徒歩・徒然

2006年3月


2006年3月1日(水)

近所の道の真ん中にカエルが居ました。

そりゃあ、雨は降ってたけどもさ。


荒川静香選手を特別表彰へ/男鹿市、21日の記念式典で (秋田魁新報)

何の関係があるのかと思ったら、お父さんでしたか。

「父親の晃市さんは男鹿市船越出身。日本人唯一の金メダルを獲得し、市民を大いに感動させ、勇気づけた」

なんだか、「。」の前と後ろが つながってないような気がしますけど、まぁ、いいか。

高橋大斗も成田兄妹もメタメタだったから 秋田の人の名前が 全然 取り上げられなかったんですが、こんなところでポコッと出てくるとは。何はともあれ、東北の人が脚光を浴びるのは嬉しいことです。


2006年3月3日(金)

今の職場は ほぼ全てのPCが共用で、毎日 使う機械が変わります(全部Windows)。受け取った電子メールは、これまた共用の ファイルサーバーにでも入れとかないと、どこに行ったんだか分からなくなってしまいます。

そこで、あちこちのPCにメールクライアント(?)を入れて回って、メールを保管する場所は全部同じサーバーにしたりするわけですが、ネットワークの具合によって 非常に時間が掛かることがあるのが困りものです。

で、僕は皆に変わり者扱いされながら 一人 Shuriken だの EdMax だの Eudora だのを敬遠して 電信八号をxyzzyと組み合わせて使っていました。今の職場に来たばかりのころは まだ良かったのですが、ここ1年ぐらい、他社との会議やなんかに出席するようになったり、「給料を貰えない内輪の業務」が降りかかってきたりして メールをやり取りする相手が急激に増えてきた結果、前述の組み合わせで受信するのに限界を感じるようになって来ました。一番大きいのは、メールの振り分けです。自動振り分けの設定は正規表現で書かねばならず、素人には良く分からない。振り分けをするために新しくフォルダを作ると、xyzzy側のlispを手で書き換えなければならないし(場合によっては byte-compileしてダンプファイルを削除して再起動……と大変な騒ぎになる)、電八の方はウィンドウだらけで 表示が悲惨な状況になります。

無料で手に入って動作も軽快で、なおかつ操作性も良くて使いやすくて、共用のPCに勝手に入れても文句の言われないもの……と探したところ、結局、Meadow + Mew の環境に落ち着いて行ってしまいました(最近はインストールも楽になりました)。生まれて初めて電子メールを使ったこの操作系が、どうも僕にはしっくり来るようです。それに、メールを読みながらキーを叩くだけで振り分けが済んでしまうので、手間もずいぶん省けます。と言っても、キーの割り当てが覚えきれないんで、まだマニュアルが欠かせません。

複数のユーザー設定を切り替えて使うのは無理のようですが、誰も他に使う人は居ないから いいでしょう。レジストリにも大して手を加えないし。いじった環境変数が悪さをしない限り大丈夫と思います。

問題は、メールを保存する場所です。ネットワーク上の他のところに設定するのが はなはだ面倒(出来ないかもしれない?)。仕方が無いので、毎日Mailフォルダを丸ごとファイルサーバーに手でコピーして凌ぐことにしました。次の日は 大抵 違うPCに行かされますが、ファイルサーバーからフォルダをごそっと持って来れば良し。今後、メールの数が増えて行くと そのうちエライことになりそうですが……


2006年3月4日(土)

事前に山のように宣伝その他がなされている作品を公開初日に観に行くなんてことは普段は考えもしないのですが、今日は どうしたことでしたでしょうか。

“The Chronicles of Narnia: The Lion, The Witch and The Wardrobe” を堪能してきました。

駆け込みで原作を読もうと思って先週の日曜から読み始めたのですが、7冊のうち4冊までしか読めてません。悔しい。

予告編を見たときには またぞろCGを駆使したような場面が山のように出てきて、最近こういうのが多いけど どうなんでしょ と思ったのです、正直。が、実際に作品を見てみたら、そうした冷めた目は吹っ飛んでいました。動物たちが みんな喋ってる! 想像の世界を画面に映し出すために CGを初めとした様々な手法が使われているのは確かですが、殆ど違和感を感じなかったのは 凄い仕事だと思います。景色と人物と空想のものたちを一緒にして見せてくれるやり方が、本当に上手な人たちです。

