徒歩・徒然

2007年12月上期


2007年12月1日(土)

スター・チャンネルが今日からBSの方でHDTVの放送を始めたのですが、CSの方のは やめてしまいました。これまでは、BSSDTV(普通の画質)+ CSHDTV(当然、普通の画質)+ CSSDTV(落ちた画質)の3チャンネルでしたから、普通のSDのテレビで見ていると まともな画質のチャンネルが2つあったわけです。しかし今日からは、BSHDTV(普通の画質)+ CSSDTV(落ちた画質)×2ch となってしまいました。つまり、まともな画面で見られるチャンネルが3つのうち1つだけになってしまったのです。僕にとっては実質的にサービス低下です。

スター・チャンネル クラシック だけでもHDに、それが無理なら、せめて まともなSDが流せるようビットレートを上げるとか、出来ないもんなんでしょうか。

日本映画専門チャンネルHDになって嬉しがっていたら、それから わずか3ヶ月で こんなことになりました。ムービープラスが 来年4月から CSでもHD放送をしてくれるみたいですが、あのチャンネルは途中でコマーシャルが入るのが欠点です。有料放送なのに それはないでしょ。シネフィル・イマジカHD化……てのは無理かな。ちょっと小さい会社みたいですし。(でも、もし実現したら、スター・チャンネルは契約解除しても いいかも、と思ってます)


110度CSの方は、積極的にチャンネルのHD化を進めて行かないと、「新しいテレビ」を買った人たちをガッカリさせる結果になるだけだと思いますけどね。

ケーブルテレビの方で 既にHDをやってる ディスカバリーチャンネルだとか、早いところCSでも始めればいいのに。


2007年12月3日(月)

今日の新井くんはカッコ良すぎです。

初回、死球をファウルと言った誤審の直後に先制打。
最終回、右に流し打ってダメ押しの2点本塁打。

新井ぃ。なんで阪神なんかに行っちまうんだぁ。


てなもんで、東京ドームで行われたパブリックビューイングに参加してきました。

― 箱庭にて.1 ―

ただし今日は、改めて東京ドームをコケにしてやる、という意地悪な目的もあります(そっちの方が主かも)。これまで、なんだかんだ言っても、観客席から見たりテレビ中継を見たりして こき下ろしていただけでした。それだけでも充分っちゃあ充分なんですけど、やっぱり、半分だけしか見ずに批判してる感じがします。

今日は、1500円払ったらグラウンドの中に入らせてくれると言うんで、これ幸いと出掛けてきたのでした。これまで、遠くから眺めるしかなかった「ハイテク人工芝」に直に触れて、いかにロクでもない代物かということを確かめて来ようというわけです。

(ご注意:これから先は、「東京ドーム=あんな箱は野球場じゃねぇ」というフィルターがかかった人が書いてますので、良い面なんぞは初めから見付けようとしていません。その辺りの偏りを割り引いて読んでくださるよう お願いします)

― 箱庭にて.2 ―ダグアウトからの眺め(後列のベンチに腰掛けて撮った写真)。思ったより視線が低くない。これは、裏を返せば、ダグアウトが 全然 掘り下げられていないということ。つまり、前の方の列の観客がグラウンドの視線になっていないということ。ま、日本のプロ野球本拠地は これが標準みたいなもんですが。

― 箱庭にて.3 ―形だけで役に立たないウォーニングトラック。人工芝の色が変えてあるだけ。しかも、外野のフェア地域の部分しかない。これでは、何のために設けてあるのか分かりません。

― 箱庭にて.4 ―今日は、フェンスのところの網が取り外してありました。普段の試合のときから こうするのは、なぜ駄目なのでしょう? 普段からこうしておけば、わざわざ あのダサダサシートを くっつけなくても済むはずです。

― 箱庭にて.5 ―
さて、問題の人工芝 (FieldTurf®)
前々から 何だか見た目が汚らしいなぁと思っていたのですが、謎が解けました。緑の“芝”の間に黒いゴムチップが敷き詰められているのは、メーカーのサイトなどにも載っているので知っていました(一個一個の大きさは 1〜2mm程度)。ところが、その層が あまりに分厚い所為か、芝の間からゴムチップたちがモロに顔を出している箇所が いっぱいあるのです。色が黒なだけに、かなり目立ちます。結果として、観客席から眺めると、緑が薄汚れたような変な色に見えるのでした。

