徒歩・徒然

2010年2月


2010年2月2日(火)

無料化される高速道路37路線の一覧 (読売新聞)

▽松江・山陰(米子西―東出雲、松江玉造―出雲・三刀屋木次)

▽浜田・山陰(江津・浜田―千代田JCT)

ということで、見事に、島根県内はぜんぶ無料になります。これまで、無料区間と有料区間がゴチャゴチャになって とても使い辛かったので、正直、素直にありがたいです。

でも、そもそも高速道路が出来上がっている区間が短すぎるから、あまり恩恵に与れないような気もします。僕の場合、高速道路を使って出かける時は、一気に何百キロも走って遥か彼方に出掛けることが多いから、なおさらです。

無料化して、なおかつ全通させる、なんてことが出来るのでしょうか?


考えてみると、仕事にクルマで出かけたときに、料金所でもらったレシートを いちいち書類にペタペタ貼り付けていた手間が 全部 省けるのが、もしかしたら一番ありがたいことかもしれません。いまは律儀にやってますが、メンドクサいんですよね、あれ。一度の出張でレシートが5・6枚たまることもあるし(ここだけの話、うっとおしくなって自前で済ませちゃったことも何度かあります)。


2010年2月3日(水)

今朝、道を歩いていると、二人の人に「おはようございます」と声を掛けられました(二人とも、ぜんぜん知らないお爺さん)。

昼、コンビニで買い物してクジを引いたら、飲み物が一本あたりました。

なんだか良いことが起こった一日。


2010年2月4日(木)

朝起きて鏡を見たら、右目が真っ赤でビックリしました。

なんでだろう。別に夜更かししたわけでもないのに。


2010年2月5日(金)

「アメリカ人って日本人だ」 ニコルソン・ベーカー『中二階』 (イノミス)

タイトルにつけた「アメリカ人って日本人だ」は、先日行われた「プロフェッショナル・エッセイスト(!?)の作り方」にて、訳者の岸本佐知子さんがこの本を振り返って発した言葉。アメリカ人でもこんなくだらない事やあるあるネタを考えるんだ、こんな話アリなんだと思ったそうです。

ってのが、すごく気になりました。いったい この方は、「アメリカ人」に対して どういうイメージを お持ちだったのでしょうか。

翻訳業をなさってるほどの方ですから、イギリスとかアメリカとか、英語を使ってる白い人たちの国に行かれたことぐらいはあるのではないかと思うのですが、そこで出会われたアメリカの人が、キッチリしていて脱線とかしなくて真面目な方ばかりだったのでしょうか。

僕は、アメリカの人たちは「陽気でいい加減な人たち」というイメージです。公共の場所にある機械(公衆電話とか切符の自動販売機とか)が少々壊れてても放ったらかし。でも、普通に街を歩いてるだけの見知らぬ人間に気軽に声掛けてくれる(カメラぶら下げて歩いてたら、ごく普通の若いお姉さんが「写真家さん?」とか言ってきたりしたこともありました)。

沖縄の「なんくるないさ」とも、また ちょっと違う感じなんですよね。やはり「いい加減」という言葉がピッタリ。ぜんぜん生真面目なところが無い。アメリカと言えば、熾烈な生き残りを掛けた競争社会、みたいな感じなのに、何故、彼らは あんなに陽気でいい加減なままで居られるのか、改めて考えると不思議なくらいです。終身雇用で のほほんとしてると貶される日本の人たちの方が、よほど余裕が無いように見えるのは どうしてでしょう?

