徒歩・徒然

2008年10月下期


2008年10月16日(木)

逆走と無灯火は、どっちか一つだけでも大変に危ないものなのに(※注:自転車のこと)、両方を合わせ技でやってくれる人が良く居ます。

私を轢き殺してくださいと言っているようなものだと僕は思うのです。本人には全くそんなつもりは無いにしても、です。何とか上手く 彼ら・彼女らを 啓蒙する方法は ないもんでしょうか。


2008年10月17日(金)

よその部署の一方的な我儘のおかげで、こっちの予定がメチャクチャです。当日の作業は内輪で完結できるもんじゃなくて、業者さんもギリギリの線で予定を組んでくれてるんだから、勘弁してくれ。

しかも、こっちには何の相談も無く好き勝手にスケジュールを動かすくせに、何故そんなに作業時間が必要なのか きちんと説明してくれなければ納得できないとか ぬかしやがった。あんたらの やりたい放題が納得されてるとでも思ってんのか?

僕等は、厳しい時間的制約の中で みんなで しっかりと予定を立てて、業者さんとも段取りを付けて、何とかスムーズに事を運ぼうとしてるのに、それが次から次から引っ掻き回されて行くのです。それも、事前に一言の断りも無しに、こっちが全く気付かないうちに決まってる。世の中どうなってんだ。

もうやだ。こんな仕事。


2008年10月18日(土)

近所のスーパーの野菜売り場にて。

環境に優しい もやし

隊長殿! 自分には、何が何だか さっぱり分からないであります!


2008年10月20日(月)

Rays beat Red Sox to reach World Series (St. Petersburg Times)

Raysおめでとう!

よし、来年はカープの番だ。見ておれ。


2008年10月22日(水)

「納棺」というものを生まれて初めて目の前で見たのは、去年の2月のことでした。

もう、美しい、とさえ言える手際で、おばあちゃんの着替えと化粧をしてくれた青年に、集まった一同みんなで「すごい、すごい」と感心していました(この辺が、ウチの母方の一族のおかしいところなのかもしれないけど)。

でも、世の中では、「あそこのご主人、あんな仕事してるんですってよ」「まあ。イヤねぇ」とか言って、変な目で見る偏見も残っているのでしょうか。

もし本当に そうだとしたら、そんなの、絶対おかしい。

たぶん、誰だって いつかは死ぬでしょう。もし自分の周りの人が死んだら、どうせ、人が死んだ → 葬式だ と反射的に考えるんでしょ? で、その葬式に関することの一切は、誰かに やってもらうわけです。自分で手は下したくない。でも、その仕事をしている人たちを変な目で見る。そんな馬鹿な話がありますか。そんなことをするのなら、葬式なんか やらないでください。そこの子供を指差して、あの子は ああいう仕事してる親の子だから遊んじゃいけません なんて教える親は、小学校からやり直しなさい。

もちろん僕だって、結局カネ取ることしか考えてないような胡散臭い寺の坊主とか、そういうのには腹が立ちます。しかし、あのような仕事をしている人たちに偏見を持つのは、断じて違います。

少々 感情的になってしまいましたが、結局、映画の中の人たちのように、実際に目の前で見てもらうしかないんだろうなと思います。実際に見ても心が動かない鈍感な人も居るかもしれないけど、あの「美しさ」を目の当たりにすれば、どれだけ尊い仕事であるか、普通の人なら分かってくれるはずと信じたいです。

……以上、「おくりびと」を見た後の感想でした。全然 映画そのものの感想じゃないな。


ライオンズおめでとう!

でも、いくら平日とは言っても、優勝決定試合での あの空席の多さは どうしたことでしょう。あの球場の立地が いけないんでしょうかね。狭山丘陵のど真ん中では、会社帰りに ちょっと観て行くか とは行かないですもんね(いまのサラリーマンにとっては、神宮でも東京ドームでも同じこと?)。


2008年10月23日(木)

新・旧 ボス対決。
― アルファ 9と900 ―[左:α-9, 右:α900]

あとさき全く考えずに買っちゃいましたぜ、α900。もう どうにでもなれ、って感じです。

おんなじレンズが2本無いので、9の方は 35mm f1.4G、900の方は 28mm f2 を取り付けて 並べてみました。

やはり事前の懸念の通り、900の縦位置グリップは不恰好です。やたらデカイし、本体との一体感が無い。まあ、でも、慣れれば平気になるかな、と言った程度のことですから、問題にはならないでしょう。

