徒歩・徒然

2006年6月上期


2006年6月2日(金)

夜勤明け。

以上。


2006年6月4日(日)

秋田魁新報のサイトが 一時 アクセスしにくくなっていました。まさか こんな事態が起ころうとは。


横須賀スタジアムへ行ってみました。

湘南シーレックスのホームグラウンドです。マイナーリーグ巡り大好き人間の僕としては外すことの出来ない野球場のはずなのですが、これまで行った事が無かったんです。日本の二軍本拠地の中では、初めて、最寄の駅から すんなり辿りつく事が出来ました。京浜急行の追浜(おっぱま)駅を降りて、駅の前の通りを真っ直ぐ10分ほど歩けばOK。素晴らしい。

― 横須賀スタジアム ―

フィールドは 外野の部分だけに“最近の”人工芝が敷かれていて、内野部分は“昔ながらの”人工芝。その辺りを除けば、ごく普通の地方球場と言った感じです。ただ、かなり綺麗な印象があります。

一軍の横浜ベイスターズとは違うチーム名を名乗り、独立した一個のチームとして展開していますが、正直、ここまで徹底しているとは知りませんでした。他の二軍チームの球場は、とにかく選手に野球をやらせているだけ、お客なんざ 入っていようが入ってなかろうが 関係ねぇや、てな感じのところばかりですが、横須賀は違いますね。まさに「日本のマイナーリーグ」と呼ぶに相応しい雰囲気です。入場料は 大人一人1000円。

スタジアムには 専門のDJ(?)の女性(「シーレックス・ナビゲーター」と名乗っています)も居ます。マスコットだって居ます。打席に入るとき 選手ごとのテーマソングも流れます。5回が終わったときの “YMCA” や、7回裏に入るときの “Take Me Out to the Ballgame” も ちゃんと あります。我ら日本人の「ノリの悪さ」は もう どうしようもないので、盛り上げるのに かなり苦労してらっしゃるようですが、とにかく、お客さんに楽しんでもらおうという姿勢が貫かれているので嬉しかった。日本のプロ野球も まだまだ捨てたもんじゃありません。

そして今日は、地元の商店会の人たちが野球場の敷地で出店を開いていました。抽選券で店ごとにプレゼントが当たる企画もあり、お店の人たちがスピードガン・コンテストに参加したりもしていました。地元密着のプロ野球球団として、様々な取り組みを行っているのが良く分かりました。うーん、すごい。鎌ヶ谷や北神戸は、野球場の立派さは似たようなもんなんですが、こんな風なことは やっていませんでしたからね。

湘南×読売の第8回戦は、3対2でシーレックスの勝ち。審判3人制で行われていました。
- Starting Lineup -
スターティング・ラインアップは、ことごとく知らない選手ばっかりでした。聞いたことあったのは、途中出てきた田中一徳と万永ぐらい。あ、あと、巨人の木佐貫。みなさん、こんなところで何やってるんですか。
最後はヒーローインタビューも ありました。スタンドの皆さんの拍手の暖かかったこと。観衆:1473人。8から9分の入り、と言ったところでしょうか。

あとは、野球場が もう少し野球場らしくなってくれれば 言うことないです。人工芝なのは百歩譲って許しますから、全面 いまどきの製品を敷いてですね、塁間と外周に土を入れましょう。そうすれば完璧。

「二軍の試合なんて、お客さんからカネを取るようなもんじゃない」とか「あまり立派な設備で野球をさせるとハングリー精神が育たない」とか ワケの分からねぇことを言ってる爺さんどもなんか、放っとけばいいです。是非、「湘南シーレックス」を ずっと大事にして頂きたいと思います。


トイレ情報

スタンドのトイレは混雑気味です。いったん外に出て ぐるーっと回って行くことになりますが、センターのスコアボードの1階にトイレがありまして、ほとんど誰も居ません。そちらが オススメ。ただし、ナイトゲームの際に開放されるかは不明です。


2006年6月6日(火)

α-100 は α-sweet と何が違うのか良く分からないので あまり そそられないのですが(CCDの画素数は多いか?)、レンズのラインアップが気になります。メチャクチャ気になる。

ZEISSのレンズがミノルタのカメラに付けられるんですか、ひょっとして?

