徒歩・徒然

2005年7月上期


2005年7月1日(金)

忙しくて限界です。

業務より自分の身だ、というわけで、いま成田空港に居ます(ちなみに昨晩は 業務で終電を逃し、会社に泊まりました)。

禁断症状に耐えられず、アメリカ野球場ツアー第3回を敢行します。目指せ、Double-A。無事を祈る。向こうから、報告できたら報告します。しばし お待ちを。


2005年7月2日(土)

6:00am EDT (7:00pm JST)

とりあえず New York City 到着。昨晩は、疲れ果てて すぐに寝てしまいました。Newark に行って独立リーグ観戦だ! とか思っていたのに体が付いて行かず。現実は厳しいです。

Manhattan の地下鉄は ややこしい。(結局 僕は、どんな交通機関に乗っても迷子になる ってことだったりして)

今日の予定。

もう、早々に New York は後にして 西へ向かう予定です。Pennsylvania州の Harrisburg が最初の目的地。お空の雲が怪しいのが気掛かりです。雨が降らないことを祈る。


2005年7月3日(日)

7-2-2005, 11:00pm EDT (12:00pm JST)

予定通り、Pennsylvaniaの州都、Harrisburgにやってきました。

― Commerce Bank Park 3塁側 ―(写真のサイズは小さめに抑えてあります。見辛くて すみません)

Harrisburg Senators の本拠地、Commerce Bank Park です。Washington D.C. の球団は Nationals になってしまいましたが、こんなところで Senators は頑張っています。

野球場は、市内を流れる Susquehanna River の中に浮かぶ島にあります。実は、何だかんだ言って、これが Double-A クラス 初観戦。3回目のアメリカ本土で やっと見ることが出来ました。長い道のりだった(そんな大袈裟なことでも無いか……)。今日は 5ドル払って 安い席に座りましたが、写真のとおり、とても見やすい席でした。球場自体が小ぢんまりしてるのもあるんですが、フィールドの近いこと。金網も無いし。5ドルで これなら、大満足です。

試合は Trenton Thunder が相手。PennsylvaniaNew Jersey の州都対決です。8対1で快勝し、観客席も大いに(?)盛り上がりました。内野のエラー2個は ご愛嬌と言った所ですが、その辺を つぶして行かなければ、選手として上のクラスに上がるのは厳しいでしょうね。みんな頑張って。

午後6時過ぎに始まった試合、心配とは裏腹に 雲ひとつ無く晴れ渡っていて 強烈な西日が まともに目に入るので、7th inning strech の辺りまでは大変でした。でも、皆さん、何事も無いかのように試合を楽しんでいるのは さすが。やっぱり Minor League の野球場は楽しいですね。地元の皆さんが思い思いに地元のチームに声援を送る姿と、くっだらないことで大の大人が やたら盛り上がるのを見ていると、野球が本当に「普通の人の日常」に溶け込んでいるのが分かります。いつも思うことですが、来て良かった!

明日は、さらに西へ向かいます。


2005年7月4日(月)

7:00am EDT (8:00pm JST) (都合により、翌朝更新)

― Canal Park 1塁側 ―

Ohio州の Akron という町に来ました。
Canal Park にて、Akron AerosBinghamton Mets を観戦。こちらも Double-A のクラスです。これまでの鬱憤晴らしのようですな。前回、2年前の旅で、Binghamton の町には行ったのに 雨で試合が“中止”になり、Burger King でハンバーガーとサラダを食べただけで引き返した、という苦い経験があります。思わぬところで借りを返した形になりました。

今日は、これでもか というくらいの晴天。日曜昼間の試合は、強烈な日差しとの闘いでもありました。風が吹いてくれば心地良いのですが、それ以外の時は ジリジリと肌が焦がされるようです。でも、これも「野球」観戦の一つの要素だと僕は思います。相変わらず、地元のお客さんは元気いっぱいでした。

試合は 2対0 で Aeros の勝ち。両チームとも なかなか点が入らない試合で、Mets は 5回までノーヒットに抑えられていたり。決着を付けたのはホームランでした。やはり、、一発の威力はスゴい。


