レート変換しながらDVD-RWに落とすと、録画時間分だけ時間を喰うのが問題です。


2004年12月26日(日)

ニュースとか全く見ずに過ごしていたら、大変なことが起きていました。

Asia quake disaster (BBC News)

良くは分かりませんが、遊びに行ってる外国からの観光客も多いのではないでしょうか。


2004年12月27日(月)

今日は、目を引かれた記事3本を並べて終わります。


NTTドコモ新端末FOMA901iシリーズの誤算 (ASAHIパソコンNEWS)

もはや、「携帯」は「ケータイ」でしかなくて、決して「携帯電話」と言ってはならぬ、と思います。むしろ、皆さんが「話をする電話」として使ってる時間は だんだん(割合として)短くなってるのではないでしょうか。
ただ、色々 便利なのは分かるとして、いまいち僕に分からないのが、ケータイに皆さんが何を求めてるのかということ。この記事を読んで、疑問が深まってしまいました。

NTTドコモの新端末FOMA901iシリーズの評価が低い。発表会見で記者に「小粒だ」と酷評されたニュースが携帯電話ファンのブログや掲示板で飛び交って、前評判は散々だ。

とは言うものの、実際に記事の後を読んでみると……

サービス面の目玉は3Dサウンドと3Dグラフィックスによる表現力の向上。カメラ機能は全機種200万画素クラスで、着うたや着メロのダウンロードサイズの拡大や、端末側がメモリーカードに保存したAAC音楽ファイルを再生できるシリコンオーディオ機能を持つなど、細かな部分が改良されている。

フルサイズの楽曲を配信する新サービス「着うたフル」を開始した。音楽ポータルサイト「EZ MUSIC!」も用意し、検索からダウンロード購入、気に入った曲の音楽CD購入まで一貫したサービスとして利用できる仕組みを作った。携帯電話の課金システムを使い、クレジットカードがなくても音楽配信サービスやCDの通販が利用できる。

メールに添付できるファイルが送受信とも業界最大の300KBになり、パケット料金定額制を導入したうえ、ボーダフォン携帯電話同士ではメール受信料金無料が復活した。定額制ユーザーが、写真付きメールや動画付きメールを定額制未導入のユーザーに送っても、受信するだけならパケット料金負担がない。

docomo, au, vodafone の新しくなった点(?)について述べてある部分を順に抜き出したのが上記ですが、はて、「酷評」されるほど docomoのやってることが ショボいんかいな? 他の2社がやってることが スゴいんかいな? 僕には、どれも 横並びに どうでもいいことに思えてしまいます。少なくとも、「ああ、これは やっぱり僕もケータイ持たなきゃ!」と思わせるものは ハッキリ言って 無い。

しばらくは、DDI Pocket のCFカードで行かせて頂きます。いざとなればノートPCで音声通話できるし。


Registries Vie for .Net Domain (internetnews.com)
「.net」ドメインの後継レジストリはどこに? 申請締め切り間近 (japan.internet.com)

すいません。
正直言って、何のことやら良く分かってません。

が、確実に当サイトに関係のあることなので、なんとか影響の出ないように話が決着してもらいたいと思います。


田沢湖畔などが入選/歩きたくなるみち500選 (秋田魁新報)

はて、「秋田市街と公園散策路」てのは、いったい どこの話なんでしょうな? 秋田市内は かなり歩き倒していると自負してる僕ですが、不明であります。


2004年12月28日(火)

― もう92点 ―

やっぱり、こんなペースで貯まるのは おかしいのかも……
(でも最近は、CDよりDVDの方が多いような気がしています)


The FCC Kids Zone Room (Federal Communications Commission)

ドラえもんが居ます。

FCC:アメリカ連邦通信委員会のページです。(要 Flash Player

共同通信発の記事は↓
「ドラえもん」そっくり?キャラクターで物議 米連邦通信委サイト (産経新聞/共同通信)

「ブロードバンド君」だそうです。太め・短足・間の抜けた顔(by のび太)は 確かに そっくりですね。あとは、お腹にポケットがついているかどうか。


2004年12月29日(水)

北浦和で開催された忘年会に参加しました。
勤務が午後8時半までだったので それから行ったら 見事に終電になってしまい、なんとか都内までは戻れたものの、池袋までしか連れて来て貰えませんでした。我が家も実家も、だいぶ先です。

タクシー乗れるほど おカネも無いし……ってワケでもないんですが……どうせ明日、用事で山手線の走ってる辺りまでは出てこなきゃいけないので、駅近くのカプセルホテルに ご厄介になることにしました。3990円也。ま、良しとしよう。

実は 初体験だったりします。


2004年12月30日(木)

自宅の固定電話に IP電話を導入してみました。NTTのVoIPアダプタは購入(←初期投資としては 少々 値が張ってるかも)。設置・設定は自分でやりましたが、かなり すんなり行った印象です。どうやら、問題なく通話できてます。ADSL回線の状態の良さに感謝せねば。

月々払う基本料金は これまでと変わらず、全国どこの固定回線に掛けても 3分:8円40銭の環境が整いました。国際電話も、たとえばアメリカ向けが 1分:9円、スウェーデン向けが 1分:20円ですから、かなり安いみたいです(携帯電話向けは 1分:19円95銭で、NTTコミュニケーションズ等のサービスに比べると 若干 割高。と言うか、場合によっては国際通話より高いぞ)。
まぁ、自宅から どこかに電話かけることは少ないですが、なんか、節約してる感じで良いかなと。気分の問題ですね。

しかし、これで また 機械が一つ増えてしまった。配線が ゴチャゴチャです。そのうち整理しないとな。

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written by tardy@k.email.ne.jp