徒歩・徒然

2001年4月上期


2001年4月1日(日)

年度がわりに、なぜか「アポロ13号」の話を見ています。

“Okay, let's everybody keep cool. Let's solve the problem but let's not make it any worse by guessing.”
(「よーし、みんな、落ち付いて行こう。問題を解く時、推測で事態を悪くしないようにしよう。」)
-- Eugene F. (Gene) Kranz (酸素タンク爆発直後。管制官達に)

“Farewell, Aquarius, and we thank you.”
“She sure was a good ship.”

(「さよなら、アクエリアス。どうもありがとう。」
 「ホントにいい船だった。」)
-- Joseph P. (Joe) Kerwin & Fred W. Haise, Jr. (月着陸船切り離し時の交信)

それぞれの人たちがもらす、何気ない言葉が、すごくカッコいいんです。
あの緊迫した事態の最中に、台本も無しで。


「年明け企画」と銘打つ物をいつまで残していてもなんなので、indexからリンクを外しました。
(サーバーにファイルはしばらく残しておきます)

読んで下さった皆さん、感想を下さった皆さん、ありがとうございました。


2001年4月2日(月)

旅に、出たい。


Netscape 4.** に気を使うのは、もう やめました。あきらめました。放り出しました。
こっちは、ちゃんと規格に従って書いているので、悪いのはブラウザーです。苦情はNetscape社へどうぞ。


2001年4月3日(火)

米をとぐだけといで、炊くのを忘れました。

とぎ終わりました。炊飯器に入れました。電源コード差しました。
ここまでやって、どうしてスイッチ入れるの忘れるかなぁ?

40分ほど経って、もう良かろうと『保温』のランプが点いている(そのランプが ずっと点いてた)炊飯器の蓋を開けると、ひたひたと水に浸かった「めんこいな」たちが……

あれぇ?


2001年4月4日(水)

「針が階を指す」エレベーターなんて、そう言えば見たことも乗ったこともないですね。どっかにあります? 近くで。
“The Silence of the Lambs” を見ながら。この手の作品は あんま 見ないんですが。結局 Jodie Foster が好きなだけだったりして)


アメリカのテレビドラマ、“Charmed” にハマりそうです。
なんか、下らなくて大好き(積極的に お奨めは しません)。

本国アメリカでは3年目に入ってるみたいですが、こっちでは どうでしょう。視聴率は……取れそうにないかも。


2001年4月5日(木)

帰り道は午前3時

とりあえず強がって 笑顔なんか見せてしまって
ほんとの心は 下を向いて とぼとぼ歩いている

手は届かないと 知らされているから
ふさわしさは足りないと 解っているから

街に出れば ひとり

そのうちに 白い知らせが来た時に
口をつくだろう言葉は たぶん 本物なのだけれど

いつも くりかえし
ずっと くりかえし


2001年4月6日(金)

風邪は、いつの間にか、どっか行っちゃいました。

風邪と一緒にいたくせに、コタツで寝るわ風呂に入るわ夜更かしするわ朝食抜くわ雨に濡れるわ。良くなさそうなことを沢山やってました。
治ったから いいや。

で、本日は深夜勤です。


2001年4月7日(土)

「サヨナラ ホームラン」という言葉の意味を、野球の本場アメリカで取り違えられています。
どうやら 「サヨナラ ホームラン」=“game-deciding home run”(決勝ホームラン) と思われているみたい。

ちがーう。そうじゃないんだー。

「サヨナラ ホームラン」=“game-ENDING home run” なんですよ。最後の最後に飛び出すから「good-bye! SAYONARA!」なんですよ。分かりますかー?
今日イチローが打ったのは「サヨナラホームラン」とは言わんのですよ。だって、表の攻撃だもの。

でも、そんなインタビューに笑顔で応じていたイチロー選手に拍手。きっと、日本にやってきているアメリカの選手たちも、ちょっとおかしな英語に笑顔で答えているんだと思います。それでいいのさ、違う国の言葉なんて(「外来語」は、こうして本来の意味から外れていくわけですね)。

あと可笑しかったのが、FOX SPORTS NET の中継画面。
選手名のスーパーが、いかにも手作りですって感じのフォントで「イチロー」「佐々木」と出て来ます(「主浩」は書けなかったみたい)。他の部分はカッコいいのに、そこだけ妙に落ち着かなくて面白かったです。
Ichiro Suzuki とか Kazuhiro Sasaki とか書くんじゃなく、ちょっと遊んでみたかったんだと思います。日本にも送られる画面だし(でも、現地の人は読めないですわな)。


