徒歩・徒然

2006年10月下期


2006年10月17日(火)

WILLCOMから 新しいACアダプターが届きました。アダプターの頭だけ。ケーブルは無し(よくあるUSBケーブルに過ぎませんが)。

古い方は送り返してくれ、とのことですが、何が起こってるのか確かめるために分解してから送っちゃあ いけないでしょうかね。分解すると言っても、おいそれと開きそうに無いので「壊す」しかありませんけど。


Scontro Tra Metropolitane a Roma, Un Morto e 110 Feriti (ANSA)

ローマの地下鉄事故。この路線、乗ったかもしれません。

これは、いい加減だから、で済む話じゃないですね。なんで こんなことが起きたんでしょう。

しかし、呑気なこと言ってる場合じゃありませんが、午前10時ちょっと前が「通勤時間帯」てのは いいですね。


2006年10月20日(金)

午後7:00

寝台特急「富士」からお送りします。いま、東海道本線を熱海へ向かって走っています。

「旅の贈りもの」を観たから……というわけではないんですが、ちょっと夜行列車の旅がしたくなったんで、初めて九州行き夜行の乗客となりました。鉄道の旅なら、夜行列車でノンビリ行くのが一番。

しかし、僕が知ってる九州行き夜行列車のイメージとは、だいぶ違ってしまいました。

もう、「さくら」「あさかぜ」「みずほ」は無くなっています。かつては日本で最も長い距離を走る特急だった この「富士」も、いまや「はやぶさ」と途中まで一緒に繋がって走るようになりました。食堂車も繋がっていなければ、車内販売の人も乗っていません。かつて、あんなに僕の胸を躍らせる存在だった「ブルートレイン」が、なんだか、ただ人を乗せて運んでるだけの列車になってしまっているようです。

唯一、昔のままの「ハイケンスのセレナーデ」の車内放送チャイムが、旅情を蘇らせてくれました。

そして、夜の灯りが窓の外を飛んで行く、この何とも言えない心地よさは、今でも一緒だなぁと 少しホッとします。うん、やっぱり夜行列車は いい。


乗車前、せっかくなので列車の写真を撮ろうとしたら……

― 関係者以外立ち入り禁止 ―

機関車の前の方へは 柵があって行けなくなってました。もう今は、ホームから列車の正面の写真を撮ることすら許されないのかと、ちょっぴり悲しい気分です。


2006年10月21日(土)

― 大淀川に架かる日豊本線 ―

終点 大分から ちょっと足を伸ばして、宮崎市まで。

どこでも撮れそうな写真で申し訳ないですが、紛れも無く大淀川の川端です。


2006年10月22日(日)

さて、World Series も始まり、日本シリーズも始まったわけですが、ここ宮崎では「フェニックス・リーグ」と称して 日本プロ野球の秋季教育リーグが行われています。宮崎市内の温泉街(?)をうろついていたら、「歓迎 中日ドラゴンズご一行様」なんていう看板を出しているホテルがあって笑ってしまいました。一軍の“ご一行様”は名古屋で日本シリーズやってると言うのに……

で、その一会場として「サンマリンスタジアム宮崎」こと宮崎県営野球場でも試合が行われており、今日、初めて足を運んでみました。入場は無料。

― 宮崎県営野球場 ―

行ってみて驚きました。凄い野球場です。単なる地方球場のレベルを通り越しています。教育リーグなんかやってる場合じゃないですよ。もっとプロの公式戦で使わなくちゃ。

ここよりも上の球場は、日本のプロ野球本拠地の中では神戸しかありません。ハッキリ言って、横浜も神宮も千葉も足元にも及びません。リニューアル後の甲子園が 内野に芝生を敷いて やっと上回れる程度でしょう。

まずフィールドは、内野の芝、フェンス際のウォーニングトラックとも きちんと整備されていて言うことなしです。ファウルテリトリーの広さや、ちょっと内野の土の部分が広すぎるんじゃないのという辺りは、この際 目をつぶりましょう。

観客席も見やすく整備されていて好感が持てます。車椅子での観戦スペースが設けられているのも素晴らしい。今日は外野席が開放されていなくて行けなかったのですが、おそらく観戦しやすい座席だと思います。

難点は、やはり金網の存在です。内野席の前には、高さ3mはあろうかという金網が鎮座ましましているので、視界が遮られること甚だしい。一階席では 一番上の方に行かないと網を逃れられません。ファウルテリトリーが こんなに広いんですから、金網をもっと低くしても打球に対する危険は少ないと思いますが、どうでしょう? これさえ何とかしてくれたら、日本一の野球場になれます。どこかの球団が本拠地として使ってもいいくらいです。

ただし、宮崎市の中心部からは離れていて、交通の便は あまり良くありません。今日、僕は日南線の木花駅から歩いて行きましたが(徒歩15分ぐらい?)、列車が1時間に1本しかないので 使い勝手が悪いです。バス停は見付けられませんでした。周りに広大な駐車場が設けられているのが救い。


さて試合は、阪神×読売。一塁側のスタンドには阪神の応援団の皆さんが陣取り、賑やかに応援を繰り広げていました。

「フェニックス・リーグではありますが、読売に負けるわけには行きません!」
「私たち、本州から、新幹線とクルマを使って やって参りました!」
「宮崎県のマニアックな阪神ファンの皆さん、今日は ありがとうございます!」

