松江市内の八雲町にて。
この週末は、信じられないほど天気の良い日が続いています。島根のこの辺りも、田植えの時季のようです。
大型連休のさなかにドライブに出るのは あまり気が進まないのですが、そんなこと言ってると(今の職場の現状を考えると)いつまで経っても出られないので、長距離ドライブに出ることにしました。
案の定、あちこちでノロノロ運転の列が出来てました。昼ごろに出発したのが失敗でした。でも、流れてる道は しっかり流れてるので、良いとしましょう。
現在地、福井の若狭町です。今日は ほとんどクルマを走らせていたんで、ロクな写真がありません。明日は、クルマの群れを避けるためにも、朝早いうちから動き始めたいと思います。
それにしても、日本の人たちは合流がヘタクソだなぁと思います。なんにも難しいことなんか無い、「交互に一台ずつ」を やればいいだけの話なのに、なんで こうもゴチャゴチャになるんでしょうか。こういうことも教習所とか免許センターとかで きちんと教えるべきです。
早朝の 若狭・熊川宿。
(朝の5時半ごろです。だーれも居ませんでした)
いわゆる「鯖街道」の一部に当たるそうです。素敵な町並みなのですが、有名どころの妻籠とか馬籠なんかに比べて、しかるべきところから出てくるおカネが少ないのでしょうか。保護・保全に苦労してそうな建物が多かったです。駐車場もタダですしね。
前から ちょっと走ってみたかった「千里浜(ちりはま)なぎさドライブウェイ」に行ってみました。
ご覧の通り、波打ち際の砂浜をクルマが走れてしまう、というところです。石川県の羽咋市(の辺り)の海岸です。クルマが往来するところの両側に、皆さん てんでにクルマを停めて遊んでらっしゃいます。
なぜか知らないですが、砂地が硬く締まっていて、クルマが走れてしまえるようになっているんです。SUVとかでなく、ごく普通の乗用車でもOKです。自転車乗りの皆さんの姿も見られましたし、観光バスも走ってました。
これまでにも色んな所を走りましたが、こんな波打ち際を走ったのは初めてです。連休中の所為か、人出は多かったものの、渋滞するほどではなく、快適でした。空が全体的に もやっとしていたのが 残念。
現在地は、新潟・関川村。
(Willcom圏外のため、サイト更新できず。翌日にファイルを上げました)
今日は、野球観戦の日にしてしまいました。
場所は宮城県の利府町中央公園野球場。「楽天イーグルス利府球場」と愛称が付いています。東北×埼玉の今シーズン第5回戦。
ネット裏からダグアウトの上にかけて椅子席があり、残りは芝生席です。センター122m・両翼98mの大きさ。外野が天然芝で内野が土の、典型的な地方球場と言って良いでしょう。今日は2000人を超える観衆が詰め掛けたようです(この球場での新記録だって言ってました)。腰を下ろすと、どこでも例外なく視線に網がかかるのが難点か。
一軍の球場でも色々とファンサービスが行われている球団なので、二軍の球場の雰囲気も きっと いいに違いないと思って行ったのですが、期待にたがわず。とにかく、家族連れの皆さんが ぶらっと遊びに来ましたといった感じで 大勢 詰め掛けていたのが印象的でした。もう、完璧に地元に融け込んだチームになっているんだなと思いました。そして、子供たちに楽しんでもらおうという企画が、沢山おこなわれていました。どっかの西のほうの球団の二軍とはエラい違いじゃのう。
(一回表の守備につく選手は、試合前のジャンケン大会を勝ち抜いた「エスコートキッズ」の子供たちと一緒に入場)
試合は2-1で東北楽天の勝ち。得点シーンは あまり なかったけれど、皆さんの声援は温かでした。これで8連勝だそうです。一軍の皆さんが何だかモタモタしてるときに、二軍の方は絶好調。そう言えば、どっか西のほうにも似たようなチームがあったような……
やっぱり、東北は景色がでっかいですよね。久し振りに走って、西日本のほうとの差を 改めて感じてます。道も広くて、交通量も少なくて、とても走りやすい。島根も田舎には変わりないんですけど、あんまり快適にクルマが進まないんです。なんでだろ。