構造としては、“芝”の長さは どうやら10cm近くあるようなのですが、ゴムチップの層に大半が埋もれていて、外に顔を出しているのは せいぜい2〜3cmといったところでしょう。

― 箱庭にて.6 ―
今年の初めに張り替え工事をしたばかりのはずなのに、“芝”は既に ほとんど寝ています。結局のところ、衝撃の吸収はゴムチップの層に頼っているだけです。隅の方で ちょっと指でもって掘っくり返してみたのですが、ゴムチップの層は 確かに かなり厚くなっています(5cmは超えていると思われます)。つまり、そこまでやらないと下のコンクリートの硬さは誤魔化せないのです。試しに飛んだり跳ねたりしてみたんですが、要するに コンクリートに敷かれたゴムの上にいるに過ぎないので、「天然芝に近い」なんて豪語するのは 根本的に間違ってるような気がしました。

いっぺん どっかの公園の芝生の上で遊んでみなさい、その辺の偉い人たち(いや、今の偉い人たちの世代は、原っぱで駆け回った経験が無いはずないんですが……)。

結論。
所詮、人工芝は人工芝でしかありません。今の技術では、この程度が関の山なのでしょう。それに、ここまで細かい技術を用いて作られていては、億単位の値段になるのも頷けます。1シーズンを経過しただけで この有様ですから、次回の張り替えも、5年と経たずに必要になってくると思われます。「人工芝のメリット」を挙げる際にカネの話を持ち出すのは、何も分かっていないことを自ら告白するようなものですから、やめておきましょうね。


というわけで、これからも当サイトでは、「読売巨人専用・開閉式屋根付き総天然芝野球場」の実現を強く強く訴え続けて行きたいと思います。天下の巨人軍なら、「俺のところでは他のイベントなんか一切認めん。このフィールドは巨人軍だけの物だ。ここを使いたければ巨人の選手になれ!」と言ったって許されますよ。

ただ、最後に取って付けると、今日のイベントそのものは とても良い雰囲気だったと思います。こんな風にグラウンドを開放してくれるのは、とても嬉しいことです。


2007年12月4日(火)

― 箱庭にて.7 ―

ゴムチップを 少々 持って帰ってきました(グラウンドに腰を下ろして手をついたりすると、くっ付いて来るんです)。

左上に見えてるのは、ごく普通の0.5mmのシャープペンシルです。この細かいチップが 1万3千平方メートルと言われているグラウンド全域に敷き詰めてあるわけです。途方も無い話ですね。3億円かかるのも無理ありません。


2007年12月5日(水)

10年 東北で暮らした身としては これくらいで どうこう言うのは軟弱すぎる気もするんですが、10℃を切ると いよいよ冬に入ったかなという気がします。

それはいいんですが、いま、下唇の裏んトコに口内炎が出来てて痛いんです。物を食べる時に ちょっと困りますが、でも、めげずに食うぞ。


2007年12月6日(木)

スーパーで1600円ほどの買い物をしたら、一番小さい袋を一枚だけ渡されました。

ゴミを減らす努力は素晴らしいと思いますが、キツキツで品物が入れにくかったです。(それでも、あくまで もう一枚くださいとは頼まない 無精者)


自宅のPCが立ち上がらなくなりました。

電源スイッチを押すと、普段は それが緑色に光って起動動作に入るのですが、ちょっとした“異音”がして、電源スイッチがオレンジ色に点滅して、それでウンともスンとも言わなくなります。

スイッチを何秒か押しっぱなしにするとオレンジ色の点滅が消えて待機状態になるのですが、またスイッチを押しても同じ。十何回かに一回くらいの割りで、なんかの拍子に上手い具合に電源が入ってWindowsの起動画面が出るところまで行くのですが、ログオン画面に行くか行かないかの辺りで 突然 電源が落ちてしまいます。

