徒歩・徒然

2010年3月


2010年3月3日(水)

益田市の三里ヶ浜にて。

― 晴れていれば……もっと綺麗な海なのに ―

うーん、どうも天気が良くないですね。

仕事時間中に何やってんだか。いや、こうやって たまに海辺で たそがれるくらいの役得が無いと、やってられませんって。

今週は、もう一度、益田に行かなければなりません。しかも、夜のお仕事ばっかり。仕方ないとは言え、堪えますな。


広島:「SBO」を「BSO」に マツダスタジアム (毎日新聞)

いいことだと思います。試合中の現場でも混乱が少なくなるでしょうし。

問題なのは、他の球場の話が甲子園しか出てこないことですね。ジャイアンツとかドラゴンズとか、完全に無視を決め込んでるんでしょうか。


2010年3月9日(火)

この週末は ずっと夜の仕事で疲れました。

なんだか頭がボンヤリしてます。


運転免許の書き換えに行ってきました。青森県警の所為で、また有効期間が 3年です。2時間の講習も あんまり身が入りません。今朝、遅くまで寝ていたおかげで 居眠りはしませんでしたけど。


で、その足で出雲まで行って、映画 “Invictus” を観てきました(出雲まで行かないと上映してない……)。1995年のラグビー・ワールドカップ南アフリカ大会のことを、当時の大統領 Nelson Mandela 氏を軸に描いた作品です。

やっぱり、スポーツって いいなぁと思いました。競技場が一体となって、同じ時間と興奮を共有する、あの体験は、何度 繰り返しても飽きることがありません。人種の問題とか、現在の彼の国の情勢とか、色々と考えなきゃいけないことは ありますが、とりあえず僕は、“スタジアムの雰囲気”が きちんと描かれていたことに感動しました。

帰りに近所の本屋で原作本を買ってきたので、これから読んでみます。


2010年3月11日(木)

【プロ野球】新潟県が球団招致委を発足へ (産経新聞)

「新潟県はプロ野球を渇望しており、プロ野球と地域おこしは相通じると考えている。

新潟アルビレックスはプロ野球球団じゃないと思われてるんですか。冷たい話ですね。

知事さんが、今ある地元の球団を無視してるように振舞うのも、どうかと思いますですよ。

それにね、あなたのところの球場の あのインチキ内野を……(以下略)


トヨタの電子制御問題に隠れた事実! アメリカ人特有のアクセルの踏み方 (ダイヤモンド・オンライン)

この方は、日本でもアメリカでも良くクルマを運転されるそうですから、僕なんかが どうこう言うのもナンなのですが、概ね 現状を良く伝えて頂けているようで、ちょっと疑問に思うところもあります。

日本から出張者が全米各地でレンタカーを借りると、走り出してすぐ、「車の流れに乗れなくて怖い」という人が多い。

日本的感覚でアメリカで車を運転すると、「車の動きが速くて、怖くて仕方がない」のだ。

一般的アメリカ人の運転をみると、運転者自身の左から来ている車の接近度合いの見定め(車の速度の推測)がとても甘い。本線側を走行している側からすれば「おいおい、そのタイミングで曲がって来る気か!?」と驚く場合が多い。

市街地の3車線道路の法定速度は、45MPH(72km)が多く、住宅密集地では35MPH(56km)以下に落ちる。これでも日本の40〜60kmに比べれば速い。だが、実質的にアメリカ人は50MPH(80km)で走っている場合が多い。

僕は これらのことをアメリカで思ったことはありません。確かにアメリカではクルマは日本よりも速く走っていますが、それは、道路が広いし見通しも良いからです。日本の狭い道路で飛ばしているのとはワケが違うんです。「住宅密集地」とか言っても、そこを通る道路は とても広くて余裕があります。クルマ一台通るのがやっとで角も曲がれないような日本の住宅密集地とは、そもそも事情が違いすぎる。それに、郊外でぶっ飛ばしていても(もちろん、制限速度内で)、街中に入ると 殆どの人は きちんと速度を落としますよ。50で走ってるなんて、ホントですかね?

