おいおい。もう八月ですかよ。
衝動的に Órla という人の1作目のアルバムを買ったらハマッてしまいました。
アイルランドの音楽を まとめた、良くある感じのアルバムなんですけどね。優しくて聴きやすい歌声と、何の飾り気も無いハープの音が嬉しいです。
買ったのはアメリカ盤で、どうやら、本国盤の“1曲目から6曲目まで”のかたまりと“7曲目から11曲目まで”のかたまりが、綺麗に前後入れ替わって収録されてるらしい。なぜじゃ。
ここ10年ぐらい、「お米と言えば あきたこまち」の生活を送っていることもあり、あきたこまち以外のお米のご飯を食べたときには “何者か知らないけど、とにかく あきたこまち ではない” と分かるようになってきたと思います。
……でも、知らん顔して別の米を「あきたこまちだ」と言って出されたら、ほいほい信じてしまいそうな気もしますが。
いや、TBSに苦情の電話かけたって どうしようもないでしょ、と今日は職場で皆で突っ込んでいたのでありました。
「幸福の黄色いハンカチ」を観て泣いてしまった……弱いなぁ。
佐川急便の「再配達」について。
何が言いたいのかと言うと、どうして午前の時間帯だけ「午前中」という 極めて大雑把な指定の仕方しか出来ないのか、ということなのです。「午前中」って。11:00でも午前中なら6:00でも午前中に違いない。いったいいつ現れるのか分からないではないですか。
佐川急便に限らず、宅配便は同じ感じですかね。何か理由があるのだとは思いますけど……
夜勤明けで表に出たら、熱いの何の。(字が間違ってるのは承知です)
こんなんで家に帰っても 汗にまみれるだけで寝られやしません。どこかに逃げるのが一番です。でも、「入れ替え制じゃない」映画館は、あんまり観たいようなのをやってないし、レストランとか喫茶店に 日が暮れるまで居るのも どうかと思うし……てなわけで、ずっと電車に乗ってりゃいいんじゃないかと思い至りました。
でも、山手線に乗って寝てグルグル回ってる なんてのは つまんないし、井の頭線に乗って渋谷と吉祥寺を寝たまま何度も往復するのも面白くありません。なんか、アホくさくて可笑しくて時間が稼げそうな乗り方はないかと色々考えた挙句、「西武線を乗りつぶす」てのをやったらどうか と決めました。
早速、西武新宿駅へ。JRの駅から歩いて行っただけで、肌が焼けるような気がしました。早く電車に逃げ込もう。
(以下、順番に書いて行きます。良く分からない方は路線図を参照ください)
ここんところで、時刻が夕方6時を回りました。
あとは、池袋線の西所沢から飯能までと、その先の西武秩父までが残ってますが(西所沢までは これまでに使った事がある)、今日のところは これくらいで終わりにしましょう。そのうち、秩父に遊びに行く機会があれば西武を使います。
降りたところは拝島駅。さて、これから どうやって帰れば良いものやら。
結局、八高線―横浜線―京王相模原線―小田急多摩線 と、カネを無駄に消費して帰ってきました。家に帰ってエアコンつけて寝てた場合と、どっちが安く上がったでしょうね?
