徒歩・徒然

2006年7月下期


2006年7月16日(日)

昨日の話。(と言うより、もう一昨日の話になってしまってます)


― さいたま市営浦和球場 ―
15年ぶりくらい(たぶん それ以上)に浦和市営球場……もとい、さいたま市営浦和球場へ。

高校野球の埼玉県大会なのですが、この日の第2試合に母校が登場してきました。anishiji氏とのアホコンビで観戦したものの、結果は10対0の5回コールド負け。絵に描いたような惨敗でした。

しかし、ノーヒットに抑えられたわけでもなく、3塁が踏めなかったわけでもなく、もうちょっと頑張れば得点は出来そうでした。ただ、エースが……軟投派で あのコントロールでは キツイですな。守備も 今少し鍛える必要がありそうです。他にも、「野球」という競技について もっと経験させた方が良いのではないか、と思う場面が多々ありました。

何はともあれ、こうやって母校が曲がりなりにも夏の大会に出場できているというのは嬉しい限りです。我々の在籍中は、軟式野球部しかありませんでしたから。歴史は始まったばかりです。長い目で見守りましょう。(……と、この何年か言い続けてる気がしますが)


で、この日はダブルヘッダーを組みまして、夜は横浜スタジアム。

― 広島打撃練習中 ―←打撃練習中の廣瀬と、見守るブラウン監督。

切符を回してくれたしゃくちゃん、ありがとう。

試合としてはメチャクチャ面白かったのですが、いかんせん、ホームランでしか点が取れなかったのがダメでした。前田・新井・栗原と、豪快にスタンドに撃ち込む様は爽快でした。でも、それだけでした……

取られてはいけない8回裏に1点取られ、最後はクルーンに捻られて おしまい。投げてて安心できるピッチャーが居ないのが悔しい。6対5で横浜の勝ち。

やれやれ。激しく消化不良です。


2006年7月17日(月・祝)

なんとか午前様は回避。

……と書いてるうちに午前様。

今日は電車がすいてて良かったです。


2006年7月19日(水)

昨日は午前様。

今日の昼間は居眠り。

……だんだん人間が腐ってるような気がしてきました。


2006年7月21日(金)

相変わらず日本テレビは映画をSDのU/Cで放送してやがります。

海賊版防止なのか何なのか知りませんけど、こんな了見じゃ、デジタル放送を声高に宣伝するなんて無理でしょうね。


2006年7月22日(土)

今日は、会津駒ケ岳へ登っていました。

― 中門岳にて ―(中門岳にて)

山頂に着いたときは霧で何も見えず。スゴスゴと引き返してる途中で山の稜線がくっきり見え出したりしました。

それよりも何よりもメチャクチャなのが、福島県まで日帰りだったこと。いくら休みが取れなかったとは言え、仲間4人とも単なる意地っ張りとしか言いようがありません。(ちなみに、上の写真に写ってるのは別のグループの皆さんです)


サマータイム好評、参加3年で5倍に (朝日新聞)

相変わらず良く分からないサマータイムなのですが、記事にある「実験」が どうしてサマータイムの実験になるのかも良く分かりません。この「実験」てのは、ただ単に「仲間を沢山集めて、みんなで早寝早起きをしてみた」というものでしかないんじゃないでしょうか? 間違ってますかね?

これで「サマータイムは良い制度だ。導入するべきだ」と言われたとしたら、僕は反対しかしようがありません。だって、「利点」として挙げられてる 「朝は向こうから電話が鳴りだす前に伝票処理できる。通勤車内もすいている」 とか、夕方5時前に退社し、友人とレストランでゆっくり食事もした。「普段の外食はどうしてもあわただしくなる。心配もあるが、来年もあるなら参加したい」 とか 昨年の調査では、経営者の50%、従業員の32%が「期間中は買い物などの支出が1万円以上増えた」と答えた。三越札幌店は、午後5時台の来店者が5%増えた とかいうのって、全部、周りが皆 一時間ズラした時間帯で動くようになったら元の木阿弥 じゃないですか。

ま、どうしても北海道だけ 一時間前から活動を始めたい! そうしないと 3時ごろから昇ってる太陽の光がもったいないじゃないか! て言うんだったら止めはしませんけど、北海道だけ違う時間帯になっちゃったら不便なことも出てくるんじゃないかなぁ。分かりませんが。


2006年7月24日(月)

何気なくウチの電子レンジを眺めていたら、「50Hz専用」なんて書いてあるのに初めて気付きました。

ムリヤリ西日本で使ったら どうなるんでしょうか。中の物が熱くなり過ぎるとか? 爆発するとか?