知らない人が この記事だけ読むと、アメリカの人達は運転が乱暴という感じがしてしまうんじゃないでしょうか。それは違うと、ハッキリと言っておきたいと思います。運転マナーという点で話をすれば、日本の人達よりアメリカの人達の方が遥かに上ですから。


2010年3月14日(日)

広島 6 - 7 福岡ソフトバンク (マツダスタジアム)

― ピッチャー梅津 ―

いよいよ、今年初の広島球場(すみません。どうも、「マツダスタジアム」って呼び慣れないもんで)。今日は雨が降るって予報でしたっけ? まあ、いいけど。

何度 行っても、いい野球場です。観やすいし、雰囲気いいし、トイレは沢山あるし、フィールドは綺麗だし。

今日は、前田さんも出て来て、石井琢朗さんも出て来て、梅津クンも投げて、それだけで お腹いっぱいです。色んな選手を見ることが できました。もちろん、勝ったらもっと良かったけども、開幕前だから良しとしましょう。

ただねぇ、試合時間が長すぎです。延長なしで4時間超えって……もっとテンポ良く進めましょう。その方が、チームにとっても良いと思いますので。

心配なのは投手陣と4番かなぁ。投手陣は、どうも簡単に打たれすぎ。4番は、ランナーが居るときにヒットが出ない。あと二週間でキッチリ仕上げてください。よろしく。


― 低目の球を掬い上げたー ―
(5回の裏。4点を先制された直後。先頭の嶋重宣がライトへホームラン。捕手:田上秀則)

このスイングで良く入りましたねー。古い方の球場なら いざ知らず。


2010年3月15日(月)

民放ラジオのIPサイマル放送「radiko.jp」スタート (スラッシュドット・ジャパン)

サイト radiko.jp はアクセス過多の気味があるようなので、リンクを張るのは上記の方にしておきます。

エリア外(とされている地域)からもemobile経由で聴けたという報告が上がっているようですが、Willcom + iijmio の僕の環境でも行けました。当方、ご承知の通り島根県ですけども、エリアが TOKYO JAPAN と判定されて、関東の7局が聴けてしまっています。アクセスポイントが全国共通の一番号なので、ネットに接続する総元締め(?)の装置が 東京と判定される場所にあるんでしょう。昔ながらの「電話を掛けてネットに接続」する方式の優位性が こんなところに!(ちがう)

Willcomの4x(公称 204kbps。島根は8xなんぞ気配もありません)の細めの回線でも、音声の途切れが ごくたまに起こるだけで、実用には全く問題ナシです。AM局もFM局も音質が変わらないのが嬉しいところ。ちゃんとステレオだし(ラジオNIKKEI だけモノラル)。

これは、大変にありがたい おもちゃが手に入っちゃったかもしれません。ニッポン放送の野球中継が聴きたくなったりすることがあるんですが、こちら西日本では韓国からの混信が酷くて、遠距離受信するのに とても苦労するのです。そもそも、昼間は全くダメですし。一挙に問題解決ですね(田舎に行くと Willcom が通じないけど……)。VAIO Type-U を「携帯ラジオ」にしてしまうのも面白いかも。

「本放送」になったら、こういう穴も塞がれちゃうんでしょうかね?

当然ながら、家のADSL回線は SHIMANE JAPAN でダメでした。


2010年3月17日(水)

PHS経由のラジオ放送を楽しみながら、ふと考えました。

インターネットを用いた“サイマル放送”を民間放送局が先に始めちゃったわけですが、こういうことは、NHKこそ積極的に取り組むべきなんじゃないでしょうか。民間放送の場合は、地元のスポンサーとの関係とか色々と障壁があって難しいことが多そうですが、NHKなら そういう問題とは無縁なんですから。

