近所で何やら音がしたので外に出てみると、子供たちが花火をして遊んでいました。
本当に楽しそうにしているので、いい風情だなぁとか思いながらしばらく見ていたのですが、時刻が夕方の6時ごろなんです。もうちょっと暗くなってからやった方が良いんじゃないかな。
日本選手のメジャー流失はNHKのせい!? プロ野球オーナー会議 (サンケイスポーツ / 共同通信)
うーん……なんか、印象だけで物言ってるような気がしますねえ。
今や、地上波テレビで巨人戦じゃない試合を初めから終わりまで全国中継してるのはNHKだけです(土日のデーゲームに限られますから、数は少ないですが)。MLBの中継なんて ほとんどがBSで、しかも日本の野球とは被らない朝から午後にかけてだから、夜には 同じBSのチャンネルで しっかり日本のプロ野球の中継もやってます。もちろん、試合開始から終了までですし、巨人戦に限りません。
そんな、目くじら立てるほどのもんでもないと思いますけど。
色々な意味で、世界のプロ野球の中で一番レベルが高いのは、やはり現状ではアメリカのメジャーリーグでしょう。個々のプレイの質とか、細かく見れば日本プロ野球が勝っている点は あちこちに見付かるでしょうが、一つのスポーツ・エンタテインメントとして全体を見渡した場合には、やっぱり まだまだ敵わないなと感じます。レベルの高い選手が、そこに憧れたり目標を持ったりするのは当たり前のことでは ないでしょうか。
遠慮なく言わせてもらえば、選手が向こうに行くのを「流出」と呼んでいるのが気に喰わない。自分達が対等な立場に居ると、自惚れ過ぎです。「流出」なんかとは言えない。「昇格」ですよ。「流出を食い止めろ」とか言って張り合おうとするのが間違いです。だいぶ追いついて来てるとは思いますけど、まだまだ そんなこと言えるレベルじゃない。
僕は、日本プロ野球がAAA化してしまうのは、現状では止むを得ないと思っています。だって、それだけのレベルでしかないんだもの(繰り返しますが、選手の技術水準だけの話じゃないですよ)。あちらさんは、隙あらば いい選手を自分トコのチームに連れて来ようと 虎視眈々と狙っています。日本プロ野球は、“鎖国状態”が解消されつつある今、恰好の標的です。何せ、自分達で苦労しなくても選手が育ってくれているわけですから。となると、こっちも発想を転換して、「どうせ、いい選手は上に持ってかれるんだから」と諦めて、マイナーリーグの発想で球団経営をして行くことが必要でしょう。あちらのマイナーや独立リーグの球団は、「選手で客は呼べない」と最初から開き直っています。それでも、「地元の球団」として、各チームが独立採算で 一所懸命やっているのです。日本のプロ野球の各球団は、そんなマイナーチームよりは 余程 恵まれた環境に居るはずです。ちゃんとした経営が出来ないはずがありません。
アメリカばっかり でかい面してるのが気に入らない、という感情は、正直 僕にもあります。だから、日本の野球界には、現状では負けていることを素直に認めて、もっと力をつけて欲しいのです。自分達が世界の全てだ と信じていたアメリカ野球界が 日本や韓国などにも眼を向け始めた最近の傾向は、むしろ歓迎すべきことだと思います。組織の総体として敵わない今は、とりあえず名選手をどんどん送り込んで、あいつらの鼻を明かしてやりましょう。
そのうちに、あちらの選手たちが逆に「日本のプロ野球に行きたいなー」と憧れるようになる……かも しれませんよ?
