茨城県は袋田の滝へ行ってきました。
現地に着いたのが朝の8時。観光客は 他に誰も居ませんでした。適当に車を停めて、勝手にトンネルを抜けて、勝手に歩き回ってきました。トンネルを通る時、普段なら300円だかのおカネが要るようなのですが、切符売ってる小屋みたいなのは閉まってるし、誰も居ないし、何も言われなかったし、払わずにきました。もし いけないようだったら、言って下さい。支払います。(どうやって?)
滝は、どうも、水量が乏しいように見えました。これは、季節によって変わってくるのでしょうか。もう一度、違う季節に行ってみたいと思っています。
帰り、取手の辺りを通っている時に、雪が降ってきました。僕は、「あー。雪だ……」と、何事も無かったように運転していました。が、良く考えてみると、この辺の人たちにとって、フロントガラスの向こうに雪が見えるってのは珍しい光景なのじゃなかろうかと思いました。
「水加減を 少ない方に間違えた ご飯」てのが、あんなにも不味いものだとは初めて知った。堅いとか芯があるとか、そういう段階の話まで行かないんですよ。もう、それ以前の問題。
もったいなくて捨てるわけにも行かんし、かと言って 口に入れると大変な味がするし。ふりかけも海苔も納豆も 打つ手なし。
いや、それよりも以前に、何故お前は炊飯器で水加減を間違えるんだ、という根本的な疑問が。ボンヤリしてたんですかね……
忙しくは無いんですけど、時間を取られて大変です。
というわけで、赤坂の40階のビルの屋上で2日に渡って仕事してきました。
そこは 当然 電話も無いし、今の職場では無線機も無いし、というわけで携帯電話を持ってったのですが、これが大誤算でした。東京のド真ん中なのに、ことごとく圏外。そう言えば、携帯電話の電波は 上の方には あんまり出していないとか何とか、そんな話を聞いたことがあるような気も。とにかく、「3本立つか圏外か」という状況で、柵も無い屋上を あっちに行ったりこっちに行ったり、使える場所を探して歩く羽目に。しまいには諦めて、「以後の連絡はナシにして、適当にやります」と、いい加減な解決法(?)に落ち着きました。まあ、それで何とかなったから 良かったよ。
都会の思わぬ落とし穴。
米マクドナルド: 「特大」メニュー年内廃止 健康アピールか (毎日新聞 / 共同通信)
あの、アホみたいに大きいコークとか、無くなっちゃうのは寂しいですね。これからは、アホみたいに大きいサラダを期待しています。
マクドナルドの食事だけで1カ月過ごして健康が悪化したという映画制作者のドキュメンタリー映画「スーパーサイズ・ミー」も近く公開される予定という。
それは、マクドナルドが悪いんじゃなくて、そんな生活をした人が悪いんだと思います。
001国際モバイルトークとかいうサービスの勧誘のダイレクトメールが届いたのが昨日。
そして今日、ご丁寧に電話が掛かってきました。
国際電話なんか掛ける用事が無いと断わっても良かったのですが、それだと、いつかは用事があるかもという感じで 付け入る隙を与えてしまいそうです。そこで……「私は『喋れる携帯電話』を持っておりません」 一発で撃退成功。初めて、携帯電話を持ってなくて良かった と思いました。
でも、国際電話なんか掛ける用事 無いよな。
夜勤があけて帰ってきて、夜まで寝倒して買い物に出る。
あ、卵忘れた。
秩父宮ラグビー場に出かけて、日本選手権の準々決勝を観戦してきました。
今日は冷えると 天気予報で聞いてはいたんですが……雪 降りましたよ、途中で。寒くて凍えそうでした。
1000円の自由席だったのですが、観客席が狭いおかげで そんなに変な場所に座る羽目にはならず、落ち着いて試合が見られました。それで 2試合観たので、かなり お得なスポーツ観戦でした。
みなさん、ラグビーは面白いですよ。切符も安いから、是非 観に行って下さい。(と言いつつ、今日 出てきた選手なんて、ほとんど知らないけど)
ウチの近所の道を歩いていたら、前から、幼稚園くらいの女の子が お母さんに手を引かれて やってきました。その子が口ずさんで唄うことに……
♪だよーん、だよーん、そんなもんだよーん……
なんで あんな子が「おそ松くん音頭」なんか知ってるんだ。
映画 “Seabiscuit” を観てきました。
観終わって、とても良い気分になりました。とにかくエピソードが満載の話で、これだけテンポ良く進めても2時間半かかってしまうのです。その中で、皆が誠に生きていて、自分の力を真っ直ぐに出して行く姿が、輝いていました。
無難な話が敬遠されがちな昨今では、なかなか受け入れられない作品なのかも知れませんが、僕は 可笑しいほど素直に感動したのでした。
定期があるのに 切符 買っちまいました。あほたれー。
定時で上がっても既に遅いわけなんですが、それに加えて ちょっと残業となってしまった後に どこかに飲みに出かけようとかいう気になれるのが、僕は すごい と思います。みんなタフですね。
パルコ: 子会社をタワーレコードに売却 (毎日新聞)
要するに “WAVE” です。
僕は、六本木の店が無くなってからというもの、ぱったりとWAVEに行くことが無くなってしまいました。あそこの店は、TOWER RECORDS などと比べると 一風 変わった品揃えをしていて(※僕が好んで買う種類の音楽の話ですが)、行くたびに掘り出し物が見付かるので 大好きでした。お店が無くなるという話を聞いた時は、独りで悔しがっていたものです。そして今度は、会社自体が無くなって行くのですね。今の世の中の流れとは言え、変われば変わるものだと感じています。
AFN Tokyo では、平日の午後に “Traffic Jams” というワイド番組(?)をやってるんですが、渋滞にハマり込んだ車の中で聴いてると、とても皮肉な気持ちになります。DJが番組タイトルを言うたびに、自分らの事を言われてるような気がする。
なんで、こんなタイトルを付けたんでしょう?
