5ヶ月ほど前の“お知らせ”に 今頃 気付いたんですが……(こういうヤツも居るだろうと、6月6日に二度目の周知が出てますね)
電波腕時計ワールドタイムシリーズのソフトウェア書替のお知らせ (シチズン時計株式会社)
僕の持ってる腕時計も しっかり対象ですよ。
2010年1月1日を過ぎると
- 日本電波受信時
受信 NO 又はカレンダーが正常に表示されなくなります。- 米国電波受信時
2010年〜2019年 6年後の表示となります。(2010年→2016年)
2020年〜2029年 12年後の表示となります。(2020年→2032年)
カレンダー表示 : 曜日、日付が正常に表示されなくなります。(受信NOにはなりません)- 欧州(ドイツ) 電波受信時
影響は受けません。(正常に表示されます。)
じゃあ、ドイツに移住するか。
というわけにも行かないので、手続きをしました。どうやら、まず向こうから時計を入れて返送するための箱か何かを送って来るらしいです。それに入れて(例によって)着払いで送り返す段取りになっています。
4月の終わりに、audio-technicaの製品の無料交換の話を書いたんですが、今年は どうも こういうのの当たり年のようです。お次はエスクードのリコールだなんて言い出さないで欲しいもんですね。
今回は、梱包用の資材を向こうで用意してくれるだけ、まだマシかな。
audio-technicaの方のは、結局、緩衝材入りの封筒の小さいのを いっこ買って、ゆうパックの着払いで送りました。でも、そのおかげで、こないだの欧州往復の機内では、普段から使い慣れているイヤホンが そのまま使えました。あれは、かなりオススメです。ああいうところで配られるイヤホンは、使いづらい上に 音も そんなに良くないですから。カナル型のイヤホンなら、耳栓の役割も果たせて 一石二鳥です。
久方ぶりに、午前0時をまわった頃の井の頭線 に乗りました。
(つまり、これを書いているのは19日になってからです)
とても、という言葉では追い付かないくらい込んでいました。
渋谷から乗って池ノ上の駅を過ぎたところくらいで、僕の身体は完全に斜めになってしまい、足の位置と頭の位置が すっかりズレてしまいました。
皆さんに物申したい。そんな中で、無理して携帯電話を使おうとしなくても いいじゃないですか。
今日は、気温がそれほど(あくまで“それほど”)上がらず、空気もカラッとしていたので、かなり過ごしやすい日でした。
こんな調子の日が夏の終わりまで続いてくれると嬉しいのだけど。
「白い船」(2002年・日)という映画をテレビでやってるのを見て、「わ。なんか感動したなあ」と思ってしまって、角松敏生のアルバム “INCARNATIO” を買ってきてしまいました。
馴染みのある松江の風景とか、一畑電鉄の電車とかが、ちらちらと画面に出てくるのが嬉しい。しかし、島根半島の日本海側というのは、交通が あまり便利なところとは言えず、実は ほとんど行ったことが無いんです。塩津という地のことも 全然 知りませんでした。
ああ。また ぶらっと立ち寄りたい所が増えてしまいました。
映画 “Hotfuzz” (2007年・英)
首都警察(と字幕には出てくる)のニコラス・エンジェル巡査は、ありとあらゆることが優秀な警官。しかし、その あまりの有能さが災いして、地方へ転勤させられてしまいます。やってきた先は、のどかな田舎町、Sandford。町の人は みんな顔見知り、あまりに平和なので警官たちも気が抜けてる、そんな感じのところです。しかし……
イギリスの警察ものです。
と言っても、邦題から分かる通り、ちょいと くだけた作品です。
と言っても、そんなに おちゃらけている作品でもありません。
よくよく考えてみれば、ギャグ満載の映画なのに シモネタが ほとんど出て来なかったです。その辺りの真面目さ(?)はアメリカ作品には無さそうなところ(ただし、内容が内容なので、さすがにR-15指定は付いてます)。そして、編集のテンポの良さ、クライマックスの撃ち合いの迫力は、凄い。