今日は、思いがけない出会いがありました。

― ありがとうございました ―

Akronの球団職員として働く Lさんと Iさん。インターンシップとは ちょっと違うんですが、スポーツマネジメントの勉強として、今シーズン一年だけの契約で働いていらっしゃるとのこと。チケットウインドウの前で声をかけてくださったのです(滅多に東洋系の人なんか観戦に来ないので、目立ったみたいです)。こんな所で地元の人(?)と日本語を話すことが出来るとは思いませんでした。

お仕事が終わった後、いろいろ お話を聞くことが出来ました。お互いに思い掛けなく自由にお喋りできる人たちと一緒になったので、会話が弾んでしまいます。
「日本人の観光客が観戦に来ることなんてあります?」
「いやー、まず来ないですね」
そうでしょうな。

独立採算の企業として 地元密着で事業を展開するマイナー球団。日本では まだまだ成り立たない業種ですが、こちらでの経験は本当に勉強になると仰っていました。

こんな形で 日本人を含めた東洋人を雇ってくれる球団も少ないと言います。そう考えると、このお二人は スゴいお二人ですよね。聞けば、業績が上がらなければ 即 契約を破棄されることもある など、球団職員は選手以上に厳しい面もあるそうです。

ゆくゆくは、プロスポーツの世界で働きたいというお二人。大変なこともあるかと思いますが、頑張って下さい。こういう方々が、もし、日本のプロ野球を変えてくれたりしたら、嬉しいですね。ご活躍を期待しています。


2005年7月5日(火)

7-4-2005, 11:00pm CDT (1:00pm JST)

IndianaIndianapolice まで来ました。

が(!)、お目当ての Victory Field に行ってみると、まるで我々に見せ付けるかのように “Today's Game is SOLD OUT” の表示が……

なんてこった。独立記念日のナイトゲームを予約も無しで観ようと思ったのが間違いか。

仕方が無いから、そそくさと宿に入り、テレビで Atlanta BravesChicago Cubs の試合を見物しましたとさ。

明日こそは。


2005年7月6日(水)

7-5-2005, 11:00pm CDT (1:00pm JST)

IowaDavenport に来ています。

― John O'Donnell Stadium 3塁側 ―
今日は John O'Donnell Stadium にお邪魔しました。Mississippi川の畔に建つ、小さくて綺麗な野球場です。一塁の向こうには川に架かる橋が見え、ライトのフェンスの後ろは、小さな土手と道を隔てただけで、川の流れが すぐそこです。僕のデジタルカメラの写真では、なかなか この雰囲気の良さが伝わらないのですが……

川を渡った向こう側は Illinois州です。時折、川を行く舟が見えます。水を渡ってきた風も心地良くて、野球観戦には もってこいの夜でした。休み明けの夜だからか、観客の入りは芳しくないようでしたが、それでも何となく 色々 盛り上がるもんです。

ここら辺は、川を挟んで2つずつの 合わせて4つの町を纏めて Quad City と呼んでいるのだそうで、チームの名前も Swing of the Quad Cities と言います。クラスは Single-A ですから、一昨日までのところから一つ下がった感じになります。さすがに若い選手が多いリーグですし、審判が二人になるなど、いろいろな差があります(Triple-ADouble-A は審判三人制)。が、この球場はスコアボードにビデオ映像が映ったりして、Single-A の本拠とは思えないほど豪華でした。

今日は West Michigan Whitecaps とのゲーム。先発投手の乱調で 試合は 1回表 早々に結果が見えてしまいました。5対1で Whitecaps の勝ち。メジャーの試合ならセカンドゴロだろうなという打球が外野に抜けていったり、簡単そうなフライを誰も捕れなかったりと、荒い所も目に付きましたが、所々に好プレーも見られました。Swing の二番手に急遽出てきた Brian Miller 投手のピッチングは見事。


2005年7月7日(木)

12:30am CDT (2:30pm JST)

1試合ぐらいはメジャーの試合も観ておかないとなぁ、というわけで、Kansas City にやってきました。

― Kauffman Stadium 1塁側 ―
Kansas City Royals の本拠地、Kauffman Stadium です。
とにかく、規模が違う。建物がデカい。駐車場が広い。観客が多い。声援が響く。田舎町の ちっぽけな球場に慣れた身には、何もかもが巨大で圧倒されてしまいます(昨日の Quad City の10倍 客が入ってました)。

