徒歩・徒然

2004年8月上期


2004年8月1日(日)

結局、夜の間は それなりに気温が下がったので、なんとか眠れました。朝日がクルマの中に射し込んできて体を照らし、暑くなって起きるという目覚まし。

尾花沢でスイカを買いつつ、山形蔵王から高速に乗っちゃいました。あとは帰るだけだから いいや と思って。今年のスイカは出来が良い代わりに、市場での価格が高騰しているようです(それなりの大きさのヤツが 1個1500円でした)。

首都高速は怖い。

今回の旅程中に、我が愛車の総走行距離が 40000kmを超えました。地球2周目に突入です。


Red Sox deal Garciaparra to Cubs
Yankees to sign Olerud (MLB.com)

は?
これはオドロキ。新しいチームでも頑張って下さい。


2004年8月2日(月)

ヤバイ。Bow man 面白いです。仕事に遅れる。


当サイトで 昔 取り上げた(当日は、最初、違う話題が書いてありますので、下の方を お読み下さい) Alaitz eta Maider のことを、ヨワイさんが紹介なさっています。

そろそろ世の中に認知されても良いんでないか。


2004年8月3日(火)

どうも、僕だけじゃなく、職場全体が“テンパッて”いるような気がしてきました。あまりに忙し過ぎて。

今日も、夜勤明けだというのに、なぜか整えられていなかった明日の作業の段取りを 急遽 何とかしなければいけなくなって、昼過ぎまで残業していました(最終的には、「もう 後は いいから、帰んなさい」という上司に救われた)。でも僕は、担当の人を責める気には なれません。これだけ作業が輻輳し 個々人への負荷が多くなってくると、どっかに抜けがあっても責められません。むしろ、抜けが前日に発見されたから まだ良かったくらいなのです。(だから、おまえの会社は甘いんだ、とか言われるかも知れませんが)

単に人を減らすだけでは、どこかに不自然なシワ寄せが来て、結局、業務が円滑に進まなくなります。現場の知恵と工夫だけでは限界が……(弱音、弱音)


2004年8月4日(水)

結局、午前様だキャー。

ウチの職場の法則……
完璧に段取りを整えていると、機械に裏切られる。

僕だけか。


イノミスのINOさんに お祝いの言葉を書こうかと思って、いや待てよ、これは もしかしたら、あの方 一流のギャグなんじゃあるまいか、とか 色々 考えてしまって 書きそびれました。

リンクのページのコメントを変えておきますので。


2004年8月5日(木)

IOC member 'selling votes' (BBC Sport)

僕は、オリンピックは 単純に楽しんで見るのが常で、その裏に蠢くクスリやカネの問題は、無ければ無い方が 単純で良いと思っています。

世界の国々の人が集まって一つのイベントをこなす、というのは 別に悪いことでもないと思うのですが、こういうヘンな所から「オリンピックは要らない」とかいう議論が巻き起こるのは 寂しい気がします。


中国:サッカー・アジアカップの決勝戦に関連したご注意 (外務省)

特に8月7日の夜に中国に滞在される方(旅行者及び在留邦人の方々を含む)は、不測の事態に巻き込まれないよう、次の点を含め十分ご注意ください。
重要事項
・テレビなどの報道に十分注意する。
・広場など大勢の人が集まるような場所に近寄らない。
・興味本位で群衆に近づかない。
・目立つ服装や日本代表のレプリカユニホーム等シンボル的な物の装着は試合会場以外ではなるべく避ける。

なんだか おかしな事に なっちゃってますね。「テロに警戒して下さい」と変わらない書き方じゃないですか。

サッカーの国際試合というのは、形を変えた戦争なのだと つくづく感じます。


広3−4神(5日) 阪神が逃げ切り (共同通信)
反撃淡泊 50敗 (中国新聞)

……もう、カープかマリナーズか、っちゅうくらい弱いですな。


2004年8月6日(金)

浦和の試合は中止 (スポーツニッポン新聞 / 共同通信)

EnglandManchesterOld Trafford にて、浦和レッドダイヤモンズ 対 Manchester United の試合が予定されていたのですが、雷が落ちてくる危険があるとかで、試合が中止になりました。

実は、anishiji氏が現地へ乗り込んでいるのですが、とんでもないことになってしまいました。何と言葉をかけて良いか分かりません。

せめて、異国の空気を満喫してきて頂きたいと思います。ま、ちょっと経ったら 笑い話になりますよ。

Bad Weather Forces Premature End To Cup (ManUtd.com)

↑向こうの記事で僕が見付けられたのは これくらい。


宮城球場建て替え9割「必要」 100人アンケート (河北新報)

