徒歩・徒然

2009年10月


2009年10月6日(火)

ヤマト運輸のメール便というのが届くことがあります。

東京のアパートでは、玄関にも郵便受けにも 名前も何も書いていなかったのに、勝手に郵便受けに放り込んでくれていました。

しかし松江では、律儀にも、「お留守で、お名前も確認できなかった」と書いた紙を入れて持って帰ってしまいます。そのたびにヤマト運輸のフリーダイヤルに電話して(どうも、広島につながってるような感じです)、住所や名前や荷物番号を告げなくてはなりません。

めんどくさがって手を付けていなかったのですが、玄関の脇の表札に名前を出すことにしました。


2009年10月7日(水)

あんまり台風は関係ないんじゃないかと思っていたら、なぜか、山陰のこの辺りだけ風が強いです。クルマに乗っていて、風が後ろから吹いて来るときは前の窓が全然濡れない、なんてことが起こったりしました。宍道湖大橋なんかは、水煙が舞っていました。

で、明日以降、“台風一過”でスカッと晴れるのかと思ったら、どうも、そうでもないみたいだし。なんだかな。


2009年10月9日(金)

〈朝〉

昨晩 帰ったら、家のデスクトップPCの電源が、起動動作中に落ちるようになっていました。何の前触れも無く、プチっと切れてしまうのです。

すわ、HDDか もしくは 本体丸ごとの買い替えか! と怖くなったのですが、一晩、電源ケーブルを抜いて置いておいたら 最後まで立ち上がってくれました。

なんだか良く分かりません。


2009年10月16日(金)

ちょいとご無沙汰。あんまり深い理由は無いのですが。


HVにエンジン類似音装置 国交省が義務化の方針 (共同通信)

なんだか、おかしな話だなぁと感じるのは僕だけなんでしょうか。

クルマが通る道とか駐車場とかでは左右を良く確認して歩く、というのが当たり前なのではないでしょうか? 勝手に飛び出したりフラフラ歩いたりして危ない目に遭ってるのに、あたかもクルマ(機械)に責任があるように言われちゃうのは、なんか違うような気がします。

目の不自由な人が云々と言いますけど、じゃ、耳の不自由な人は どうなるんです? あの人たちにとっては、クルマが どれだけ音を出してても意味無いわけですよ。そうなると、昼間でもハッキリ見えるような ものすごい明るさのライトを常に点けとけ、とかいう話になるじゃないですか。どこまで行ったってキリが無い。

つまりですね。運転する人たちは 狭い場所や人の多い場所では充分に速度を落として周りに気を配って運転する、歩く人たちも安全だと思い込まずに気を付ける。みんなで こういう心構えをして暮らして行くしか、根本的な解決をする方法は無いんです。

「静かなハイブリッド車」というのは、改めて皆にこうした啓蒙をする いいキッカケになるはずです。それなのに、ボンヤリしてても危険が避けられるように機械の方で解決してくれ、というような横着な方向に行くのは間違ってます。これでは、狭い道で暴走するドライバーも、急に飛び出す歩行者も、無くなりませんよ。


2009年10月17日(土)

パシフィックリーグ クライマックスシリーズ第1ステージ 第2戦
東北楽天 4 - 1 福岡ソフトバンク (クリネックススタジアム宮城)

― 見事な勝利! ―

せっかくの大舞台なので、宮城球場にやって来ました。
21388人! 超満員! 大歓声! これぞ「野球場」の雰囲気です。仙台のファンの皆さん、ばんざーい。

エースが完投(実質、完封です)、4番がホームラン。本当に強いチームの試合ですよ。いつの間に こんな。

広島とエラい差だなぁ。エースが抑えて4番が黙りこくっていたのが 今年のカープなんです。去年は あれだけ打ってたのに。どこで どう間違ったのでしょう。ノムさんに来て欲しいと言ってたら 違うノムさんが来ましたけど、果たして どこまでチームを建て直してくれるか……

いかん、話が今日の試合からズレている。


― 直球を狙い撃ち ―
(5回裏。得点1-0。二死一・三塁。4番の山崎武司がスリーランホームランを打つ)


― 「一言、お礼を申し上げます」 ―
(試合終了後。“第2ステージ壮行式”でのノムさんのご挨拶。スタンドからは「ノムさーん」「辞めるんじゃなーい」悲鳴に近い声も)


2009年10月18日(日)

あっと言う間に松江へ帰還。

いや、本当なら もっとノンビリしてたいんですけど、なにぶん忙しい身なもんでしてね。これから夜勤だし。


仙台は賑やかな街だなぁ。大きなビルも 沢山 建ってるなぁ。と、改めて思いました。


2009年10月20日(火)

昨日は、夜勤明けで帰ってきてから一日中ねむりこけてました。

どうしても起きてられなくって。

だんだんと体力が無くなってきてるような気もします。元気は元気なんですが。


2009年10月21日(水)

今年のセ・リーグ各チームの打撃成績を眺めていました。

カープは あんなに脚の速い選手が沢山居るのに盗塁数が少ないんです。まあ、そもそも塁に出てないんだから仕方が無い、打率が2割4分台じゃなぁ、とか思っていたのですが、よくよく数字を見ると、走って刺された数(盗塁刺)が図抜けて多いのに気付きました。これは ひょっとして、走ることは走ってるんだけど 失敗ばかりしているのでは あるまいか。

そこで、各チームの「盗塁成功率」を計算してみました。式は {盗塁/企図数} 、つまり {盗塁/(盗塁+盗塁刺)} です。以下の表では、「盗塁」を「成功」・「盗塁刺」を「失敗」と表記します。

2009年 セ・リーグ盗塁数
企図数成功失敗成功率
Giants1258441.672
Dragons1128131.723
Swallows14510639.731
Tigers1127933.705
Carp1287751.602
BayStars835132.614