《夕暮れの鳴子峡》
なお、現在地・秋田象潟。
今年の東北は、桜の開花が遅かったとのこと(秋田銀行の行員さんが言ってました)。
実際、内陸のほうに行くと、あちこちで「葉桜一歩手前」の樹が見られました。
秋田県・山内村(いまは横手市か。あぁ ややこしい)の黒沼にて。
「旱魃の年も水位が下がらない」と言われているんだそうです。深い緑の色が神秘的でした。歩いていると、いきなり水鳥が僕の足元から飛び立って、ちょっとビックリ。
岡山・真庭市の神庭(かんば)の滝にて。
高さ110m、ということで、とても壮観な眺めでした。写真だと、どうしても臨場感が欠けてしまいますね。落石があったとかで、滝のすぐ傍は立ち入り禁止になっていましたが、少し離れた所から見るだけでも充分でした。
大きな声では言えませんが、「入園料300円」のところ、朝8時前だったもんだから誰も居なくて、何も払わずに入って行ってしまいました(袋田の滝でも おんなじことしてましたな)。
そんなわけで、久々の旅行も終わり。松江に戻っています。ちょっと移動が激しすぎ? まあ、いいでしょう。
radiko.jp (iTunes App Store)
予想通りといいますか、iPod Touch は外されましたね。現在のところ 僕はWi-Fiで接続する手段を持っていないので、外されてなくてもダメなのですが……なんか残念な気持ち。
前の職場の方から電話が掛かってきました。仕事の話ではなく。
最初は、なんだか要領を得なかったのですが、あれこれ話すうち、僕が出てから 非常に その人に負荷が掛かって、心身ともに疲れているようなのです。
なんと言葉を返して良いものやら、分かりませんでした。
あっちでも こっちでも、気持ち良く仕事が出来る職場を作るのは、なかなか難しいですね。正直なところ、僕の方も、相談に乗ったり愚痴を聞いたり出来るような精神状態とは言えないですから。
でも、苦労してるのは自分だけじゃない、仲間が居る、とか思って少し救われる気分になったり。ちょっと複雑な心境です。決して、他人の不幸を喜んでるわけじゃないんですよ。
責任の一端は あれやこれやを いい加減なままで放り出してきた僕にもあるのかもしれませんが……でも、僕が居た頃は そんなに誰かが追い詰められるような職場じゃなかったんだけどなぁ。どこでボタンを掛け違ったんでしょう。
またコレステロール値が高いと言われました。
それね、たぶん、大好きな玉子かけご飯の所為です。あれを やめろと言われても困るんですよ。
この4月から、松江では「レジ袋」が有料になっているお店が増えました。
あろうことか、会社の帰りに良く使っているお店が 2件とも そうなってしまいました。その日その日で要りそうなものを適当に買ってくる暮らしをしている計画性のない僕には、「エコバッグ」は不向きなのです(溢れそうになるくらい たくさん品物を買うことがあるため)。だから、エコの精神に反して、いつも一枚5円で買ってしまっています。
ところが、買って渡される袋は、今までの一番大きいサイズのヤツしか置いていないのです。いろんな大きさのヤツを準備しといて 3円とか4円とか 値段の差をつけるのは手間が掛かるからでしょう。大量に買ったときはいいけれど、物が少ないときはスカスカ。
なんか、「小さなことからコツコツと」という教訓めいた言葉に踊らされて、間違った方向の「エコ」が実践されてるように思います。力を入れなければいけないのは、こういうことじゃ ないんじゃないか。それとも、牛乳一本と玉子一パックを巨大な袋に入れて帰る僕のような人に罪悪感を植え付けるのが目的なのか。ヒネクレ者の僕は ますます意固地になって一枚5円を続けちゃうぞ。
それにしても、ここ数日、なんだか蒸し暑いです。もう梅雨か。
アラフォー女性に聞いた「スッピンでどこまで行ける?」 (RBB TODAY)
歳を取って行くのは当たり前のことなのに、それが悪いことのように言われる風潮になるのは何故なのでしょう?