ここは、メジャーの本拠地の中でも 美しい球場として有名ですが、なるほど、外野に広がる噴水や 周りの照明塔の作り方など、他には無い特徴がありますね。2・3階席の形なんかも、ちょっと気を使って作ったなというのが分かります。

Seattle Mariners との試合は 5対1で Royals の勝ち。Mariners は イチロー君の打点付きヒットによる 1点だけでした。


2005年7月9日(土)

(昨日の出来事は、あとに回します)

1:00am MDT (4:00pm JST)

ついに 2回目のタイムゾーン境(?)越えをし、Colorado州まで来ました。

― Security Service Field 3塁側 ―

Colorado Springs Sky SoxSecurity Service Field です。これが野球場の名前なんでしょうか、と つい思ってしまいます。綜合警備球場 ていうような感じですからね(あ、いまは違う名前になってるんでしたっけか)(と言うか、これは保険関係の方か)。

すぐ北の Denver にある Coors FieldMile High Stadium(標高1マイルの野球場) などと呼ばれているのは良く知られている通りですが、ここは、その Coors Field よりも さらに 400フィートほど高いところにあり、アメリカで 一番 標高の高い野球場なのだそうです。だからと言って、打球が良く飛ぶのかどうかは、僕には分かりませんでしたけど。

今日は Salt Lake Stingers との試合。クラスは Triple-A です。もう少しでメジャーに上がれそうな人、とか、メジャーから落っこって来た選手などが居るはずなんで、知った名前の人が出ないかなと思っていたんですが、結局、誰も知りませんでした。
標高の所為かどうかは置いといて、打撃戦となりました。6対5で Stingers の勝ち。勝敗を分けたのは、意外なことに、送りバントでした。Triple-A と言えど、緻密な野球が必要なことに変わりはありません。もっと練習を積まないと。

スタンドは ほぼ満員でした(7千人強ですから、広島や神戸より入ってるかも)。昼間にチケットを買っておいて良かったです。サヨナラ勝ちでもしてくれたら、もっと盛り上がったんですが。


昨日は Kansas の田舎道を ひたすら走っていました。

― I-70疾走中 ―←ずーっと こんな感じ。まさに「何も無い」平原が続いていました。

で、Kansasの北の方の牧草畑の真ん中に、こんな物が立ってるのを見に行きました。
― ここがアメリカの真ん中です ―
Smith郡のLebanonという町のそばに、Geographic Center of the United States なるポイントがあります。どういう根拠で「真ん中」なのか イマイチ良く分からないのですが、とにかく、北緯39度50分・西経98度35分の地点だそうです。

周りは 見渡す限りの牧草畑、そして、そばに 打ち捨てられたようなモーテル(のつもりで建てたと思われる廃屋)や 小さな小さなチャペルがあったり、ちょっと不思議な雰囲気がする場所でした。近くに、酪農だか農業だかを営んでいると思われる家が 一軒 立っていて、その家のおかげで 現実の世界が そこにあることが確かめられるような……。どうも、うまく言えませんけど。

そんな風に、アメリカの真ん中を通り過ぎて、道中は続いて行きます。この日の夜に泊まった場所は、あまりに田舎すぎて(?) internetに接続できませんでした。


2005年7月10日(日)

7-9-2005 8:00pm MDT (11:00am JST)

Colorado州を移動中。

今日は、ちょいと登山と洒落こんでみました。
― Mt.Evans 山頂にて ―
Mt. Evans の山頂からの眺めです。海抜 14264フィート。メートルに直すと、4300mを越えています。

……と言っても、実は、ほぼ山頂までクルマで行けるんです。アメリカで一番高いところを走る道路なんだそうです。

僕が歩いたのは 最後の数10mだけ。4000m級の山だと言うのに、周りには 実に気軽な格好で来ている皆さんが たくさん。ただ、やはり空気が薄いのは確かで、ちょっと歩くだけで息が切れました。舐めてかかっては いけません。


2005年7月11日(月)

