徒歩・徒然

2000年10月下期


2000年10月16日(月)

もう、市場にはミカンが出回っています。
とあるツテにより、職場でたらふく食べさせてもらいました。
外の皮は黄色いような緑のような、まだ熟してないんじゃないの? と言ってしまう色でしたが、中身はとっても美味しかったです。

なんか、名前が付いてたんだけど、忘れた。なんだったっけ。


2000年10月18日(水)

 この日の分は、お引っ越ししています。


2000年10月19日(木)

フライパンでサンマを焼いたり、しませんか?

まぁ、正確なところは“焼く”んじゃないような気もしますが。

今日、昼食のときにそんな話になって、うちの実家では煙が出るとあとが大変だからフライパンでやるんだよと言ったら、
「へえぇ」と、妙に感心されたりこっちを見られたりしたんです。
「でも、グリル用のパンってあるよね。あの、魚はさんで焼くやつ」「うちには、そんな高度なものはないよ」だからフライパン。

だけど、網で焼いたサンマと、そうそう違わないと思います。違うのかな。今度、自分でもやってみよう。


2000年10月20日(金)

酒の席で、愚痴や文句を聞いて、ついでに自分への説教も聞いて。

そういうとき、頭の中で、反論が空っぽになってしまいます。そうですね、もっともですね。媚を売るみたいに、えこ贔屓してるみたいに、相手の話に頷いています。
その話が、次の日からの自分に、何かの作用をしているかと言えば、相変わらずのマイペース。

何がタチ悪いって、僕のほうはあんまりお酒を飲まないこと。ぜんぶ覚えてる。あのひと昨日、おんなじ話、3回したよ。


2000年10月21日(土)

眠い一日は夜勤明けです。

変な時間に寝て変な時間に起きるから、どうにもこうにも。
ゆで卵でも食べようか。


2000年10月22日(日)

勤務が終わって帰路につき、空を見やると満天の星。
ずいぶん空が澄んでいます。本格的な冬に入る前の、一時の休息なのかな。
(秋田の冬は、ほぼ雪が降っているか曇っているかなので、「冬の星座」はほとんど期待できないのです)

点の並びに線を引き、線の集まりに姿を乗せる。想像力ってすごいですね。
そう言われれば、どころか、そう言われてもそう見えないものが沢山あります。

そんなことを思いながら、ぼんやり梨の皮をむいていたら、手を切りました。


2000年10月23日(月)

体の中で、いちばん雑菌が繁殖しやすい所、要するに汚い所は、足だそうです。足首から下。
今の時代の人の足は、常に靴下や靴で覆われていて適度な温度と湿度が保たれているので、格好の場所なのだとか。

そんな話をどこかで読んでから、足を洗うのに変に気を使うようになりました。
石鹸つけて念入りにゴシゴシ。時間がなくて急いでるとき、顔を洗うのを省略しても足は洗って出てくるという次第。
もうちょっと指の間が広げられたら、洗うのも楽なのにな。足の指でじゃんけんするには、まだ修行が足りないか。

今日もそんなことを思いながら洗っていたら、気付かないうちに、昨日切った手のひらの傷が開いてしまいました。あちゃあ。


2000年10月27日(金)

車でわずか40分の地へ「出張」とは、これ如何に。
巨人軍が神宮球場へ「遠征」すると、言うが如し。

そんなこんなの出張帰りです。勤務時間は、ずーっと0:00〜8:00。
いま、朝の9時ですが、今日の仕事はもう終わってます。「ワタシをまともな時間に寝させて下さい」

気が付いたら金曜日。今週は、お日様の顔を拝まずに過ぎて行こうとしています。
あれ、あした勤務じゃなかったっけ。


2000年10月28日(土)

不思議な電話が掛かってきました。

出たら、音楽が鳴ってるんです。
「少々お待ち下さい」のあとに聞こえるような、携帯電話が呼んでるような。
いったいどうしたんだろうと、しばし聞いていても、まるで鳴り止む気配がないので切ってしまいました。
その後、音沙汰はありません。

単なるイタズラなら、一回だけだから一向に構いませんが、もし、ちゃんとした目的のある間違い電話だったら。
掛けて来た人は、本来の相手と何か約束をしていたに違いありません。
「音楽流れてたら俺だから。すぐ切って掛け直してくれ」とか。

間違いに気付いてくれたのならいいんですが。


2000年10月29日(日)

 この間の青森二人旅を別のページに移し、写真を何枚か載せました。
 写真は、この後も何枚か増える予定です。最後のフィルムをまだ全部使い切ってなくて、カメラに入れたままなんです……


“大粒”納豆は、不人気なんですか?

ニュース番組で納豆メーカーの方が、やっぱり消費者に人気があるのは小粒やひきわりだから、それらを中心に生産せざるを得ないと、話していました。
大粒の大豆は、せっかく栽培しても需要があんまりなくて、畑から姿を消しつつあるのだそうです。

うーん、なぜでしょう? 僕には、小粒・ひきわりが大粒に優る理由が分かりません。食感の問題ですか? 大粒の感触、お嫌いですか?


2000年10月30日(月)

新聞広告を見て驚き、その足で本屋さんに行き、さっさと買って来てしまいました。
「魔女の宅急便 その3」

いい歳して童話もないもんですが、最初にこの話を映画で見た時、その舞台の街並みにぞっこん惚れ込んでしまって。
それ以来、この話について、ある意味「オタク」になっています。原作を見つけた時も、ふらふらっと買ってしまって。

主人公の女の子。はじめ、旅立ったときに13歳だったのですが、今度の「その3」で16になってます。
現実の人が、こんな年頃には色々ややこしい、ということを作者の角野栄子さんも身に沁みているのか、今回の話は色々ややこしい。
前2作では、わりとさらっと流れていた「思い悩む」姿が、今回は結構しつこく続きます。
話の芯を成して楽しませてくれる色んな“おとどけもの”も、印象が薄い気がしました。
「めがねと一緒に展覧会」のエピソードみたいな、ちょっとした“ふしぎ”が、もっと読みたかった、かな。

次の話があるとすれば、最後の章の明るさを引きずって行って欲しい。あの空気が好きですから。

ふと、最初の巻の奥付を見ると、1985年1月25日 初版発行 とあります(僕が買ったのは90年頃でしたが)。
15年経って、主人公は3つ歳をとりました。


2000年10月31日(火)

出張に出かけます(またですかぁ)。今週末まで戻りません。

今朝、県北の鷹巣(たかのす)町で、ついに氷点下になったと。
さーあ、いよいよ来ましたよ。天気予報に雪だるまが現われるのも近いです。


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written by tardy@k.email.ne.jp