もう、真面目に考えれば考えるほど誰に投票したら良いか分からなくなってきますね。
とりあえず、今日と明日の仕事中に、もう少し考えてみよう。
おやすみなさい。
映画 「天まであがれ!!」 (2006年・日)
舞台は浜松です。
はじめに、地域における映像コンテンツ・国際共同製作モデル事業(「浜松・浜名湖地域振興映像コンテンツ製作」プロジェクト)
と長々としたクレジットが出てきます。撮影は、全て浜松市内でのロケだそうです。
父親が亡くなったため、浜松の母の実家に引っ越してきた天馬という名の少年と、その地で知り合った凧作りの名人のお爺さんをめぐる物語です。初めのうちは、なんだかコメディドラマのようなノリでしたが、おしまいまで行ったら、えらく感動してしまいした。
やっぱり、天馬・楓の従姉弟コンビが いいなぁと。適当な会話を交わしながらも、変に力を入れずに お互いを信頼しあっているところが。
浜松の市民の皆さんが、キャストやエキストラで沢山参加しています。それもあってか、とても雰囲気の良い作品です。
監督:横山一洋
脚本:本田光、横山一洋、西保典
音楽:遠藤浩二
出演:鈴木達也、佐津川愛美、宍戸錠、伊藤かずえ、弓恵子 ほか
しかし、いきなり出てくる父親役の人が、武田修宏さん! びっくりしたのなんの。
オールスターゲームを観に行ってきました。
(今日は、大した写真がありません。やっぱり ちょっと薄暗くてですね……)
今日の試合は、前田さんのホームランに尽きます。もう それ以外のことは憶えてません。ウソだけど。
前田さんが代打で打席に入ると、大歓声がわきました。たぶん、今日、誰よりも大きな声援を受けていたと思います。野球を観てる人は、みんな知っているんですね。そして、例の立ったり座ったりの応援が始まります。ライト・一塁側だけでなく、三塁側でも面白がってやるもんですから、客席全体で お祭り騒ぎです。普段は広島の攻撃のとき大人しくしてる人でも、オールスターでは みんな仲間です。
そして、打球が外野席に飛び込んで行った時の感激! 広島か東京じゃないと入らないホームランでしたけど、そんなことは どうでもいいんです。もう、最高でした。
「球場全体で前田のスクワット応援」は、オールスター名物に なりつつあるんじゃないか。そうだったら嬉しいです。
実を言いますと、これがオールスターの初観戦です。初オールスターが あの箱の中、というのは癪に障るけど、まぁ良しです。当日券が有るという話を聞きつけ、夜勤明けで あまり期待せずに当日券売り場に行ったら、前から18列目の 結構いい席が空いてました。実際、試合が始まってからも あちこち空席だらけで、どうしたのかなという印象です。39710人は、まあ、現場での印象どおりの数字ですね。これは、野球人気が低迷してるんじゃない、あの箱に魅力が無いんだ。そうだ。そうに違いない。(……と、ムリヤリ結びつける)
オールスター、いいですねぇ。敵も味方も無い、12球団のユニフォームが 全部 混ざり合ってる客席の雰囲気がいい。今日は、たまたま隣に座っていた岩手の気さくな小父さんと、ああでもないこうでもないと馬鹿ッ話をして二人で盛り上がってたことも効きました。来年以降も、近くに来たら面倒がらずに切符を買って行ってみようかな。
うーん、蒸し暑いなぁ。どっかに涼みに行きたいなぁ……
炊飯器を買いました。
いま使っているのが完全に壊れたわけでもないので、衝動買いに近いものがあります。ただ、ACプラグの根元の辺りの接触が怪しくなっていて(線を切って違うプラグを取り付けるのは面倒だなぁ……とかなんとか)、この間、ご飯を炊いてる最中に いきなり電源が落ちたりしたので、「いつ何があってもいいように」との意味も込めてあります。
……もう、2合炊きの電気釜なんか売ってないのね。
というわけで、新しいのは3合炊けます。どう考えても多過ぎです。半分の1合半でも充分なくらいなのに。しばらくは「予備機」にして、これまでのやつを壊れるまで使うか。
今日は、ためしに使ってみました。
ちゃんと炊けました。はい、それだけで充分です。
最近の炊飯器は、しゃもじまで おまけで付いてくるんですね。
今日は、終電が無くなる勤務が最初から付いていたため、ちょっと迷った末に自転車で出掛けました。
……やめときゃよかった。汗だくなんてもんじゃ ありません。
久し振りに同期入社の連中と飲み屋でバカな話をして盛り上がりました。僕は、もともと この括りの集団の中では空気のような存在なので、ほとんど聞いてただけですけど。
家に帰って冷静に考えると、いろいろ話を聞いていても“羨ましい”という感情を全く抱いていなかったことに気が付いた。
良く言えば きっぱり割り切っている んだけど、「長生きしたい」とか言ってる人間が これでは いかんのだろうなぁ……
松浦さん当選しちゃったよ(秋田魁新報)。テレビって すごいなあ。
でも、濃い顔の人が たどたどしくニュース読んでた……っていうイメージしか無いんですけど。たしか広島出身でしたよね、この人。広島カープが秋田に来た時に、テレビで何かやってたような覚えがあります。それ以上のことは ほとんど知りません。
負けてる市町村でも ほとんど差が無いんだけど、東成瀬で けっこう差を付けられてるのが面白いですね。
最近、秋田とか島根辺りで保守が切り崩される場面が見られます。時代は移ろい行くなぁ、と感じています。
え、東京? 候補者が多過ぎてワケ分からんッスわ。
荒れた教室に 一人の先生がやって来た。
……という、状況が似ているアメリカの映画が、いま 2本 公開されています。
舞台は西海岸と東海岸。片や女性で、片や男性。片や、実際の出来事を忠実に辿っており、もう片方は、人物にまつわる出来事を大胆に脚色している。と、対照的な二つの作品ですが、根底に流れるものは一緒だと思います。