建て直しが必要なことに依存は ありません。
しかし……

建て替える場合に希望する球場の形式は「ドーム型」が55人と過半数を占め、「屋外の天然芝」が27人、「屋外の人工芝」が6人と続いた。

僕の見解を言わせて貰えば、「天候に左右されず競技が出来る」以外のメリットは、ドーム球場には何一つありません。それが 一番 重要であるなら 文句はありませんが、野球という競技は 球場の天候まで含めて 試合の要素となっているものではないのでしょうか。

建て替えの参考にしたい球場では、日本ハムとJリーグ2部の札幌が共用する札幌ドーム、東京ドームがともに13人でトップ。福岡ドーム7人、西武ドーム5人と続き、ドーム球場が上位を占めた。屋外型のヤフーBBスタジアムと答えた人も5人あった。開閉式の屋根付きで天然芝のセーフコ・フィールド(米大リーグのシアトル・マリナーズの本拠地)も3人が推した。

札幌ドームは行ったことが無いので何とも言えませんが、東京ドームを参考に なんて言ってる人が いらっしゃるとは……。
打球は見辛い、空調は力不足、音響はヒドい、前に柱が立っていてグラウンドが見渡せない席がある……。かねてから感情的に書いていますが、あんな球場は日本の恥です。あれを模した球場なぞを、これ以上 日本に増やしては なりません。繰り返しになりますが、「雨による中止が無い」以外の 利点は、あの球場には見当たりません。
そして、維持の問題があります。東京ドームは、あれだけ毎試合お客さんが入っている巨人のホームグラウンドでありながら、野球だけでは立ち行かなくて 他にも様々な催し物が行われています。仙台なんぞに そんな建造物を建てて、どうやって維持して行くのですか。

札幌ドームにしても、天然芝はサッカー場の時だけで、野球場は 堅いコンクリートの上に敷かれた 堅い人工芝。なぜ、それらの球場を参考にしたいと考える人が多いのか、理解に苦しみます。皆さんを アメリカの野球場に連れて行ってみたい。どういう風に考えが変わるか(あるいは変わらないか)。

今度のアテネオリンピックの野球場を見てもらえれば分かりますが、内外野総天然芝は 野球場の世界標準です。人工芝や 土が剥き出しの内野から抜け出せないのは、野球の盛んな国の中では 日本だけでしょう。松井稼頭央が New York Mets に入団する際、「芝の内野に慣れるのが大変ではないか」と言った議論が見られました。全くバカげた話だと思います。アマチュアの選手ならともかく、プロの世界で何年も内野手をやってきた選手が、世界標準である「芝の敷かれた内野」に慣れていないというのです。「アテネで金」とか「ワールドカップ開催を」とか言うなら、その辺りの環境を積極的に整えようとするのが筋でしょう。世界大会が もし実現するなら、その会場は 間違いなく 内外野総天然芝になります。その時に日本の選手が戸惑うようでは話になりませんし、日本で開催とかになった時に 東京ドームや札幌ドームで試合をすれば、日本以外の国の選手達が戸惑うことにも なりかねません。

近々 改修する予定の甲子園球場に、内野まで芝を敷いてもらうワケには行かないでしょうかね。


2004年8月9日(月)

甚だしく夜勤明けです。
イヤになったので、ちょいと散歩に出てきました。
― 標高1000m ―

箱根の大涌谷に行って帰ってきました。
あんなところに会社帰りに行く人なんて居ません?

でも、やたら暑い部屋で 唸りながら引っくり返っているより 余程 良かったと思います。


2004年8月10日(火)

10kmあまりをバスで移動して、たっぷり 1時間かかった。

「ベナン共和国」なんて、どこにあるんだ。

隠蔽し過ぎるのも良くないが、公表し過ぎるのも上手くない。

また 石鹸 買ってくるの忘れた。


今日は以上です。


2004年8月11日(水)

さあ、二連休だ!(※注:通常の週休二日)
というわけで、何を思ったか 神戸に来ております。

目的地は、Yahoo! BB スタジアム。(まったく……好きだな 僕も)
どうかすると、来年から ココで試合が行われなくなるんじゃないか、とか心配になって、衝動的に やって来ました。ただ、せっかく来たんだから 高いカネ払って良い席に座ればいいものを、フィールドシートが売り切れだったことにカチンと来て 外野席に行ってしまいました。この辺が ダメ人間。

試合の経過や結果については、もはや どうでもいいです。夏の爽やかな夜風の下、照明塔の明かりに映える鮮やかな緑の芝生を目にしながら、子供のようになって 周りの人たち・一夜限りの仲間たちと一緒に 贔屓のチームを 無邪気に応援する。野球という競技の性格にあわせるように、観客席の空気も ゆったり ノンビリと流れる。子供たちが はしゃぎ回る声がする。こんな野球場の素晴らしさを、何物にも変え難い風情を、偉い人たちは、屋根で覆い、プラスチックの偽物を植えつけ、挙句は 一番大事なチームまで 奪っていこうというのです。あの人たちは、観客席で野球を観たことが無いに違いない。そうとしか思えない。カネを儲けることは確かに大事。もしかしたら、他の何よりも大事かも知れない。でも、それが立ち行かなくなったからと言って、人の楽しみまで奪う権利が あるのか。もっと より良い手段を、皆の声に耳を傾けつつ、模索して行くべきではないのか。