ラジオ第2放送は完璧に全国どこでも同じ内容なんだし、第1放送とFMにしたって、地方局が独自にやってる番組はニュースと天気予報ぐらいで、割合としては微々たるモンです。とりあえずは、東京発の番組を聴けるようにしておけばいいじゃないですか。アクセス元を解析して地域限定にするとか、そういう余計な手間を掛ける必要も ありません。インターネットで放送が聴けるような人は、少なくともネットに接続する環境は整ってるわけだから、地元のニュースと天気と交通情報ぐらいならWWWサイトで見てもらえばいい。

今回のradikoが始まった際の あちこちの反応を見ても分かるように、東京や大阪といった、送信所が 近くに きちんと整ってるような都市でも「我が家はラジオが入りません」という家が沢山あるわけです。ましてや田舎の方は、それこそ推して知るべし。例えば 島根県だと、隠岐の島が完全にAM放送の空白地帯になってますし、その他の地域も入りの悪いところだらけです(松江市内の僕の家だって、決して良好とは言えません)。そういう、まともに放送が受信できない環境の人に向けてサービスをする手段が、ありがたいことに出て来たわけですから、使わない手は無いじゃないですか。電波に拘わらなきゃいけない理由が、僕には良く分からない。聴くほうも聴かれるほうも、少しでも良い状態・音質で、少しでも多くの人達に届けられたほうが、嬉しいんじゃないかと思うんですが。

まあ、こういうことを言ったら、次から次へと「出来ない理由」を持ち出して反論して、やろうとしないんでしょうけど。でも、なんだかんだ難癖をつけて電波の空白地帯を放っておくよりも、とりあえず聴いてもらえる環境を整えた方が、結局は良い結果になるのでは?


2010年3月20日(土)

昨日、島根運輸支局に車検に行ってきたのですが、やはり僕のクルマは走ってるとヘッドライトの光軸がズレて行く仕様のようで、引っ掛かりました。しかも、何かの拍子に左の車幅灯の配線の接触不良が起こっていたらしくて、たまたま点灯しなくなっていました(前の晩までは点いてたから腑に落ちなかったのですが……)。

まあ、9年も走りまくってれば、あちこちガタも来ますわな。とりあえず、最終的に合格したから いいや。


で、通ったばかりのクルマを使って 四国に やってきております。

お久し振りの「しまなみ海道」

前に通ったときは、島ごとに一般道に下ろされたりしてましたが、一気に海を渡れるようになってました(今さら、ですかね?)。

― 横風注意 ―

しかし、なんだか知りませんが今日の四国地方は風が強いです。いま海辺の駐車場に停めてますが、時折、クルマ全体が揺さぶられます。変なものが飛んでこないと いいんですけど。


「車中泊」で節約旅、シルバー世代に広がる (読売新聞)

駐車場に車を止めて寝る「車中泊」の旅をする人が増えている。しかも、団塊からシルバーの世代が目立つとか。

すみません。自分でも年寄りくさいことやってるよな、という自覚はあるんです。でも、やめられないんですよね。宿を予約しといて その通りに行動する、とかいう計画性なんか無いし。

でも、この記事読むと、お年寄りの皆様に「最近の若い者は……」とか言って偉そうにしないでもらいたい、と思っちゃいます。僕は、ゴミは極力 持ち帰るようにしてますからね(←一人旅だから出来ることなのかもしれませんが)。


2010年3月21日(日・祝)

徳島県に「日本一低い山」というのがあります。

― 黄砂のため空が霞んでいました ―

徳島市方上町の弁天山です。これが山ですかい? てなもんですが、「国土地理院認定」とか言われちゃうと反論できません。標高 6.1mだそうです。人工的に作られた、いわゆる「築山」だと、もっと低いところが あちこちにあるようですが、自然に出来てた山だと ここが最低なのだとか。

ただ、言ったもん勝ち、みたいなところもあるのかもしれません。「日本一低い富士山」なんて、日本中に あるみたいですからね(秋田市内にもありました)。どこがホントの日本一かとか細かいことは考えず、面白がっていきましょう。