映画 “Freedom Writers” (2006年・米)
実在する Erin Gruwell という女性の物語です(生徒達からは、親しみを込めて Miss G と呼ばれます)。舞台は西海岸の Long Beach。
とにかく この人は やる気と実行力に溢れる人で、弁護士を目指していたんだけど、犯罪が起こる前に教育を変えないとダメだ! と高校の先生になってしまう。生徒達に本を読ませたいのに予算が無いと断られると、そんなら私がバイト代で買い揃える! と週末にデパートの店員やホテルのコンシェルジュの仕事を始める。正に、スーパーウーマンです。
生徒達は、全てを斜に構えて見ているようで、本当は素直な良い子がほとんど。きっかけを いかに与えてあげられるか。大きなきっかけとなったのは、思ったこと何を書いてもいい、ただし、毎日書くこと、と言って与えられたノートでした。
本当は やることなすこと上手く行ったわけでは無いと思いますが、生徒達の心を掴む考え方と行動は、簡単には真似できないと思いました。こういうスーパーウーマンやスーパーマンが、もっともっと教育の現場に現れてくれると良いんですが、なかなか難しいですよね。
ただ、正直言って、あの旦那の振る舞いが理解できない。いまどき、女性でもあんな台詞吐かねぇすよ。たぶん。
邦題:「フリーダム・ライターズ」
監督・脚本:Richard Lagravenese
原作:The Freedom Writers with Erin Gruwell
製作:Danny Devito、Michael Shamberg、Stacey Sher
製作総指揮:Hilary Swank、Tracey Durning、Nan Morales、Dan Levine
音楽:Mark Isham、will.i.am
出演:Hilary Swank、Patrick Dempsey、Scott Glenn、Imelda Staunton ほか
Scott Glenn が すげぇ お爺ちゃんになってる! と驚いてしまった……
映画 “Take the Lead” (2006年・米)
こちらのモデルとなったのは、Pierre Dulaine というダンス講師の男性です。現実のDulaineさんは社交ダンスの第一人者で、現在は New York で公立学校のダンス教室プログラムの監督をなさってるそうです。映画は、その辺りから着想を得ているようですが、公立の高等学校の“居残りクラス”に飛び込んでいく物語は創作なのだとか。
全然違う映画なんですけど、子供たちの雰囲気は そっくり。たぶん、全米の“荒れてる”子たちは 現実にあんなふうなんだろうなと思います。制服が無いので 恰好は大して奇抜ではないんですが、分かったような顔していて生意気で、普段の生活圏では深刻な問題に取り囲まれていて、妙に素直なところがある。
こちらで道具となるのは社交ダンスです。当然、生徒達は、そんなものは上流階級のすることだと反発しますが、お互いに相手の言い分を少しずつ飲んで行くことで、だんだんとダンスに真剣に取り組むようになります。
ただ、最後のダンスの場面だけは、ちょっと……なんとなく、単なる宴会騒ぎで終わってしまったような。
邦題:「レッスン!」
監督:Liz Friedlander
脚本:Dianne Houston
撮影:Alex Nepomniaschy
音楽:Aaron Zigman、Swizz Beatz
出演:Antonio Banderas、Rob Brown、Yaya DaCosta ほか
二つの作品から感じたのは、アメリカと言う国の、闇と希望です。日本の教育現場にも色々と問題があるのは聞いていますが、問題の質が全然違う気が、何となくします。親が気に入らねぇ、先公が気に入らねぇ、までは通じるところがあるものの、あちらの“問題児”の周りには 常に貧困と人種差別と銃と麻薬が徘徊してます。別に そういう問題があるわけでもないのに荒れてるという我が国の学校や学級は、ひょっとしたら 世界的に見ても かなりタチが悪いのかもしれない。
ゴキブリが出た。
いや、久し振りですねー。この部屋に引っ越してきて4年になりますが、見掛けたの2回目です。
東海大相模・菅野が珍プレー“振り逃げ3ラン” (サンケイスポーツ)
数日前の話題なんですがね…… 例の You Tube に山ほど中継の映像が上がってるんで簡単に見られるんですけど、どう見ても、横浜の選手たちがルールを把握してなかったとしか思えません。
振り逃げのルールを知らないことは おそらく有り得ないので、「どんな時に“第三ストライクが三振にならない”か」というのを把握しきれていなかったということでは。
これが ちょっとややこしくて、「キャッチャーが捕れなかった」時だけではなくて、「キャッチャーは捕ったけどワンバウンド(もしくは それ以上)していた」時も、なんですよね。第三ストライクは、キャッチャーが“直接”捕らなければ、バッターがアウトにならない(バッターにタッチするか、一塁へ投げなければならない)。何もしないまま横浜の選手たちが みんなして引き上げてしまったのは、これを知らなかったからと言う意外に説明が付きません。
(ただし、0アウトか1アウトで走者が1塁に居るときを除きます。こういう付言があるから ますますややこしい。今回は2アウトだったので、走者がどの塁に居るかにかかわらず、キャッチャーが直接捕れなかった場合はバッターアウトにならない)
まあ、ややこしい話ですけどね。それに、なんでそんなルールが必要なんだよ? と言われると ちょっと僕も分からないんですが……ルールですから、従ってもらうよりしょうがない。