よくよく考えて気付いたのが、直視できないような場面が無かったな、ということ。『指輪物語』(←ロード・オブ……なんて書くのが面倒くさい)では、痛い場面(主人公その他が切られたり噛まれたりしている)が意外とあったりしたわけですが、そういう場面が殆ど無かったのが救われました。「ファンタジー」と一くくりにされるのは仕方の無いこととは言うものの、現実にあるイギリスから別の世界へ飛んで行くのが ごく普通の子供たちで、異世界だけで話が繰り広げられる物語とは また少し違った魅力があります。

でも、何となく場面やカットが飛んでるように思われる箇所も沢山ありましたから、半年後には1.5倍くらいの長さになってDVDが出るんじゃないかという気がします……


2006年3月5日(日)

韓国代表チームに負けたことは残念でしたが、アメリカ行って アメリカの野球場で試合できるなんて素晴らしいことじゃないですか。選手の皆さんには、本物の野球場での野球の試合で 存分に力を発揮してもらいたいと思います。

相変わらず「向こうは内野も天然芝ですからねぇ……上手く対応しないといけませんねぇ……」と解説者が喋るのが、情けなくて仕方ありません。“プロ”の選手たちが世界標準の内野に慣れていないなんて、恥ずかしい限りです。これは ですね、サッカーで例えるなら「日本の選手達は、普段、土のピッチでしかプレイしてませんからねぇ……」と言うのと同じくらい、とんでもないこと・信じられないことです。もう、いい加減にして下さい。


2006年3月7日(火)

「理屈の分からない人」と話すのも疲れるもんですが、「理屈しか分からない人」と話すのも大変に疲れるもんです。

まぁ、相手からすれば 僕は「何も分からない人」だから、もっと疲れてるのかもしれませんが。


假屋崎省吾とかいう人が、エレベーターを降りるときに「閉」のボタンを押して降りて行く人を「エチケットのある人」だとか言ってました。それをやらないで出て行く人は、捕まえて引き戻したくなるんだとか。

ここまで来ると、エチケットというものを勘違いしてるとしか思えません。エレベーターの扉が自分で閉まるのすら待っていられない現代人、ですね。そういう人にエチケット知らずと思われちゃうのが現代なんですね。何もかも動くのが早すぎて、息が詰まりそうです。

今度、ためしに「閉」のボタンを押さずに放っといてごらんなさい。勿論、エレベーターの種類によっても違いますけど、意外なほど早く閉まってくれるもんですよ。


2006年3月8日(水)

今日は あったかかったですねえ……知らないけど。

上着は要らないや、と思って出たんですが、どうせ帰る時刻が夜10時とかになるのを忘れていました。


自転車で信号待ちをしていると、道端にボロ雑巾みたいな塊が転がっているのを見付けました。
……って、よくよく見たら、これ カラスの死骸じゃないですか。もう、メチャクチャになってて、腹は裂けてる頭は潰れてる……

ぎゃあああああああ


2006年3月10日(金)

ここのところ、天気予報が微妙に役に立ちません。

今日も帰りに雨に降られてしまいました。自分が ずぶ濡れになるのはいいとして、後で自転車拭くのが大変なんですよね。


ESPNが、WBCのコールドゲームになった試合を Mercy Ruled と紹介してました。

なんか、笑っちゃった。


2006年3月11日(土)

京王百草園にて。
― 百草園の写真家たち ―

梅 見に行ったんだか 人 見に行ったんだか……


2006年3月12日(日)

映画 “Don't Come Knocking” (2005年・独=米)

若い頃は“遊び人”で鳴らしていたベテラン俳優が、西部劇の撮影現場から逃げ出してしまいます(なぜ?)。深い考えも無く立ち寄った母親の家で、自分に子供が居ることを聞かされた彼は、何かに呼び寄せられるように、その子供が住んでいる街へ……

男の方は 皆 いざという時に見苦しい態度しか取れないのに、女性たちの 何としっかりしていることでしょう。頭の整理がつかなくなって家から物を放り出したり、何も出来なくなって座り込んでしまったり。そういう男どもを受け止められる彼女たちの心に、ただひたすら、感動。

Wim Wenders監督が撮るアメリカの風景が、僕は大好きです(って言っても、僕が観たのは 今回ので たかだか3本目ですが……)。アメリカに住んだことも無い僕が こんなこと言うのは おこがましいのですが、僕の体験とピタリと合う空気があるんです。今回の作品も そうで、そこそこ大きな地方の街で 中心部には割と背の高いビルやなんかが立ち並んでるのに 歩いてる人が殆ど居ないとか、そういう雰囲気が「まさに そのもの」。広大な風景の場面でも、街中の場面でも、本当のアメリカを切り取って見せてくれていると思います。