やばい。80mmの買っちゃいそうです。なんぼするのや。


2006年6月7日(水)

映画 „Sergeant Pepper“ (2004年・独)

「イヌゴエ」に続く、今年の“お喋りする犬”第2弾。

今度の犬は、ふざけた振る舞いもなく ごく真面目な感じの方ですが、飼い主の老人から かなりの遺産を(実の子供たちを差し置いて)相続してしまいました。当然、そこにはトラブルの予感がします。一方、6歳になる男の子フェリックスは、いつもトラの着ぐるみを着て過ごしています(家には、いつぞやタイムマシーンを作った博士も驚くような、お父さんの珍妙な発明品がいっぱい)。ある日、家の庭にやってきたサージェント・ペッパーと出会ったフェリックス、驚いたの何の。

ずっと続く可笑しさ。いえ、そういう感じの話ではなかったのかもしれないけど、画面から漂い続ける可笑しさが、何と言うか、素敵でした。良く考えたら、かなり深刻な状態に陥ってるんじゃないか、あの子は。でも、ただ見ている分には、そんなことは あまり感じないのです。

仲がそんなに良くないんじゃないかと心配していた家族ですが、どうも そうでもなさそうなので安心したり。

そして今や、僕には彼の声は聞こえないんだろうなと思って、ちょっぴり悔しい思いもするのでした。

 邦題:「サージェント・ペッパー ぼくの友だち」
 監督・脚本:Sandra Nettelbeck
 製作:Andreas Bareiß
 音楽:Guy Fletcher
 出演:Neal Lennart ThomasUlrich ThomsenCarolyn PreinJohanna ter Steege ほか


2006年6月8日(木)

DSの「マンホール」に重大なバグがあることを発見しました。

MISSが無くても200点と500点の時にファンファーレが鳴って動きが止まるという不可解な動作をするのは この間 書いた通りですが、それが終わって動き始める際、本来なら直前に動いた列の反対側が動かなければいけないところ、直前に動いた列から動き始めることが分かりました。

これは、ちょっと深刻なバグですね。出現順序の通りに蓋を動かす、という本来のゲーム性が無視されてしまいます。

どうも、ファンファーレ直後にMISSすることが多くて、自分が悪いのかと思っていたのですが、今日あらためて動きを良く観察していたところ、機械の方が悪いのだと確認が取れました。こんなバグが取りきれていないというのは、開発陣の中には「マンホール」の達人が居なかったためでしょうか。

ま、所詮「おまけ機能」だから、文句言うのも違うのかもしれませんが……


広島市、再コンペ案募集へ (中国新聞)

いいから、早くしましょうよ。2009年までに建たないじゃないですか。

建てるほうの会社の方もですね、ちゃんと「日本の野球場」を建てようとしてくださいよ。内外野総天然芝は世界標準だから海の向こうの真似するのが当たり前としても、この国では外野席を無視しちゃいけません。外野席での観戦は、本来は あまり勧められないのですが、日本では一つの文化に なってしまってますから。十分な数の外野席を造らないといけません。

その点、宮城球場は実に上手く造ったと思います。


2006年6月9日(金)

ふと思いついて、お刺身用の魚を包丁で小さく切らずに 塊ごとお皿に乗せて醤油をかけて、かぶりついて食べてみました。

なんだか ものすごく贅沢な気分です。(閉店間際の安売りで20%引きだったんだけど)


2006年6月11日(日)

馬の映画 2本。


映画 “Dreamer” (2005年・米)

Soñador という名の牝馬を巡る物語です。その名前は、“夢追い人”という意味のスペイン語。普通なら再起不能の怪我をしたSoñadorと、引き取った家族みんなが、再び走り出して行きます。

実在する Mariah's Storm という馬が、話の元になっているとのこと。

とにかく、馬の姿が美しい。そして、それに引き込まれて、人々が美しくなって行く。家族の笑顔と頑張り、一緒に飛び上がって喜ぶこと。みんな美しい。そして、羨ましい。

ありきたりな批判は したくないです。人は、こういうことも現実にする力が あるはずなのだから。

 邦題:「夢駆ける馬ドリーマー」
 監督・脚本:John Gatins
 製作:Michael TollinBrian Robbins
 撮影:Fred Murphy, A.S.C.
 音楽:John Debney
 出演:Kurt RussellDakota FanningKris KristoffersonElisabeth Shue ほか


映画 「雪に願うこと」 (2005年・日)

