久々に出ました。ウチのボスの「勝手に人を悪者にする術」。
ここんところ、しばらく鳴りを潜めていたように思ったのですが、決して使えなくなっていたわけではないようです。
詳しい経緯を話して訂正するのすらバカバカしく無駄な労力に感じてしまうので、もう何もしません。勝手にしてくれ。
気が付いたら10月に入ってまして、その一回目の書き込みが これでは、サイトを訪問してくれる皆さんが減っているのも無理からぬことですが……しばらく ご辛抱ください。夜は そのうち必ず明けます。
東京ヤクルト 4x - 3 広島(日刊スポーツ)
昨日のような試合をやって行けば、来年につながるものが まだまだ出てくると思ったんですが、一日経っただけで元に戻ってしまいました。
今日のポイントは、2回と8回だったと思います。2回は、いきなり死球とヒットで 1・2塁。8回も先頭がヒットで出ました。しかし、見事なまでに両方とも0点でした。2回は、バッティングに全く期待できない下位打線でしたから送りバントは妥当な作戦だったと思いますが、8回に廣瀬に送らせたのは納得できません。何のために代走を送ったのか、さっぱり分からない。
もうカープは消化試合に入ったようなもんだとか思ってるんなら、ふざけるなと言いたいです。4番の打点王はかかってるんだし、どうにか阪神を蹴落として せめて4位に上がってやろうという試合運びを見せてください。
最後に福地寿樹に打たれたというのが、何だか皮肉ですよね。かつて広島に居た選手が、違うチームで優勝争いをしている。古巣の広島は、15年近くリーグのどん尻を うろついているまま……
松本高明の二塁の守備とか、青木宣親をホームで刺した中継とか、個々のプレーを見ているとキラリと光るものが いくつも ありますから、その辺りを埋もれさせずに伸ばして行って大きな力に変えて欲しいと思います。
Discovery Channel で “Rising: Rebuilding Ground Zero” というシリーズを放送しています(日本では「あの日を忘れない〜国立9.11記念博物館 建築計画のすべて〜」という題名で放映)。
あのニューヨークの「グラウンド・ゼロ」で、フリーダム・タワーと呼ばれる施設の建設が進んでいます。その建設現場の様子とともに、関わりのある人達のこの10年間を追い掛けたような構成になっています。
Discoveryはアメリカの会社だから仕方がないとは思うのですが、どうも しっくりしない。アメリカの人のことばかり追い掛けているからです。あの事件は、確かに、史上 例を見ない 残酷で悲惨な出来事でした。しかし、お涙頂戴みたいにアメリカ側の人たちのことだけを見せられるのは、僕には耐えられない。今、世界中で同じように 何の罪もない人達の命が次々に奪われていて、その中には、他でもないアメリカの人たちが手を下している現場もあるわけです。同じように辛い思いをしている遺族の人達は、他にも たくさん居るはずなのに、その人たちの姿がまるで見えてこないのです。
だから、最初の回を15分ばかり見たところで、チャンネルを変えてしまいました。
長崎県島原市の 雲仙岳災害記念館 というところの展望室のガラス窓に、こんな表示が付けられています。
この記念館は、元は海だったのに 20年前の雲仙普賢岳の大噴火による土石流で陸地になってしまった、という場所に建てられています。大噴火に伴う災害のことや、火山一般について分かりやすくまとめた展示があります。この展望室が設けられているのは、階数で言うと建物の三階に当たるところで、正面に有明海、後ろを振り返ると、雲仙の山並みが一望できます。
←この写真の、上に突き出ている四角いところが展望室です。
女川で18メートルの津波が来たという信頼できる資料は残念ながらWWW上で見付けられませんでしたが(「東北地方太平洋沖地震津波合同調査グループ」が公表している調査結果の 14.8m という数字が、信憑性が高いのかなと思います)、そんな細かい数字のことは この際どうでも良いのです。
こんな高さまで水が押し寄せて来たなんて。
文字通り、想像を絶しています。
俄には信じられないけれど、現実に起こったのですよね。
さて、日本プロ野球のレギュラーシーズンは終了したので、ちょいと振り返ってみましょう。何度も何度もカープの凡打線に呆れながら書いてきましたが、やっぱり今年も収まるところに収まったという感じでしたね。
で、その「役に立たない打線」を分析するために、ちょっとした統計を作ってみました。
次に挙げるのは、各チームの打点数と チーム内で打点を稼いだ上位3人までを並べたものです。選手名の隣にある数字は、打点数と、その人の打点がチーム打点の中で どのくらいの割合を占めているかのパーセンテージです。打点数が同じ場合は、打率で順位を付けました(なお、セントラルが先になっているのはカープが入っているからで、特に他意はありませんので ご了承願います)。