 邦題:「アメリカ,家族のいる風景」
 監督:Wim Wenders
 脚本:Sam Shepard
 原案:Wim WendersSam Shepard
 撮影:Franz Lustig
 出演:Sam ShepardJessica LangeSarah PolleyGabriel Mann ほか


映画 “Touch the Sound” (2004年・独=英)

スコットランド出身のパーカッショニスト、Evelyn Glennie の姿を追ったドキュメンタリー。恥ずかしながら、僕は存じ上げていませんでした。演奏を聴くのも初めてです。

もう この歳になって、滅多なことでは驚かないぞ とか生意気言ってる僕ですが、そんな底の浅い常識が あっさり引っくり返されてしまいました。

耳の不自由な人でも音楽は演奏できます。

もちろん、出来るようになるまでの本人の努力や忍耐や挫折や克服は計り知れないものだったでしょう。しかし……、未だに自分の耳が信じられません。この人は、いったい どんな風に 音楽を“感じて”演奏しているのだろう。

帰りにCDを買って行こうか、と一瞬 考えたのですが、思い直して やめにしました。この人の演奏は、音を聴くだけでなく、演奏しているところを見ないと面白くありません。楽器や、もともと楽器ではなかったものを、どうやって使って どうやって音を出してるのか。それを音と一緒に見ないといけない。買うのなら、この作品のDVDが出るまで待ちたいと思います。

 邦題:「タッチ・ザ・サウンド」
 監督・撮影・編集:Thomas Reidelsheimer
 音響デザイン:Marc von StuerlerGrgor KuschelChristoph von SchoenburgHubertus Rath
 出演:Evelyn GlennieFred FrithHorazio "El Negro" Hernandez、鬼太鼓座 ほか

ただし。
僕は この手の(前衛的な?)音楽を日頃から聴いていて 身体が慣れているから良いのですが、あまり そういう音楽に親しんでない方は、ちょっと“妙な”世界に引き込まれるかも と身構えていた方が無難と思います。今日、僕の前の列に座っていた若い女性3人組は、皆さん、気持ち良さそうに寝入っていらっしゃいました……


映画 「イヌゴエ」 (2005年・日)

同窓会に出るんで留守をするという両親から、拾った犬の面倒を押し付けられてしまった「臭気判定士」の青年。渋々ながらエサをやっていると、犬の喋る声が聞こえてきたのでありました(なぜか 関西のおっちゃん風に喋る)。

臭いに“だけ”神経質な主人公と、主人公だけに声が聞こえる犬。彼ら おとぼけコンビが繰り広げる物語なのですが、笑いや馬鹿馬鹿しさは印象よりは多くありません。ちょっぴり不思議な物語は、どことなく間が抜けていながら、最後には しっかりした爽やかさを届けてくれました。人は、自分以外のものに優しくできれば、一つ、階段を上ったことになるのだと、思います。

 監督:横井健司
 原案・脚本:永森裕二
 製作:永森裕二、野口周三、松井建始
 撮影:下元哲
 録音:塩原政勝
 出演:山本浩司、村上淳、馬渕英里何、宮下ともみ ほか

余計なお世話ですが……場面の区切りに「○曜日」と字幕を入れて持って行く手法は、そろそろ止めた方がいいんではないかと。いい加減、食傷気味です。


ユーロスペースが引っ越してたのを知らずに渋谷の街を彷徨う の巻
シネ・ラ・セットで切符を買おうとしたら1750円しか財布に無かった の巻
駅の方へ歩いてたら渋谷の雑踏でマメ山田さんを見かけた の巻

今日は以上の3本でした。


2006年3月13日(月)

寝てましたから生中継では見ていないし、今やってる再放送は出勤するから見れないんで、共同通信その他の記事で出来事を追っかけるしかないんですが、要するに西岡は 外野手がボールを捕る前に塁を離れたんですか どうなんですか。そこが 全然 分からないんですけど、そこが 一番 大事なんじゃないんですか。

塁審に権限が無いとか、そんなことは二の次ですよ。正しい判定なら審判は良くやったんだし、間違ってるなら そこをとことん主張すればいい。臭いものに蓋の臭いが こんなところにも……


