今日は曇り。夜になって雨。
なーんだか、こんなにお日様が出てこないんじゃ、冬と一緒じゃんか。
8月に入って、平均気温は平年を上回ってるらしいんですが(最高気温の平均は2℃くらい低い)、日照時間は平年の4分の1ぐらいなんだそうです。泳ぎに行く気がしないどころか、出歩く気もしないですもん。
世界一長い物理実験 (“The Pitch Drop Experiment”)
これが本当に世界一なのかはともかく、世の中には 色んなことを考える方が いらっしゃるもんです。
pitch というのは タールや原油を蒸留した後に残る物質で、屋根の防水だとか道路の舗装だとかに用いられます。基本的には粘性物質なんですが、室温では 金槌で叩いたら粉々になっちゃうような硬いものになるそうです。
ところが、その室温下のピッチは、実は完全な固体にはなっていないのです。
1927年、オーストラリア・クインズランド大学の物理学教授 Thomas Parnell さんが実験を始めたのでした。暖めて液状にしたピッチを、出口の管を塞いだ漏斗に流し込み、室温で冷やして固めました(※ここまでで3年かかっている)。そして管を切り落として出口を開けると、ピッチは ゆっくりと下に流れ始めました。これが滴として下に落ちるのを観察して行こうというわけです。
しかし、水の1000億倍と言われる粘度を持つ物質のこと、簡単に滴り落ちはしません。漏斗の管の端に滴として溜まるのに時間がかかる上、水と違って 相当 大きな塊にならないと下に落ちません。70年以上たって 落ちた滴はたったの8つだそうです。
(以上は ウェブサイトの記述や写真から僕が読み取った概略でした。従いまして、どこかに間違いがあるかも知れません)
紹介したサイトでは映像も見られますが、これほど緊張感のないライブ映像は初めてです。これまで、滴が落ちた瞬間を見た人は一人も居ないとのことで、次の滴はWWWを通じた目撃者が出るか。
現在の担当教授は、あと100年は実験を続けたいと仰っています。この実験から何が分かるのか、素人の僕などには想像もつきませんが、何でもないような実験から ビックリするような考察を導き出すのが 大学の研究者の皆さんです。この実験からも、色々な事実が分かるのでしょう。
あれ、今日、日曜でしたっけか。
今日は「世界の車窓から」。
聞き覚えのある女性ボーカルは Mecano の “Tu” ではないですか(この番組は曲名もアーティスト名も出るんですが)。こんなのが使われるとは思わなかった。
こちらも微妙に8月14日の記述を訂正してみたりして。
最近のスッキリしない天気の憂さを晴らしたくて、(今日もあんまりいい天気じゃないんですけど)久し振りにドライブらしいドライブに出掛けました。
秋田市から北へ向かって、藤里町から「二ツ井西目屋線」に入り、青森県に抜けました。
この道は、去年の6月ごろに走ろうと思って行ったら「冬季通行止め」中で引き返させられた経験があります。今日は規制は何も無く、通して走ることが出来ました。狭い未舗装路が続いたと思ったら、県境付近で いきなり きっちり舗装された2車線道路が出てきたりして、ワケ分かりません。
西目屋に着いたら、進路を西(海の方角)にとり、「岩崎西目屋弘前線」を ずーっと走って行きました。また舗装されてない山道です。ところが、けっこう観光客の乗り物が走ってるもんで、他県ナンバーの乗用車は勿論、バイクや自転車の方までいました。極め付けは「白神ライン体験」とか銘打った観光用のバス。街中を普通に走ってる大きさのバスが、でこぼこグネグネの砂利道を えっちらおっちら走ってます。大変です。
岩崎村の海岸に出たら、また北へ向かい、鰺ヶ沢から内陸に切れ込んで、一気に弘前を通り過ぎ、黒石を通って十和田湖に出て、そこから大館・上小阿仁・五城目経由で帰ってきました。
晴れてれば、もっと山々の緑も鮮やかだったろうに。ま、仕方なし。
今日の一言
あんた、あの霧の中で その でっかいフォグランプ点けなくて、いつ点けるのさ。
(結局、飾り物でしかないんだな、ああいう人にとっちゃ。でもね、霧でもないのに 夜 ヘッドライトと一緒に点けるのって、不必要に眩しくて迷惑なんですよ、分かります?)
