徒歩・徒然

2006年4月上期


2006年4月3日(月)

いよいよ海の向こうでも野球が開幕したわけですが、その試合を伝える日本の新聞に ひとこと。

文字数の制限があるところから来ると思うのですが、チーム名を略して“○軍”と書くことが良くあります。Yankees なら“ヤ軍”とか。それについて。

イ・エ・オ・ジ・タ・ダ・ツ・デ・ド・ナ・フ・ホ・メ・ヤ 以上の14個は認めます。どこのチームか ちゃんと分かるから。それ以外は却下です。例えば、Mariners を“マ軍”と書くのとか、Red Sox を“レ軍”と書くのは却下。該当するチームが複数あって、すぐに判断が付かないからです。ア・マ・カ・パ・ロ は2つ、ブ・レ に至っては3つもあります。紛らわしいからダメ。


PC マウスで冷遇される左利き、大半が右手用を使用 (japan.internet.com)

いやいや、まあまあ。
左利きだからって必ず左手で持たなければいけないなんてことは ないわけで。僕の場合、字を書くのと箸を持つのは どうしても左でないといけませんが、それ以外のことは、大抵、どっちの手でも何とかなります。何時の間にかハサミは両手で使えるようになってしまいましたし、自動改札に切符入れるときは右手で持ってます。左利きだから左じゃないとやりにくいんだー、とかムリ言うよりは、あまり細かいワザが要らないことについては周りに合わせて右でやるようにしてしまった方が楽だと思いますけどね。

マウスだって そうですよ。僕の場合はマウス使い始めた環境が“共用”だったんで、右側に置いてあるのに合わせざるを得なかったという事情もありますが、右でマウス使うのに何の不自由もありません。むしろ、WWWサイトをマウスで辿りながら左手でメモが取れる、という便利な面があったりします。

何事も“慣れ”です。(かと言って、今さら右手で字を書けるようには ならないでしょうね)


2006年4月5日(水)

城島君、カッコイイなぁ。

キャッチャーやってる姿に違和感が無いのは当たり前なんですが、あまりに違和感なさ過ぎ。普通にマウンド行ってピッチャーと話したりしてるし。日本人にメジャーのキャッチャーは無理だとか言ってた人、どうですよ?


僕は なるべく手間を掛けずに簡単な方法で片付けようとしているのに、なんで わざわざ面倒くさい方向に話を持って行こうとするのか……。そういう余計なことを自分で作り出して 時間かけて片付けて、そいで 仕事をしたと 勘違いしてるんじゃないでしょうかね。

残業時間が減らないのも無理ないです。

……ああ、年度が変わったら 頭を切り替えて、愚痴を書くのはやめようと思ってたのに……切り替えられないや。


2006年4月7日(金)

「ストップ、暴走自転車」 警察庁が取り締まり強化へ (朝日新聞)
自転車の交通違反、いきなり“レッドカード”へ (産経新聞)
増える無謀自転車、歩行者との衝突10年で4・6倍 (読売新聞)

などという記事が昨日は新聞に踊ったわけです。

確かに、自転車乗りのマナーは酷いです。ハッキリ言って最悪です。誰も彼も、何も考えていないとしか思えない。事故が増えるのも道理です。

自転車には信号は無いと思っている。歩いている人は自転車に道を譲るものだと思っている。歩道でも車道でも走りたいところを好き勝手に走って良いものだと思っている。そんな人ばっかりです。

ただ、取締りを厳しくしてマナーを改善させる、というところで話が止まってしまいはしないか。それが心配なんです。

この国には、そもそも自転車の走る道が無い という根本的な問題は、いつまで経っても放ったらかしです。これでは何の解決にもなりません。

過度の人口の集中・それに伴う異常な交通量・駐車場不足に対して何の手も打たずに 駐車禁止の取り締まりだけ厳しくしたり。なんか、最近の交通に関する話題は、「やることが足りなすぎる」と感じる事ばかりです。取り締まりなんてのは、ある意味、やって当たり前のこと。状況を生み出してる元のところの手当てをしないと、取り締まりに掛かるヒト・モノ・カネが永久に増え続けるだけです。

まぁ、そんなこと言ったって もう身動きが取れない、っていうのが今の東京なんでしょうけども……


2006年4月8日(土)

本日は、九州・福岡市からお送りします。
(さすがに福岡1泊2日は辛いのでクルマじゃありませんが、それでも新幹線です。片道5時間)


― 雁の巣球場 3塁側 ―

今年の初観戦は、ウェスタンリーグとなりました。雁の巣球場の福岡ソフトバンク×広島。本日は、怪我で登録を外れていた川崎宗則選手の復帰第二戦のようでありました。守備には まだつかずに2番・指名打者。ホークスの選手は、その川崎の他は知らない人ばかり。広島の人は、木村拓也をはじめ、辛うじて みんな聞いたことがありましたが。

無料で入れるんだから文句言うな、と言われればそれまでなのですが、見にくい事この上ない客席です。写真の通り、目の前には無遠慮に金網が立ちふさがり、完全に視界を遮っています。座席は3〜4列しかないので、どこに座っても条件は変わりません。客席後ろの通路で立って見た方が見やすいくらいです。お客さんは どこから現れるのかと思うぐらい たくさん入って、立ち見まで出ているのに、こんな失礼な仕打ちは無い。おまけに、芝生は外野にしかないしさ。

