徒歩・徒然

2007年1月上期


2007年1月1日(月・祝)

帰ってきて、さて、年賀状のお返事でも書くかと思っていますが(←既に根性が間違っている)、父に付き合って 日本酒をお猪口に一杯飲んで ひどい頭痛が来ているので、どうも気分が すぐれません。

今年の目標

  1. 両親を Safeco Field に連れて行く
  2. 愛車を北海道か沖縄に連れて行く
  3. 医者に行かない
  4. ……

あと思い付かね。
あぁ……貧弱な思考回路だなぁ……

ホントは「長生きをする」てのを付け加えたいんですけどね。でも、今年に限った話じゃないからな、それは。


本年も、どうぞ よろしくお願い申し上げます。


2007年1月2日(火)

今日から出勤。

電車もバスも空いてて大変よろしいです。


気まぐれで トップページに Reuters のニュース表示を貼ってみました。特に深い意味はありません。たまには世界のニュースでも どうぞ。

その影響で、トップページの HTMLISO/IEC 15445:2000 から HTML 4.01 に逆戻りしています。

そのうち飽きたら、予告無しに止めるかもしれません。


2007年1月3日(水)

新年初の自転車出勤。

この冬は、あんまり安定して晴れてくれませんね。自転車で職場まで行ったのが、これまで3度の冬よりも明らかに少ないです。

やっぱり、雨の中レインスーツを着て……ってのは どうもね。寒いし 自転車にも良くないだろうし。何より、眼鏡だと危ない。


机の上の物置台の脚が邪魔だなぁと思っていたのですが、ふと思い付いて脚を一本外してみたら、かなりいい感じに収まりました。脚が3本でも、上に置くものの置き方さえ気を付けてれば大丈夫なのだ。具体的には、脚が2本残ってる方の端に、2本ともに上手く重さがかかるように少し重いものを置くこと。そうすれば、ちゃんとバランスを取って立っててくれます。脚の無い端の方に 極端に重さが掛からない限り平気。(これは つまり、長方形の細長い台だからですね)

地震? 多少は揺れても大丈夫そうですよ。これが倒れるくらいのが来たら、ま、そん時ゃ そん時です。僕自身が無事で済んでないかもしれませんし。


2007年1月4日(木)

ずっと財布に入れているキャッシュカードに クセがついてしまっていて、ちょっと反り返っています。これまでは何も起こらなかったのですが、今日、とうとうATMで一悶着ありました。

例によって「カードを入れて下さい」の表示が出たから差し込んだら、いつもと様子が違う。機械が何やらガチャガチャ音を立てたあと、「恐れ入りますが、お取り扱いできません」とか言ってカードが戻って来ました。なんだとぉ?

折りしも、ATMでの現金の振込みが10万円に制限されたなどということがあるので、何かのセキュリティに引っ掛かったのかと思って 一瞬 焦りました。気を取り直して、反り返ったのと逆に曲げるよう、オマジナイみたいなことをしてから もう一度 入れたら、今度は受け付けてくれました。後ろに並んでいた人は、一体 僕が何をしてるのかと思ったことでしょう。

早いところ ICカードを導入しては貰えませんかね。クレジットカードは だんだん切り替わってきたんですけども。


駅のアナウンスはうるさい!?日ごろ感じる過剰サービス (オリコン)

そのほか意外に目立った意見は「駅のアナウンス」。「うるさい。外国だとアナウンスはない。全て自己責任。人身事故や遅れがなどあった時だけで良い」(東京都/20代男性)

“外国”とか“自己責任”に過剰な信仰を持っている方ですね。
駅に着いたときに ここは○○駅です というアナウンスが無いと困る人も、どこ行きのどんな列車が来るか声で教えてもらわないと困る人も居ますよね。“外国での標準”が全て良いものと勘違いをしていて、タチの悪いことに、それに気付いてない。“自己責任”と“自己中心”を ごちゃまぜにしていて、タチの悪いことに、それに気付いてない。

さて、今年……じゃなかった、去年、2回目のLondon訪問をしたのですが、その時に「へぇ」と思ったのが、地下鉄の車内で録音のアナウンスが流れるようになっていたことです。電車の行き先や次の駅の名前など、随分と丁寧に教えてくれるので、変われば変わるもんだなぁと感心していました。それに、今まで発音の仕方が分からなかった駅の名前も ちゃんと分かるようになって、大変に ありがたかったです。

で、何度も何度も繰り返し聞いたので覚えてしまった文が こちら↓

Please mind the gap between the train and the platform.

