徒歩・徒然

2006年9月下期


2006年9月16日(土)

Firefoxのアップデートをしたら、VAIOの "Protector Suite"(←活用の仕方がイマイチ良く分からない) が「このブラウザは新しすぎます」とかメッセージを出してきました。なんだそりゃ。


新庄参院選出馬か自民、民主がオファー (日刊スポーツ)

誰か止める人は居なかったのか。

と思ったら……、

新庄 参院選出馬断っていた (スポーツニッポン)

そらぁ、そうでしょうね。当人の雰囲気が あまりにズレすぎてます。


2006年9月17日(日)

久し振りのドライブ。(よりによって台風接近とはなぁ……)

「熊出没の可能性あり。走行注意」

なんて表示が出てますよ、東北の道には。


2006年9月18日(月・祝)

秋の田の……
― 実りの秋 ―岩手県和賀郡西和賀町(旧・湯田町)にて

今年も、美味しいお米が 沢山 獲れますように


2006年9月19日(火)

外環道の下の298号を走っていたときの話です(←あくまでケチくさい)。

先頭で信号待ちをしていて ふと ルームミラーを見ると、すぐ後ろのクルマの中で、かなり濃厚なキスを交わしている男女が居ました。

……痛いものを感じて「見切り発進」をしてしまった僕を、誰も責められますまい。


2006年9月21日(木)

映画 「親指さがし」(2006年・日)

普通だったら “おぞい”映画は 殺されたって観に行かない僕なんですが(ん?)、今回は特別に。
いやホントに、冗談抜きで、おぞいのはダメなんです、昔から(松江方言ですけど、分かりますよね)。寝れなくなるし、トイレに行けなくなる。夜の廊下が歩けなくなる。

おそるおそる、と言った感じで劇場に入ったら2人しか観客が居なくて、怖さ倍増(最終的には5人に増えました)。必要以上に緊張して、始まりの瞬間を迎えました。

さて、これから先の部分は、おぞい映画初心者の僕が感じたことですから、その辺は割り引いて読んで下さるようお願いします。

最初のうちは、とにかく自分の中に沸々と沸いて来る 臆病風と闘うので精一杯。わざわざ そんな暗いオフィスで一人きりで仕事してなくてもいいじゃないか、とか、後ろを振り返るなって言われたんだから後ろを見るなよ、とか、だから そうやって いきなり大きな音をさせないでくれ、とか……

しかし、観終わった今、切なさ悲しさが心を支配しています。どこか懐かしさの漂う優しい風景の中に、言いようの無い、抑えようの無い、寂しさや悔しさや諦め切れない気持ちが溢れます。あまり細かくは書けませんが、綺麗な涙が透き通って見えないこともあるんだな、という、複雑な感覚なのでした。

 監督:熊沢尚人
 原作:山田悠介
 脚本:熊澤尚人、まなべゆきこ、高橋泉
 音楽:安川午朗
 撮影:斉藤幸一
 出演:三宅健、伊藤歩、松山ケンイチ、永井流奈、尾上寛之 ほか

でも、観る(観た)映画の幅が、ちょっと、広がって良かったなと思います。

それにしても、しばらくは両手の親指の辺りがムズムズして困りそうです。歩いてるときも、何となく親指を手の中にしまいこむ感じにしてみたり。


2006年9月24日(日)

23-9-2006, 8:45p.m., MEZ (3:45am, JST)

― Main川の橋から中心部を望む ―

ドイツのFrankfurtに居ます。久し振りのヨーロッパです。何も 今年のこんな時期に この国に来なくても良さそうなモンですが、“祭りの後”好きとしては これもまた いいかな、と。今年度、これまで4連休以上の連続した休みを一度も取っていませんでしたから(最長でも3連休。大型連休も盆休みも無し)、許されるでしょう。

カタールのドーハ経由という、とんでもない航空券を使いました。ヨーロッパに来るだけで 占めて28時間の移動。日本のナショナルサッカーチームにとって悪い思い出ばかりの土地を巡っているのが、いかにも僕らしい。

土曜日であった所為か、街をぶらついていると、散歩したりジョギングしたり、インラインスケートで走っていたり、各々ノンビリと過ごしている人たちを沢山見かけました。中でも一番ノンビリしていたのが僕だったかもしれませんが……。

今回は、特に目的や目的地を決めていません。適当に過ごします。いっこぐらい お城に行けたら いいかな、と、そんな感じです。

いま泊まっているホテルの無線LANシステムが、「運が良ければ繋がる」という いい加減な装置なので往生しています。ドーハ国際空港の方が しっかりしていたという この事実。結局 頼りになるのはアナログ回線か。


2006年9月28日(木)

27-9-2006, 9:30p.m., MEZ (4:30am, JST)

デジタルカメラで写真を殆ど撮っていないことに気付く。

― Heidelberg城からNeckar川の流れを望む ―
↑とりあえず こんなの。Heidelbergのお城からの眺め。小さいけど とても感じの良い町でした。

現在地は Ulm。また、歩くだけで時間が過ぎて行きそうです。


2006年9月30日(土)

29-9-2006, 9:00p.m., MEZ (4:00am, JST)

― Ulmのホテルの窓からの眺め ―
霧に煙るUlmの家並み。

今日、ぶらっと立ち寄った Dinkelsbühl という古くて小さい町が とても気に入りました。


「ドイツの人の運転マナーは最高」とかいう話を よく読んだり聞いたりするんですけど、どうも そんな感じがしません。

確かに、歩行者優先の意識の徹底ぶりは日本から見ると驚くほどですが、他は どうでしょうか。
Autobahn で飛ばしまくるのが当たり前になっている所為か、全般的に速度が高めのようで、さらに、車間距離を詰め過ぎの印象があります。一般道で制限120km/hのところを120km/hで走っていて後ろから煽られたり、Autobahnを150km/hで突っ走っているときに後ろから煽られたりしました(とっとと抜いてきゃいいのに……)。前車が ちょっと もたついただけで 後ろから警笛が飛んでくるのも、日本と あんまり変わりません(現に 何度もやられました。素人なんだから勘弁してくださいよ)。

また、高速道路や自動車専用道路で、インターチェンジから合流してくるところ。本線上を走っている人が 気を使って一番外側の車線を空けるのも、ドイツより日本の方が きちんとしているのでは ないでしょうか。

「合流では交互に一台ずつ」のマナーも、どちらかと言うとアメリカの方が出来ていると思いました。(これについては、日本は お話になりませんが)

一言で言うなら、「初めての人は、ちょっと怖いかも」というのが、ドイツでクルマを運転した感想です。


でも、Autobahn で 何の気兼ねもなくスッ飛ばすのは、とても壮快なのでした。スピード違反の取締りを気にしなくていいのは、本当に ありがたい。タダだし。

FIATPunto は、アクセル踏み込めば 170km/h 出ます。(危ない)


そんなこんなで、今回の旅行は おしまいです。また、ドーハ経由で帰ります。長いの何の。

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