試合は 5対1でホークスの勝ち。点取れないなぁ……

広島の内野が 1・3塁線を空け気味にして守っているのは、どうやらホントです。2軍のチームにも その方針は伝えられているようで、明らかに福岡の内野陣と守備位置が違います。で、確かに、1・3塁へのゴロが その正面を突くことが多いんですね。考えてみれば、1・3塁線を破って行く打球の数なんて そうそう多いわけでもないですから、理に適っていると言えるんではないでしょうか。

それにしても点が取れない。ランナーは出すのに返せない。同じチームの1軍2軍とは言え、ここまで似た野球をしているとは知りませんでした。こりゃあ、だいぶ長い目で見なきゃいけませんね(……って、去年までも さんざん長い目で見てきましたっけね。)。

客席の様子→― 雁の巣球場 3塁側 観客席 ―

写真では良く分かりませんが、けっこう若い女性の姿も多くて驚きました。一人でカープを応援に来てた人まで居ました(!)。


取って返して、夜は 福岡ヤフージャパンドーム(長い)。

― ヤフードーム 3塁側 ―

福岡ソフトバンク×オリックスの2回戦は、観衆29081人。

東京・西武・ナゴヤ・大阪についで足を踏み入れたドームですが、これまでの中では一番いいところですね。客席が、所謂「1階席」しか設けられていない(上の方には「バルコニー席」というVIP席があるだけ)ので、あまり圧迫感がありません。ざっと見渡した限り、柱が邪魔で見えないような席は無さそうでした。比較的(あくまで比較的)ファウルテリトリーも狭いので、まあまあ見やすい。

ただ、やっぱり網が邪魔です。網は仕方が無いとして、せめて、途中の支柱を何とか出来ないもんなんでしょうか?

球場の雰囲気は とても良いです。完全に「ホークスのホーム」ですが、博多っ子の気質なんでしょうか、ぜんぜん殺伐としたところが無い。「タイガースのホーム」甲子園とは また えらく違います。今日は全く持って ふがいない試合をしてたのに、声を荒らげる人なんかが殆ど居なかったです。

6対2でバファローズの勝ち。2軍は4点差で勝ったのに、1軍は4点差で負けてしまいました。エラーは命取りです。トンネルは いけません。


2006年4月10日(月)

福岡行ったときの日付を間違えたままでした。


AH-S405Cのアンテナのカバーが取れました。

― アンテナカバーが取れたAH-S405C ―

中の金属が剥き出しになってしまいました。誘電体を固めたようなアンテナなのかと思ってたら、単に針金みたいなのが入ってるだけなんですね。

最初は 割れたのかと思ったのですが、良く見ると、単に外れただけのようです。ただし、この前例(?)を作ってしまったことにより 外れやすくなったのは確かのようで、下手にカバンの中に入れといたりすると また外れそうです。

AX420Sかなんかに鞍替えしようかな。


2006年4月11日(火)

大宰府で買ってきた梅ヶ枝餅を 部屋で一人でパクつく。

……侘しいけど 美味しい……


2006年4月13日(木)

Windows XP が動くようになったよ とか言われてから、マック欲しいマック欲しいという呪文が頭を離れなくて困っています。

ただ、今のところ iMacMac miniMacBook Pro しか選択肢が無いのが残念。どうせなら Intel Power Mac って出してくれませんかね。(そんな名前が許されるのかどうか知らんですけど)


2006年4月14日(金)

湯沢市に初のセルフ式GSオープン/価格競争激化へ (秋田魁新報)

て言うか、今まで無かったんだ……

もう最近は、田舎へドライブ行ったとき以外は、いつも自分で入れてます。値段のことは あんまり考えてないんですけど、なんか面白いんですよね。


これまで、郵便を出すときは いつも歩いて10分くらいかかるポストに入れに行ってたんですけど、家の裏通りのすぐのところにポストがあるのに 最近 気付きました。

キーーッ!


2006年4月15日(土)

映画 “Me and You and Everyone We Know” (2005年・米)

6歳の男の子 ロビー が物語の軸なんではないかと 僕は勝手に思っています。主な登場人物は 彼を含めて11人。それぞれに何かを抱える彼らの、それぞれを追い掛けて行く話です。

彼らをめぐる物語は、辛い中でも とても優しくて、時に優雅で、それでいて淡々としていて ちょっとアブナイ。ただ、ロビーの表情や言葉や仕草が、変な方に流されそうな雰囲気を いつもキリッと纏めるところが さすが。時折出てくる“アーティスティックな”ものは とても僕には全部理解できるとは言えないけれど、彼らの空気の中に身を委ねているのは、とても心地良かったのでした。

最後のクレジットを見て驚いたんです。要するに この人は、自分で作った映画の中に自分も放り込んで、そして自分の“アート”まで散りばめてしまっていた、ってこと? ひえー。「多才」というのは、こういう人のためにある言葉なんだろな。

90分の短い作品ですが、僕は 素敵な時間を過ごせたと思います。

 邦題:「君とボクの虹色の世界」
 監督・脚本:Miranda July
 製作:Gina Kwon
 製作総指揮:Jonathan SehringCaroline KaplanHolly BeckerPeter Carlton
 音楽:Michael Andrews
 出演:John HawkesMiranda JulyMiles ThompsonBrandon Ratcliff ほか

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written by tardy@k.email.ne.jp