まあ、いいや。ともかくも、アメリカの人たちが「くだらない事やあるあるネタを考え」ても、ちっとも不思議じゃありません。むしろ、彼らの方が、そういうことは豊かに考え付くのじゃないかとも思います。そして、その「くだらない」ことを陽気に楽しむのは、たぶん、彼らの方が ずっと上手です。だって、毎年 星の数ほど作られるアメリカ映画だって、そうじゃん。

「アメリカ人」なんて言っても、所詮、僕ら日本人と同じ「人間」です。肌の色や顔の造作や喋ってる言葉は違うかもしれないけど。昨今のサブプライムローンだとかリーマンショックだとかの問題を見ても分かる通り、彼らだって万能じゃない。そして、まぁ何とかなるさと陽気に流してるに違いありません、彼らは。いい加減だもん。


2010年2月6日(土)

本日は東京に出て、大学時代の仲間と食事(?)をしました。

随分と久し振りに逢う人も居て、積もる話もあったのですが、なんだか相変わらず同じノリで色んなお喋りが出来たので楽しかったです。それと、独身貴族のくせに完全に甘えてしまって すみませんでした。ただ、西日本で こういう集まりの開催は厳しいからねぇ……出雲の国に遊びに来ることがあれば、何なりとお世話しますんで。

またの機会があれば、やっぱり是非 参加したいと思います。

それにしても、こういうことがあるたびに思うのだけど、みんな見た目も中身も、あんまり変わらないですね。このくらいの歳だと、まだ、そんなもんなのかな。


2010年2月9日(火)

日曜日の昼に東京を発って松江に帰ってきて、そのまま夜勤に突入して仕事して……というフラフラな生活を送っております。


先週末は全国的に雪が凄くて、東海道新幹線も関ヶ原の辺りで徐行運転とかやっていました。

で、東京から帰るときの話。
乗ろうとしていた「のぞみ29号」は、品川駅に10分遅れで入ってきました。その電車が上りの「のぞみ6号」として走っていた時に徐行運転のあおりを喰らって、東京駅に到着するのが遅くなったのだそうです。

さて、10分遅れで品川を出発した「のぞみ29号」ですが、ここからが日本の鉄道の真骨頂でした。途中、やはり関ヶ原の辺りで徐行運転をすることになっていたにもかかわらず、

てな具合に、どんどん遅れが取り戻せてしまったのです。どういう走り方をしたら こんなことが出来るのか、良く分かりませんが、さすがですね。

おかげ様で、岡山から乗り換える「やくも」号は、定時で出発しました。


その「のぞみ29号」は500系電車なのですが、各駅各駅には、写真を撮ろうとホームで頑張ってる人がいっぱい居ました。たしか、西日本管内では まだ走るんでしたよね?(「こだま」号に使うとか、なんか、とんでもないこと言ってましたけど……)


2010年2月11日(木・祝)

たしか、おとといだったかの記事ですが……

広島県高野連が市に要望「新旧球場もっと使わせて」 (共同通信 / スポーツニッポン)

「広島の球児にとって新球場はあこがれの場所。プレーの機会をもっと増やしてほしい」と訴える益田会長

言いたいことは分からないでもないんですが、芝生について軽く考えすぎなのではないでしょうか。要望どおりに夏の予選や秋の大会を開催すると、おそらく、フィールドはボロボロになってしまいます。

このような要望を出すなら、それに伴う何らかの対価を広島球団に出すべきです。それは、おカネに限りません。例えば、芝生を育成するための場所や技術を提供するとか(農業高校なんかで、そういうことを研究・実践してるところなんか、ないんですかね)。ただ単に 沢山使わせてくれ では、それこそ虫が良すぎるというものです。

そして、高校球児の皆さんに、芝生の育成と管理に どれだけの手間や工夫が掛けられているか、きちんと教えることも必要でしょう。プレーするときは全力で芝生の上を動き回るのは当然としても、必要の無い時に下手に芝生の上を走り回ったりしないよう、日頃から芝生を大切に扱う意識を持って貰うべきです。あの素晴らしい緑のフィールドは、放っておいたら決して整えられないと、分かって貰わなければ。

この辺り、“プロ”と“アマ”の間で交流や情報交換が必要な事柄は、まだまだ沢山あるなと思います。


2010年2月14日(日)

バンクーバーの開会式で、ちらっと Loreena McKennitt 女史の歌声が聞こえて来たように思うのですが……あそこで歌っていたのかな。詳しい紹介が見付けられないので分かりません。