その応援の甲斐も無く、9対4でジャイアンツの勝ち。藤田太陽に全く成長が見られないのは どうしたことだ。セカンドの小坂さん、あなたは こんなところで試合をしてるべき人じゃないでしょう。

試合時間は3時間31分。どうも今年は、僕が観戦する試合は長くなりますね……


2006年10月23日(月)

で、今日の7時出勤に間に合うように、昨日は宮崎から飛行機で飛んできました。鉄路を20時間以上かけて走って行った道のりを 1時間半で帰ってくるのは 不思議な感じです。(野球場からの交通手段が分からなかったので歩いて空港まで辿り着きました)

それにしても、宮崎空港は賑わってました。つくづく、秋田ってド田舎なんだなぁと思う……


2006 FIVB Volleyball World Championships JAPAN(長い)を「世界バレー」と略すようなんですが、その「世界バレー」という言い方を聞くたんびに なーんか変な感じがするんです。軽いと言うのか何と言うのか……身体が むず痒くなるような気すらします。大体、「世界」と「バレー」っていう単語の間に親和性がちっとも無いし、「世界バレー」、で言葉をちょん切られると まだ続きがありそうな感じがして何だか落ち着かない。もうちょっと他に言い方がなかったのかね、と言いたい。

思うに、「バレー」で止めちゃうのがいけないんじゃないですかね。「バレーボール」を「バレー」と略す時って、だいたい後ろに何かがくっ付きますよね。「バレー部」とか「バレーコート」とか。単に「バレー」とは あんまり言わない気がする。踊りや谷と間違えちゃいそうだし。「バレーボール」と ちゃんと言えばいいんだ。でも そうすると、「世界バレーボール」じゃ語呂が悪いな。「バレーボール世界選手権」……長ったらしいですね。

「世界バレー」でいいか。


Internet Explorer 7 の英語版を入れる時、RC3の日本語版をアンインストールせずに そのままインストーラを走らせたら、メニューなどの表示は日本語のままでバージョンが正式版に上がるという不思議なことになりました。


2006年10月25日(水)

急に気温が下がったような気がします。

職場で風邪を引いてる人が いつの間にか だいぶ増えていました。


2006年10月28日(土)

北海道日本ハムファイターズの皆さん。
日本一、本当におめでとうございます。

ファイターズが優勝してくれて、本当に良かった。何としても彼らに優勝してもらわなければ困ると思っていたので、僕は今、心の底から嬉しいし、同時にホッとしています。

つまり、

これを堂々と実践してくれている人たちが負けてしまうと、「結局、仕事を楽しんだりしてたら最後は負けるんだ」という根性論のようなものが蔓延しそうで怖かったのです。

どうも 世の大人たちは、「地道に頑張る」の方はともかくとして、「仕事を楽しむ」ことに抵抗を感じる人が多いらしく、むしろ苦しむことを ありがたがる節すら感じられて息苦しい。

もちろん、全てのことが順調に行くわけはないし、やりたくもないことを押し付けられることもあるし、色々と考えたり悩んだりしなければならない場面も無数にあるでしょう。でも別に、それが楽しく仕事をするのが悪いということにはならない。仕事の結果にも本人の心身にも、ひいては社会全体にも いい影響を与えるはずだ、という考えは楽観的に過ぎるでしょうか。

そんなわけで、ファイターズのような雰囲気を持ったチームが最高の結果を残してくれたことで、もうちょっと肩の力を抜いて地道に頑張る雰囲気が染み渡ってくれたらいいなと、思います。


で、こうなったら お次は広島の番のはずなのですが……


2006年10月30日(月)

高校卒業できない(できてなかったかもしれない)人が続々と判明している件について。

見てると、「受験に必要じゃない科目の授業なんて やらなくていい」という、主に生徒側の意見・主張に引きずられているのが多く目に付くような気がします。

あの頃は、とにかく受験第一で、周りが目に入らなくなっているし心の余裕もありませんから、そういう考え方が幅を利かせてしまうんですけど、自分の受験に必要ない科目の授業も受けておくぐらいの余裕は持っておいた方が良いと思います。逆に、その程度の余裕も無いようでは、受験に成功しても、結局、得る物は とても少ないものに終わってしまうでしょう。十何年も前に受験生をやめてしまったオジサンの意見なので、そんなのは当事者じゃないから言えるんだと反論を喰らいそうですが。

今となっては、歴史の勉強とか、もっと真面目にやっとけば良かったなぁ、とか思ってしまうんですよね。ま、僕の場合は、受験に必要な科目の勉強でさえも、“4年生”の2月頃まで やってんだかやってないんだか分からない状態で過ごしましたけど……(「勉強してた」と胸張って言えるのは、その一ヶ月間だけですね、ハッキリ言って)

とにかく、受験に必要じゃない科目の勉強(授業)だって、決して無駄では無いことを、先生たちが生徒たちに しっかり実感させて欲しいと思います。口で言うだけじゃダメですから、授業を聞いているだけで魅力あるものにするとか、色々 工夫は要るでしょうけども、何とか頑張ってください。そうじゃないと、「高等学校」そのものが そもそも必要ないものだという話になってしまいます。

ちなみに、我が母校は問題なさそうです。だいたい、「4年制高校」とか揶揄されてる時点で、今回の騒動の蚊帳の外だということは目に見えてましたけどね。(あ、でも、首都圏の公立校は たいてい大丈夫そうなんでしょうか)


2006年10月31日(火)

Adobeのアップデートは どうしてこう 何度も何度も再起動を要求するのだ。

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written by tardy@k.email.ne.jp