地上デジタル完全移行まであと5年・都内でセレモニー (日本経済新聞)

まぁ、頑張ってください、としか言いようが無いのですが、通勤電車から眺める家々の屋根の上のアンテナを見ていると、絶望的な気分になります。UHFのアンテナが ちゃんと付いてる家なんて ほとんどありませんよ、まだ。

2011年の6月頃になったら、一時期のニンテンドーDSのように、テレビが家電屋さんの店先から綺麗さっぱり姿を消すような気がしてしまいます。結局、7月までに買えない人続出で、テレビ局はアナログ放送の延長を余儀なくされる……とか。

おお、こわ。


2006年7月28日(金)

映画 “Heidi” (2005年・英)

言わずと知れた「アルプスの少女」の物語。

僕は、原作を読んだことも無ければ、有名なアニメーションも まともに見たことが無いので、ハッキリ言えば、初めて この物語に接しました。とにかく、ただ素直に受け止めようと。そして、期待通り、僕の心は掴まれてしまったのでした。あちこちに、“良い気分”が転がっていて、観ているのが嬉しくなる作品でありました。

その勢いで、これまで手に取ることすらなかった原作の物語を一気に読んでしまいました。で、それを踏まえた上で。

かなりの場面が飛ばされていたものの、かなり原作に忠実に作られた作品です。そして、21世紀の今だからこそ付け加えられたものが、おじいさんの無愛想なところであったり、村の歓迎の様子であったり、クララが立ち上がることになった“事故”だったり、と、様々あります。でも、それらは、本当に感じの良い付け加えられ方だと思います。

ひとつ残念だったのは、アルプスの風景が あまり堪能できなかったところ。撮影したのはスロベニアの山の中だったそうで、その辺りを取り繕うために あまり風景を前面に押し出さなかったのかもしれません。

 邦題:「ハイジ」
 監督:Paul Marcus
 脚本:Brian Finch
 原作:Johanna Spyri
 出演:Emma BolgerMax von SydowGeraldine Chaplin ほか

あ、あと、皆さんが英語で喋ってるのも どうも違和感がありますね。気を使って欲しかったところではあります。


2006年7月29日(土)

音声通信端末の機種を変えました。

データ通信のカードと併せて 一応 音声通信の機械も持っているのですが(一部で すこぶる評判の悪い AH-J3003Sです)、どうもマイクの調子がおかしくなったらしく、怒鳴らないと相手方に聞こえないようになってしまいました。そこで、この際だからと、機械を変えてみることにしました。

選んだのは WS005IN。相変わらず“ストレートタイプ”です。とにかく機能が無いのと、いまどき貧弱な液晶画面が気に入りました。

「メールは打てませんけど、よろしいですか?」「はい」(メールはPCでやり取りするから関係ない)
「着メロダウンロードとか出来ませんけど、よろしいですか?」「はい」(滅多に鳴らないから、どうでもいい)
「イヤホンジャックとか付いてませんけど、よろしいですか?」「はい」(滅多に喋らないから、どうでもいい)

ま、メールは契約すれば使えるんですけど、今の状態でも困ってないから別にいいです。

手に入れてみて初めて知ったんですが、USBで充電できるのが嬉しいですね。これで、コンセントを1個 空けることが出来ました。筐体は、僕の手には ちょっと小さい。でも、ボタンの1個1個が離れていて押しやすいので、あまり気になりません(押す用事が そもそも殆ど無いけど)。

で、これで晴れて WILLCOM SIM の持ち主となれたのですが、この電話番号はデータ通信の契約してないから W-ZERO3[es] とか買っても 半分しか威力が発揮できないんですよね……