日本一の素晴らしい野球場で(現時点では、僕は 疑いなく、この野球場を そう呼びます)、改めて 疑念が浮かんできてしまいました。今のままで本当に良いのか? 偉い人たちの言う通りにして、本当に良い方向に進んで行くのか?


明日は、せっかくなので、「夏の甲子園」に行ってみたいと思います。暑そう……


2004年8月12日(木)

初めて、甲子園球場で生の高校野球を観てきました。奇しくも、秋田商業の試合。カネを全く払わずに外野席で。

この試合、打撃戦……というよりは「投壊戦」と言った方が相応しい感じで、両チームとも 実に沢山ヒットを打ちました。合わせて29安打。

秋田商業は、良く追い上げたのですが、3回裏の5点が やっぱり重かった。
校歌を きちんと流してもらいたかった(←秋田の情景を並べているだけで、どこの学校の唄であるやら、まるで分からない。僕は好きです)。来年に期待しましょう。


サッカー嫌いを、小学生の頃から綿々と続く 下手糞によるトラウマの所為にしてきたけれど、それも確かに理由の一つなのかも知れないけれど、それよりも大きな理由が あるのではないか ということに 突然 思い至りました。

サッカーは、難しい。

「やる」のが技術的に難しいのは勿論。脚(足)だけで 何かを扱うなんてのは、土台、僕には無理な話。

そして、「みる」のも難しい。
サッカーにおいて、「戦術」がどうの と言われても僕には分からない。選手たちが入り乱れて走り回っているようにしか見えない。変な所にボールが行ってしまった時、戦術が拙かったのか 単に蹴り損なっただけなのか、区別が付かない。逆も然りで、鮮やかにシュートが決まった時も、戦術の結果なのか個人技の結果なのか、まるで分からない。
絶えず 目まぐるしく局面が変わり、攻撃していた方が あっと言う間に攻撃される方になったりして、頭が ついて行かない。瞬時に あれこれ解説が出来る人が いらっしゃいますが、人間ワザと思えません。どういう目の作りをしているのか。
そして、その難しくも目まぐるしい競技でありながら、試合時間が長い。前後半45分の合計90分。バスケットボール:10分×4ピリオド。アイスホッケー:20分×3ピリオド。アメリカンフットボール:15分×4クォーター。ラグビー:40分×2ハーフ……と並べてみると、試合時間の長さは ちょっとばかり抜けています。その長時間、あれだけの運動量を伴っている選手たちを目で追うのは、かなりの難しさです。

難しいことを敬遠している。要するに、そういうことだったのかも。


2004年8月13日(金)

きっちりネクタイを締めてスーツを着てる小父さんとか、長袖のカーディガンを着て自転車を走らせてる女性とか、みんな よく あんな恰好で外に出られるなぁと思います。

あんな出で立ちで歩き回ってたら、僕は間違いなくオーバーヒートしますよ。服の下に氷でも入れてらっしゃるんでしょうか。


2004年8月14日(土)

夜八時半に仕事を終え、埼玉は大宮に 寄り道して帰ってきました。時間の関係で花火は見れませんでしたし、行ったと思ったら お暇しなければいけませんでしたが、楽しいひと時を ありがとうございました。

戻ってきたら、目論見どおり終電車でした。


最近、いろんな大学が電車の中に広告を出しているのを見るのですが、どこもどこも、若い女性が一人で キャンパス内の何処か(屋外のことが多い)に佇んでいる、という写真であるのは どうしたわけなのか。

蓋を開けてみたら考えたことは皆同じ、なのか。そもそも、全部 同じ人が考えている、とか?


……それにしても、郵便ていうヤツぁ……


2004年8月15日(日)

真夏日連続記録中断万歳。

普通にしていて汗をかかないって、素晴らしい。


Italy 0 - 12 Japan (Baseball, Men)
Japan 6 - 0 Chinese Taipei (Softball, Women)

なんだか弱いものイジメみたいです。参加することに意義がある。


「なんちゃってリベラル」
「オープンな引き篭もり」

……昨日の夜の(ある意味 くだらない)会話の中で出てきた言葉なのですが。
端的に僕らのことを、良く表してる言葉かも知れないなぁ、と、一夜明けた今に思います。

ただし、いいことなのか、わるいことなのか、それが分からないのが 僕の いい加減なところ。

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