今回の……国母選手でしたっけ、彼の対応の仕方を見るにつけ、失礼ながら、頭が足りな過ぎると思いました。あなた、ワルをやって行くのは やめた方がよろしい。あなたのような頭の足りなさでは、ワルは務まりません。今のまま続けてたら、どっかで破綻しますよ(その破綻しかけてるのが今なのかも)。ワルは、頭が良くなくちゃダメなんです。

大した考えもなく、ただ何となく着崩してるだけなのだとしても、なんか言われたときに即座に屁理屈をこねて言い返すぐらいじゃないと。そのくらいの頭の回転の速さが、ワルには必要なんです。

今回、文句言ってきた人たちは、全体の中では少数派でしょう。大多数の人たちは、別に 服装ぐらいで そんなに目くじら立てなくても、と思ってます。僕も そう思ってます。でも、このようにバカ丸出しの反応をされては、見る目が冷めます。もうちょっと頭を鍛えてください。せめて、自分の服装についてぐらい、屁理屈をこねられるようになって欲しい。


2010年2月16日(火)

低温注意報が出てますぜ、島根県。(20時30分)

今日は、昼ごろから ずっと、1度台とか2度台を うろちょろしてるみたいです。どうして こんなに冷えるんですかね。別に、北国ってわけでもないのになぁ。


2010年2月18日(木)

朝起きて外を見てみたら、エラいことになっていました。

― 雪に埋まってるよ ―

今日から出張なんですが、飛行機は飛ぶのでしょうか?


飛びました。羽田に着いたら晴れてやがんの。

そんなわけで、今は所沢に居ます。本当なら、ゆっくり週末まで過ごしたいところなのですが、明日、仕事を終えたら すぐに松江に戻らなければなりません(人手不足で土曜日も仕事のため)。日本のサラリーマンやってます。


ウィルコムが会社更生法、ソフトバンクなどに支援要請 (ロイター)

そのウィルコムを使ってウェブの更新もしてます。

今のところ、現状の 音声端末+データ通信端末の2回線契約を当面 続けようと思っていますが、速度やエリアに不満を感じることが増えてきたのも事実なので、例えばイー・モバイルのエリアが もう少し充実してきたりしたら乗り換えちゃうかもしれません。

とりあえず、「次世代PHS」てのが どんな展開になるのか、見てからでも遅くないか。島根県で ちゃんとしたサービスが始まるのは、相当 あとになってからだとは思いますけど……


2010年2月22日(月)

眠い。

夜勤を一回すると、元に戻すのに時間がかかるようになってきた……ような気がします。

何でもかんでも歳の所為にはしたくないのですが、歳の所為かな。


2010年2月23日(火)

なんだか変な一日。

動作のおかしい機器が発見され、あわてて行ってみたら、結局は設定ミスだったというオチ。それはいいんですが、おいそれと設定が変えられそうに無いところが問題です。どうしよう。


2010年2月24日(水)

どうも。
「日本のチベット」島根県のTajimaです。

もう、今さら そういう認識・発言には驚きもしませんけどね。相変わらず「左が島根、右が鳥取です」と説明しなきゃいけないこともあるし。やっぱり そんな風に見られてるのね、というのが正直な感想です。

面白かったのがこちらの記事↓
「鳥取や島根は日本のチベット」 発言に抗議相次ぐ (日本海新聞)

鳥取県庁には「失礼だ」「差別発言は許せない」などの県民の声が届き、県民室だけでも午後5時までに7件の電話やメールがあった。「県としても抗議するべき」との意見もあり、県は対応を検討する。

島根県庁にも午後5時現在で9件の電話やメールがあったという。

少な! さすが、山陰の人達は おおらかです。

まぁ、両県選挙区で一つも議席が取れてない政党の選対委員長の言うことなんか、大して気になんか されませんわな。

しかし、ちょっと冷静になって頂きたいのは、「差別発言は許せない」とかいう憤り。ああ言われて「差別だ!」と思ってしまうというのは、ご自分の気持ちの奥深くにあるチベットの皆さんへの差別意識を露呈させていることに他なりません。

ここは一つ、「手付かずの豊かな自然が残されている地域」と褒められたのだと理解しておきましょう。

でも実際どうなんですかね? ホントに牛の方が多かったりして。


日経電子版 広報部

引っ越してきてから これまで、ズルズルと新聞を取らずに過ごしているので、こういう形で新聞を購読してもいいかなと思っていました。

でも……一月4000円は高すぎるなぁ。紙媒体と変わらない(むしろ高いぐらいの)値段をつけるというのは、いったい どういう考え方なのでしょうか。


2010年2月27日(土)

Record 55 players signed to contracts (Yuma Sun)

An AWL-record 55 players were signed to professional contracts after Thursday's draft, including 18-year-old female Japanese pitching phenom Eri Yoshida.