2006年3月14日(火)

会社滞在27時間三度。

ここまで来ると もう どうでもいいですわ。


千鳥ヶ淵に赤いビル、これがイタリア感覚? (読売新聞)

見出しが誤解を生みやすい表現なのはともかくとして、今さら何言ってんだって感じですよ。この、混沌と しまくった 巨大すぎる都市で、たった一つの建物の色がどーだこーだ言ったって しょうがない。

写真見たら、件の建物に限らず、周りと調和してる建物なんか ひとっつも無いじゃん。みんな好き勝手に建ってて。その赤の何がいけないのさ。

全てがバラバラでギチギチなのが東京なんですよ。それはそれで いいじゃん。それでも みんな、東京に住みたいって言ってんだから。だいたい、今さら景観とか言ったって始まらんです。


2006年3月15日(水)

今日は冬が戻ってきた感じ でした。晴れてて寒い。


Return-Path: <erml_1_08@yahoo.co.jp>
Received: from fmta05.dion.ne.jp ([210.155.124.184])
        by nm06mtf.dion.ne.jp
        id <20060314231456918.MFE2.814EC70@nm06mtf.dion.ne.jp>;
        Tue, 14 Mar 2006 23:14:56 +0900
Received: from nm06omta065.dion.ne.jp (comet.dion.ne.jp [210.155.124.182])
        by fmta05.dion.ne.jp (8.12.11/8.12.11) with SMTP id k2EEEsUN013939
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Received: from localhost ([220.150.164.120])
        by nm06mta.dion.ne.jp
        id <20060314231454033.MA47.8167998@nm06mta.dion.ne.jp>;
        Tue, 14 Mar 2006 23:14:54 +0900
Received: (qmail 12525 invoked from network); 14 Mar 2006 12:59:03 -0000
Received: from unknown (HELO 192.168.0.1) (192.168.0.70)
  by localhost with SMTP; 14 Mar 2006 12:59:03 -0000
Subject: =?ISO-2022-JP?B?GyRCMCZIfiRHJDkhIxsoQg==?=
From: =?ISO-2022-JP?B?GyRCMD1AJTAmSH4bKEI=?= <tuzu_tulip@yahoo.co.jp>
To: tardy@mc.neweb.ne.jp
MIME-Version: 1.0
Content-Type: text/plain; charset=ISO-2022-JP
Content-Transfer-Encoding: 7bit
X-Mailer: Becky! ver. 2.22.02
Message-ID: <200603141414540935780006MA47@nm06mta.dion.ne.jp>
Date: Tue, 14 Mar 2006 23:14:54 +0900
X-DION-Antispam: NO
X-DION-matriXscan: 2

すいません・・・アドレス帳を整理していたんですが、
心当たりのないアドレスがあったんでメールしました。
昔にアドレス帳の方に名前も何も残さないまま登録してしまっていたようなので…。
本当に失礼だとは思うのですが、あなたのお名前とか、どちらの方だったかなど…ご迷惑にならない範囲で結構ですので教えてもらえませんか?
普段は自分の名前を英字でハンドルネームにして「manami」って言っているのですが、覚えてらっしゃいますか?
もしかしたらあなたのお名前だけでもわかれば思い出せるかも知れないので。
多分、ずいぶん前にアドレスを交換したんだと思うんですが…。
    

DIONの迷惑メールフィルターは かなり精度が良いので感心してるのですが、さすがに これをspamと判定するのは難しいですよね。


2006年3月16日(木)

久し振りに終電。

……つーか、もう、今日は どっと疲れた。なんもヤル気しない。


2006年3月20日(月)

やる気しないんで、今月は 2ページに分けないで このままにします。


先週から何をやってるかと言うと、表向き 経営者との喧嘩なんですが、裏では味方同士で言葉の揚げ足を取り合ってるという……。いや、取り「合ってる」んじゃないですね。揚げ足を取られてるのは 常に 僕の方だけですから。

極端に行間を読まれたり、こちらの些細な間違いをネチネチと責められたり。もう、こんな無意味なこと、とっとと投げ出してしまいたい。こんなんじゃあ、やめたって 誰も困りませんよ。


土曜日、北浦和のお店で 浦和レッズの試合を観戦しました。

精神的に参ってる中、会社と 全然 関係ない皆さんと 一緒に過ごす事が出来て、本当に良かったです。絶妙なタイミングで企画してくれて助かりました。


2006年3月21日(火・祝)

それにしても、“classic” とは何ぞや?

