徒歩・徒然

2002年11月上期


2002年11月1日(金)

冷たい雨が降っております。

しかし、帰り際には止んでたもので、職場に傘を置き忘れて帰って来ました。


早速 伝えた New York PostNewsday

しかし、 "He isn't like a lot of Japanese hitters, he crushes balls," a Matsui backer said. って……ホンマかいな。


徳光和夫という どっかのおっさんが、「巨人ファンとして、無念さ8割、期待2割」などと臆面も無く言っていました。しかも、本人を目の前にして。

なぜ5割にならない? 複雑な心境なのは理解できるが、なぜ そんなに偏った数字を示す? 仮に残留すると決心していたら、あんたは満足なのか? 読売巨人の名前に押し切られて夢を諦めた男のことを、来年以降も平気な顔して見ていられると言うのか? 自分勝手もいい加減にしてもらいたい。

あんたら、顔を洗って出直してから物を言って下さい。

そんな中、

珍しく まともなこと言ってるじゃないスか。意外と筋の通った談話を残す事も多いんだよな、この人。「おれの希望を言えば業務提携を結ぶヤンキースに行って一旗揚げてほしい」てのは余計だけど。

巨人ファンの皆さん。どうか、松井選手を暖かく送り出して下さい。無念さは5割までに押し留めて下さい。松井選手は、将来きっと、大きなものを持って日本に帰ってきます。抜けた穴ばかり見てないで、その未来を思い描きましょう。穴は、ちゃんと埋める人が どこかに居ます。探し出して育てて行きましょう。


2002年11月2日(土)

さて、傘を職場に置き忘れた私は、午前5時に起き、出勤すべく玄関を出ました。外からは、雨が降ってるような音が聞こえて来てます。こんな時に限って雨が降るんだよな、所詮、僕の間の悪さは そんなもんさ、とか思ってアパートの入り口へ……

……雪じゃん。

道路が白くなってやがります。あられみたいな、妙に丸い形がハッキリした白いのが、空から落ちています。なんてこった。


しかし、まだまだ6℃程度まで日中の気温が上がるので、午後になったら すっかり融けていました。

帰ってきて のんびりしていると、突然 電話のベルが。
夕方の時間帯なんかにウチに掛かってくる電話は、大した用件じゃないに決まってます。
「もしもし」
「あ、tajima様のお宅で……」
こないだ おでん作ってたときに掛けて来たやつだ。

僕の手は、反射的に動いて受話器を元の位置に戻していました。その反応の早さには自分でもビックリです。相手は、まだマル(句点)の位置まで言い終わっていませんでした。
いや、もう何か喋って断わるのがめんどくさくてですね。それなら お互いに何も言わないうちに切っちまう方が手っ取り早くていいだろうと。向こうも仕事でやってるのは分かるんですが、もう、丁寧に応対するのには疲れました。


で、もう一度掛かってくる前に買い物へ出ました。

普段 行ってるスーパーマーケットへ出掛けたのですが、玄関を出たところで ちょっと用事を思い付いて、少し遠回りの道順で店に向かいました。

帰り道。
ぼんやりしていた僕は、さっき歩いてきた道順を、正直に逆に辿って歩いて行きました。

……

あ。
今度はこっちを回って行く必要は無いんだった……

と気付いたのは、かなり歩いてからです。コース修正をしようにも、もう来すぎてしまいました。止むを得ず、そのまま遠回りをして帰って来ました。

なにやってんだろ。


2002年11月3日(日・祝)

数日前の話題ですが

サッカーの公式試合で149対0

この珍妙な事態が起こったのは マダガスカルのサッカーリーグです。
勿論、通常の状況で出てきた結果では ありません。AS AdemaStade Olympique l'Emyrne (SOE) の試合で、SOE側が審判の判定に抗議したかなんかで、監督の指示だったんでしょうか、次から次から自分の方のゴールにボールを蹴り入れていったのだとか。一線級の試合では世界記録と、地元のラジオ局は伝えているそうです。多分そうでしょうね。