900は機能が盛り沢山で、とてもじゃないけど全部は覚え切れません。まだ ほんの少し いじってみただけなのですが、目に付いた機能の中では、“インテリジェントプレビュー”が かなり良い感じ。撮影する前に、画像補正の掛かり具合とかを画像を見ながら調整できます。もっとも、デジタルカメラは 何枚 失敗しても問題ないですから、プレビューなんか使わずに とりあえず撮ってみる、っていうのでも全く構わないのですが。


さて今日は、購入のために店に入った時点で既に外は真っ暗でして、実写は部屋の中でしか出来ませんでした。

これまでの α Sweet DIGITAL との比較をしてみました。

まず、背面の液晶画面が 全然 違うので、驚きました。画質の向上は目覚しいものがあります。

以下の写真では、灯りは部屋の蛍光灯です。レンズは どちらも 28mm f2 にしました。Aモードで 絞りを22まで絞って、あとは全部カメラのオートに任せました。900の Dレンジオプティマイザーは切ってあります。画質はエクストラファインで 画像サイズは最大としました。元画像は もっと巨大なのですが(Sweetは 3008×2000。900は 6048×4032)、WWWサイトに載せるには ちと巨大すぎるので、Photoshop Elements 3.0 で 450×300 に解像度を変えました。

Sweetの方は650万画素CCD (APS-C)、900の方は2460万画素CMOSセンサー(35mm)で、同じレンズを付けても画角が違ってしまいます。なるべく同じような画になるようにカメラの置く位置を変えました(Sweetの方が被写体から遠くにあります)。

― Alpha Sweet DIGITAL: 写真全体 ―[α Sweet DIGITAL, 28mm f2, F=22, 6sec, ISO400]

― Alpha 900: 写真全体 ―[α900, 28mm f2, F=22, 13sec, ISO200]

暗いため、どちらのカメラも撮影後に内部でノイズリダクション処理を しているようです。ISOをオートにしておいたら、Sweetは400まで上がりましたが、900は200のままで シャッター速度が長くなりました。画を見ると、900の方は上手く処理をしているように思います。Sweetの方では 白っぽいところが飛んでしまいました。

上の二つの写真では分かりにくいので、真ん中あたりを拡大したものを次に載せます。

― Alpha Sweet DIGITAL: 中央付近 ―[α Sweet DIGITAL, 28mm f2, F=22, 6sec, ISO400]

― Alpha 900: 中央付近 ―[α900, 28mm f2, F=22, 13sec, ISO200]

900の方は被写体がくっきりと見えていますが、Sweetでは 若干 甘くなってしまっています(真ん中の白い手摺りとか、右端の街灯の透明な部品のところなどを見ると、良く分かります)。画面の他の箇所でも、同様の傾向が見られました。

画面のコントラストについては、900の方が、暗いところを いたずらに明るくしない感じで、僕の好みに合っています。

今日、触ってみた限りでは、画質・使い勝手ともに、かなり良好です。USBが高速になっているのも嬉しい点ですね。ただ、いきなり 室内の蛍光灯では、ちょっと条件が厳しすぎたかもしれません。明日以降、また遊んでみたいと思います。


2008年10月25日(土)

映画 “Je m'appelle Elisabeth” (2006年・仏)

フランスのどこかの田舎の真ん中です。10歳になったのエリザベート(敢えて こう書きます)は、病院の隣にある大きな家で、院長のお父さん、お母さん、お姉さんのアニエスと暮らしています。物語は、アニエスが寄宿学校に入るために家を出るところから始まります。病院から抜け出してきた青年を物置にかくまうのが、話の軸となります。そして、池の向こうの古いお屋敷とは……

小さい頃には、他愛の無いものが怖かったり、気味悪く感じたりします。少なくとも僕は、経験があります。そんな気持ちを、ずいぶん久し振りに掘り起こされました。終始、なんだか恐ろしげなのです。本当は、なにも怖いことなんか無いはずなのに。

でも、それ以上に、美しい。

この言葉が、僕にとっては一番しっくり来ます。あらゆる物が、美しく感じました。秋の風景が美しい。夜空が美しい。屋敷の暗闇が美しい。ところどころで不意に流れる音楽が美しい。自転車で走る姿が美しい。みんなの言葉が美しい。

もしかしたら、夜勤明けで頭がボンヤリしてた所為もあるのかもしれないけれど、ずうっと夢を見ていたような気分でした。淡々と流れる、美しい夢を。

一つだけ。邦題のつけ方は、ちょっと どうなのか。
あの子は Betty と呼ばれるのは あまり好きじゃなかった。その気持ちを無視するような仕打ちは、思いやりが欠けているような気がします。