Return-Path: <apache@pacifier19.info>
Received: from mda03.asahi-net.or.jp (Postfix)
        by (atson1mbox) with pddf; Sat, 29 Jul 2006 14:32:17 +0900 (JST)
Received: from mx7.asahi-net.or.jp (mx7 [202.224.39.169])
        by mda03.asahi-net.or.jp (Postfix) with ESMTP id E633810022361
        for <XXYX-XXX@asahi-net.or.jp>; Sat, 29 Jul 2006 14:32:16 +0900 (JST)
Received: from sbmx3.asahi-net.or.jp (sbmx3.asahi-net.or.jp [202.224.39.228])
        by mx7.asahi-net.or.jp (Postfix) with ESMTP id D5D57CFB5
        for <tardy@k.email.ne.jp>; Sat, 29 Jul 2006 14:32:16 +0900 (JST)
Received: from 203.82.23.251 (203.82.23.251 [203.82.23.251])
        by sbmx3 (SpamBlock.ps 3.4.87.4)
        with ESMTP id <20060729053204.940BA833A@pacifier19.info>
        for <tardy@k.email.ne.jp>; Sat, 29 Jul 2006 14:32:14 +0900
Received: by pacifier19.info (Postfix, from userid 48)
        id 940BA833A; Sat, 29 Jul 2006 13:32:04 +0800 (PHT)
From: test@hotmail.com
Subject: test
To: tardy@k.email.ne.jp
Message-Id: <20060729053204.940BA833A@pacifier19.info>
Date: Sat, 29 Jul 2006 13:32:04 +0800 (PHT)
X-IP: 203.82.23.251
X-FROM-DOMAIN: pacifier19.info
X-FROM-EMAIL: apache@pacifier19.info
Delivery-Agent: postfix/virtual 2.1.3+atson1mbox(RELEASE_2006041401) on mda03

本文


    

ずいぶんと開き直ったSPAMですね。コレに返事とかしたら どうなるのでしょう?


2006年7月31日(月)

夜勤前に映画館へ行った方が、夜勤の後に行くよりいいかもしれない。(早く家を出る準備が出来れば、だけど)


映画 “nine lives” (2005年・米)

9つの、物語と呼ぶには あまりにも短くてあっけない“場面”が、次々に流れて行く作品。それぞれの場面で捉えられているのは、どこにでも居るような女性たちの、いつでも起こり得るような立ち居振る舞いです。

ちょっと粗い16mmフィルムの画面と、一つ一つの“場面”を1カットで撮り切って行くやり方が、この上なく素直で正直です。話そのものは、なんだか重くて暗くて、気が滅入ってしまいそう。でも、誰しも こんな風に心に何かを抱えて、ふとした時に悲しくなったりして、それでも笑ったりしながら生きているもんですよね。

もしかしたら、玄人受けしかしない作品かもしれません。ただ、そんなに難しく考える必要は無いんじゃないかと、僕は思います。

印象的な音楽が、バラバラな9つを きっちり一つに纏めています。ピアノの音色が、今も耳に焼き付いてます。残念ながら、サウンドトラック・アルバムという形に なっていない模様。

最後の場面の設定が、観た時に 全然 分からなかった僕は、修行が足りないなぁと つくづく感じます。

 邦題:「美しい人」
 監督・脚本:Rodrigo García
 プロデューサー:Julie Lynn
 エグゼクティブ・プロデューサー:Alejandro González Iñárritu
 撮影監督:Xavier Pérez Grobet
 音楽:Edward Shearmur
 出演:Kathy BakerAmy BrennemanElpidia CarrilloGlenn CloseDakota FanningLisa Gay HamiltonHolly HunterMolly ParkerMary Kay PlaceSydney Tamiia PoitierAmanda SeyfriedSissy SpacekRebecca TilneyRobin Wright Penn ほか

出演者の名前が ずらずらずら っと並ぶのは勘弁してください。誰を省けばいいのか、僕には分からない。

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written by tardy@k.email.ne.jp