SOEAdema の因縁とかは 僕は良く知りませんが(だいたい、マダガスカルのサッカーなんて全く知らない)、複雑な伏線があった上での出来事だと思います。ここ最近のマダガスカルの政情不安がサッカーにも反映されたましたか。

それにしてもご苦労だったのは、おんなじ所作を149回も繰り返したチームの皆さん。90分間、ずーっとやり続けてたんでしょうか。1分間に1.6回ちょっとの割です。試合が始まって 何か有ってから やり始めたのだとしたら、もっと多いか。


2002年11月4日(月・休)

巨人、優勝パレードの人手は40万人

広島が同じことやったら どれくらい来るだろうな……


2002年11月5日(火)

なんか、やたら寒いんですけど、どして?
午前0時の段階で2℃とか言ってますよ。


IGRいわて銀河鉄道株式会社
青い森鉄道株式会社

初めて知ったよ、こんな名前だって。
(しかし、高ぇ運賃だなや)


2002年11月6日(水)

県南内陸部の羽後町田代地区へ仕事でゴー。

秋田市で これだけ寒いんだから ひょっとして……と思っていたら案の定、すっかり雪景色でした。山は紅葉、田んぼは銀世界。異様だ。

まずは山登り。ランドクルーザー・プラドの本領発揮! のはずが、雪の山道に大苦戦となりました。
この時期に突然降って積もった雪(水分を含んで重たい)に耐え切れなかった樹木が沢山ありまして、折れて倒れて道を塞いだり、道の上に覆い被さったり。占めて3本を鋸で切断し、脇に退けました。
そしたら今度は、中腹付近で右後輪が道端の溝にはまりました。どうやっても運転では脱出不能。やむなくウインチを発動し、そばの松の木のおかげで 何とか抜け出しました。
しばらく登ったところで、ほんのちょっとハンドル捌きを誤りました。アクセルを吹かすと後輪が崖側に滑って立ち直せない状況に陥り、再びウインチ登場。またもや、ほうほうの体で脱出です。

どうにかこうにか頂上に到達。山の上の作業班を降ろして、僕等は いったん下山します。
下って行く途中、さっきは無かったはずの木が一本、倒れて道を塞いでいました。また鋸。今度のは少々長い木で、二人でもって苦労して道端に放り投げました。4本目です。

山の上の作業と連携して、下でも仕事をします。しかし、何せ寒い。おまけに途中で 雨だか みぞれだかも降ってくるし。

昼になって、近くの食堂に昼食に入りました。とにかく暖かい物が食べたい。反射的にラーメンを注文しました。しばらくして出て来ました。さあ食うぞ、と意気込んだのは良いものの、なんと言うことか、手が かじかんでて 箸が上手く使えません。しまったー。カレーとかチャーハンにしとけば良かったー。

苦労した昼食を終え、寒さに震えながら午後の仕事も終えました。再び山の上へ作業班を迎えに行き、帰路につきました。プラドは燃料をタンクの半分消費し、フェンダーミラーが破損していました。
僕個人は、長靴忘れて行ったり手袋忘れて行ったりで、散々でした。甘く見すぎていたね。でも、地元の人も「この時期に こんなに積もるなんて思ってなかった」って言ってたから、これは天道様が悪いんだ。僕の所為じゃないぞ。


帰ろうとしたら……
「呑みに行きませんか?」

冗談じゃねー。帰って寝かせろ。
(てなワケで帰ってきて これ書いてます)

(ちなみに明日も山登りの予定です。今度は車では登れない所)


2002年11月7日(木)

予定通り山登りを実施。
今日は比較的天気が良く、あまり苦労しませんでした。

ただ、このところの悪天候の後遺症で 足元がグジャグジャになっており、泥に長靴が食い込んでしまうことが何度も。


内容は大した事じゃないのに 専門用語がやたらに並んだりして だらだら長くなっちゃったので 別のページにします。

<HTML>lang="ja" を書くのを やめました

いい加減な文章ですし 取り立てて面白い話でもないので、飛ばして貰っても構わないと思います。


2002年11月8日(金)