服やアクセサリーと一緒でファッションの一部、お化粧は好きだからやってるのよ、てのなら良いのですが、「礼儀」とか「エチケット」とか「恥ずかしいから」とか言われると、そんなに素顔を毛嫌いしなくたって いいじゃないかと思ってしまいます。それ、一部の心無い男どもと化粧品会社に乗せられてるだけですよ。
誰だって歳は取ります(たぶん)。歳取れば、シワも出来ますしシミも出来ます。肌のキメは粗くなってくるだろうし、イボだって出てきます。でも それって、なんでもない、当たり前のことです。その当たり前のことを、汚らわしいことのように見たり言ったりするのって、何かズレてる。そりゃ確かに、感覚的には「美しい」とは言えないかもしれないけれど、僕は「醜い」「汚い」とは思いません。だって当たり前のことだもの。
女性は いつまでも美しくありたいもの、というのには同意しますが、じゃ、美しさって何なんですか。お化粧をして ほんの少しだけ若く見えるようにすること? それは、「『美しくあろうと努力したこと』が見た目に分かりやすい」だけで、本当の美しさとは別のものだと僕は思います。
10代には10代の、40代には40代の、80代には80代の、良いところがあるはずです。10代の肌は綺麗かもしれない。でも、80代には積み重ねてきた人生の厚みがあります。どちらか一方が持っている物は、決して もう一方の手には入らない。それに、若さの全てが良い物とは限らないし、歳を取ったのの全てが悪いものとも限りません。
僕みたいな妙ちきりんが言っても何の説得力も無いけれど、みんな そんなに自分のことを嫌いにならないで欲しい。もちろん、所謂ナルシストになれと言ってるのではなくてですね。そして、お化粧するならば、「お化粧しないと」って義務感でするのでなく、「お化粧するのが好き」って お化粧してください。そうでないと、それは本当に見た目だけの誤魔化しになってしまいます。化粧しないと家から出られないとか、そんなに思い詰めなくても大丈夫です。あなたの体は、至極 当たり前のことをやっているだけなのです。女性であるというだけで、既に、美しさの一要素は持っているのですから。
(最後は なんか、女好きの変態が書いたような文になってしまった……ま、僕は“苦沙弥先生論”の体現者だから良いのです、ということにしておこう)
もしかしたら、歳を取るってことは要するに死に近付くってことだから、本能的に「歳取った(取っていく)状態」を嫌っているのかもしれないですけどね。でも、それなら なおさらジタバタしたって仕方がないじゃないか、と僕は思いますが……
ヒトって、体の能力の割りに長生きのし過ぎなんですかね。だって、大人になってから死ぬまでに こんなに見た目が変わる動物って、居ないですよね。
疲れたなぁ……
まあ今日のは、僕も 説教くらうの分かっててワザとやったようなところがあるから、その点では 仕方のないことですけど。でも、気付いてないんだろうな。僕が こういう やる気の無い態度を取るのに、自分の方にも少なからず原因があるってことに。ああいう風に自分に対して自信満々に よくなれるもんですね。ある意味、羨ましい。
だって、これだけ「ちゃんとやってるのに俺様基準で無責任だと言われる」ことが繰り返されれば、やる気も無くなろうってもんです。どうでもいい瑣末なことばっかり……確かに間違ってはいないんだけど(だから、なおさらタチ悪い)、どんなに気ぃ使って実行しても細かい穴を探り当てられて責められるんじゃあ、始めから何もしない方が楽でいいじゃないか、と思っちゃう。いちいち各段階での報告なんか したくなくなります。責められるんだもの。もう少し、考え方の違う他人に対して寛容でもいいと思うんですよ。
ただ、周りに迷惑かけてるのは確かなので、それは申し訳ないと思っています。思っていますけど、体が動かないんです。しばらく勘弁してやってください(いつまで続くか分かんないけど……)。
仁志、来季も現役続行希望…米独立L「楽しい」 (スポーツ報知)