実は最近、そうやって電源が入らない現象は稀に出ていたんです。しかし、これまでは「なんかの拍子に上手い具合に電源が入っ」た後は問題なく使えていたので、何も対策を取らずにいました。しかし今日は、いよいよ深刻な状態になってしまいました。機械の振る舞いから考えて、これはハードウェアの問題でしょう。そこで、中を開けて ちょいと細工をしました。

と言いましても、やったことはフロッピーディスクドライブの接続を外しただけです。先ほど書いた“異音”は どうやらフロッピーディスクドライブから発せられてるみたいなのは分かっていて、あいつが何か悪さをしているな という見当は以前から付いていたのです。これまでは、時折ヘンな音は出すけども特に害も無いから放っといたんですが、電源を落っことすようになってしまっては無視するわけにもいきません。基盤とつながってるフラットケーブルと電源のケーブルを、全部 引っこ抜いてしまいました(ただし、モノは 面倒なので取り付けたまんま)。

で、電源を入れると、Floppy Disk Drive failureBIOSに怒られましたが、「無視して続ける」のF1キーを押したら、目論見どおり、普通にWindowsの起動が完了しました。どうやら(ヤマカンですが)犯人の目星は間違っていなかったようです。ま、このパソコンを買ってからフロッピーを使ったことなんか殆ど無いし、大丈夫でしょう。あとでBIOSの設定も変えときます。

「マイ コンピュータ」には (A:)ドライブが表示されたままなんですね。


ハンドルキーパー応援ソング (全国カラオケ事業者協会)

ちょっと古い話題。

「ハンドルキーパー」というのは、仲間で酒を飲まずに車を運転する人を決めておくことだそうです(朝日新聞の記事から)。僕はいつでもスタンバイOKですぜ。これからのシーズン、よろしければ いつでも使ってやってくだせぇ。

……って宣伝しても、東京じゃ需要が無いな。


2007年12月8日(土)

パソコンの調子が悪くなったのを どうにかこうにか誤魔化したと思ったら、今度は自転車がパンクしました。

今のアパートに一番近い自転車屋さんって どこだ? いや、それより何より、朝8時過ぎに出掛けていって夜9時とか10時とかに帰ってくる生活で、どうやって自転車屋さんなんぞに行けば良いのか。通勤に使いたいので、次の休みまで そのままなのも困ります。

というわけで、昨日、電車で出勤していって昼休みに東急ハンズで道具を買い揃えて、家に帰ってから自分で修理に取り掛かりました。今は、初めから糊が付いている修理用パッチなどが出回っているのでありがたいです。

ぎこちない手つきでチューブを外します(なんせ、自分でやるのは初めてなもんで)。穴の箇所を探るのは、風呂場で洗面器に水を張って。最初は穴が見付からなくて苦労しました。空気が ある程度 抜けてしまうと、要するに締め付けられる感じになって、穴が塞がってしまうらしい。つまり、空気を それなりに入れてやらないと探しにくいわけですね。ナルホド。しかし、ホントに針の穴みたいに小さいもんだな。

一応、説明書きに書いてある通りに紙ヤスリで穴の周りを擦ってみましたが、意味があったのかどうか。あとはパッチを貼って おしまいです。ちょうど穴の近くにメーカーのロゴが浮き出し模様になっているところがあって、どうしてもそこには空気が入ってしまいます。でも、仕方がありません。

そして、一晩 様子を見ました。パンクした昨日は一晩で空気が抜けていましたが、どうやら大丈夫。あとは、乗っても大丈夫か、だけです。ウチの近所を少し乗り回して試してみました。うん、大丈夫そうです。しばらくは これで持つと思います。やってみれば 出来るもんですね。次回からは、もうちょっと手際よく行くようになるでしょう。

ただ、チューブをよく見てみると あちこち傷だらけになっていて、遠からず他の場所にも穴が開いてしまうのは避けられそうにありません。近いうちにチューブを買うことになるかも。


さて、出勤だ。

ん? 雨?