日本だと「足元にご注意ください」ってヤツですね。直訳すれば、「電車とホームの間の隙間にご注意ください」かな。

録音されてるのは ぜんぶ女性の声だったのですが、mind the とか and the のところの “d” を しっかりと発音していたりして、アメリカの人たちが喋るのとは やっぱり ちょっと違うのが分かります。そもそも、“mind the gap” という言い方は、Londonの地下鉄で初めて知りました。

こんな風に言葉の勉強にも使えたりしますからね。一概に要らんものと決め付けるのは もったいないですよ。と言っても、「日本人の僕らにとっての英語」と「諸外国の人たちにとっての日本語」じゃあ、需要が違いすぎるか。


2007年1月5日(金)

ウチのアパートのゴミ出し場は、カラスや猫を防ぐための網があって、正面の方はゴミを出すときに上に持ち上げて開けられるようになっています。「ゴミを出したあと 必ずネットを被せてください。カラスに突かれて散乱する被害が続いています」とか掲示があります。

しかし、囲いの後ろ側のベニヤ板が壊れて穴が出来ており、そこから猫が入り込んでいるのを目撃してしまいました。

ダメじゃん。


気付いたからには、修理するなりなんなり した方が いいんだろうな……どうしたらいいかな。


2007年1月6日(土)

映画 “Les Métamorphoses du Chœur” (2003年・仏)

パリ13区にあるモーリス・ラヴェル音楽院に所属するアマチュア合唱団(子供からお年寄りまで、本当に様々な人たちが居る)の練習風景を追い掛けたドキュメンタリー。指揮をしているのは クレール・マルシャンという女性で、その人の他に、幾人かで指導を分担しています。

……というような知識は、プログラムを読んで初めて手に入れました。映画を観ている限りでは、その辺りの細かいことは全く分かりません。いつ頃の どのくらいの期間の話なのかも良く分からない。ナレーションも字幕もインタビューも一切なしで、練習の模様を写し撮っていきます(「本番」の場面は最後にちょっとだけ)。

やっぱり、子供たちへの指導が面白かった。「ハチが飛びます」とか「音を隣の人に順々に渡して行って」とか。実に突飛に見えるけど、いつの間にか歌のために大切なことを子供達がしているんですね。

先生たちは、みんな、厳しさだけじゃない優しさを持っています。唄の「楽しさ」を全身で分かってもらえるように働きかける。そして、映画の初めのときと終わりのときとでは、本当に唄の違いが分かるんです。すごい。

 邦題:「合唱ができるまで」
 監督:Marie-Claude Treilhou
 撮影:Pierre Stoeber
 録音:Yves Zlotnicka
 編集:Khadicha Bariha
 出演:Claire MarchandHélène BartFrançoise Courbin ほか

それにしても、フランス語って響きの面白い言葉ですよね。何となく、いつも ふわりと浮かんでる感じがする。


W-SIM を RX410IN から RX420AL に変えることにしました。詳しいことは良く分からないけれど、音声通話の送受信にも改善が見られているみたいなので。

実は、一緒に nine も手に入れちゃおうかと思って店頭で聞いてみると「今、品切れなんですよ。次の入荷も全く分からないんで、予約も入れられない状況なんですよね」などと言われました。それなら なんで こんなに見本をズラッと並べとくんですか、値札まで出して。ただいま品切れ中ですの表示を置いとくくらい造作もないでしょうに(また、その店員の言い方も、品切れなのは分かってるだろ何言ってんだこいつ みたいな感じがあったので ちょっとカチンと来たんですけど、それは まぁ 置いておきましょう)。「じゃあ、W-SIMだけ新しく出来ます?」「カードですか? こちらなら大丈夫です」

てなわけで、運転免許証を見せて書類を書いて、RX410INを預けてカネを払って、上の映画を見に行ってから店に戻ると……

……

「ちょっとですね、データコピーの方が出来てませんでした。PINナンバーが設定されていたので、先に進まなかったみたいなんです」

……はあ?