Yoshida, a pitcher, and catcher Yuki Matsumoto were selected by Chico - part of the GBL, which sponsors the AWL.

もし入団が合意に至れば、すごいことですね。チームの公式サイトや、地元の Chico Enterprise Record のページには まだ記事がありませんので、どうなるかは分かりませんけど、こういう話が出てきて本当に良かった。

で、僕にとって二重に嬉しいのが、Chicoの野球場は、僕が初めて行ったアメリカの野球場だということ。あそこの球場、僕、行ったことあるんですよ、と、ちょっと自慢できるかもしれないのが、なんか嬉しい。

行ったのは 2002年の6月1日ですから、思い返せば ずいぶん前になります。

かなりの田舎で、その Nettleton Stadium は、野球場と言っても、一塁側とネット裏と三塁側に それぞれ簡単な造りの観客席が 積み木細工みたいにポンポンポンと置かれているだけ、と言った感じの建物で、メジャーの球場などとは比べるべくもありませんが、それでも、間違いなくアメリカの野球場なのです。芝生は青々と綺麗だし、観客の皆さんは陽気で楽しそうだし、ホットドッグも美味かった。外野のフェンスの すぐ後ろを鉄道の線路が走っていて、通りかかる列車が みんな汽笛を鳴らして“挨拶”して行くのも面白かった。あちこち電球の切れた電光掲示板も、みんなが歩くとゴンゴン音がするスタンドの床も、どれも風情があって、独特の雰囲気を作り出していました。

試合自体は、地元の Chico Heat が 14対7でボロ負けしまして、守備陣もエラーが多くて なんじゃこりゃと言った感じだったのですが、でも、球場に居ることが本当に楽しかった。それまでテレビでしか、しかもメジャーの球場しか知らなかった僕を、いっぺんに田舎の野球場大好き人間にしてしまった、思い出深い場所です。そこで、日本人の選手が、しかも2人も、これから活躍してくれるとなれば、こんな嬉しいことはありません。

小さな田舎町で、あまり日本の人も住んでいないでしょうから、もし入団したとしても生活して行くのは大変だとは思いますが、是非、悔いの無いように頑張ってもらいたいです。

……て言うか、キャッチャーの松本選手のことも、ちゃんと書いてあげてください、日本の報道機関の皆様。ぜんぜん情報が見当たらないから分からないです。


僕が観戦した時のチケット。
あの時は、あらかじめ予約して行ったので、窓口では こんな封筒に入れて渡されました。

窓口などに居たスタッフの皆さんは、ほとんどが地元の若い人達のアルバイトだったんじゃないかと思います。

― Chico HEAT v. Yuba-Sutter Gold Sox: Sat, Jun 1, 2002 ―

今、チームは Heat から Outlaws に変わってますが(ついでに言えば、リーグも Western Baseball League が 2002年限りで廃止されて Golden Baseball League に変わってます)、あのとき味わった野球場の雰囲気は、たぶん変わっていないでしょう。

あぁ、また行きたくなってきたなぁ……


2010年2月28日(日)

とりあえず、特に大きな被害が無かったようで、良かったです。「平成チリ地震津波」なんてシャレにもなりませんからね。

ただ、今回のことが例になって、「大津波警報」が出たときにも逃げずにサーフィンやったりする人が増えるのではないかと、それが気がかりです。


で、テレビで ずっと出ていた「岩泉線 終日運転見合わせ」の情報が気になって仕方がありませんでした。

一日三往復の超ローカル線で「終日運転見合わせ」てのもな。もちろん、間違ってはないんですけど……

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