お目当ては、津軽地方にあり
お目当ては、津軽地方にあり
「ハローNETあおもり」の中のサイト→hello.net.pref.aomori.jp/soma/index.html
アクセス:弘前市から県道262号線−県道129号線
訪問:2001年5月21日
まず、村に入るのに戸惑いました。じつは、前の晩に隣の岩木町まで来ていたのですが、そこから村に入る道が、地図だと分かり難いのです。実際に道を走っても、小さな交差点に小さな標識、書いてある地名は どこのことやら、という具合で、村のすぐ手前を あっちへこっちへ 走り回ることになりました。
リンゴ畑が沢山目に付きます(写真は、リンゴ畑が連なる丘で撮りました。向こうに見えるのは岩木山です。ちょっと、天気が良くなかった)。
朝早くから、そこここの畑で機械の動く音が聞こえ、軽トラックやトラクターが道を行き交ってました。村の人たちが、リンゴの世話をしていたのです。秋になれば、樹いっぱいに実っているんでしょう。
南の方へ ずーっと下ると、だんだんと山の中に入ります。この村は南北に伸びていますが、地図で見ると南側3分の2ぐらいは山地で、北の端のほんの少しの所に人が暮らしている地域があり、田畑や役場や商店街は そこにかたまっています。南へ向かうと次第に家が疎らになり、山の緑がどんどん多くなります。
相馬川に沿って走って行ったところ、突然、道が未舗装路になりました。どうやら、そのまま進むと秋田県側に出られそうなのですが、この日は隣の西目屋村などにも行ってみたかったので引き返しました。
公式サイト→www.vill.nishimeya.aomori.jp
アクセス:弘前市から県道262号線
訪問:2001年5月21日
弘前市方面から入ると、まず、村役場のある中心部に出ます。その辺りは、弘前から続いている平地の端っこで、建物もかなり見られます。
その先は、山また山。この村は、UNESCOの世界遺産に登録されている「白神山地」の青森県側の拠点です。たまに集落に行き当たりますが、とにかく山また山。
村の真ん中にある目屋ダムが作った美山湖を過ぎると、いっそう本格的な山地になります。
村の西端にある暗門滝まで行こうと思って、それらしき所に入って歩き始めたところ、「橋が流されていて歩けません」みたいな看板があって、怖くて先に進めませんでした。
しかし、そのまま引き返して来るのも つまらないので、その辺を歩き回ってみることにしました。世界遺産指定地域の端っこに当たる所で、ちょっとした遊歩道のようなものが作ってあります。森の中深くに分け入るには それなりの装備や手続きが必要なので(たぶん)、ぶらっと立ち寄ったような人間には無理。こうやって、誰でも歩けるような整備された地域で やめときましょう。
とは言うものの、やっぱり世界に名だたる原生林だけあって、こんな端っこの方でも充分その迫力(?)は伝わってきました。
公式サイト→www.iwaki.net.pref.aomori.jp
アクセス:弘前市または鯵ヶ沢町から県道3号線
訪問:2001年5月20〜21日
ハイライトは何と言っても、町の北西に聳える 岩木山(標高1625m)。富士山のように、その山一つだけ立っているので、綺麗に見られます。
しかし、この日は あいにく山のてっぺんの方に霧がかかっていて、姿を全部見ることが出来ませんでした。
写真は、南側の麓の「岩木高原」から撮ったものです。緑の斜面が綺麗でした。後ろを振り返ると、秋田県境にかけて ずーっと広がっている山並みが見渡せます。しばらくの間、時間を忘れていました。
この岩木山には、標高1238mのところまで「津軽岩木スカイライン」という有料道路が通っています。天気が良ければ素晴らしい眺めなのだと思うのですが、今回は霧が深く、何も見えそうになかったので諦めました。いつか行く機会があれば、また書きます。