徒歩・徒然


2013年3月22日(金)

実は、「花咲くいろは」というTVアニメーション作品の隠れファンをやっとりまして、サウンドトラックのCDを買ったりしているわけですが、この度、劇場版が公開される運びとなりました。

是非 観に行きたいと思っても、当然ながら松江くんだりで上映する筈も無く、それどころか、中国地方を見渡しても公開館は無し。一番近いのが大阪という有様です。どうせ大阪に行かなきゃならないんなら石川まで行くのも大して変わらん! というわけで、先行上映されている石川県まで出掛けてきました。

作品は70分弱で、分量としてはレギュラー放送3本分ぐらい。「劇場版」と名が付くと気合いが入り過ぎる例が多い中(典型的なのが最近のドラえもん……)、妙に力が入ることも無く、TV版で語られなかった喜翆荘でのエピソードが いつもの空気感で展開されていて、ファンには嬉しい作品でした。緒花は やっぱり自分に素直な良い子だし、菜子の芯の強さも改めて分かる。民子が なかなか本筋に関わって来なかったですけど、最後には お約束も しっかり果たしてくれましたし。過去と現在を行ったり来たりしながら進むストーリーとなっていましたが、時間に余裕があるためか、TV版の各話に比べると展開がゆったりとしていたように思います。

浜口史郎さんの手になる音楽も、TV版で使われたものと新作を上手く織り交ぜて、良い雰囲気を作っていました(余談ながら、サウンドトラック盤は、オリジナルアルバムとして聴いても素晴らしい作品だと思っています)。

惜しむらくは、入った劇場の音響設備です。どうも、左側のスピーカーからしか音が出てないように聞こえました。シネマサンシャインかほく の4番スクリーンの担当者の皆さん、点検をお願いいたします。

それにしても、プログラムが一部1200円というのは、あまりと言えば あまりではないですか。どうせ奴らは少々高くても買うさ、というわけですか。いや、買うんだけど。誕生月割引ということで劇場には1000円で入れましたから、良しとするしかないか。

ま、ともかくも、観に行って良かったです。素敵な作品に出逢えたことに感謝しています。


で、能登半島の輪島、宝達清水(旧・押水町)、金沢の四十万町から白山の鶴来、あたりをドライブしたりしてきました。(作品を知ってる人にしか分からんネタで、すみません)

過日


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written by tardy@k.email.ne.jp