陽光まぶしい外野陣 新球場、練習で落球に不安残す (中国新聞)
やはり、懸念していたことが起きましたね(昨年5月の書き物を参照ください)。夕方に問題が生じるかと思っていたんですが、デーゲームの開始直後にも影響があるとのこと。エラーが増えてしまうと興醒めですから、なんとか対策を見付けてもらいたいと思います。
ところで、この話題をデイリースポーツの方から持ってきたYAHOO!ニュースのコメント欄を見ると、「ちゃんと考えて造れ」だの「設計ミス」だの、まあ、何も考えずに叩く人の多いこと多いこと。野球規則の通りに造ると そうなるんだってば。これまで、規則どおりに造られた野球場が日本に無かった・天候に左右されない屋内球場でプロ野球を温室育ちにさせてしまった、というだけの話です。いちゃもんをつけるべきは規則の方で、造った人たちを悪く言うのは それこそ濡れ衣というものでしょう。
(なんでドーム球場にしなかったんだとかいう意見は、論外なので何も触れません)
報道する方にも問題があるんですよね。規則どおりに(馬鹿)正直に造るとこうなるのだ、ということを ちゃんと書いているのが、探した限りでは中国新聞の記事しかない。これでは、記事を読んだ人たちが「設計が拙い」と思ってしまうのも仕方が無いかなと。要するに、記者の人も知らないんでしょうな。
アメリカのメジャーやマイナーの野球場でも、東から北にかけての方向を向いているところは多いです。立地条件によって他所を向いているところも沢山ありますが、割合としては、北東の辺りを向いているところが一番多いと思います。
ところで、何故そういう規則文があるのかは、謎です。陽射しのことを気にするのなら、真北や真南の方角に向けるのが、いちばん公平なような気もするのですが……
きのうの夜、お花見をしました。
ソメイヨシノの小さい樹が傍に一本立ってるだけでしたが……
まあ、雰囲気は良かったので良しとしましょう。
映画 “honokaa boy” (2009年・日)
この作品の正式の題名は、ラテン文字で書いたらいいのかカタカナで書いたらいいのか、良く分かりません。とりあえず ここでは、スクリーンに出てきた通りにラテン文字で書くことにします。
いろいろあってハワイ島の北の方にあるホノカアという町に流れ着いた(?)、「レオ」と呼ばれる男の子(と呼ぶには大人すぎるかな)を巡る物語。軸となるのは、やはり、「ビーさん」と呼ばれる年配の女性との交流でしょうか。
美味しそうなビーさんの料理に目を奪われますが、ハワイ島の そのまんまの風景が、何とも言えず心地良いです。
実は、面白そうな人が二人も居なくなっちゃう話なんですよね。それでも、まだ、そこら辺に居そうな感じがしていると、いうことなのでしょう。月の虹よりも良く見えちゃう不思議。
しかし、原作者も撮影監督も、僕より年下の人だなぁ……
監督:真田敦
脚本・プロデュース:高崎卓馬
原作:吉田玲雄
撮影:市橋織江
音楽プロデューサー:桑原茂一
音楽:青柳拓次、阿部海太郎
料理:高山なおみ
出演:岡田将生、倍賞千恵子、松坂慶子、長谷川潤、喜味こいし ほか
上とは全然関係ない話。
とある事柄について――気を回し過ぎかもしれませんが、差し障りがあるといけませんので、とりあえず伏せます――とある事柄について、職場の女性の方に「どうしても好きになれない」と恐る恐る話してみたら、「私も大嫌いです!」と 全面的に同意してもらえました。その方は、僕からしてみると、いわゆる“派手好き”という感じのする方なので、ちょっと意外に思えました。
でも、おんなじように考えてる女性も いらっしゃるんだなということが分かって、なんだかホッとしました(居るのが当たり前なんですけどね)。「それじゃあダメ」みたいな意味のことを言われた経験が あるもので。
普段、そんなに頻繁に話題にするようなことでもないですから、なかなか表立って言う人も居ないんでしょうけど、潜在的に同士が沢山いるんではないかと思って、救われた気がした昼下がりでした。
ついに出来ましたねぇ……
こういう写真が撮れる野球場が、ついに日本にも出来ました。本物の野球場です。それが広島に出現したということが、何よりも嬉しい。
総天然芝の美しさ! 本当は当たり前のことなのに、これまでの数々の野球場での実情を考えると、やはり感動します。
両ダグアウトの上のところに少し網が張られているだけで、あとはグラウンドが直に見えます。これも当たり前のことなんですが、背の高い網を設ける考え方から抜け切れていないのが、これまでの野球場でした。周りに座った人たちが口々に「選手が近くに見える」と感動しているのを聞いていると、この造り方は決して間違っていないと確信が持てます。今後とも、妙な事故が起こって網が設置されたりしないよう、皆さんで注意して行きましょう。