こちらは、北海道・帯広の「ばんえい競馬」の厩舎が舞台です。やはり挫折を味わった馬 ウンリュウを軸に、厩舎を切り盛りする兄・気付いたら東京から来ていた弟・そして、仲間たちの、決して綺麗なばかりでない物語。しかし、みんな、確かに一歩前へ進んでいました。

現実を考えると厳しいことだらけ。でも、「馬は いい」の たった一つの思いが、やっぱり 馬との関わりを続けさせるんですね。分かりやすいんだけど、答えは全部は示さない。その辺り、映画の文化の違いが出ているな、と思ったりしました。

一度、実際の競馬場に観に行ってみたいですね。

 監督:根岸吉太郎
 プロデューサー:田辺順子
 原作:鳴海章「輓馬」
 脚本:加藤正人
 出演:伊勢谷友介、佐藤浩市、小泉今日子、吹石一恵 ほか


ただ、心の隅に ちょっと 引っ掛かっているのが……人間って勝手だな、という思い。

走らせるためにムリヤリ生まれさせた、という競走馬は、果たして“生き物”と呼べるんだろうか、などと、「ビジネス」に疎い僕などは、少し複雑な気持ちも持ってしまうのであります。


2006年6月12日(月)

なんだか知らないけれど、蚊の被害が ひどいです。

両肘をはじめ、左腕3箇所、右腕2箇所、両脚が3箇所ずつ、足の裏1箇所。左の手の甲2箇所に、右手の甲1箇所。刺されまくりです。三十路野郎の血が そんなに美味いのか。

潰しても潰しても入って来やがってキリが無いので、業を煮やしてキンチョウリキッドを買ってきてしまいました。火を使う線香は、火事を出しそうで怖いので……

ホントに効き目があるのかは まだ何とも言えませんが、とりあえず今日は飛んでるのは見えません。

これで少し落ち着いて寝れるかな。


2006年6月13日(火)

Google Earth (Release 4 - BETA) は、ウチのパソコンだと止まって動かなくなります。

せっかく面白そうな機能が増えたのになぁ……


2006年6月14日(水)

会議の資料を整理してたら一日終わってしまいました……


草なぎ剛さん:アナログ放送終了キャラクターに起用 (毎日新聞)

アナログ放送終了により、地上テレビ放送はデジタル放送に完全移行するが、高齢層を中心に低い認知度を高めるのが狙い。

それはいいんですけど、正しい……と言うか、広く皆さんに受け入れられる啓蒙の仕方をしてくださいね。

今一番 言わなければいけないのは、「テレビは壊れない限り使い続けられますが、録画機は壊れてなくても使えなくなります」ってことと、「普通の家に置ける普通の値段の機械が出るまで待ってください(いま慌てて買い替える必要は ありません)」ってことだと思います。

そして、もっと大事なのは、メーカーさんに、一部の富裕層だけを狙ったような商品の取り揃え方を早く止めてもらうこと。42型の大画面テレビなんか、1Kのアパートには置けません。テレビってのは、大きな一軒家だけじゃなくて、そういう家にも置けるメディアであるからこそ意味があるんじゃないんでしょうか。分かんないけど。

それがダメなら、とりあえずは 1セグケータイで我慢してくださいとか、そういうことを言って、帰ってくる罵倒に耐えるぐらいの覚悟が必要です。いまや、一人に一台と言っても大袈裟でないくらい世の中に浸透してる、空気のような存在なのですから。


ちょっと注釈として書いときます。僕はデジタル化そのものは良いことだと思っています。そして それには、アナログの受信者のことも考慮して……とか言ってるといつまで経っても進まないので、ある程度 強引なやり方を採る必要があります。その点では、2011年でアナログは止めますという問答無用なお達しも仕方がないと思います。

ただし、今の世の趨勢、特にメーカーさんが誘導しようとしてる趨勢には、とても違和感を感じます。不必要な薄型大画面を、騙して買わせようとしているように見えて、不愉快ですらあります。生き残り競争だから仕方がないと言われればそれまでですが、世の中の皆さんが 疑いも持たずに乗せられているのが気がかりです。もうちょっと冷静になってみた方がいいのではないでしょうか。ホントに その大画面テレビ、要りますか?


2006年6月15日(木)

Google Earth は、ディスプレイアダプタのドライバを最新のヤツにしたら止まらなくなりました。そんなこったろうと思った。

ただ、前のバージョンのと何が違うのか、いまいち良く分かりません。サーバーにある写真データは だんだん充実してきたみたいですけど、それは前のバージョンでも見られますからね。

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