 邦題:「ベティの小さな秘密」
 監督:Jean-Pierre Améris
 原作:Anne Wiazemsky
 脚本:Guillaume Laurant
 撮影:Stéphane Fontaine, AFC
 音楽:Philippe Sarde
 出演:Alba-Gaïa Kraghede BellugiStéphane FreissYolande MoreauMaria de MedeirosBenjamin Ramon ほか


2008年10月26日(日)

自分と同じように 何でもかんでも把握しておけ、とか思われてもねぇ……

とても、あなたと同じようには出来ませんですよ、僕ぁ。


だから頭良過ぎる人と話すのはイヤなんだ。

周りが皆バカに見えて仕方ないんだろな、あの人。


2008年10月27日(月)

つづき

それにね、必要最低限のことすら書いていないメールを受け取っても、こっちには あなたの意図が分からないわけですよ。あなたは行間を読めば分かると思ってるんだろうし、あなた自身には そういう能力が しっかりと備わっているんでしょうけども、僕には無理です。

せめて、日付ぐらいは しっかりと特定できるように書いてください。「今までの話の流れで『2月』と書けば、16日に決まってる」と あなたは確信してるのかもしれない。しかし僕には、2日か16日か きちんと書いてくれないと判断できません。

それで、イライラした口調で返事されましてもねぇ。僕に 何を期待してんですか。超能力でも身に付けろってんですか。


最近、愚痴や文句ばかり。いけませんな。


Jリーグ:シーズン制移行など協議 選手協会 (毎日新聞)

山形とか新潟とか草津とかで、冬にサッカーなんか出来ないんじゃないですかね。開催するだけなら出来ちゃうかもしれませんが、選手のパフォーマンスが充分に発揮できるように競技場の環境を整えるのは難しいと思います。

でも、真夏のサッカーも選手の皆さんには気の毒ですよね。

上手い落としどころが見付かるんでしょうか。


WBC監督:巨人・原監督に要請へ (毎日新聞)

現役の監督の中から原さんというのは、一番 無難な選択だったと思います。

だって、現実問題として、2月3月の時季に監督不在で放ったらかしといても大丈夫なチームって言ったら、ジャイアンツしかないでしょ? ちょうどいいハンディですよ。


2008年10月30日(木)

ちょっと長野方面へドライブ(昨日までの話ですけど)。

α900を試してみました。レンズは 28-70mm, f2.8G。やっぱり、デジタルカメラの機動力を生かすにはズームレンズが合ってるなと思ったので。ただし、すげぇ重いシステムになっちゃいました。機動性は完全に犠牲にされてます……(意味無い)

― 特急「しなの」 ―篠ノ井線、坂北駅そばの踏切にて。特急「しなの」

― 犀川 ―差切峡(さしきりきょう)ちかくの犀川にて

― 青柳城址 ―青柳城址の門

― 一の郭から北アルプスを望む ―その城跡からの北アルプス方面の眺め(ちょっと雲多し)

うん、良い感じです。

さすがにα-9の後継機だけあって、構えて撮った時の感覚がピタッと合います。何も言わなくても こちらの思い通りに動いてくれる助手の人、みたいな感じで、とても扱いやすいです。

画質にも満足です。これまで、“デジカメ”の画には、どことなく しっくり来ない感じを抱いていました。肝腎なところの きめ細かさが足りないな、と。でも、このクラスのカメラになると、そんな画ではなくなりますね。かなりのものだと思います。フィルムカメラを捨て去る人の気持ちが、分かる気がしました。

むしろ、レンズの方の弱点がモロに拾われてしまいます(画面の端の方の色収差なんかが、ハッキリ出ちゃいます)。出来る限り性能の良いレンズを持って来ないとダメです。間違っても、28-300mmのズームレンズなんかと組み合わせちゃ いけません。

ただ、ちょっと露出補正がやりにくい。僕の手と指に、ボタンが小さ過ぎて合わないんです。付いてる位置も問題あり、かな。慣れの問題か。


ほんの ちょっとしたことなんですが、縦位置で構えて撮った写真が、何もしなくても ちゃんと縦になって保存されるのが嬉しいです(今日は例がありませんけど)。小さな進歩だけど、考えてみたら すごい技術だと思います。


2008年10月31日(金)

何日か前の話題ですが、

休日は上限1000円に 高速料金、平日3割引き (47NEWS / 共同通信)

ETCを付けていない僕には関係の無い話です。

そもそも、今の勤務では土日休日にクルマなんか運転できません。

でも、安いからクルマに乗って遠出するぞー、とか みんなが言い出したら、渋滞が酷くなったりしないですかね。

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written by tardy@k.email.ne.jp