コルトというクルマの広告を見ると、どうしても最初に

まじめ
まじめ
まじめ

の右端を縦に「めめめ」と読んでしまって訳が分からなくなります。


2002年11月9日(土)

寒いー。もうじき氷点下だー。
雪だー。今日は積もってるー。

東京の人たちは面白がってニュースにしてんじゃないかと疑いたくなります。


日本一のチームが 一方的に蹴散らされました

ま、なんだかんだ言って、すげぇ選手ばっかり寄せ集まってますからね。通常の布陣のチームが手出し出来るほど甘くないですって。なんで巨人だけ一チームで挑む試合が企画されたのやら。観衆5万5000 はウソだー! 恥をかかすなー!)

そんなわけで、雪と寒さから逃げ出して……ってことじゃないんですが、明日、東京ドームに行ってきます。広島から出るのは小山田だけですけど。


2002年11月11日(月)

帰ってきたら秋田市内だけ雪が消えてました。

でも相変わらず、雷が鳴ったりしてます。
……ありゃ、まずい、瞬停した。ADSLモデムの接続が切れました。もう今日はパソコン落とそう。


昨日の野球。
前日の試合と全く逆の得点になるかと思いきや、7点差の余裕の状況で出てきた小山田君がポカポカ打たれて3点取られてしまいました。どべから2番目のチームの抑えってのを、こんなとこで出さなくても。

僕の一番のハイライトは David Eckstein と 小山田保裕 の対決だったんですが、フォアボール……一番のハイライトが一番の締まらない結果に。ま、“WALK” にも関わらず一塁へ一所懸命走ってく あの姿を見られたので良しとしましょう。


ずいぶん久し振りに東京ドームに入りましたが、だいぶ薄汚れた球場になりましたね。屋根の色がくすんできたのは、ボールが見やすくなっていいと思いますけど。何となく球場全体が暗い気がしたんですが、気のせいかなぁ。
(そう言えば “BIG EGG” なんて愛称が付いてましたっけか。忘れてた)
人工芝 張り替えたのって今年の初めでしたよね。もう何年も使ってるみたいな見た目ですよ。ちゃんとメンテナンスしてますか?

こんな球場でメジャーリーグのレギュラーシーズン開幕戦なんか 恒常的に開催して 良いものでしょうか。神戸でやれば? 雨が怖くてダメ? じゃ、この際だから東京ドームを改築しましょうよ。屋根はボールが当たらないような高さにして、ついでに開いたり閉まったりできるようにする。どうせならグラウンドは本物の芝生に張り替えちゃう。芝生を扱う その道のエキスパートを 呼んできて、一年通じて ちゃんと面倒を見る体制を整えて。コンサートかなんかするときは、上に防御用のフタでもすれば いいんじゃないですか。天下の巨人のホームグラウンドなんだから、そのくらい不可能では無いはず。


2002年11月12日(火)

そしたら、朝6時過ぎに停電しました。時間にして20秒ぐらい。
職場でも何かあったろうなと思っていたら しばらくして電話がありまして、緊急出向と相成りました(結局、どこも何も壊れてなかったのが辛いところ。何だったのや)。

午後。
「どうしたの、無精ひげなんか伸ばしちゃって」
「……風呂入って剃ろうと思ってたら電話が掛かって来たんですよ!」


イギリスで今年第3四半期のアルバムセールスが微増(英国レコード協会)

いい傾向です。

でも僕なんか、店に行って 棚に並んでるCDを あれこれ引っ張り出して 見て選んで 買って来るのが楽しいですけどね。で、帰ってきて家の棚に並べるのが、また楽し。そこから好きな時に出して聴けるのが良いじゃないですか。借りたり焼いたりってのに、どうも興味が持てない。


ポップアップ広告がウザい方は、Netscape(あるいは MozillaPhoenixMacintosh だったら Chimera ?)に乗り換えですよ。いい機会だ。JavaScript の設定で “Open unrequested windows” のチェックを外すだけ。簡単、簡単。ん? Netscape/7.0 では まだサポートされてなかったっけ?