チーム名 | チーム打点 | チーム内で 打点1位の選手 | 2位の選手 | 3位の選手 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
中日 | 401 | 和田一浩 | 54 (13.5%) | ブランコ | 48 (12.0%) | 森野将彦 | 45 (11.2%) |
東京ヤクルト | 461 | 畠山和洋 | 85 (18.4%) | バレンティン | 76 (16.5%) | 川端慎吾 | 46 (10.0%) |
読売 | 455 | ラミレス | 73 (16.0%) | 長野久義 | 69 (15.2%) | 阿部慎之助 | 61 (13.4%) |
阪神 | 451 | 新井貴浩 | 93 (20.6%) | ブラゼル | 69 (15.3%) | マートン | 60 (13.3%) |
広島東洋 | 420 | 栗原健太 | 87 (20.7%) | 丸佳浩 | 50 (11.9%) | 東出輝裕 | 27 (6.4%) |
横浜 | 408 | 村田修一 | 70 (17.2%) | スレッジ | 57 (14.0%) | ハーパー | 39 (9.6%) |
福岡ソフトバンク | 528 | 松田宣浩 | 83 (15.7%) | 内川聖一 | 74 (14.0%) | 小久保裕紀 | 48 (9.1%) |
北海道日本ハム | 457 | 中田翔 | 91 (19.9%) | 糸井嘉男 | 54 (11.8%) | 稲葉篤紀 | 54 (11.8%) |
埼玉西武 | 551 | 中村剛也 | 116 (21.1%) | 中島裕之 | 100 (18.1%) | フェルナンデス | 81 (14.7%) |
オリックス | 459 | T-岡田 | 85 (18.5%) | バルディリス | 66 (14.4%) | 後藤光尊 | 55 (12.0%) |
東北楽天 | 408 | 松井稼頭央 | 48 (11.8%) | 山崎武司 | 48 (11.8%) | 聖澤諒 | 42 (10.3%) |
千葉ロッテ | 415 | 井口資仁 | 73 (17.6%) | 今江敏晃 | 51 (12.3%) | 福浦和也 | 43 (10.4%) |
……僕が何を言いたいかは、すぐ分かって頂けると思います。パーセントの数字を見ると分かりやすいですかね。
そうなんです。他のチームは 稼ぎ頭の選手以外にも そこそこ打点を叩き出す人が居るのに、カープは ただひたすら 栗原くん頼みなんです。今季は その傾向が特に強いと思ってはいましたが、こうやって数字にしてみると、改めて その酷さが浮き彫りになります。2位の丸くんは栗原くんの ほぼ半分で、3位の東出くんは その さらに半分です(実は、廣瀬・石原の両名が同じ27打点で東出くんに並んでいますが、省略しました)。この 2位以下の 突き放されっぷりは 尋常ではありません。
相手にとって こんな楽なチームはないですよね。栗原くんさえ抑えとけば、あとの打者はランナーを帰せないんだもの。ランナーが溜まっても 4番に回らなければ チャンスでも何でもない ということになります。そりゃ、5位なわけだ。
逆に、上位のチームの数字を見ると、1位の人と 2位の人の パーセンテージの差が 押し並べて 少ないことが分かります。例外はファイターズぐらいですが、そのファイターズも 2位の人が 2人いるわけですから、やはり、特定の人に偏らずに打点を上げていることに違いはありません。
とにかく、栗原くん以外の人たちも チャンスで打てる打者に なってください。いくら役割分担が大事ったって、こりゃ行き過ぎでしょう。こんな「おんぶに抱っこ」は、いい加減、限界ですよ。
別の話題。
「モバゲー」って、チーム名にするとか以前に商品名として既に語感がよろしくない。ノリだけで“テキトー”に作った略語って感じだし、マ行とバ行が続くので言いにくいし、濁音が連なって最後に長音で放り出されるので響きが汚らしい。でも、自分たちが可愛がっている商品名・サービス名だから、そんな感覚は持たなくなってるのかしら。
これって、“Mobile Game” の略なんですよね? カタカナにして「モバゲー」と略して、それを もう一度 ラテン文字表記にして “Mobage” なんて書くもんですから、もう、かっこ悪くて仕方ないですよ。
菅野の祖父 原貢氏憤慨 (スポーツニッポン)
「日本ハムからは“(指名に)行きますから”というあいさつが一言もなかった。これは人権蹂躙。
そこまで言わなくても……
「巨人に行きたい」と表明する選手たちが、本人も、場合によっては関係者も、他に比べて やたら頑なで融通が利かなく見えるのは 偏見でしょうかね。
あなた方が嫌がっている球団にも、在籍して頑張っている選手たちや、応援している地元のファンの皆さんが居るんですよ。