僕のような“察しの悪い”人でなければ、最初の方で おおまかなストーリーは分かってしまうかもしれません。が、僕は“察しの悪い”人なので、存分に楽しめました。
途中、突然、“Lethal Weapon” の音楽がBGMで使われた時にはビックリしました(それが、さすがと言うべきか、きちっとハマッてる)。それ以外にも、いろいろな作品に捧げる、いわば“オマージュ”が そこここに仕込んであるようです。
邦題:「ホットファズ ― 俺たちスーパーポリスメン! ―」
監督:Edgar Wright
脚本:Edgar Wright、Simon Pegg
撮影:Jess Hall
編集:Chris Dickens
音楽:David Arnold
出演:Simon Pegg、Nick Frost、Jim Broadbent、Timothy Dalton ほか
でも、あちらの西洋の島国でも、ケータイで写真を撮りまくる人たち、という 東洋の島国と一緒の光景が見られてるのでしょうか。
地デジまで3年、「アナログ」ロゴ放映開始 (朝日新聞)
「使えるテレビをごみにするのか」との苦情が
……誰もそんなこと言ってないんですけど。
今のテレビがゴミになる、なんて物の言い方は、薄型テレビを買って貰いたいメーカーさんの陰謀に乗せられているということですので、くれぐれも気を付けてください。今のテレビはゴミにはなりません。使い続けたければ使い続けられます。本当にゴミになるのは録画機です。
冷静に考えて、大画面のHDTVで見なければいけないようなテレビ番組が いったい いくつありますか?(個人的には、皆無だと思ってます。いまのSDTVのブラウン管にD/Cで映せば充分です)
Hole forces Qantas plane to land (BBC News)
ロンドン発・香港経由・メルボルン行き(カンタス航空)の747-400の機体に穴が開いて、マニラ空港に緊急着陸したという話。
これはエラいこった。
原因が何であるにせよ、エラいこってす。
さて、無駄なヤセ我慢をしている夏です。
「どこまで家のエアコンをつけずに過ごせるか」
クーラーボックスの中に入れる保冷剤を“逆カイロ”にして抱いて寝たり、色々と工夫していますが、吹き出る汗は どうしようもありません。
でも、扇風機と除湿機を常に動かしているので、電気代の節約には あんまり なってないかも。
ガスコンロ:全火口に安全装置 経産省10月から義務化 (毎日新聞)
もう10年近く前になるかと思いますが、そのころ実家で使っていた、所謂「ガステーブル」というヤツは、三ツ口のタイプのもので、そのうちの一つの口に、ご飯を炊くための仕掛けがついていました(余談ですが、実家の母は、未だに“文化ナベ”をガスコンロにかけてご飯を炊いてます。その日の気分によって ご飯の柔らかさが違うし、「おこげ」も出来ます)。それは どういうものか、簡単に言いますと、「ナベの中のご飯が炊き上がったら炎が消える」というものです。
どうやって そんなことが実現されてたかというと、ナベの底にくっつくように バネつきの温度センサーが装備されていて(熱電対だったんでしょうかね、あれは)、ご飯が炊き上がる=中の水が無くなって温度が上がる とガスを止める仕掛けになっていたのです。
最初のうちは面白がって使っていたのですが、水が無くなった その時に炎が止まってしまうと、(ほんの少しですが)炊き方が充分でないのです。そんなわけで、母は、その口で ご飯を炊くことは 早々に やめてしまいまして、煮物とか味噌汁づくりに使うだけになってしまいました。
ところが一年ぐらい経つと、温度センサーが誤作動を始めるようになりました。温度が上がってもいないのに、熱いと勘違いしているようです。火を点けても、すぐに止まってしまうのです。コンロが二つしか使えなくて料理がやりにくいと相談された僕は、どうにかならないかと、ガステーブルの中を開けて見てみました(今 考えたら、非常に危険なことをしたのかもしれませんが……)。
中に一個、簡単な電子回路の基板がついていて、問題の温度センサーは その基板に繋がっていました。まず、役立たずになった温度センサーを完全に取り外してみました。つまり、回路のその部分をオープンにしたのですが、当然と言うべきでしょう、それでは症状は改善しませんでした。