そりゃ あなた、設定してあるに決まってるじゃないですか。もし悪い人に盗られたら使い放題になっちゃうじゃないですか。“W-SIMの機種変更”なんて初めてだから、勝手を知らなかったんですよ。それで引っ掛かるんなら初めに言ってくれなくちゃ。確かめもせずに「古いカードをお預かりしてもよろしいですか」もないもんだ。

「番号を頂ければ作業できますけど、ちょっと また お時間かかってしまいますが……」「いえ、もう結構です」

帰ってから、慣れない“親指入力”で ひたすら電話帳登録をしてましたとさ。

もう、ビックカメラのあの店では WILLCOM関連の手続きは しないぞ。


2007年1月8日(月・祝)

浦和で新年会にお呼ばれしました。

昨年の(職場の)忘年会では 最後の一人になって景品からあぶれる という何とも言いようがない境遇に落っことされたのですが、新年は幸先の良いスタートとなりました。

今年もよろしくお願いします。


普段から抜け道を多く把握しておくことの大切さを、身をもって今日は学びました。

世田谷通りの渋滞を見事に回避したぞ。僕、偉い。


2007年1月9日(火)

渋谷の店先で品切れだって言われた nine を WILLCOM STORE で頼んだら2日で来ましたよ。

しかしながら、「ガワだけ買った」という、一番高くつく買い方。アホですね。

付属のソフトウェアの中にUSB経由でPCとデータのやり取りが出来るユーティリティが入っていて、おぉ、これは、USBを 単なる充電だけじゃなくてバックアップなんかにも使えるぞ、と嬉しがってみたのですが、W-SIM内のアドレス帳データは読み出せないでやがんの。なんなんですか、この中途半端さは。


2007年1月10日(水)

高さ70mの発電風車倒壊/東通 (東奥日報)

これは危ない。

実際、風力発電の風車がグルグル回ってるときに根元に行くと怖いですもんね。あのプロペラが外れて落っこって来たらイチコロだなぁ、とか、要らんことを考えてしまう。

それが根元から折れて倒れたら大変です。徹底的に原因を潰してもらわないと。


SHARP DV-HRD200 のDVDドライブが故障してしまいました。

故障は

  1. HDDからのダビングは出来るが、そのディスクを再生できない(ただし、別の機械で再生できる)
  2. ダビングをしたら、再生できないディスクが出来上がる(別の機械でも再生できない)

という2段階を経ました。これまでは別のプレイヤーで再生できていたので誤魔化し誤魔化し使ってきていましたが、とうとう意味不明のディスクを製造するようになってしまったようです。ダビングに失敗したコンテンツは、当然、HDDからは消えてしまっています。俺の時間を返せ。

3月からAXNでCSIの第4シリーズが放送されるようなので、それまでに何とかしなければ。

と言っても、DVDドライブにとどまらず機械の挙動が全般的におかしいので(HDDのエラーなどなど)、買い替えの方向に流れそうです。もう一世代ぐらい様子を見ようと思っていたんですが、DV-ACW38を買ってしまうかな……


2007年1月11日(木)

「あるある大事典」で紹介 納豆が品薄に (産経新聞)

なるほど、納豆の棚が空っぽだったのは これの所為ですか。
でも、なぜか大粒のヤツが嫌われているみたいに残っていて、可哀想になったので あるだけ買ってきました。

毎日のように食べてるのに、僕は ぜんぜん痩せたりしないんですけどね。……要は、食べるだけじゃダメなんだよな、たぶん。


2007年1月14日(日)