登山に要する時間は、せいぜい10秒。走ったら5秒くらいで充分かも。

― 賽銭箱は警報装置つき ―山頂(?)の様子。弁財天様がおられます。


最○端バカが今日も行く。
今日は「四国最東端」。阿南市の蒲生田岬というところです。

― 灯台までは急な階段が ―

これまで行った最○端の中でも地味な方です。でも、駐車場はあるし遊歩道はあるし、先端に行くと眺めは良いし、休みの日なのに空いてるし、いいところでしたよ。

途中の道路が、やたら狭いところだらけなので、辿り着くのが大変でした。


高知県の大豊町で、高いところへ行ってみました。

― 「ゆとりすとパークおおとよ」より北の方を望む ―

四国って、そんなに広い島じゃないのに すごい山なんですよね。なかなか写真だと迫力が伝わりませんが……


2010年3月22日(月・休)

朝7時の大歩危(おおぼけ)駅。
― 大歩危駅と桜 ―

同じく、朝8時の大歩危峡。
― 岩のある方でなく、反対側を見てみた ―


なんだか今回は、徳島県特集みたいになってしまいました。一応、4県ぜんぶに足を踏み入れているんですけどね。

でも、改めて、旅は いい。


途中、道端の食堂で、駐車場のクルマの鍵穴にキーを差し込んだままにして店の中に入ってノンビリ食事をしていた、という平和ボケのチョンボをやらかしました(キーホルダーとか、付いてないもので……)。正に、ご自由に盗ってください状態。ボンヤリしてたみたいです。何も無かったから良かったようなものの。


2010年3月25日(木)

開星高の野球部監督辞任 「愚かな行為、謝罪」 (47NEWS / 共同通信)

辞めなきゃ いけないようなことなんでしょうか。

どうも、今回のこの件に関しては話が大袈裟になり過ぎてるような気がして仕方ありません。ちょっと発言する際に考えが足らなかったかなとは思いますけど、それほど騒ぎ立てることなんでしょうか。異端者を徹底的に叩いて排除しようとする何かの力が働いているようにも思えて、気味が悪くすらあります。

確かに、あんなこと言われた方は いい気持ちはしないですが、「試合に勝った」「実力校を倒した」という誇るべき事実があります。それは、誰に何を言われたって、決して消えることはありません。負け犬の遠吠えなんか気にしないで、どんどん勝ち進んで行けばいいじゃないですか。

「21世紀枠」で出場した学校の実力が、主要な大会で決勝戦まで進めるような学校に比べて劣っているのは明らかです。いわゆる強豪校と呼ばれる学校の関係者の方々は、口には出さなくても、負けたりしたらエラいことになる、と腹の中では思っているはずです。で、それは、「21世紀枠」の学校を侮辱しているわけでも何でもないでしょう。ただ単に、実力はこっちの方が上だと分析しているに過ぎません。今回の野々村監督だって、同じことじゃないですか。

月並みな感想ですが、可哀想なのは、信じて付いてきた監督に いきなり去られた、チームの選手たちです。「俺たちが不甲斐ない試合をした所為で、監督が辞めさせられてしまった」と責任を感じて、心が不安定になってしまう人も出るかもしれません。正義の味方ぶって新聞に批判記事を書いたり学校に抗議電話をするような人達は、そんなこと考えもしないのでしょう。

今後の大会に向けてチームを立て直すよう、関係する皆さんが しっかりと選手たちの世話をしてくれることを願います。一応、「地元」ですからね。僕は応援していますよ。


2010年3月27日(土)

間違った未来、新交通システム (WIRED VISION)

「都市の病理」に毒された書き物だなと思います。もっと言えば、この方そのものが、治療法の無い「都市生活病」に罹っています。3分待つだけで次の電車が来るのに、駅に着いたら思わず走り出してしまう人達です。書いた人もそうだし、文中に登場する、お台場に「ゆりかもめ」を使って通勤している「友人」の皆さんも そうでしょう。