7-10-2005 9:00pm MDT (12:00pm JST)

まだ Colorado州に居ます。どういうわけか、走っても走っても抜けられません。

― Molas Pass にて ―南西部の山越え(Molas Pass という峠です)。

― Four Corners にて ―Four Corners から……どっちを向いたか良く分からないけど……とにかく Four Corners からの眺め。要するに、周りには何も無いのです。

ちょっと走っただけで、がらっと土地の様相が変わるんですね。面白い。


2005年7月14日(木)

とうとう California州まで来ました。都合により、この3日間の出来事を まとめて ご報告します。時系列順に並べてみます。ちょっと長いですが、では どうぞ。


〈こちらの時間で 11日〉

― Monument Valley にて ―

― Grand Canyon にて ―

一応、観光地めぐり みたいなことも。Monument ValleyGrand Canyon を見てきました。自然の力は 神秘的です。


Arizona州に入ったら、時計が一時間 前になっていました。あれぇ? まだタイムゾーンの境には行ってないはずなのに……と思ったら、Arizonaは夏時間を実施していないのでした。そうか。


McDonald's にて。

「『肉抜き』の Big-Mac」てのを注文できることを初めて知りました(ホントです)。そんなもん食べても 話のタネになるくらいのもんですが、一度 お試しあれ。新鮮な体験ができます(ホントか)。


〈こちらの時間で 12日の夜〉

CaliforniaAdelantoの町です。High Desert MavericksMavericks Stadium に行きました。

― Mavericks Stadium ライト線 ―

まず、町のことを書いとかなくちゃ いけないでしょうね。 これほど周りに何も無い野球場は初めてです。裏(?)に ガソリンスタンドが一軒あって、とりあえず道路が通っているだけ。あとは 見渡す限り原野みたいになっていて、そこに野球場が ポコっと あるわけです。Adelantoの町の中心ではないかと思われる辺りに行ってみても、強烈な日差しと乾いた空気の下、疎らに建物がパラパラとあるだけで、大変に寂しい感じがしました。今まで訪れた「野球チームが本拠地を置いている町」の中では、ダントツに小さい町です。地図を見ると、この辺は Mojave Desert の端っこに当たり、要するに、ほとんど砂漠のような所。チーム名の “High Desert” は この周辺の地域の呼び名です。標高の高い砂漠、みたいな意味なんでしょうか、町を歩いて暑さを実感すると(おそらく、日中は 40℃を はるかに超えています) まさに砂漠の町だなぁと思います。

入り口で切符切ってくれたお姉さんが、どこから来たのか聞くので「ウィ・アー・フロム・ジャパン」と答えたら、「どこの?」と切り返してきました。おぉ、日本語ご存知ですか! ちょいと助詞の使い方を間違えてる気がするけど、仰りたいことは分かりますよ。「東京です」 そしたら今度は、そばに居たプログラム売ってるおじさんが握手を求めてきました。“Welcome to our stadium!” 「ナイス・トゥ・ミーチュー」一冊ください。なかなか賑やかな入場になってしまいました。

野球場そのものは、綺麗で素敵です。今回お邪魔した Single-A のホームスタジアムは どこも立派なところばかりです。

普通に野球に興味がある人なら、この夜は テレビで All Star Game でしょうから、観客席に居る人たちは 本当に このチームに思い入れがある人たちのはず……なのに、Adelantoの町並み同様に寂しい感じがしました。第一、空席ばっかりです。当日売りの僕らが ネット裏の3列目を買えちゃうんですからね(それでも観衆は1010人と発表されています。そんなに居たかな?)。イニング合間のアトラクションも、あまり盛り上がりません。普段は もうちょっと お客さんが入って賑やかなのでしょうか?