手元の辞書には、こんな項があります。

something that is very good and one of the best examples of its kind

本当の意味で “classic” と呼べる大会になるには、まだ時間が必要でしょう。でも、これまで各国で全く別々に発展を遂げてきた、いわば「地方に閉じこもっていた競技」の こうした大会が始まった事が画期的なのです。結局MLBの主導で行われたからとか、そんな話は したい人がしててくださればいい。とにかく始まった。開催時期、参加選手と参加審判、予選と決勝の進め方、そんなものは これから いくらでも改善できます。とにかく始まったんです。

それに、どの試合も レベルの高い 素晴らしい試合だったじゃないですか。普段のシーズンが始まる遥か前の時季に出てきた選手たちとは思えない。何もかもが手探りの 1回目の大会で これだけのものを見せて貰えたんですから、今後に大きな期待が持てるというものです。何十年後になるか分からないけれど、全ての選手が出場したいと願い、全てのファンが観戦したいと願うような大会になってくれることを、ずっと期待して見て行きたいと思います。

そして、その記念すべき 1回目の大会で日本が勝った。とても嬉しい。素晴らしいことです。


この下らない重箱の隅つつき大会の担当にさえなってなければ、絶対 San Diego に行ってたんですけどね……


2006年3月24日(金)

昨日から今日にかけては、また24時間近く会社に居たわけですが、とにかく出す書類は出してしまったので一段落だと勝手に思っています(書類に不備があっても知らない)。


PSE:マークなしでも販売認める 経産省が4月以降も (毎日新聞)

新しい製品を買ったおかげで宙に浮いてしまったDVDプレーヤーと掃除機がありまして、DVDプレーヤーは古くて D端子も無ければCPRMにも対応してない、掃除機は単なる安物、このままだと捨てるしかない どうしよう と思っていたんですが、これで何とか売る道が出来た……んでしょうかね?


2006年3月26日(日)

映画 “Кукушка” (2002年・露)

第2次世界大戦の終わりごろ、フィンランド北部のラップランドが舞台です。
もう戦うのはご免だというフィンランド兵士、味方に誤爆されたロシア軍大尉、彼らが紛れ込んだ家に住むサーミ人の女性。言葉も通じない3人が、一つ屋根の下で繰り広げる話。

なんか可笑しいんだけど、俗っぽいところもあり、背景に とても深刻な現実もあって、捉えどころが……。いやはや、評価や感想が難しい作品です。最後には、不思議なことも起こったり。サーミ語とフィンランド語とロシア語が飛び交って、彼ら同士は全く言葉が分からない、けれど こっちは日本語の字幕で会話が 全部 分かってしまうんで、妙な感覚になります。

ただ、人が人のまま生きている、という、今の東京やなんかでは忘れられたものが伝わってきて、その生き方や暮らし方の雰囲気、大きな景色は 好きになりました。

時折、思い出したように流れる音楽も、良い。

 邦題:「ククーシュカ ラップランドの妖精」
 監督:Александр Рогожкин
 製作:Сергей Сельянов
 音楽:Дмитрий Павлов
 出演:Anni-Kristiina JuusoVille HaapasaloВиктор Бычков ほか


映画 “Saint Ralph” (2004年・カナダ)

舞台は、カナダのハミルトンという町みたいです。カソリックの私立校に通うラルフは、入院している母親以外の身寄りも無く、お気楽を装いながら必死に生きている少年です。その母親が昏睡状態に陥ったとき、何とか「奇蹟」を起こそうと、ラルフは ボストン・マラソンに出場して優勝してやる、と決心します。

ラルフは、あんまり「いい子」じゃないんですね。でも、その割りに やたら真っ直ぐなところがあって、その辺りが良く分からないと同時に微笑ましい。そりゃあ、僕だって現実を見ろと言いたくなります。でも、何かを成し遂げようと、たとえそれが突拍子もないことでも、前を向いて進み続けることを止められはしないのです。

素直に感動しました。しかも、ああいう感じの「拍手」に弱いんです、僕は。

 邦題:「リトル・ランナー」
 監督・脚本:Michael McGowan
 製作:Seaton McLeanAndrea MannMichael SoutherTeza Lawrence
 撮影:Rene Ohashi, CSC, ASC
 音楽:Andrew Lockington
 出演:Adam ButcherCampbell ScottJennifer Tilly ほか