なぜか手元に文藝春秋の3月号があります。もう4月号出てますけど。何だかんだ言って、読んでみようかなとか思ったのだ。
で、ページを繰って行くと、『蛇〜』の方が先に載っていました。別に どっちが先でも良かったのですが、先に出てきたので そっちを読み始めました。しかし、2ページぐらい進んだところで舌がムズムズしてきて進めなくなりました。ダメだ、ギブアップ。ちょっと、ひとまず『蹴りたい〜』の方に行くことにします。
自分では意外なんですが、話自体は、奇妙に面白かったです。ヘンですけど。単純な 女と男の話に留まらない、不思議な存在感がありました。さすが、芥川賞は ダテでは無かった。
ただ、並んでいる言葉を細かく見ると、やはり冷めてる。冷めすぎてる。2ヶ月ほど前に 本人をテレビで チラッと見て、世の中のこと、ひと、ものの全てに冷めてらっしゃるように感じました
と僕は書きましたが、実際に作品を読んで、ますます その感想を強めてしまいました。何に対しても冷めてる。そして、冷めた上に塗り付けられる 不満。風景を描く時、服装を描く時、自分を描く時、必ず どこかに不満を見付けてる(ような気がする)。そうしなければ気が済まないみたいに。この前 通った時は「気づかなかった」のに、わざわざ不満のタネを見付けたりしている。全て自分の内で完結させて、外には出さないけれど。作品は、一人称、つまり「私」の視点で語られる形式です。その やり方を取った場合、書いている本人の人格を完全に締め出すのは難しい。それには、かなりの演技力を要します。この作品の「私」にも、作者本人のことが 多かれ少なかれ反映されてると思うんです。テレビで ちらりと見た、冷たい笑顔(少なくとも、僕は そう感じた)。あの奥で、見るもの聴くものに、片端から不満を見付けてるんじゃなかろうか。ひょっとしたら、今回のこの賞すら 不満なのかも知れない。まして、群がってくるマスコミの人間たちなぞ、反吐が出そうに思ってたんじゃないか。当人は、何にも言わないけれど。
単なるお節介に過ぎませんが、心配になってしまうんです。僕は、見たいもの、聴きたいもの、行きたいところ、まだまだ あるんですが、この人、なんか、そんな感じが全然しない。ただ、世の中の全てに冷たい目をしながら、自分の中で言葉を紡ぎながら、息をしているだけ、のように感じる。「感動」という言葉と無縁の人のように感じる。それで良いのか? いや、単なる想像に過ぎませんが。
だって、
長く生きる意味ってあるのかと思ってしまう。
これが心の中から出てきた本音なのだとしたら、淋しい話じゃありませんか。
『蛇〜』の方は……どうするか分かりません。最後まで読み通すには、ちょっと、準備運動のような物が必要かも。うわぁ、ダメだ。また舌がムズムズしてきた。
歩道を歩いていたら、向こうから来た女の人が、車道に 半分 はみ出すような格好で こっちに道を譲ってくれました。僕の横幅って、そんなに大きく見えるのかなぁ。ちょっとショック。
映画 「水の女」 (2002年・日)
江夏豊が出演してるって、どういうことなんだ!? というのが見てみた動機なのです。決してUAの はだか が見たかったわけではない。第一、そんなシーンがあるなんて知らなかったし。
お風呂屋さんの娘、涼は、水を呼ぶ女性。父親と婚約者を同じ時期に失い、風呂屋の面倒を見ざるを得なくなります。
火と水、夜と昼、町と森、そして、男と女。映像と音の織り成す 流れるような世界に、どっぷりと漬かりました。綺麗、優美、鮮烈、そして、残酷。分かり難い話ではない(と思う)けれど、何気ない日本の風景の斬新な切り取り方や、奇妙な時間の進み方は、人を選ぶかも知れません。
脚本・編集・監督:杉森秀則
プロデューサー:甲斐真樹 根岸洋之
音楽:菅野よう子
出演:UA、浅野忠信、HIKARU ほか
とりあえず、これで UA という女性が、いっそう 掴み辛くなった。不思議な人。
江夏投手は、ほとんど台詞の無い親父の役でした。上手い使い方だなと思った。