試合相手は Rancho Cucamonga QuakesL.A.近郊の町のチームです)。 クラスは Single-A ですが、むしろ、先週 見た Double-A の選手たちよりも 守備の技術などは洗練されているように見えました。素晴らしいことに、無失策試合です。5対3で Quakes の勝ち。

日が落ちたら、とたんに涼しくなっていったことを付け加えておきましょう。まさに砂漠。


〈そして、13日〉

California州を 横へ ちょこっと移動して、Lancaster の町までやってきました。Lancaster JetHawksClear Channel Stadium での観戦が、今回のマイナーリーグ見納めになります。

― Clear Channel Stadium レフト線 ―

対戦相手は Modesto Nuts。昨日と同じリーグ、Single-A です。Modesto の町には 2002年の旅行で行きました。その時は チームは Athletics を名乗っていたのに、いつの間にやら違う名前になっています。

Modesto の球場は もっと簡素な造りでしたが、ここ Lancaster の球場は だいぶ立派です。ホームプレート後ろの上の方には VIP席のようなものまで ちゃんと あります。珍しく ダグアウトの上に背の低い網が張ってあって 少々 観づらくなっているのが難点でしょうか。でも、そこから外野寄りの座席では、他所と同じように、とても迫力のある観戦ができます。
また、ここは右中間のフェンスに 手動式のスコアボードが付いていました。人員の関係からか、電光掲示板にしてある球場ばかりの中で、貴重な存在だと思います。ぜひ このまま続けてもらいたいです。ただ、得点の出し方とか、もうちょっと早くしたほうが良いのでは。

今日も 客席は だいぶ空いていました。でも、昨日の Mavericks Stadium より 500人ほど多く入ったようです(そんな風には見えませんでしたが)。ただ、昨日の寂しい雰囲気の客席とは がらっと変わって、ここの観客の皆さんは大変に賑やかでした。おかげで、とても楽しかった。

今日の試合は いろいろ ありました。
PCがフリーズしたとかで 音楽が流れなかったり(英語でも “Computer was frozen.” という言い方をするんですね)、監督が塁審に抗議して退場になったり(マイナーでも、やっぱり 顔を突合せて怒鳴りあうんですね)。そんな時も、みんな適当に騒いで面白がってしまうのが良い。

試合は大接戦で、アメリカでの延長戦初体験となりました。なんせ、日本と違って「決着がつくまで やる」ですから、どうせなら もっと長く観ていたかったですが、10回裏、Edgar Varela 選手のサヨナラホームランが飛び出し、大歓声の中で試合が終わりました。5対4で JetHawks の勝ち。最下位と首位の試合とは思えない粘りでした。


2005年7月15日(金)

7:30am PDT (11:30pm JST)

Los Angeles に到着。距離計が ちょうど3000マイルになりました。4800kmくらいです。

いきなり こんなこと書くのもヒドイのですが、イメージとは裏腹に、なんか「薄汚れた街」というのが第一印象です。人が いっぱい居ると どうしても こうなっちゃうのかなぁ。いや、でも、New York City では 別に そんな感じは しなかったんですよね。うーん……

ま、そんなことは置いときましょう。
昨晩、せっかくなので、Dodger Stadium に行ってみることにしました。Los Angeles DodgersSan Francisco Giants

― Dodger Stadium Reserve Level 1塁側 ―

球場に向かう途中で渋滞に巻き込まれました。さすが都会。入ったら 3回表まで進んでました。
10ドル払って上の方の席です。なにせ、西海岸対決で当日買いですから。でも、ココはココで フィールド全体が見渡せて 観やすい席だと思います。周りの皆さんも、むしろ、下の席より盛り上がってたかもしれない。Kansas City と比べても、だいぶ歓声が大きかったような気がします。観衆:46234人。さすがメジャー。

崔熙燮が代打で出てきたときに沸き起こった “Hee-Seop-Choi!” の大合唱が 一番 迫力あったかも(一球で凡退しちゃったけど……)。“Giants SUCK!” の掛け声は お約束(はじめ、何て言ってるのか分かんなかったけど……)。

4対3で Giants の勝ち。もうちょっとでした。


さて、今回の旅行は これで終わります。これから LAX Airport(ロスアンゼルス国際空港)に行って飛行機に乗ります。

途中、職場で業務に追われている夢を見るなど、僕自身、後ろめたい気持ちもあったのですが、とにかく、東から西まで、各地の野球場を巡ることができて良かったです。月曜から、また働きます。たぶん、もう、今年中は休みは取れませんので……(お盆休みも無いことが決定済み)。

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written by tardy@k.email.ne.jp