ただし、これだけはハッキリ書いてしまいますが、この邦題には我慢がなりません。これまで数々見てきた中でも最低の部類です。英語の原題を わざわざ別の英語に置き換えてカタカナにする。のみならず、ポスターやプログラムの表紙にまで、あたかも これが原題であるかのように Little Runner と書いてある。やっていいことと悪いことがあるでしょう。それも、もっと中身のある言葉に置き換えるなら まだ許せましょうが、何ですか これは。感性も品性も、かけらも感じられない。製作者に対する冒涜です。


映画 「のび太の恐竜2006」 (2006年・日)

ひとこと。
頑張りすぎ。

次回作は、もうちょっと肩の力を抜いて作っても良いと思います。いや、楽しい作品では あったんですけど……


2006年3月27日(月)

まずい、忙しさに気を取られて車検受けなきゃいけないの忘れてた。4月11日だったかな、切れるの。

今週、夜勤の前に行ってきますか。


いつの間にかWWWで予約できるようになってますよ。https: じゃないけど、別に大した個人情報を入れるわけでもないから 良いのでしょうか。


2006年3月28日(火)

疲れても腹は減る。

帰ってから何もせずに寝かせて欲しいんですけど、食べないわけに行かないしなぁ……


8回に白旗が勝ち越し打/センバツ・秋田商、乱打戦制す (秋田魁新報)
センバツ:秋田商、6点差を集中打 東海大菅生に逆転 (毎日新聞)

11対10 って……そんな、めちゃくちゃな。

久し振りの初戦突破だから、いいか。


いつの間にペタジーニが Mariners の一員に?(スプリング・トレーニングに招待されてるだけか?)


2006年3月30日(木)

車検 通してきました。狙ったわけではないんですが、2年前と同じ日付です。例によって東京運輸支局へ。

既に一回行ってるから楽勝さ、とか思っていたら、「リサイクル料」だか何だかを払わされて、10000円ほど余計な出費が……当分リサイクルなんかに出しませんよ、僕のクルマは。

検査は ほぼ すんなり行きました。右のヘッドライトが1回目にペケになったんで一瞬焦りましたが、2度目のサーチ(?)でマル。スピードメーターのテストの時に パッシングしてもなかなか反応しなかったですから、ありゃあ、あのヘッドライトテスターが調子悪いんだ。そうに違いない。

それにしても、2年に一度というのは ちょっと多すぎる気がします。
また再来年、よろしくね。


2006年3月31日(金)

春のエキシビションゲームは野球場にも行きそびれたしテレビでも観られなかったんで、今シーズンの広島の野球を ちゃんと観たのは今日が最初です。

何だかんだ言って、結局 今年も黒田に頼りっきりになるんではあるまいかと。東海テレビのアナウンサーが「今年の広島は侮れません!」と盛んに言ってたけど(失礼な!)、良く見たら 12安打も打ってて 2点しか取れてない。残塁11って、あーた。
ブラウン監督のおかげで随所に変わった点が見えたのは確かですが、打線の 繋がらなさっぷりは 相変わらずですね。去年は、最多勝投手とホームラン王を擁して最下位に沈む、という常識を超えた珍事を起こしたチームですから、今年も どうなることやら。

ま、とにかく、勝ったからいいでしょう。内野の守備は 去年までよりは安心して見てられます。あと、前田さん、やっぱり凄い。今日は、2番・前田が ピタリとはまりました。

それにしても、立浪・井端・荒木の中日内野陣は恐ろしい。打球が抜けませんよ。


広島新球場コンペ 竹中案を採用 (中国新聞)

竹中工務店、っていう時点で 既に不安がいっぱいなワケですが、あの「アーチ」は 一体なんなんですか? 「だってー、屋根つけたかったのに おカネが無いって言うんだもん」て駄々こねてるみたいでカッコ悪いです。屋根なんか要りません。その発想を まず捨てなさい。あんな物は取っ払っちまえ。

宮城球場で雪が降ったりしてるのを見るにつけ、やってる選手たちには申し訳ないんですが、やっぱり こういうのも「野球」の醍醐味の一つだよなと思うわけです。

話を読んでると、どうも、見た目ばかりにこだわってて、使う側(選手と観客)のことが後回しにされてる印象がありますね。球団の人たちと市民の人たちのことを ちゃんと考えてあげてください。使いやすい、そこで過ごしていて心地良い、そういう要素も大切です。見た目の派手さは その次。

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