などと広告するのも、MSIEでしか まともに見られないページってのが多くて参ってるからで。
例えば最近赤字を出したコーヒーの店とか(秋田には無いけど)。弱者切り捨てはイカン。


2002年11月13日(水)

ガスレンジ周りが かなり汚いということに 今さら気付く。


このところ毎日のように仕事でタクシーに乗っています。
一日に4回利用 という破天荒も やりました。しかも、流しのクルマを捕まえるのではなく、全て電話を掛けて迎えに来てもらうという贅沢です。日常生活では絶対にしないな。あんな距離は自転車の範疇だし。

今日、初めて女性の運転手さんに当たりました。
あれこれ話しているうち、向こうは すっかり秋田弁の口調に(僕でも聞き取れる程度の)。
しかし 最後、降りる僕に挨拶をする時に 一瞬で東京弁の口調に戻るところなんぞ、さすがとしか言いようがありません。さすがバイリンガル。


ついでだから とか言って、流しの掃除まで始めたもんだから、台所が すっかり洗剤臭くなってしまいました。あっちこっちのステンレスに落ちきらない汚れがあります。5年も住んでんだから。勘弁しろよ。

ちなみに洗剤は Simple Green。僕って 絶対 簡単に引っ掛かるタイプだよな。


2002年11月14日(木)

樹が倒れて停電発生(ホントです)。

凄い雪。
何だかんだと重なって、夜遅くまで帰れませんでした。

ああ……
タイヤを変えなきゃいかんのだろか。


2002年11月15日(金)

本荘市、由利町、象潟町と、3市町にハシゴ出向。とにかく あっちこっちで異常だらけなの。

本荘・由利ではドカ雪に大当たり。例によって山道は倒れた樹で大変でした。由利町の山の中では 新雪にクルマがスタックし、またまたウインチ発動。近くに手頃な立ち木がなく、高さ1mほどの切り株が唯一の手掛かり・右後輪のすぐ外は崖という、まさにギリギリの状況です。その先に進むのは断念して、大雪の中を歩いて進みました。
(今考えたら、我々が雪中行軍をしていた時が 一番たくさん降っていた時のような気が)

しかし、県南西端の象潟町では 殆ど雪が残っていませんでした。空からは雨が降ってきます。どうして こんなに違うのかしら。

帰ってきて今日の報告書だのなんだのを整理していたら、すっかり遅くなってしまいました。金曜夜。飲んでいい気分になった人たちや手を組んで歩く二人連れが街に繰り出す中、単に職場を出て帰宅するだけの私。何が悲しゅうて……


ジェダイの図書館は実在した?

“Star Wars: Episode 2” の劇中に登場する図書館が、アイルランドはダブリンの Trinity College 内の図書館の建物に酷似しているというハナシです。

なるほど、写真を見ると 見事にそっくりです。他に似ている建物があるのでない限り、劇中の物のモデルであると推測するのが一番自然でしょう。建物の建立は18世紀。歴史だ。

この件は、いま流行りの訴訟問題とは無縁のようで、図書館管理者の人は、昔から数々の著名人に利用されてきた図書館が ジェダイの騎士にも使われるとは 光栄なこと、と面白がっているそうです(ロイター通信の記事)。図書館を建てた建築家に対する借りに言及するのが妥当では、とのこと。

映画関係者が何らかの反応を見せてくれるのを期待している、とか。ぜひ何か言ってあげて下さい、ルーカスさん。愉快な話じゃないですか。

……しかし、この話題を最初に読んだ時、あの映画で図書館なんか出てきたっけ と思い出すのに苦労した僕は、今度もDVDを買おうかと思ったりしています。


小泉純一郎さんという人は 事あるごとに「民間に出来る事は民間にやらせる」と言うのが癖のようになってますが、道路建設とか郵便事業なんて民間に出来るわけないと思うのは、僕の考え方が旧態依然すぎるのでしょうか。

そういうものについて 採算性がどうしたとかいう議論が始まること自体、なんかおかしいと思ってしまう。田舎もんだからかな。


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written by tardy@k.email.ne.jp