そんなこんなで、すっかり日が暮れて 暑さが和らいだ頃に帰ってくる事が出来ました……部屋に入ったら、熱い空気が篭ってた……意外と風が抜けないんだよなー、この部屋は。
でも まぁ、今度 明けの日に また暑くて我慢できなかったら、これをやってみましょう。何より涼しい。今度は京成方面かな。
今日は、ちょっと長いです。時間の無い方は読み飛ばしてください。
悲しいことに、今年の夏も、いわゆる「水の事故」で命を落とす人が次々に出ています。今年は、その中でも一つの特異な事件が とりわけ目立っていますけど(「事故」ではなく「事件」だと僕は思っています。単なる事故で済まされる話じゃない)、その陰に隠れて何人も何人もが 毎日のように亡くなっています。
夏の水の事故については、僕も、ひとつの記憶があります。
今日、その事件で亡くなった女の子の葬儀が執り行われたと聞きました。無遠慮な仕事人が 大勢 押し掛けたおかげで しめやかな雰囲気は失われたものと思いますが、その話を聞いて、僕の記憶が蘇ってきたのです。
あれは、奇しくも小学校の2年生の時の夏休みでした。(今回の事件で亡くなったのも、2年生の女の子です)
僕の家族は、一家で母の実家へクルマで遊びに出掛けました。そのこと自体は、年に何度も行っていて、普段と変わるところは無かったのですが、その夏は帰りに寄り道をしてくることにしました。普段は通らない道を通って、行ったことの無い町へ行って、古い旅館なんかに泊まったり川遊びをしたりして、いつもは味わえないことを色々やってきました。
その帰り道の夕方でした。渋滞につかまってノロノロと進むクルマの中で、カーラジオが流れていました。良く覚えていませんが、面白い番組が流れているわけでもなく、僕は退屈していたのではないかと思います。
とあるニュースを聞いて、そんなダラダラした雰囲気は一変しました。その地元のニュースは、夏に良くある、子供が川でおぼれて行方が分からなくなったという、ただそれだけのニュースでした。家族で川に遊びに来ていて、足を滑らせて水に流されたということでした。ただ、アナウンサーが淡々と告げたその男の子の名前は、僕のクラスメイトだったのです。
今のはウチのクラスの子だと、少々興奮気味に両親に話したのを覚えています。ニュースに知っている人の名前が出てくるなんて、初めての経験でしたから。今思えば不謹慎極まりない話ですが、滅多に無いことが起こって、僕は何となくワクワクしてしまっていました。
その子と僕は、とりたてて仲が良かったり悪かったりしていたわけではありませんでした。同じクラスに居ながら適当に距離を置いているという、まあ、良くある関係だったと思います。授業で一緒に何かをすることになった時には普通に口はきくけれど、休み時間や放課後に一緒に遊びに行ったりはしなかった、という感じです。
彼は、決して悪い人ではないのだけれど、腕白で、何かとクラスでは目立つ存在でした。元気が良すぎて、結局はその元気の良さが周りの迷惑になってしまう、そんな子でした。学級会の時間、彼について話し合いが持たれたことすらありました。ただ、今となっては、彼がどんな問題をクラスで起こしていたか、具体的に何一つ思い出せないのです。確かに腕白で、時には乱暴でもあったのかもしれませんが、僕の心に何かを残すようなひどいことはしていなかったということなのでしょうか。
僕が唯一ハッキリと覚えているのは、問題を起こした彼の姿ではなく、体育の時間、鉄棒でカッコいいところを見せた彼の姿です。彼が見せた「グライダー」という名の技の鮮やかさは、今でも思い出せます。とても僕には真似が出来ないものでした。
話を戻しましょう。ニュースを聞いたその日は、そのまま家に戻り床に就きました。
あくる朝、テレビのローカルニュースを見ました。事故はトップニュースでした。そして画面に出てきたアナウンサーは、事故の結末が、「行方不明」の次に起こり得ることの中で最悪の結果になったと、淡々と読み上げていました。新聞の地方欄にも、事故の事が大きく出ていました。それに載っている彼の写真は、何かのスナップから頂いてきたものなのか、妙に鮮明さが無くて歪んでいて、僕には本人の写真と思えませんでした。
夏休みの最中でした。しかし、急に辺りが慌しくなりました。その翌日だったかには、クラスの連絡網の電話が回ってきて、通夜と葬儀を行うから出席するようにと言われました。通夜の方は保護者が、葬儀の方は子供が出るようにとのことでした。父から役目を押し付けられた母は、慣れない黒い洋服を着て、いそいそと出掛けて行きました。
通夜の翌日、葬儀が行われました。今度は、子供たちも出席しなければいけません。母から聞いていた場所は、彼の家の近くの小さな集会場でした。その辺りは、僕の家から見ると学校の反対側に当たり、普段は足が向かないところですが、その近所の友達の家に何度か遊びに行ったこともあって、良く知っているところでした。親は付いて来ず、一人で歩いて行ったと記憶しています。葬儀の場にはクラスの皆が揃っていました。