余裕というものを持たず、しかも、それが当たり前と思っている。そうやって余裕を無くさなければ人間としてダメになると、一種の強迫観念に駆られてしまっている。休むこと、動きを止めること、それらは悪だと思い込まされてしまっているのです。一つの観光地に短時間しか滞在せず、2泊3日で10箇所ぐらいを駆け巡るような観光ツアーは、こういう人達のために こういう人達が考え出したに違いありません。

彼らは口々に「混んでいて遅い」とゆりかもめを罵った。

混んでいるのは、そもそも東京に人が多過ぎるからです。罵る相手が違う。

遅いのは、何に比べて遅いと言ってるのでしょうか。電車と比べてるのだとしたら、比べること自体が間違ってます。てくてく歩いて行くより余程速いじゃないですか。

過疎県の田舎者からしたら、交通手段があるだけ有難いと思ってください、と言いたいです。

彼らビジネスユーザーが特に怒ったのは芝浦ふ頭駅とお台場海浜公園駅の間、レインボーブリッジを渡る手前にあるループだった。朝の一分一秒でも惜しい時に、ゆりかもめはゆうゆうとループを回って走る。「あそこがループでなければ、朝の1分間が節約できるのに」

移動に要する一分を節約しなければいけない生活なんて、病的だとしか思えません。一時間じゃない、一分ですよ。本当にそうしないと生きられないというのなら、僕は そんな社会はまっぴらです。そうしないと人間として成長できないのなら、僕は成長しない方を選びます。

でも、仕方ないかもしれませんね。人々が一箇所に集まってしまうのは、本能のなせる業だからかもしれないからです。最近、島根県内を あちこち巡ることが増えているので、そういうことを考えてしまいます。

島根県内では、松江市に人が集まり過ぎのように思える(夜8時になると街から人影が消えるような松江でも、です)。中国地方で見ると、広島に人が集まり過ぎのように思える。西日本で見ると、大阪に人が集まり過ぎのように思える。日本全体で見ると、東京に人が集まり過ぎのように思える。どんな括りで見ても、どっかに人が集まり過ぎのように思えるんです。少子化で人が減って行っても、結局は、大きな都市だけ過密になってしまうのかもしれません。そして、そういう場所では自然と、駅でみんなが走るようになってしまうのでしょう。


2010年3月28日(日)

マナーのあるメールの書き方 (西出博子 / nikkei BPnet)

e-mailは日本語にすると電子手紙。一般の手紙を出すときには、住所と名前を書きます。このとき、相手の名前には“様”“御中”などの“敬称”を必ずつけます。

このように考えるとe-mailのときも、Toに敬称をつけるのが相手に失礼のないe-mailの書き方となります

ちょっと待ってくださいよ。

電子メールの To: を、封書やハガキの宛名と一緒にしないで頂きたい。あれは、言ってみれば「機械のための記述」であって、人間様のためのものではないのです。だから、メールアドレスが素で書いてあっても、「敬称が付いていない」とか言い出して書いた人間が無礼であるかのように捉えるのは、物を穿って見過ぎです。

こういう おかしな「マナー」を啓蒙する人が居る所為で、それを真に受ける人が出て、こっちに そのつもりもないのに「あんたは無礼だ」とか言う人が増えるわけです。迷惑なこと この上ない。

そういう見せ掛けの部分だけに気を使っていると、肝心なところで心がこもらない、ということになりかねないのではないでしょうか。この記事の例の「お客様」が好例でしょう。確かに問題のあるメールの文章ではありますが、この程度のことで「おたくの会社は」と組織全体を斬って捨てて「お叱り」を入れるなんて。マナー以前に、人として そういう態度は どうなのでしょう。いくら「お客様」でも、です。残念ながら、こういう人が世間には溢れているようですけども。