― 帯広競馬第?レース ―

帯広に来ています。

帯広競馬場で開催中の「ばんえい競馬」こと輓曳競走の模様を、今日一日 見学しました。

観客席(?)の入りは ちょっと寂しい。でも、「発売」の窓口は 意外と盛況なようでした。レースが行われるコース(長さ200m)の隣、第二障害を挟んで100mくらいのエリアは、ファンサービスのために立ち入りが許されています。そのため、かなり近くで観戦することが出来ます。1トンの馬が1トンのソリを曳いていますから、走る速さがあまりなく、人間の脚でも追い掛けられるので、みんな一緒に移動しています。もちろん、従来の観客席の方からコース全体を眺め渡すことも可能。レースの間は観客の皆さんが客席やコースの傍までワーっと出てきて、終わると一斉に建物の中に引き上げてしまいます(寒いから)。レース中は大賑わい・レース後は無人の空間。そのギャップのあまりの激しさに、思わず笑ってしまいました。発走と発走の間隔は、だいたい30分ぐらいです。本日、全部で12レース行われました。

普通の競馬と違って、見ていると力が入ります。見所となるのは、やはり、大きい方の第二障害でしょう。ここをうまく乗り切れるかどうかが、まず大事です。その後、ゴールまでの道のりの間の攻防が、もう一つの焦点でしょうか。

当たり前ですが、寒い! 今年は帯広も暖冬で、あまり気温は下がっていないらしく、確かに思っていたほど寒くはないです。が、積もった雪はガチガチに凍ってるし、ちょっとカメラから手を離していると とたんにボディが凍り付きそうに冷たくなります(シャッターが押せなくなるので手袋がはめられない)。日高山脈のこっち側なので天気が良いのが救いですが、決して氷点下から温度が上がらない世界。あな オソロシや。

でも、面白い競技です。カネが無いから、で終わらせてしまっては勿体ない。何とか帯広での単独開催の道筋は付けられたみたいですが、競馬場の建物のみすぼらしさなどを見ていると、まだまだ道のりは険しいなと感じてしまいます。末永く大事にして行きたいものです。


2007年1月15日(月)

― 400mベンチ ―
帯広の緑ヶ丘公園にあるベンチ。長さ:400m。

ツゲの木で作ってあるそうです。


東京へ帰ってきました。当たり前ですが、あったかい。まともに歩けるだけで有り難い。もう すっかり雪国での勘が鈍ってるので、帯広の街中を歩くのは大変でした。凸凹だし滑るし。て言うか、ちょっと右足を捻ったみたい。


この旅行中、久し振りにまとまって本を読める時間を作れそうだったので、“In Her Shoes” (by Jennifer Weiner) なんぞを持って行って読んでいました。映画を観た方も多かろうと思います。

とにかく大変な話だったなぁ、というのが第一印象。恰好に気を使うのって大変だなぁ、というのが第二印象。

そして、何か とんでもないことが起こっても、それは その先にある良い結果のために そうなったんだ、という希望を持つことが大事だな、と思ったのが三つ目。どこにでも、自分にとって、心を惹かれたり熱中できるものは転がっているものなんだ、と。時間が経つごとに、みんなの心が だんだん解きほぐされて行くのが分かって、どんどん読むのに勢いが付いて行った感じがします。

そうそう、靴にだけ気を使う、という考え方に大いに賛成したりもしました。だって、他はともかく、靴だけは ちゃんとしたものを履かないと歩けませんから。(あんまり何でもかんでも買い漁ったりは しませんけど、僕は)

ただ、これ、正直なところ、そのまま映像化すると 見ていて疲れる作品になりそうだなと思いました(最後には 明るくて しっかりした道が開けるので、良いのだけど)。際どい描写も散りばめられてますしね。どういう映画作品にしたのか、DVDドライブがぶっ壊れたレコーダーのHDDに 一応 録ってあるので、今週末あたり見てみましょうか。

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written by tardy@k.email.ne.jp