気が付いたら2月でした。
そう言や、年賀葉書の抽選会って もうやったんでしたっけ?
右の方向指示器を出さずに路肩から発進してきたトラックと ぶつかりそうになりました。
いや、もしかしたら出したのかもしれませんが、僕が後ろ側の指示器のところを通り過ぎるまでは間違いなく“ハザード”の状態でしたから、出していたとしても、僕が車体の長さの半分くらいを走る間の非常に短い時間でしかなかったはず。しかも、右や後ろを全然確認しないで発進してきたことは明らかです。
それで僕に向かってキレられてもねぇ……
僕はテレパシー能力か何かを身に付けないといけないですか。
明日から ウチの職場は 一ヶ月間 一名減員となります。
なんと「海外出張」ってやつで、本人にとって良い経験になる ってのは まぁいいんですが、なんで この時期に。業務が輻輳してない月間は 他にいくらでもあったのに、どうして この忙しい時期に 貴重な人員を一名かっさらって行くんでしょう。
……と本気で腹を立ててるのが僕ぐらいしか居ないのが 昨日の飲み会で分かって愕然。やっぱり ココは日本なんだな。みんなモーレツサラリーマンだ。
おかげで これからしばらくは、週休一日・2週間で3回泊まり の体制が何度かあるかもしれません。
遊び過ぎたツケが回ってきたかな。
秩父宮に繰り出しました。マイクロソフトカップの決勝戦です。
東芝の残り5分の大逆転勝利!
……で、これから夜のお仕事なので、簡単すぎますが 今日はこれで終わります。
蒲田の近くの梅屋敷というところに行ったんですが、まだ梅が全然咲いていなくて、ちょっと拍子抜け。
それにしても鳩が多い。
掲示板(?)のSPAMを放ったらかしといたら、この2日間で230件を越えていました。
そんなわけで別のページを用意しましたので、トップページからのリンクは そちらへ貼り直しています。今度は いつまで餌食にならずに居られるかな。
宍道湖の写真でも撮って載せようと思っているのに 時間が取れません。
そんなわけで、水曜日の頭ぐらいから職場を抜け出して松江に来ています。また遊んでるのかと言われれば、まぁ、実質そうなので否定できません……
我が家族は、いろいろな事情が重なって、親戚筋との付き合いに時間が空くことが多いもので、今回も やたら久し振りに逢う人がゾロゾロ。でも、みんな元気そうで安心しました。
この2週間の勤務表を知って、休ませるために呼んでくれたのかなと思います。
今にも、あの元気な声が聞こえて来そうです。
「あんた、そげん頑張っちょおなって、休まんといけんが。松江に来うだわね」
おばあちゃん、ありがとうね。そして、いままで お疲れさま。僕もゆっくり休めたから、そっちでも ゆっくりしてちょうだい。
ただ、「悲しさ」とかなんとかより、もっと別の感情が僕の内に出てくるのを止めようがない。何と言ったらいいのか……棺の中の姿を見た時に、なんだか、「僕自身の人生」というものに 覇気の無さ・力の無さ を ひしひしと感じてしまった。
もし この場で僕の心臓が止まったとして、こんな安らかな顔をしていられるだろうか? いや、僕には そんな自信が無い。
大いに後悔や未練だけは残していて、いっちょまえに愚痴や文句だけは抱えていて。そのくせ、その後悔の種を摘み取ろうとするだけの元気も無くて、心の底では物事を放り投げている。宙ぶらりんの顔をしたまま旅立つのではなかろうか。
そう。涙より、ため息が出てくる。
それは厭なんだけど、それをどうにかしようとする気概が無い、それがまた厭だ、でもそれを……(以下くりかえし)
「もう、いい加減に生きてますから」と つい口をついた言葉は、冗談でも軽口でもなく、本当の言葉なんです。
帰ってきたら、郵便受けに一通の封書が届いていました。
封筒の裏を見ると、昨年の転勤で地元に帰った元同僚のお父様からでした。
実は、この元同僚にも身内にご不幸があり、何もしてあげられない代わりに せめて香典でも……と思って送金だけしていたのですが、それに対する挨拶状のようなものでした。
表から裏から中の便箋から、すべて印刷でした。
それが悪いとは言えないし、だから挨拶状の価値が下がるわけでもないのですけど、どうも、こういうことって全てが「機械的」に済まされるんだなぁと、あまり嬉しくない気持ちが先に立ちます。
今回の(僕の方の)一連の行事においては、派手さと見栄だけを求める底の浅い了見とか(一部の人たちだけなのだが)、欲しいだけ金をむしり取って行く寺の態度 とかに、心底、嫌気が差しました。田舎町だからしょうがない そういうもんだからしょうがないと 言ってしまったら それまでですが、でも、葬送というものの本来の意義や位置付けが全く無視されているような気がして仕方ないです。
で、済んだと思ったら今度はお墓の維持費がどうとかいう“カネの話”が またぞろ、間髪を入れず出てくる。
一番悲しんでるはずの人(たち)が 涙を流す暇も無い、なんて、どう考えてもおかしい。形式なんて糞喰らえだ、と本気で思いました(今までだって思ってたんだけど、改めて)。
今までの因習に囚われない画期的な「見送り」のやり方を思い付きたいものです。
こないだ発砲事件だか何だかがあった西麻布の道は、モロ僕の(冬の間の)通勤経路なんです。
今日 通ったら、現場の道端に尋常じゃない数の花束が置かれていました。
あらゆる意味で怖い……
(ほとんど anishiji氏への私信かも)
昨年11月に Englandへ出掛けた際、一日だけクルマを運転しました。その際、レンタカー会社からあてがわれたクルマは FIAT の Punto という小型車だったのですが、そのクルマ、右ハンドルのクセにウィンカーのレバーがハンドルの左に付いていたのです(ワイパーが右)。
イギリスで運転するのは初めてだけど日本と同じ左側通行だから余裕さ、と呑気に構えていた僕は、びっくりしてしまいました。どうなってるんだ、これは。
でも、どうこう言っても仕方が無いので走り始めたんですが、これが 運転し辛いこと この上ない。