今日は、球場に来た30000人あまりの全ての方が初体験。あちこちでの運営方法にしても、観客の誘導の仕方などに こなれていない感じがありますし、観戦する方も、応援の盛り上がり方などで 少々の戸惑いがあったと思います。でも、初めてなんだから、慣れてないのは当然です。これから徐々に、この野球場の中での やり方を 確立させて行けば良いでしょう。
試合については……今日は ぶっ壊れたので、何も言えません。中日の選手の打球は スタンドまで届くし 内野手の間を簡単に抜けるのに、カープの打球は スタンドまで届かないし 内野手の正面に転がります。もう、どうしようもありませんでした。まあ、チームも これから こなれて行くでしょう。たぶん。
唯一言いたいのは、スコアボードの打率・本塁打数・打点数の表示部分に不具合があって何も数字が出てなかったのを、明日までに直して欲しい、ということです。よろしく。
(完封勝利の前田健太が客席に挨拶)
すごい陽射しでした。4月にして、早くも両腕が日焼けで真っ赤です。
今日は、3安打しか打ってないのに残塁10 という摩訶不思議な試合でした。コケそうな相手をなかなか捕まえられず、8回の裏になって ようやく「2者連続押し出し」で どうにかこうにか2点を(ノーヒットで)取りました。どうやら、陽射しが今日はカープに味方したようですね(相手ピッチャーがフライを落球)。
それでも、勝ちは勝ちです。ひとつ勝ったことで、選手からも変な力みが消えるのではないかと期待します。
どうやら、打率・本塁打・打点の表示部は復旧したようです。あとは、気まぐれでしか数字が出てこない球速表示の調整を、よろしくお願いします。
それにしても、器も雰囲気も最高ですね。日本の全ての野球ファンに足を運んでいただき、この素晴らしさを“業界標準”にまで高めてもらいたいと、切に希望します(宿に帰ってテレビで見た東京ドームが、貧弱なこと貧弱なこと……)。
今日は雨が降るなんて聞いてなかったんですけどねぇ……それほど本降りにならなかったから いいか。
2試合連続完封勝ちなんて、こんなことが起こっていいもんでしょうか?
今日は、我々カープファンにとっては たまらない試合でしたが、中日のファンの皆さんには ちょっと気の毒でした。どうしたことか、前日のマエケンに引き続いて 篠田をさっぱり打てず、3回まではパーフェクト。4回表に先頭の荒木が打席に入ると、レフト側の皆さんは 音頭をとって「なんでもいいから塁に出ろー、(あと二回繰り返し)」と声を揃えていました。その気持ちは良く分かります。
ライトライナーに突っ込んで行った天谷のファインプレイ・一塁ライナーでランナー飛び出しダブルプレイで試合終了、などなど、得点差の割りに あまり大味にならず、選手たちの動きも機敏で、あちこちに見所があった試合でした。
今年は“超ベテラン投手”の受難の年なのかもしれません。横浜の工藤さんも、今日投げた山本昌さんも、大変に苦労するシーズンになりそうです。
それにしても、見れば見るほど いい野球場です。いつでも気軽に見に来られる広島の人たちは幸せですよね。
唯一、懸念を抱いていた箇所であった、ダグアウト上の網が どんなもんか、今日、試合終了後に ちょっと見に行ってみました。
確かに網はありましたが、全部で33列ほどある客席の16列目くらいから上、つまり、だいたい半分から上の部分の座席では 網が視線にかからずに観戦できます。しかも、傾斜の緩さとファウルテリトリーの狭さのおかげで、ちっとも遠い感じがしません。この程度であれば、充分に許される範囲でしょう。
フィールドの形状(外野部分のファウルテリトリーが極端に狭い、最近 流行りの型)が影響して、“どの席からでもフィールド全体が良く見える”というわけには行きませんが、その辺は、設備の充実ぶりで勘弁してもいいと思います。
ただ、お客さんの出口が少ない気がします。試合終了後に出口で人の渋滞が やっぱり起こっています。基本的に広島駅方向にしか人を流せない、というところが厳しいのかなと思います。シャトルバスの乗り場を外野側に移すとか、なんとかして人を分散させて欲しいです。
また来ますよ。と言うか、来ずにはいられない野球場です。だって、本物の野球場ですから。現在のところ、ここと神戸以外は ぜんぶ贋物です。みなさん、どんどん見に来てください。そして、全国の贋物を本物に造り変えて行きましょう。
(松山城)
(高松城)
そのまま東京に帰ってくのは何となく面白くなかったので、四国の北側に寄り道してみました。
現在、「唯一残った夜行列車」で東京に向かってます。