普通なら、夏休みの途中に こうやって顔を揃えることは ありません。まだまだ幼い子供たちです。こんな風に普通と違う事が起こると、置かれている状況のことなんか忘れて、ちょっと興奮してしまいます。友達の一人などは、「あいつ、とうとう死んだな」などと言って、周りから諌められていました。でも僕も、そのような言い方こそしなかったものの、心の中の興奮の度合いは、多分、その友達と似たり寄ったりだったと思います。
暑い盛りだったはずですが、暑さのことは良く覚えていません。良い天気で、太陽の光が燦々と降り注いでいたのは覚えています。建物の中には狭くて入りきれず、僕たちは外のテントの下に立って並びました。クラスの中で一番のリーダー格の子が、贈る言葉を読み上げました。(今日の葬儀を伝えるテレビニュースでも、全く同じ事が行われていたのを見ました)
葬儀の最後に、一人一人が棺の中に一輪ずつ花を入れていくことになりました。配られた花を手に、棺のそばに行きました。そこには ご両親が座っていました。お母さんは、大粒の涙をこぼしていました。花を手向けた僕に向かって、泣きながら「ありがとう」と言われました。
そして次の瞬間、僕は、生まれて初めて、死んだ人の顔を見ました。それも、「天寿を全うした」というような年老いた人の顔ではなく、肉体としては まだまだ生きられるはずなのに命を奪われてしまった人の顔です。
彼は、目を閉じて、花に包まれて、仰向けに横たわっていました。ちょっと見た感じでは、眠っているようでした。しかし、その顔は、生きて眠っている人とは明らかに違っていました。肌の色など、今までに見たことも無い色でした。ひょっとしたら、何らかの化粧が施してあったのかもしれませんが、それでも、普通の顔色でないことは一目で分かりました。そして、ピクリとも動かないのです。いつも、あんなに元気で飛び回っていた彼が。
建物の外に出て、友達と一緒に出棺まで見届けました。霊柩車という名のクルマが、彼の棺を運んで行きました。街中で時折見かけるあの不思議なクルマの中に、まさかクラスメイトが乗ることになろうとは。本当に変な感じでした。
その後のことは、良く覚えていません。一度、皆で学校の教室に帰ったような気もします。
そして、その夏休み、それ以降に何が起こったのか、全く記憶にありません。彼の顔を見たことは、文字通り僕にとって衝撃でした。トラウマと言うほど大袈裟なことになってはいませんし、心的外傷後なんとか なんていうものが起こってもいません。でも、僕にとっては、それまでにない大きなものだったのです。その夏に起こった他の事は殆ど覚えていないのに、彼の顔だけは、つい昨日見たことよりもハッキリと目に浮かびます。彼は、まだまだ生きる事が出来たはずでした。
そして、今回の事件のこと、それを扱う報道のことを考えます。
通夜や葬儀というものは、興味本位で見に来るものとは違います。無遠慮にライトを当てたり、フラッシュを焚いたりしていいものではありません。すすり泣きが聞こえただの涙を流していただの、描写も あまりに軽々しく感じられます。(じゃあ、どういう描写にすればいいんだ、と言われても すぐには思い付きませんが……)
そこが どういう場だか、分かっていますか? 人が一人 亡くなるということがどういうことか、分かっていますか? 人が死んだらどうなるのか、本当に分かっていますか?
人は、いとも簡単に死にます、たぶん。でも、簡単に出来る事でも、必ずしも軽く扱って良いとは限らない。そのことを、彼が無言で教えてくれたと、今は思っています。
たまに お笑い番組を見て思うこと。
東北弁は喋っただけでギャグになる。
散財野郎が今日も行く。
皆さん許してください。
(まだアプリケーションとか何もインストールしてないので使えない)
……でも、正直、使い勝手は あんまり良く無さそうですね。キーボードのボタン、小さすぎだし 周りとの高さの差が無いしで、とても押しにくい。
ワンセグ放送を、初めて“自分の機械で”見ました。データ放送が もっと充実してくると、かなり便利で面白いものになりそうですね(「ここから先は携帯電話用コンテンツです」とかいうのが山のようにあるのがムカツク。受信端末はケータイだけじゃねぇんだ、この)。ただ、この機械、感度がイマイチ。僕の部屋だと受かりません。そんな。
プロアトラス2006 for VAIO のGPSナビも ちゃんと働きました。しばらく遊べそうです。
バッテリーの持ちは……どのくらいでしょうね。Lバッテリーですが、無線機器を使いまくってると せいぜい4〜5時間くらいか?