一週間ほど前の記事ですが、取り上げさせてください。
「ここでの生活は、ラベルのない缶詰みたいなもので、甘いとか辛いじゃなくて、うまい。与えられて食べてみた者にしかわからない。純粋に野球だけやってる気がする。楽しい」
観客という立場と選手という立場では色々と違いがありますから、僕なんかの感じたことと比べるのは間違ってるかもしれませんが、でも、こういう感想を述べたくなる気持ちは とても良く分かるのです。
アメリカの田舎の野球場は、小さくてもホントに楽しいところですから。緑の芝生と澄んだ空気と、陽気な観客の皆さんに囲まれていると、いつまでも居たくなってしまうんですよね。それで、ホームチームが勝ったら、もう最高。
そう言えば、今年の「ガンバレ日本プロ野球?!」でアメリカのスプリングトレーニング取材を敢行した際、金村義明氏が(あの番組としては異例な感じで)しみじみと「もう一回プロ野球選手になりたくなってきたわ」と話していた場面がありました。仕事で、日本の野球場では嫌と言うほど野球の試合を見てるはずなのに、そういう人に たった一回 足を踏み入れただけで あれだけのことを言わせてしまう魅力が、アメリカの田舎球場には あるのです。
冗談ではなく、各国で引退したような選手が、アメリカのマイナーや独立リーグで もっと沢山 選手として野球してても良いんじゃないかと、僕は思ってます。別に一番上のリーグじゃなくたって いいじゃない。選手にしても観客にしても、野球好きには たまらない空間ですよ。
“Cold Case” の「ボス」、John Stillman 警部補に憧れてます。
基本的に出しゃばらず物静かで、自分は裏に回って部下に仕事を任せるけど、行き詰った時には的確なアドバイスをくれる。
部下のことは良く見ていて、疲れているとか参っているというのを きちんと見抜き、休めるように取り計らってくれる。もちろん、後のフォローも忘れない。
しかし、熱いものは持っていて、自分が信じたときには妥協はしない。そして、ハゲた頭と渋い目つきがカッコいい。
あそこのチームは部下がみんな優秀だから、ってのもありますが、上手く回ってるなと思います。
要するに、部下を働かせるのが上手い。「笛吹けど踊らず」って、どっちかと言うと踊らないヤツの方が悪いという意味で使うことが多い言葉と思いますが、下手な笛吹かれたら踊る気になんかならないのです。
RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語 (勝手に映画評)
錦織監督の「島根三部作」も、3本目でようやく この方のBlogで取り上げていただける作品になりました。
ただ……
物語の舞台となっている一畑電車ですが、島根県出雲市を営業エリアとする鉄道会社です。劇中では、ひなびた地域を二両編成の電車でゆっくりと走る典型的なローカル線として描かれていますが、実際には特急も走っている路線です。まぁ、ローカル線であるのは間違いないですし、経営的に厳しいのも間違いないとは思いますが、画面から得られる雰囲気だけだと、若干誤解してしまいそうです。
???
いえ、誤解も何も、「ひなびた地域を二両編成の電車でゆっくりと走る典型的なローカル線」って、そのまんまだと思いますけど……
特急ったって、京王線のお古の4両編成が平日朝の時間帯に“半往復”走ってるだけですし(各駅停車の追い抜きなんか無い)。古い車両ばっかりだから良く揺れるし。途中の一畑口で進行方向変わるし。無人駅ばっかりだし。何でもない場所で脱線事故おこすし(これは余計な話か)。
松江市内から出雲大社にお参りに行く時に、JRよりは本数が多いし、大社に駅が近いから便利かもしれない、と、その程度です。のんびりした、ローカル私鉄ですよ。確かに、デハニ50は既に引退したので見られませんが。
ただ、「島根三部作」と言っても ぜんぶ出雲の方の話ですから、石見の人たちは何も感じてないかもしれませんね。そこが心配です。