2007年12月9日(日)

映画 “Jardins en Automne” (2006年・仏=伊=露)

まったく突然に大臣を罷免されてしまった小父さん(お爺さん?)が、街をプラプラする話。

……簡単に書き過ぎ? まあ、いいや。

別に 行くところや することの当てなんて、あまり考えて無さそう。と言っても、あちこちに友人・知人・家族が居るし、なんか仲の良い女性も居るしで、けっこう楽しそう。「大臣」(何の大臣なんだか、実は良く分からない)の重荷が取り払われちゃった後は、それまでの地位もカネも 初めから無かったかのように 実に自然に振舞っています。

いろいろと出来事はあります。でも、どれも あまり力が入っていなくて、血が出ても あんまり深刻な感じがしない。友人・知人・家族の皆さんも、ものすごくヘンってわけじゃないんですが、どこか掴み所が無くて ほんのりと可笑しい人ばかり。とてもいい空気が流れてます。

舞台は たぶんパリでしょう。あの街の ごたついた部分が ちょっと奥の方に隠れていて、なかなか爽やかで過ごしやすくなっていました。

そして、お年寄りが元気なのは、とても嬉しいこと。

 邦題:「ここに幸あり」
 監督・脚本:ოთარ იოსელიანი (Otar Iosseliani)
 撮影:William Lubtchansky
 編集:ოთარ იოსელიანიEwa Lenkiewicz
 音楽:Nicholas Zourabichvili
 出演:Severin BlanchetMichel Piccoliოთარ იოსელიანიMuriel MottePascal Vincent ほか

監督さんは、グルジア出身の方だそうなので……


2007年12月10日(月)

岡田監督 助っ人かっさらう巨人に闘志 (デイリースポーツ)

クルーンにグライシンガーまでいかれたら、ほんまに…一体、何人獲れば気がすむねん!

うるさーい。だまれだまれー。

広島からどんどん選手をかっさらってく阪神を応援する新聞が、そんな書き方するなー。おどれらのチームも一緒じゃー。


でも不思議なことに、Red Sox と同じで 阪神も“悪者”には思えないんですよね。ま、せいぜい来年は、巨人・中日イジメに精を出してください。我等がカープには しばらく無理ですから……


2007年12月12日(水)

小田急線は、昼間は一本逃すと10分無い、というのを つい忘れてしまいます。どうも、山手線みたいに「3分待ちゃあ次のが来るさ」という感覚で出掛けてしまうんですよね。


2007年12月13日(木)

あぁ、気付いたらMXTVも送られてきてますね。これで ようやく揃った……いや、放送大学が まだだ。


浦和 0 : 1 Milan (FIFA Club World Cup Japan 2007)

試合を観てないんで 各方面の記事から想像するしかないんですが、どうも、ほぼ一方的にやられてしまったみたいですね。

でも、そんな相手が自国に戻ると単なるリーグ10位に居るチームでしかないのが恐ろしい。上には上が居るとは言うものの、どれだけ上があるものなのやら。


2007年12月14日(金)

パンクその後。

一昨日、自転車で出勤しました。昨日は朝のうち雨だったので電車で行きました。

そして今日、青空の下、元気に出勤だ、とか思って自転車を見ると、見事に後ろのタイヤの空気が抜けていました。直してる時間は無くて、慌てて電車で職場に行って、帰ってから調べてみたら、こないだとは全然違う場所に新しい穴が開いていました。あれから一回しか通勤に使ってないのに、なんてこった。

とりあえず また直しておきましたが、どうも、チューブ自体が寿命のような気がします。明日か明後日にチューブを仕入れてくることにしましょう(外側は、まだ溝もハッキリしてるから いいと思います)。


2007年12月15日(土)

結局なぁ、民間とか公共とか、関係ねぇんだよ。
いい加減な人は いい加減だし、キッチリ仕事する人は キッチリやるんだ。

(また指定した時間帯に荷物を届けて貰えなかった人が、ヤケクソで書いてます)


だから銃を規制しても意味が無いとか、護身のために解禁をとか、短絡的なことをすぐ言い出す人が居るんですが、僕は どんどん規制して欲しいと思います。

最近は“キレる人”が多いです(大人も子供も)。特にクルマを運転してると些細なことですぐキレてしまう人が増えますから、自転車で車道なんぞ走ろうもんなら後ろから撃たれてしまいかねません。安心して道を走れるように、ぜひ規制の継続と強化を。

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written by tardy@k.email.ne.jp