2001年4月8日(日)

職場に、映画 “SE7EN” (※画面に出たままを書いてます)を いたく推す方がいらっしゃいまして、今日、これ幸いと見てみたんですが。

やっぱ、ダメです。
難しい映画を見ても難しく考えられないワタクシには、苦味が残っただけでありました。
所詮、目に見えるところにしか目が届かないんです。


宇多田ヒカルが千葉マリンスタジアムで歌ってる場面を映像だけにして、スピーカーからは Frank GambaleTom Grant を流してみると。
馬鹿みたいで良い感じでした。曲のテンポが一致したりなんかしたら、ますます。
いえ、意図してやったわけじゃなく、偶然そんな状況になってしまったわけでして。なにやってんでしょうね、日曜の午後に。明日は、もうちょっと健康的に過ごそう。


2001年4月9日(月)

と言ったようなわけで、自転車でひとっ走り。
しかし、天王町まで往復しただけでヘトヘトになってしまいました。いかん、体力が落ちている。
土崎の道は、どうしてあんなに凸凹で走りにくいのでしょう。大きな穴とか あるし。一度、舗装を全部ひっぺがして やり直した方が良くはありますまいか。

(秋田ローカルの地名ばかりで すみません)


「もしもし」
「あの、シムラさんのお宅でしょうか?」
「いえ、違いますけれども」
「大変失礼致しました。すみません」
「いえいえ」

ウチの電話も悲しいなぁ。間違い電話とイタズラ電話しか掛かって来ないじゃないか。

先月7日に長々と書いたイタズラ電話は、その後かかって来なくなりました。結果的には、あれで良かったということでしょうか)


2001年4月10日(火)

きょう秋田市は、気象用語で言うところの「夏日」となりました。つまり、25度まで上がりました(それでも桜は まだ咲かない)。
4月に「夏日」を記録したのは、観測史上初だそうです。

ところが、職場の建物の空調が相変わらず“冬モード”に設定されているもので(切り替えは、5月頃だったと思います。たしか)、表現しようのない変な暑さが降りかかって来ていました。なんと言うか、重たいような、体に悪いような。

まだ朝晩は10度を下回るので、冷房にするってわけにも行かないんです。
昼の間は空調を切って窓を開けますか。うん、それがいいよ。省エネ、省エネ。こんな陽気の時、機器室以外は空調なんか要らないよ。


2001年4月11日(水)

午前8時30分です。今日の仕事おわり。


炊飯器に米を入れて炊き忘れの次は、ヤカンをコンロに置いて火のつけ忘れ。

夜勤明け、あまりにお腹が空いていて、しかも何にもする気が起きないので、カップラーメンを仕入れて帰りました。

さて。
家に入って、ヤカンに水入れて、コンロにかけて、換気扇つけて、元栓開けて。(ここまでやってやがんだよ、おまえさん)

しばらく、ぼんやりした頭で、さっき郵便受けから取り上げた新聞なんか読んでいました。
どうだろ、そろそろ沸く頃かな、とか思って台所を見ると、なんにも仕事をさせてもらってないヤカンが、ぽっつん。

眠いから、とか、年とった、とか、そういう問題じゃないような気がします。
人として何かが抜けてるんだ。


2001年4月12日(木)

秋田市で桜が咲きました。
かなり早めです。平年より1週間くらい。
3月おわりごろの予想では、今年も20日前後かと言われていたのです。このところの陽気には、やっぱり桜も刺戟されたみたいです。
(咲いた! と思ったら雨ふって来ましたけど)

冬の次の春。
なんの不思議も無いけれど、その当たり前が、嬉しいんです。


2001年4月13日(金)

ネチネチした愚痴を聞かされるのは、ちょっと雰囲気が重たくなって過ごしにくいのですが、あっけらかんとしたノリで言われると、けっこう楽しくなったりするもんなんだなと。

あした と あさって。週末の大仕事を、とにかく乗り切ろうじゃないですか。あっけらかんと。


大拍手。こういう決断を待っていたんですよ! この国で迫害され続けた「自転車」という乗り物に、やっと光が当たります。早く全国に行き渡ることを期待しています。


2001年4月14日(土)

要するに、わたしゃ積極性が無いだけなのかも知れん。

今日は もう寝ます。


2001年4月15日(日)

怒涛の夜が通り過ぎ、結局、秋田県の知事さんは前と同じ人でした。

(現在の実時刻:4月16日・午前4時)


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written by tardy@k.email.ne.jp