今日も曇りから雨模様。
夜になったら涼しくって。街路樹の葉は落ち始めてるんですよ。もう秋が。
だいたいですね、あるはずの道が無くなっちゃってるんですもん。あんな山、仕事じゃなきゃ 絶対 登らないって。
同行者と あっち行き こっち行き してる間、なるほど、人はこうやって遭難していくのかと 納得しました。2km足らずに2時間あまり。おそろし。
午後、とつぜん職場に電話。
「○○不動産(アパートの管理会社)のミウラと申しますが」
「はい、いつもどうも」
「お仕事中のところ申し訳ありませんが」
「いえいえ」
「今、家で洗濯機つかってらっしゃったりしませんか?」
「え?」
話を聞くと、アパートの一階で水漏れが起こっていて、2階の住人に片端から連絡を取っているとのこと。僕は無実です。
築5年で もうガタが来たか。
生活が煮詰まっていると実感する、
コンビニで米を買ったとき。
最近移転されたyaboratoryさんですが、ほとんどブラウザーの初期設定のような表示スタイルに変えたのかなと思っていたら……
やられました。Mozillaの融通の利かないファイル読み込みの所為で、スタイルシートが全く反映されてませんでした。*.css のファイルが “text/plain” で送られてきてるもんで、頭の固いMozillaは それをスタイルシートとして扱ってくれないのでした。
Operaは初期状態では「MIMEタイプが信頼できない時は拡張子で判断する」というモードで動いています。現状では、これが賢いやり方なのかなと思います。おそらくMSIEも同じような作りになってるんでしょう。この両者ではきちんと表示されます。
ま、仕様や規格にガチガチに従うアプリケーションも、一つぐらいは無いと困るんでしょうが。
何日か羽伸ばしをしてきました。相手して下さった皆さん、どうもありがとうございます。
そんな中、せっかく大都会・東京へ行ったので、見て来た映画の話。
“The Dish”
1961年7月21日、アポロ11号の乗組員の2人が初めて月に降り立った時、映像がテレビで全世界に向けて生中継されました。その月面からの電波を地球で受信していた設備は、アメリカではなくオーストラリアにありました。
New South Wales 州の Parkes という小さな町の そのまた外れ。周りは牧場で 羊しか居ないような所に電波天文台の大きなパラボラアンテナがあり、宇宙からの電波を捕まえられるようになっています。アポロ11号が飛んでいる時には、その受信設備が活躍したのでした。小さな町は「大変な栄誉だ」とばかりに大騒ぎ。オーストラリアの首相が来るとかアメリカの大使が来るとかで、誰も彼も浮き足立っていました。
そんな中、受信設備に詰める技術者たちは、地味な任務をこなしていきます。時に障害に見舞われながらも、着実に。
自分が日陰の仕事をしているからか、見向きもされない場所で機械相手に働いている技術者の人々の姿が 身につまされて仕方ありませんでした。いよいよ着陸当日になっての突然の強風など、話を作り過ぎなんじゃないかと思われる向きもありましょうが、おそらく本当のことだと思います。僕には分かります。そういう時に限って 都合の悪いことが起こるもんなんです。見た目には何も起こってないように思われるんですけども。
最後に近いシーン、月から送られてくるテレビ映像が映った時に、涙が出そうになって困るような人間は、たぶん、僕ぐらいのもんでしょう。でも それだけ、彼らの姿と 為された仕事に感動したんです。宇宙飛行士の方々が立派なのは確かですが、誰も気にかけてくれない所で、こうやって仕事を続ける彼らのような人を、僕はカッコいいと思う。
邦題:「月のひつじ」(2000年・豪)
クリエイティブチーム:Working Dog
監督:Rob Sitch
脚本・製作:Santo Cilauro、Tom Gleisner、Jane Kennedy、Rob Sitch
出演:Sam Neill、Kevin Harrington、Tom Long ほか
久々に職場に出て行ったら、酒気帯びで高速道路を走っていて自損事故を起こした人が居るから 絶対に酒飲んで運転はするな、とかいう紙が机の上に載ってました。
巻き込まれた人が居なくて本当に良かったです。こんなのに巻き込まれて怪我したり命落としたりするのが 一番バカバカしいですもん。こういう時に名前を伏せたりするのが馴れ合いというやつですか。もっと しっかりケジメをつけさせた方がいいと思いますが。
どうせ最近になって始めたことじゃないんだろうけれど、結局、そういうことを起こしてみないと自分がどれだけ深刻な事をやっているかってのは分からないわけですね。なぜ「免許」が要るのかというのを、今一度、考え直してみねば。