益田に行ってきました。久し振りのディーゼル特急だー。
「スーパーおき 3号」は、たったの2両編成。それでも空席が いっぱい……大丈夫なんでしょうか。
なんせ、松江駅の時刻表って、こんなんですもん。
(見よ、この閑散っぷり!)
これ、別に、どっか一個の路線の時刻表だけ抜き出してきた、ってんじゃ ないんですよ。松江は山陰本線しか通ってませんから。
これまで、こういう世間様の連休には殆ど縁が無かったのですが、今回は どうしたことか、そっくりそのままカレンダー通り休みです。
というわけで、九州まで来て走り回っております。
ビックリしているのが、仙台の東北放送(1260kHz)が 結構な感度でカーラジオに入ってくること。小倉の町中なんかでも、かなり聞こえました。今日も東北楽天の試合を聞いてましたよ。だって、中国放送(広島)は入らないんだもん。なんでだ。
最○端バカが走り回っております。
今回は、“九州最東端”。
大分県の鶴御埼(つるみさき)です。県南部の佐伯市の市街地から30kmほど東へ、海に突き出た半島を走ってったところです。
よく見えませんね。よく見ると、柱に「九州最東端」と書いてあります。灯台から山道を150mくらい歩いて下ると、この写真の最東端の地に着きます(しかし、海からは かなりの高さがあります)。ここは、樹が生い茂って眺めがあまり良くありません。灯台の近くに展望台が設けてありますので、そっちの方がいいです。
灯台の周りには色々と設備が作ってあるのですが、あんまり流行っていないみたいです。それもそのはずで、交通の便が悪すぎます。一番近くの大きな町である佐伯から、たっぷり一時間はかかります。距離は それほどでもないのですが、地形が険しく、道は海岸沿いを うねうね進んだり すごい勾配とカーブの山道だったりで、大変なのです。
↑突端の展望台から、走ってきた半島を振り返ったところ。山また山です。
この連休は大分県を右往左往しただけで終わりそうです。
こういう行き当たりばったりドライブをしていると、確かに、大事なところを見過ごしているかもしれません。しかし、思いも掛けない所で思いも掛けず、ハッとするような景色に出会えたりもするのです。
(阿蘇の産山村にて。夜明けの6時の風景)
今日は日本海沿いに帰ってきて終わり、という感じでした。
最○端ついで、です。本州最西端は、九州最東端より西にあります。かつては、手前のゴミ処理場の所までしか行けず、あそこに見えてる岬が最西端だ、と指差すしかなかったみたいですが、今は駐車場とか展望台とかが きちんと整備されています。道案内の標識が微妙に不親切なのが気になります。
山口県長門市の「千畳敷」からの眺め。海岸端の高台にある草原(?)です。見下ろす日本海の風景は見事です。広場が整備されていて、家族連れで賑わっていました。もうちょっと陽射しがあると良かったのですが。
上の千畳敷から海岸の方へ下りて行った先にある「二位ノ浜」にて。夏は海水浴客で一杯になるようですが、シーズンオフの今は静かで雰囲気の良いところとなってます。小さな入り江に砂浜があります。ここに至る道は ものすごい勾配が続くので、運転に注意。
島根県益田市の土田にて(ここもシーズンオフの海水浴場だったりして)。空が高く見えました。
去年の10月、僕は こんなことを書いておりました(WBCの監督についての話)。
現役の監督の中から原さんというのは、一番 無難な選択だったと思います。
だって、現実問題として、2月3月の時季に監督不在で放ったらかしといても大丈夫なチームって言ったら、ジャイアンツしかないでしょ? ちょうどいいハンディですよ。
全然ハンディになんか ならなかったよ……
さて、3位争いです。
心情的には広島に頑張って欲しいのですが、たぶん無理だと思いますねえ。だって、借金抱えて 打率が2割4分台のチームなんかがポストシーズンに出たらいけんでしょ。失礼ですよ。バカにされますよ。
と言ってもなぁ……今以上の実力が、このチームに つくのかどうか。安定して出塁する人と、クリーンアップを任せられる人が、あと一人か二人ずつ欲しいですよ。東出と栗原だけじゃ どうしようもない。赤松・小窪・天谷あたりは、もっと塁に出てもらわないと困ります。外国人の二人は、パワーは凄いけど確実性に欠けます。来年になったら、ちゃんと成長してくれるんでしょうかね。
二軍に居る若者たちも、早く実力をつけて上に上がって来てください。将来を期待されてドラフトで採った選手ばっかりなのに、なかなか芽が出ない。
去年と一緒だなぁ……最終盤の大事な時に 全然 勝てなくなる。
もう、今シーズンは5位でいいよ。これが実力だと、フロントにも現場にも身に沁みて分からせるためにも、それが一番いい。下手にポストシーズンに進んだりすると勘違いします。
なぜ、これほどまでに打てないのか。気持ちの問題とかいう話じゃない。ここまで打てないのは、もっと基礎的な問題があるはずです。一番打率の高い東出君が やっと3割って、どう考えても おかしい。これは、練習不足とかが原因じゃなくて、根本的にバッティングのやり方が間違っているとしか思えません。去年リーグ一位のチーム打率を誇った打線に、一体 何が起こったのでしょうか。
頼みの栗原君が打てない。相手バッテリーにしてみれば、栗原君さえ抑えとけば他に怖いヤツは誰も居ないんだから、彼に対してキツくなるのは当然ですね。で、たまに運良くランナーが出ても、送ろうが走ろうが何をしようが、その後のバッターが みんな凡打なんだから、どうしようもありません。戦術以前の問題です。必然的に「起死回生の一発」に頼る野球になる。広くなったホームグラウンドでは、それでは試合にならない。いくら「投手がゼロに抑えれば負けない」と言っても、ここまで打てなかったら話は別でしょう。
記録を良く見ると 三振の数が それほど多くないので(リーグで少ない方から3番目)、要するに打ち損ないばっかりってことですよね。そう考えて よくよく思い出してみれば、チャンスに三振して「あーあ」ではなくて、バットには当ててるんだけど凡ゴロや凡フライ、ってのを良く見せられたような気がします。これは、相手の配球を考えたりなどせずに、来た球に その場その場で対応しようとしていただけであった証拠なのではないでしょうか。実は、東北楽天が同じように三振の少ないチームなのですが(12球団でダントツ)、この辺りに差が現れてます。彼らは、しっかりと頭を使ったバッティングをして結果を出しているのです。
盗塁の数も犠打の数もパッとしませんが、そもそもランナーが出ていないのだから当たり前ですね。機動力を生かそうにも、生かす機会が出てこないんだもの。
相変わらず守備もザルで、エラーの数が既に90個を超えているのは広島と横浜だけです。内野の天然芝は言い訳になりません。それが野球場なのですから。日本の野球場はニセモノだけだった、ってだけの話。
ただ、光明もあります。投手の与四球の数が目に見えて減っていることです。去年は 443個を数えて堂々のリーグ一位(12球団中でも3番目の多さ)だったのが、今年は 今のところ 巨人に次いで2番目の少なさに留まっています。防御率も このまま行けば去年(3.78)を上回れるでしょう。あとは野手陣が整ってくれれば……
冗談抜きで、来年からノムさんに来て欲しい。
あと、一番大事な人が打線から抜けてたんですよね、今年は。前田さーん。早く戻って来てくださーい。
熊野大社にて。
初めて“脱輪”させてしまいました。草に隠れて道端の溝が見えませんでした……
でも、ハンドルを 一所懸命 左に切りながら、四駆にしてバックさせたら、簡単に脱出できました。ありがたい。