徒歩・徒然

2004年9月上期


2004年9月1日(水)

豆乳のパックの中で豆腐が出来ていました。

て言うか、文字通り 腐ってるのかも。勇気を出して食べてみる……とか?


秋田側の「白神市」命名に不快感 (東奥日報)

自民党県連幹事長を務める西郡選出の冨田重次郎県議は「白神山地のエリアは本県側が大きく、秋田側で名前を使うのはいかがなものか」と不快感を示し、自民党会派として県議会九月定例会の一般質問でこの問題を取り上げる構えだ。

なんで そんな、青森県とか秋田県とか こだわるんでしょうか。白神の森は誰のものでもないし、境界線なんて 地図の上にしか描いてないんだから、両方で仲良くやればいいじゃないですか。どっちにしろ、多くの人の手をかけて守って行かなければ いけないんです。

このまま行くと、ホントに境界線が なくなっちゃったりして。十和田湖みたいに。


Google ニュース 日本版 は、かなり役に立ちそうです。


2004年9月2日(木)

映画 „Lola Rennt“ (1998年・独)

公開されたときのポスターとか DVDのパッケージで 真っ赤な髪の女性が走っている写真を見て、なんか、単なるオフザケの作品かと思って 遠ざけていました。が、この間 たまたまテレビでやってたのを途中から観てみたら、意外と僕にハマりました。ま、オフザケと言えば それは そうなんですけど。

始まりは11時40分。12時までに10万マルクを用意しないと殺されると、マニからローラへ電話が入ります(麻薬か何かに関係しているらしい)。恋人を助けるため、アパートを飛び出し、走るローラ! と、まあ、筋の説明は これだけあれば足ります。ずっと街を走ってますから。
この話の特別なところは、筋が3つ用意されていること。ローラがアパートの階段を駆け下りる時に起こることの ちょっとした差から、その後の流れが大きく変わっていくというもの(なぜか そこが アニメーションで描かれている)。いい加減なように見えて、結構 芸の細かいところがあり、かなり楽しめました。さすが、ベルリンの街には ベンツが似合う。ただ、何回か繰り返して観ないと、なかなか全部が掴み切れないかなぁとは思います。

流れるテクノミュージックに身を任せる80分です。その手の音楽が苦手な方には、あらかじめ注意しておいた方が良いかもしれません。

始めから終わりまでドイツ語 という作品を あまり知らなかったのも、新鮮な感じがした一因か。

 邦題:「ラン・ローラ・ラン」
 監督・脚本:Tom Tykwer
 製作:Stefan Arndt
 撮影:Frank Griebe
 編集:Mathilde Bonnefoy
 音楽:Tom TykwerJohnny KlimekReinhold Heil
 出演:Franka PotenteMoritz BleibtreuHerbert Knaup ほか

映画は数ありますが、エンドクレジットが上から下へ流れる作品も珍しい。


2004年9月3日(金)

布団乾燥機が壊れました。

秋田の電器屋さんで叩き売られていたもので、最初から長く持つとは思っていなかったから それは良いのです。困ったのは処分の仕方。やっぱり粗大ゴミの扱いなんでしょうが、前にも書いた通り、粗大ゴミを出すのは何かと面倒くさい。こうなったら、同じ手を使ってしまいましょう。ドライバーとニッパーを持ち出し、部品の一つ一つに至るまでバラバラにして、燃えないゴミに出してしまいました。

いけなかったでしょうか。


タマゴ型のステープラー「たまほっち」を新発売 (コクヨ株式会社)

可愛い。
使って便利なのかどうかは 良く分かんないですけど。


2004年9月4日(土)

実家のパソコンを再セットアップ中です。なんとなれば、いわゆる C:ドライブの領域が (買ったときに)2GBしか確保されていなかったので、いっぱいになって にっちもさっちも 行かなくなったからです。残りが 1MBとかになって、Windows Update すら不能という状態。

fdiskを走らせたら途中で止まってしまって パーティションを区切ることが出来ず、仕方が無いから 40GBの全部を C: に割り当ててしまいました。

ネットワークの設定は ルータのおかげで ほとんど何もしなくて良かったのですが、手間が省けるのは それだけ。あとは まぁ 何だかんだと 細々と やることがあります(いつものことですけれど)