一番安いクラスのクルマでしたから、当然のようにマニュアル車です。シフトレバーを操作して、ウィンカーを出して、またシフトレバーを……左手が忙しくてしょうがない。左手をシフトレバー・右手をハンドル という しっくり来る運転姿勢が、完全に崩されてしまいました。正直言って、「左ハンドル右側通行」の国を走る時より頭が混乱しました。混乱は日本に帰って来てからも続き、アメリカやドイツから帰って来た時よりも“リハビリ”に時間が掛かりました(ついこの間の1月くらいまで、方向指示器を出そうとしてワイパーが動くことがありました。ごく最近になって、ようやく収まったようです)。
で、これまでずっと、「これはイタリア人の怠慢に違いない。右側通行の道しか知らない野郎どもめが」と思い込んでいたのですが、大きな勘違いだったことが分かりました。(→参考:方向指示器 - Wikipedia)
なんと、ISOの規格に、「ライト・方向指示器のレバーは左(ハンドルがどっちに付いてても)」という 無茶苦茶な規定があったのです。つまり、自動車メーカーは、天下のISOに律儀に従っていただけだったんですね。何と言うことだ。誰だ、そんな規格にOKを出したのは。
その規格は、ISO 4040 といいまして、“Road vehicles - Location of hand controls, indicators and tell-tales in motor vehicles” と題が付いています。ISO 4040:2001 が最新版です。自分で見るまでは信じられなかったので、規格を取り寄せて読んでみました。(けっこう高かった……アホですね)
まずは、こちらの図をご覧ください。
これは、この規格の中にある、ハンドル(steering-wheel)周りの位置を表すための図です。ちょっと字が読みにくくて申し訳ないのですが、“zone 1” がハンドルの左側、“zone 3” が右側を表しているわけですね(寸法の単位はミリメートルです)。
問題の項は これです。
4.2 The operational areas of the following controls shall be located in zone 1:
- headlamp beam switching;
- headlamp optical warning;
- turn signal direction indicator.
ライトとウィンカーの操作系は zone 1、つまり、ハンドルの左側に付けろとハッキリ書いてあります。
で、それだけでは飽き足らず(?)、わざわざ ご丁寧に 次のような項が別に設けてあります。(4.6 というのは、ワイパーのレバーは どっちにあってもいいけど ウォッシャーを出す操作系を一緒のところに付けなさい、という内容のもので、今回は省略します)
4.7 It is strongly recommended that the requirements of 4.2 and 4.6 be applied to both left- and right-hand drive vehicles.
ハンドルが左にあろうが右にあろうが、ライトとウィンカーのレバーは左だ! と言ってます。
ちょっと待ってくださいよ。
どこのどなたですか、そんな とんでもないことを strongly recommended
なんぞと強調してやがるのは。まさか、「合わせといた方が、違う国で運転しても混乱が少なくて済むでしょ」とか浅はかな考えで決めたんじゃあるまいな。(そいつは、「右ハンドル左側通行」の道を運転したことが無いか、あってもAT車だけだったに違いない)
この項には続きがありまして、
However, some countries have a long-standing practice in right-hand drive vehicles of mirror-imaging (about the reference plane) the controls covered by those requirements. In those countries only, 4.2 and 4.6 may be applied to right-hand drive vehicles by substituting zone 3 for zone 1 in 4.2, and zone 1 for zone 3 in 4.6.2)
(reference plane
というのは、要するに、ハンドルの真ん中と運転者の真ん中を貫く、クルマの前後方向に平行な垂直面を意味してるらしいです。←ややこしい)
ここの some countries
の中には(おそらく)日本が入っていて、まぁ、特例として、ずっと それでやって来た国では逆になってるのも認めましょう、ということらしい。しかし(!)、最後になんか注釈があるぞ、あれは何だ? と思って見てみると……
2) This provision shall be deleted at the next five-year review of ISO 4040.
5年、てことは、2006年まで? 期限切れてますよ!
大変だ! これからは日本国内でも「左にライトとウィンカー」に しなくちゃいけないんですか。大混乱になりますよ。誰かISOのトンデモの皆さんたちを説得して 4040番を改正させてください! すぐにだ!
(どうやら日本工業標準調査会とか自動車技術会というところで働きかけはしているらしいのですが……その後 どうなったんでしょう)
もう一度、実際に運転してきた身として、ハッキリと申し上げます。
左に方向指示器のレバーがある右ハンドル車は、とても運転し辛いです(特にMT車)。これは、単なる「慣れ」の問題とは違います。シフトレバーの位置との関係など、人間工学的に言っても無理がある決まりです。
そんな規格を そのままにさせておいては いけません。小数点を“.”(ピリオド)にするか“,”(コンマ)にするかと揉めた時は 妥協して両方認めたんだから、方向指示器のレバーも両方認めてくれたっていいでしょう。
おそらくイギリスやアイルランドでは、古い車に ずっと乗り続けてる人が多いから 表立って問題になってないんだと思います(たぶん)。こんな「国際規格」が作られてしまっているとは、大英帝国も地に堕ちたもんですな。
今日のお昼に食堂で、安い方の定食の食券を買っておきながら高い方の定食のおかずを取ってしまいました。すみません。懺悔します。
だって、進んで行ったら目の前にポンと置かれたんだもん。