この記事は、いわばシリーズの一回目で、次回に続きがあるようですが、ちゃんとした内容が書かれるのか甚だ不安です。


こういう「メールのマナー」と称するものでは「文末に『全文引用』をする必要は無い」ということを積極的に訴えてもらいたいです。

今や、それが常識のようになっていて、鬱陶しくて仕方がないのです。やってる方は、これまでのメールのやり取りが分かるように、という親切心のようなものからやってるのでしょうが、ハッキリ言って余計なお世話です。末尾に引用されたメールが溜まってくると、時系列で下から順番に並ぶので、結局、読みにくくなってしまいます。左端に“引用符”が付いていると、その所為で、変なところで文章が自動改行されてガタガタになったりするし。

まあ、相手がやってくるだけなら別に構わないのですが、「お前もやれ。それがマナーだ」みたいな雰囲気になってきているので、そこが鬱陶しい。

header中の In-Reply-To:References: が適切に付いていれば、それまでのメールを遡るのは容易に出来るのですから、それで充分です。むしろ、それを利用した(全文引用なんか要らない)メール管理の仕方をして欲しい。それは、電子メールを使う上で最低限の常識の範囲内だと思います。そして、それらのfieldをきちんと付けるよう、「返信」機能などの使い方を心得るようにしてもらいたいです(例えば、新たなメールを送るときに、アドレスを正確に入力する目的で 以前やりとりしていたメールに「返信」されると、受信した僕のところでは その昔のメールのところに新しいメールが紛れ込んでしまいます。逆に、同じ用件についてのメールを続ける場合は積極的に「返信」を使ってくれた方が有難いです)。

今の職場の上司に「全文引用を付けてCc:で送れ」てなことを言い出す厄介者が居ます。古いバージョンのNotesクライアントを常用のメールソフトにしてる所為です。あやつは、先ほど挙げた In-Reply-To: などを完全に無視する仕様になっていて、それを基にしてスレッド表示をすることもなければ、メールを遡って順に表示する機能もありません。だから、普段あれしか使っていない人にとっては「全文引用」が ある意味 必須で、おかげで こっちが余計な手間を掛ける羽目になっています。また、他の人たちが きちんとしたやり取りをしていても、Notesは それらのfieldを 全部 消してしまうのです。だから、僕のところでは、そのメールでスレッド表示がぶち切られたりします。なんで そんな仕様になってるのか知りませんけど、迷惑千万です。ちゃんとしたメールソフトに乗り換えてもらいたいんですが……

(直接 言えばいいじゃないか、と思われるでしょうが、基本的に「部下の言うことを聞かない」人なので、言っても無駄なのです。ちなみに、社内システムの関係上、Notesクライアントのバージョンアップも不可)

To: に「様」を入れなさい、みたいな下らないことよりも、基本的なメールの仕組みや使い方、変なメールソフトを使わないようにする、などを啓蒙して頂きたいものです。表面に見えている To: などに気を使っているだけで良いわけではないのです。


2010年3月29日(月)

いやんなっちゃうな、もう。

ここまで半年以上おなじ職場で過ごしてきて、僕が、思い通りに動かないヤツだってことが、まだ分かりませんかね。

どんなに頑張ったって、僕は、あなたの思うとおりには動きませんぜ。それは、しょうがない。個人差なんだから。一挙手一投足に細かくゴチャゴチャ注文つけるのは いい加減にやめて、最後の結果が良ければ良しとするように してくれませんかね。無駄な労力ですよ、僕を思い通りに動かそうと頑張るのは。


要するにですね、僕が「バイク小屋の色なんか何だっていいじゃないですか」って言ったら、「お前は無責任だ」って叱ってくるんですよ、その上司は。

パーキンソンの凡俗法則」ってヤツの応用版です。その人がゴチャゴチャ言ってくる瑣末なことは、結局、大勢に何ら影響を及ぼすものではないということが殆ど。そういう どうでもいいことに良く気が回るなと、感心するくらいです。

根本的に考え方が合わないので、もう、どうしようもありません。早いとこ、僕を思い通りに動かすのは諦めてくんないかなぁ……

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written by tardy@k.email.ne.jp