そんな夜勤明けの土曜日。外は大雨、吹きぬける風。


2004年9月5日(日)

「この店は もやしが高い!」

と母親が 一大事のように言うので見てみたら、一袋が35円でした。いったいウチの実家は 普段 どういう暮らしをしているのでしょうか。


「海岸からは離れて下さい」と言いいながら、その海岸で撮影された映像を流してたんじゃあ、それは ちょっと いけませんですよ。


2004年9月6日(月)

一家揃って 日帰りで軽井沢へ。
朝5時に東京を出て、軽井沢の町中を散策し、夜の8時に帰ってきました。

ついでに群馬県方面へも足を伸ばして、鬼押出し園から 今話題の(?)浅間山を眺めてきたのですが……
― 雲ではなくて噴煙なのです ―

雲が多くて、煙だか雲だか区別がつきませんでした。たぶん煙なんです。

教訓:
軽井沢は 日帰りで行く所じゃ ありません。(一家揃ってアホでした)


2004年9月7日(火)

台風18号は あんまり東京には関係ないと思ったのですが、それなりに強い風が吹いています。たまに、何の前触れも無く ひどい夕立が降ったり。

雨でなく 風の影響で 衛星放送の映りが悪くなることがあります。このアパートの アンテナの取り付け方が悪いのか。


「過去の遺物」になるフロッピー (ITmedia / AP)

ウチのパソコンは古いのでフロッピーディスクドライブは当然ついてますが、最近 店で売られている機種では、欲しい人は 後から買って付けて下さい となっているものが多いと思います。

要るか要らないかと訊かれれば、まあ、要らないでしょうねと答えることになるでしょう。1.44MBしか入らないものに入りきるデータというのも少なくなっていますから。

ジョージア工科大学の電気・コンピュータ工学教授スコット・ウィルズ氏。「フロッピーは喜んでさよならしたい技術だ。私はラベルを貼ったりしなかったので、ドライブに入れて中を見るまで、何のディスクか分からなかった」

僕も その気味がありました。ちゃんと書くときと書かないときがあって、何が入ってるのか分からないディスクが 家と職場に溢れたりしました。

DVDがフロッピーディスクと同じ道をたどるのも、そう遠い話ではないかもしれない。Microsoftのビル・ゲイツ会長は最近、DVDは10年以内に時代遅れになるとの予測を示した。

マジすか。


2004年9月8日(水)

どんなに急いでも夜の10時に帰ってくるのがやっとの社会人は、どうやって宅急便を受け取れば良いのでしょう。

朝早く持って来て頂けないもんでしょうかね。


相次ぐ天災に疲労にじむ 県や市町村の防災担当者ら (徳島新聞)
国宝左楽房が倒壊 厳島神社 (中国新聞)
リンゴ落果、農家に失望感/県内 (東奥日報)
北大ポプラ並木に打撃 観光にも影響 (北海道新聞)

日本列島 北から南まで ひどいもんです。
被害の一日も早い復旧を願います。

……と、こんなことを呑気に書いていられるのだから、東京は 別に なんともなかったのです。

Japan lashed by Typhoon Songda (BBC News)


ところで、「立ち上げる」という言い方に違和感を感じる方が多いそうです。頭が硬いなぁ、というのが僕の感想なのですけれど。


2004年9月9日(木)

Ichiro Chasing Hits-tory (SeattleMariners.com)

ついに公式サイトも遊び始めました。

イ
チ
ロ
ー

の最後の棒は縦にするんだと、誰か教えてあげて下さい。


2004年9月12日(日)