さて どうしようと困っていたところ、筐体の内側にデータシートのような物がシールで貼ってあって、そこに、センサーの取り得る抵抗値の範囲が ちゃんと書いてあるのを見付けました。これ幸いと、その範囲の真ん中あたりの値の抵抗器を秋葉原で買ってきて、もともとセンサーの線がついていた穴のところに半田付けしてみました。つまり、常に一定の無難な温度であると、回路に思い込ませようとしたわけです。目論見は見事に成功し、その口の炎は、勝手に止まらなくなりました。母からは、快適に使えるようになったと感謝されました。
めでたしめでたし。
……
……えー、なんで こんな話を長々と書いたかと言うと、件の安全装置の義務化によって、こういう事態が増えるんじゃないかと心配なんです。安全装置を付けるのは いいんですが、長時間 高温に晒されたり、水をかぶったり味噌汁をかぶったり油をかぶったりするのが宿命の機械ですから、下手に複雑なものを取り付けたりすると 故障しやすくなるような気がします。
いざ使おうと思ったときに、「ピー」とか音が鳴って火が点かなかったりしたらイヤですよね。メーカーの皆様には、誤作動と故障の少ない製品を、ぜひ。
半世紀前のフランス映画が2本、劇場で公開されています。すでに良く知られている作品だと思いますが、様々な事情で、再映・テレビ放映・ビデオ発売などが見送られていたようです。
映画 “Crin Blanc” (1953年・仏)
フランス南部の Camargue と呼ばれる湿原地帯での、少年と白い馬との交流を描きます(上映時間は40分)。
奴らが、なんであんなに執拗に馬を追い回すのか良く分かりませんでしたが、必死になって馬とともに逃げて行く少年は、健気のひとこと。でも、その健気さに対して出した白い馬の答えが、あれなのかなあと思うと、ちょっと不条理な感じもしてしまうのです。
走る馬(たち)を追い掛けて走る映像は、実に爽快です。
邦題:「白い馬」
監督・脚本:Albert Lamorisse
脚色:Denys Colomb de Daunant
撮影:Edmond Séchan
音楽:Maurice Leroux
出演:Alain Emery、Laurent Roche、François Perié、Pascal Lamorisse ほか
映画 “Le Ballon Rouge” (1956年・仏)
ある日、街灯に引っ掛かった赤い風船を見つけた男の子。よじ登って からまった糸を外して持って行くと、不思議なことに、風船は、手を放しても飛んで行かずに 男の子に ついて来るようになりました(上映時間は36分)。
まず、どうやって撮ったんだろう、と思ってしまいます。CGは勿論、光学合成の手法すら無かった時代です。
そして、パリの街の風景にも驚きます。50年も前の作品なのに、街並みは ちっとも古臭い感じがしません。さすがに、走ってる自動車や人々の服装は、昔だと分かりますけども。
見た目、とても可愛らしい作品ですが、ちょっと深い物が込められてる感じもします。しかし、あまり小難しいことを並べるのも、野暮と言うものですね。スクリーンの前に居るときは、みんなと一緒に夢を見ても良いのですから。パリの街の、ちょっと素敵な冒険に、出掛けてみましょう。
邦題:「赤い風船」
監督・脚本:Albert Lamorisse
撮影:Edmond Séchan
音楽:Maurice Leroux
録音:Pierre Vuillemin
編集:Pierre Gillette
出演:Pascal Lamorisse、Sabine Lamorisse、Georges Sellier、Vladimir Popov ほか
Yankees acquire catcher Ivan Rodriguez (New York Yankees)
……もう、何でもアリだなぁ、このチームは。
Jorge Posada の立つ瀬が無いじゃない、これじゃ。
阿部慎之助が怪我したら矢野をトレードで持ってくるとか、さすがの読売巨人も そこまでしないでしょ。