やはりカープは、成功率が非常に低かったです。盗塁しようとした数は そこそこ(と言うか、リーグ二位)なのに、成功率が最下位であるために、実際の盗塁数が下から二番目に落ち込んでしまっています。

これは どういうことなんでしょうか。

てな ことぐらいしか、僕には思い付きませんが。

理由は色々あるにしても、要するに、いたずらに走者を一人減らしてアウトを一つ増やしてるわけです。これでは試合に負けるのも無理ないですね。来年からは、もっと精度の良い走り方をしてもらいたいと思います。


ついでに、パ・リーグの方はと言いますと。

2009年 パ・リーグ盗塁数
企図数成功失敗成功率
Fighters13810533.761
Golden Eagles14410341.715
Hawks17412648.724
Lions15911544.723
Marines1146450.561
Buffaloes1116744.604

上位争いをするようなチームは、7割以上の成功率を収めているものなんですね。

逆に、やることをちゃんとやってないチームは下位に低迷する、というのが、こんな数字からも分かる。また一つ、野球の面白さを発見したなと思っています。


しかし、こうして見ると、福本豊さんの「一人でシーズン106盗塁」というのが とてつもない記録なのだということが改めて分かります。


2009年10月23日(金)

誤解から悪者にされたり怠け者にされたりするのは、何とも言えず厭なものです。これの究極の形である「冤罪」で投獄されたりしている人たちの心の内を思うと、気の毒とかいうような言葉では片付けられません。

ま、要するに、今日、職場で ちょっとした行き違いがあったわけで。

今度 工事をする現場が 一般の住宅の敷地を通り抜けないと行けないところなもんですから、下見などする際には 一言 断らなきゃいけないわけです(「一般の住宅」と言っても、ものすごい山の中なんですが……)。で、今日、業者の方と一緒に行くことになっていたので、昨日のうちに電話を入れて、「明日の午前中に行きますので、よろしくお願いします」と ちゃんと言っておいたわけです。

約束の時間通りに現地に着いて、玄関から一声掛けて挨拶して、奥の現場に行って、下見も無事に済ませて、その現場を後にしました。

そしたら、なんか知らないけど、上司からやたらとケータイにメールが入ってきます。ちゃんとお断りしたのかというわけです。そんなの当たり前じゃないか、と思いながらも、前日に電話は入れたし、問題なく下見は終えた、と返事を返していました。しかし、なんだか責めてきているような文体が なかなか変わりません。挙句の果てには、「システマティックに進めずに、事前に情報を仕入れてから行くように」とか、説教を喰らう羽目になりました。

ハッキリ言って、意味不明です。

帰ってから よくよく話を聞くと、これまでに何回か、作業業者が断りもせずに敷地を横切ったことがあって、抗議と言うか問い合わせと言うか、電話が来て平謝りしたことが あったそうなのです。ただ、八月に来たばかりの僕は、そういうことがあったことを知りませんでしたし、尋ねようともしなかった。で、過去にそういったことがあったことも知らずに よく行けるもんだ、と僕のことを思っていたらしいのです。ハナから僕を そういう眼で見ていたので、前日に電話を入れておいた、無事に済んだ、と報告してるのに、文面を どんどんと悪い方に解釈して行ったようなのです。

でも、これまでに そういうことが あろうが無かろうが、一言 断りを入れて行くのは当たり前のことですし、逆に言えば、それさえ きちんとしておけば問題は無いでしょう。ですから、今回 僕は、確かに これまでの出来事の情報は仕入れようとしませんでしたが、前の日には 先方に きちんと電話を一本 入れたわけです。もちろん、その電話で快諾もされました。今日 行った時も玄関先で挨拶をしました。のみならず、帰ろうとしたら「まあ、そんなに慌てて帰らんでも。お茶でも一杯 飲んでくだわね」とか そこのお婆さんに言われて、ひとしきり和気藹々とした時間を過ごしたりもしました。だもんですから、いきなり そんな説教されても、僕の行動の どこに問題があったんだか、戸惑うばかりです。

ま、最終的には、誤解は解けたみたいですけど……なんかスッキリしません。

上から言われないと そういう当たり前の断りも入れないような、常識知らずの人間と思われてるのかなぁ。どこで そんな印象を与えてしまったんだろう。


2009年10月25日(日)

この週末は、ほとんど引きこもって部屋の片付けをやってました。

しかし、自分では 結構 精力的に動き回ってるつもりなのに、部屋の中がちっとも片付いて行かないのは なんででしょう?

この部屋で暮らしてるのは僕たった一人だけなのに、次から次へと際限なくゴミが出てくるのは なんででしょう?

……要するに、余計な物が多過ぎるんでしょうね。要らないものは なるべく さっさと捨てて行くようにしないと。


2009年10月26日(月)

小学「五年生」「六年生」休刊=春に漫画学習誌創刊−小学館 (時事通信)

最初にこのニュースを聞いたときは、ああ、時代の流れだなぁと、ありきたりな感慨しか沸いて来なかったのですが、この時事通信の記事で写真を見た時に複雑な気分になりました。

なんだか、表紙だけ見ると“子供向けの芸能週刊誌”みたいに感じます。

いや、僕が読んでた時も既にそうだったのかもしれませんがね。時代の変化に合わなくなった と言うよりも、ちょっと間違った方向に行きそうなので、ここらで いったん立ち止まって軌道修正する、ということなのかもしれません。

折りしも、藤子・F・不二雄 大全集 が刊行され、専ら学年誌に掲載されていた「ドラえもん」が全部読めます、なんて すごいことが行われている最中ですからね。これも何かの因縁なのかな。

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