二日あきましたが、PHSの通じないところに行っていたためです。

富士山に登ってきました。

職場の仲間たちが「富士山に登ろう!」と言い出したので、ロクに登山に関する知識も無いのに、それに くっついて行ってきました。
金曜日の朝に東京を出て 河口湖側の五合目から登り始め、本八合の山小屋で一泊して、御来光を頂上から眺めようというスケジュールで出掛けました。何せ 初めての富士登山なもので、どんな装備をして行けば良いのかも分からず、適当に防寒着を持って出発します。
歩くことについては「俺に任せろ」てなモンなのですが、高度が上がるにつれて 軽い頭痛のようなものが出てきました(おそらく高山病の初期症状であったと思います。ただ、食欲(?)は ある)。また、空気が薄くなっている所為でしょう、普段なら何の問題も無いような坂道でも 妙に息が切れます。無理は禁物だと自分に言い聞かせ、深呼吸をしながら歩いていきました。

山小屋の寝台で雑魚寝をしている時も、時折 やけに動悸が早まって息が切れたような状態になり、何度か目が覚めたりしました。慣れない人間が適当に突っ込んで行くと怖いんだなぁと実感。

そして土曜日の朝は、みんなで 3時に起き出して頂上へ向かいました。最後の急勾配を何とか切り抜け、頂上の一角に辿り着き、東の空に目を凝らします。

― 御来光 ―
正確な時刻は良く分かんないのですが、5時半の少し前だと思います。今年の「9-11」は、ご来光とともに明けました。
一面の雲海は、初めて見る素晴らしい景色。頂上は、珍しいことに 風も殆ど吹いておらず、頭の上に青空が広がる最高の天気でした。火口の周りを一回りして、測候所のそばの最高地点なども 一応 見て(測候所に登る あの急勾配は辛い)。

下山は、いま思うと あっと言う間でした。だいぶ 膝に来ましたが。

帰りは箱根に一泊。
……みんな意外と元気だったのですが、さすがに 出て歩くことは 出来ませんでした。

ついに日本で一番高い所に立ったので、次は 日本で一番低い所を探しましょう。


2004年9月13日(月)

靴下を履かずに外出してみる。(←家を出るとき慌ててただけ)


それにしても、出来上がった写真を受け取りに行くだけで 2時間もかかるのです。この大都会では、だから みんな せかせかしてる。


2004年9月14日(火)

ウチの辺りに配達をしている新聞屋さんは、月に一度、古新聞を回収してくれて、その代わりにトイレットペーパーかポケットティッシュを置いていってくれるのですが、これが 気紛れのことが多くて困りものです。

古新聞は、袋にまとめて紐で括って、アパートの階段の下か 駐車場の入り口の道端に置いておきます。トラックでやってきた回収業者の人が、新聞を持っていって 紙を置いていく、という決まりなのです。
最初は、郵便受けに 紙を きちんと入れて行ってくれたのですが、そのうちに、トイレットペーパーなんかを そのまま道端や アパートの階段の下に 置いて行くようになりました(あれでは、ゴミと間違われます)。
一度、ポケットティッシュをくれと ちゃんと書いておいたのに、トイレットペーパーを残されていったことも あります。
そして今日は、とうとう、出しておいた新聞紙を無視されました。残業を終えて帰ってきたら、アパートの下に、朝 出したときのまんまで新聞が置いてあります。それを抱えて部屋に上がるときの空しさと言ったら……


ところで、このおかげで ウチでは トイレットペーパーをタダで手に入れていると母親に話したら、「いいなぁ〜」と心の底から羨ましがられました。いったいウチの実家は どういう暮らしをしているのでしょうか。


2004年9月15日(水)

Marlins, Expos to play in Chicago (MLB.com)

ハリケーンの影響で 本拠地フロリダでの試合開催が出来なくなりそうなマーリンズは、たまたま遠征でシカゴに来ていたのと、たまたまホームゲームが無くて空いていたのとで、Comiskey Park……もとい、US Cellular Field で試合を行いました。

観客は極端に少なかったようですが、こういう機転が素晴らしいと思います。


BA to axe 12 Heathrow flights a day (Reuters)
BA、今後3カ月でヒースロー空港発の約1000便を欠航へ (ロイター)

なんですか、そりゃ。

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written by tardy@k.email.ne.jp