チョー個人的な意見なので深く考えずに読んで頂きたいのですが、“すみだタワー”は、東武の経営が怪しくなって「すいません、おカネが出せそうに無いので申し訳ないのですが無かったことにしてくれませんか」っていう風にならないかなー、と本気で思っています。
でも、もし そういう経営状態になったら、堤さんトコかなんかと一緒になって「もっと高いタワーを埼玉県に建てましょう!」とかいう話になるかもしれないな。結局ダメか。
'Airlines terror plot' disrupted (BBC News)
やれやれ。いったい どれだけの人を殺せば気が済むのでしょうかね。あれだけのことをしといて まだ 気が済まないんですかね。自分以外の人が全部死なないとダメなんでしょうかね。もう、みんなで殺されるしかないんですかね。
Left-handed men see better paychecks: study (Reuters.com)
左利きの大卒男性、右利きよりも高給取り=米調査 (Reuters.co.jp)
本当ですか。
元の論文の中身が読めないので何だか良く分かりませんが、元気づけられる話ではあります。……「左利きは変人が多い」と目の前で堂々と言われたことのある私としましては。はい。
VAIO typeU には ebookjapan のリーダーが最初から付いてまして、せっかくなので何か本を買って読んでみようと思いました。
ところが 品揃えが あまり良くなく、読みたいな っと思う本が なかなかありません。そんな中で、南木佳士さんの「阿弥陀堂だより」を見付けてダウンロードしてみることにしました。300円値引きのクーポンを使って150円。古本屋で買い物するような値段ですね。
早速、読んでみます。2ページ見開き表示では 字が小さくて見辛い。1ページのみの表示にして左に90度回転させて、全画面表示にすれば 良い感じです。ページを繰るのは スクリーンの左端を触れば良し(戻るときは右端)。もちろん、マウスカーソルを画面の端に持っていってボタンを押してもOKです。機械が本に比べて重い(気がする)のが持ち運ぶときの難点かも。でも、電車の中で読んだりする分には、カバンに入れといて折れ曲がったりする心配が無いので、僕にとっては かなり使い出がありそうです。
既に買ってある本を取り込む方法があれば嬉しいんですけどね。あと、「店舗」の品揃えですが、もっと海外の作品(翻訳モノ)を増やして貰えると面白いのにな、と思います。
「阿弥陀堂だより」は 読んでいて とても和やかな気分になる作品でした。草花や木の実のことは良く知らないけれど、あちこちの里山の情景は色々と知っているので、おぼろげながら風景が心に浮かびます。優しく ゆっくり流れて行く空気が、日曜の午後に ぶらっと読むのに ぴったりの本でした。今日のは 厳密な意味での「本」ではなかったですけど…… 長さも そんなに無いので、ちょうど良かった。
勢いで、録画しておいた映画も続けて観てしまいました。ちょっと舞台の村の印象が違う気がしますが、雰囲気の良く出た映像だと思います。配役が絶妙ですね(特に“小百合ちゃん”の小西真奈美)。
Power cut causes chaos in Tokyo (BBC News)
どうも、我が家の辺りは対象外だったようです。起きたら、昨日のまんまパソコンがついてましたから。
普通の月曜日だったら、もっと ドえらい “chaos” になってたことでありましょう。とりあえずは不幸中の幸いで、良かった良かった。
(……そういう私は、職場に連絡入れることすらしなかった薄情モン。ま、停電ぐらいなら大丈夫でしょ)
網戸にセミがとまっていました。
まるで音を出さないところを見ると、これはメスでしょうか。
周り中から溢れんばかりにオスの皆さんの鳴き声が聞こえてきているというのに、わざわざウチの網戸で何やってるんでしょう。セミの世界でも男なんぞに頼らず生きる女性が出て来はじめてるのか。
ま、せっかく来てくれたんだから 何か飲み物でも……って、セミに何かあげるのって どうすりゃいいのだ。